厄介払いされたハーフエルフの王女は嫁ぎ先の人間至上主義国で男装して国王になる

転定妙用

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戦争勃発しました

終結に向けて

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「ええい。聖人の妻である真の国王の邪魔をするなら、ここで死ね。」
 コウメイの妻?はガマリエルに向って、襲い掛かった。その姿は、何物にも比較しようがないない、正に異形としか言いようのないものだった。魔獣ですら、こんなものと一緒にするな、と言いそうな存在だった。
「化け物。我が夫に近づくな。」
 サラスは、とっさに風を起こし動きを止めようとした。続いて、真空を作って切り刻もうとしたが、その化け物の体は傷つけることもできなかった。
「これならどうだ。」
 ドリルのように風を作り出し、掘り進めようした。それすら通じなかった。鉄砲隊も出て来て、三段うちで討ちまくるが、弾は弾かれるばかりだった。大斧を振るうオーガ達も、大斧は弾かれ、自分達も吹っ飛ばされる始末。
「雷よ。」
とサラスが雷わ放つ。魔道士やエルフも呼応するが、効果はないように見えた。
「サラス。」
とガマリエルが彼女の背に手を触れた。
「え?」
 雷の威力が倍増以上にました。流石に、コウメイの妻?もたじろいだ。
 ダーン。ガマリエルの銃が火を放った。その弾は、何故か化け物の体を突き抜けた。僅かではあるが、ダメージを与えた。
 他方、使節の一行が変じた化け物たちは、増援に駆け付けた兵士達と激しく戦っていた。

「じゃあ、これも。」
 雷に風のドリルを加えた。こちらも倍増以上。再びガマリエルの銃が火を噴いた、片手をサラスの背中につけているからどうやって弾込め、火薬入りしたのよ、というところだが、風に乗ってさらに初速が増して威力が増加してコウメイ妻の体を貫いた。流石によろめいたところに、後ろから、かなり離れたところから銃咆。背中に衝撃を受けて思わずのけ反るコウメイの妻?。大鉄砲、聖具を組み込んだ、錬金術師が製作した威力の大きい、かつ大型、大重量の銃だった。数人で運用。
 よろめいたコウメイ妻。
 さらに両側から続けざまに、また攻撃をした。彼女?が弱まると、他の化け物たちの動きが鈍った。それを見て、一気に攻撃をかけると、その化け物たちが咆哮を上げて倒れていった。すると、コウメイ妻?が一体が倒れる度に苦痛を上げた。それをチャンスとばかりに、周囲から一斉に攻撃した。その攻撃は効果がでた。全ての攻撃が効果を出すようになった。コウメイ妻が息絶えるまでには、かなりの時間がかかったが、最終的には倒すことができた。その他の化け物たちも動かなくなった。そして、しばらくすると、彼ら全て肉塊となり、それから萎む様に、悪臭を放ちながら腐った肉のようなものになった。
 それは、魔法と錬金術師の処理薬、容器に入れられ、彼らの研究用に持っていかれた。
「でも、あれってなんだったの?」
「さあ?コウメイはあの女?を抱いていたのかな?」
「まさかあ?」
「そうだね。」
 訳の分からない事件ではあった。がこれを契機に全てが事態が急変することになったのである。
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