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第3章 学園 召喚の儀編
第46話 レイン王とスラム街支援
しおりを挟む騎士団に連行?されてからなんか誘導尋問されまくってるわけです…
個人的にそう思っています!うっかりじゃなくて誘導されてるんです…
「えっと…細かい詳細はライト公爵が把握しているので、呼んでいただけると…あとは王にも用があるんですが…」
「ふむ、ではライト公爵を呼ぶとしよう、アルバート頼めるか?」
「っは!」
「王の私室に居ると思うが」
「了解しましたっ!」
アルバートが部屋を出ていったわけだが
うちは、どうすればいい?めっちゃ気まずい感があるんだけども…
気まずい空気のまま…しばらく待つ…なんか喋ってくれるといいのになぁ…
暫く待ってると、アルバートが戻ってきた…
「報告!王より私室へ通せとのことです!」
…私室に言って今の話もう一度するの?
「そうか、なら行くか」
何話せばいいのかわからないのでとりあえず、
ついて行く…
王の私室に入ると、レイン王、シータ、ライト公爵の3人が居た…
なんかこのメンツの時って、重要な話をしてそう…
「久しぶりだな、学園生活はどうだ?」
「自由を楽しませてもらってます!」
「そういえば茜ちゃんは、授業参加しなくてもいいそうね、たまにいるのよね、学園長みずからテストして、授業参加しなくていい生徒が」
あぁ、うちだけじゃなかったのか過去にもいたのか…
「どんな人が自由だったんですか?」
「そうね、後ろにいるリアムなんか、4年次以降自由よね、騎士科にいたのに実力が十分だからってことで、自由になったんじゃなかったかしら?」
「そうですね、4年次の時点で誰にも負けませんでしたから」
「でしょ、希望する科によって変わるけども、卒業するに十分と見なされると自由になるわ、ただ茜ちゃんは1年次入学早々自由ってのは凄いわねぇ、さすがと言ったところかしら」
加護があれば仕方ない気がする。
「ほぅ、先日のアルバートとの練習でも、才能を感じたが…そうだな、あの頃より成長しているのか?」
えっと…手合わせは遠慮したく…
「かもしれないですが…あぁそうだ王様、ちょっとお願いがあってきたんです。スラム街対策しませんか!?」
「その前に、公爵殿にお尋ねしたい、ジャイアントツリーの男爵の件とは?」
ライト公爵が、レイン王を見て、王が頷いたのを確認したのち
ジャイアントツリーでの1件を伝えてくれた。
「そんなことが…」
「あぁ、今エリックが対処しているが、茜殿が絡んでる以上間違いはないだろうな」
「どうしてこの子が絡むとなんですか?」
「ふむ…レイン?」
「構わぬ」
「レインの許可も出たし話すが、これからの話は他言無用だ、ここにいるメンバーと王と私の家族と財務郷しか知らない」
「「っは!」」
あぁリアムとアルバートに話すのね…
ライト公爵よりネアの使徒だってことが伝えられた、
アルバートの方はしっくり来たのかな?驚きの表情は見られなかった。
リアムの方は少し驚いた表情を見せていたけども…
「えっと…うちの要件話して良いかな?」
「あぁ構わない、自分に用があったんだろう?」
「そうです!スラム街を何とかしませんか?もしもの時を考えて、早急の対策をお願いしたいんです!」
「もしもの時とは?」
「そうですね、不衛生から始まる感染症ですね、不衛生は、一番避けなければならない事です!なのでスラム街を何とかしたいと」
「ふむ、感染症とは、レイラの病気のようなやつだな」
「はい!」
「具体的に、どうするのか案はあるのか?」
「ん~正直、決定打になるのはありません!ただ、うちが以前預けた胡椒のお金で、まず、スラム街の人たちが住む住居を作ってほしいです、作りても彼らで現場指揮する人を手配してほしい!その後、道路整備とか公共事業をやっていけば何とかなると思うんです。」
「それでは一時的なものになるだろう、働けない物も居ると思うぞ」
ごもっとも、病気やケガで働けないなら!うちが何とかすればいい!
「そうですね、病気やケガで働けないなら、うちが何とかします、これで働けない人ってのは少ないと思います。力の弱い者は炊き出しやネズミ等の害虫退治を!」
「炊き出しはわかるがネズミ?」
「はい、ネズミなんかは、感染病の菌を保菌したりします。なんで徹底的に排除するつもりで対応してほしい!」
「そなたは何を恐れている?」
「この世界存在するか分からないですが、うちが居た世界では、8000万いた人口が、たった50年で1000万人までへった感染症とか、多くの感染症が存在します、きれいな水と衛生的な環境さえあれば何とかなるものだってあります!だから!」
ちょっと熱くなった気がするけど、まぁここに来る直前も感染症が世界的に蔓延してたし…あれは…どうやって封じ込めることができるんだろうね…
「50年でそこまで減るのか…」
「一例ですけどね…ただ早急に対応してほしい!なんなら、胡椒以外の調味料も下ろすので!それを資金にしてください!」
「わかった…建築の指揮できるものを手配しよう、今回の資金は以前貰ったものを使わせてもらおう、あとで財務卿のところにいき、追加を頼む」
国営事業を、続けてもらえるように大量に納品して
この先100年は出来るようにしたいな…
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