2 / 25
怪盗のはじまり
彼女
しおりを挟む
家についたフランは、『ただいま』を言うよりも早くベットにもぐりこんだ。どうせ『おかえり』という返事はかえって来ない。彼の彼女であるところのアルは家にいないからだ。
すぐにでも彼女に自身の思いを伝えなければならないのだが、今のフランにはそれを実行する気力はない。
フランは枕に顔を押し付けて、今日あった嫌なことを忘れようとする。だが、彼にとっては衝撃の多い一日であり、簡単に忘れ去ることなどできるはずもない。
「どうしてこうなんだ……」
今日彼の横をすり抜けていった怪盗団の一味、彼女の顔がすべて見えないまでもその一部を見ただけで正体に気がついてしまったのだ。
――あれは紛れもなくアルだった。
最近彼女の帰りが遅いことや、やたらと出かけることを気にしてはいたものの、彼女を信じていたからこそ何も聞くことはなかった。
しかし、偶然とはいえ、その理由を知ってしまったのならば問い詰める以外にないだろう。
アルの行動は間違いなく、完璧に、疑いようのないほどに彼に対する裏切り行為だからだ。それを見過ごせるほど彼は器用ではない。
「くそ! ……くそ、くそっ!!」
フランは幾度となくベットに拳を叩き込んだ。それで気が晴れるならよかったが、そんなことがあるはずもない。
怒りという感情によって、さらにストレスが増すばかりか、彼は胃まで痛くなった。
どうして僕が……と幾度となくうなだれながらも、彼女を許すという選択肢も頭には浮かんでいた。それとは別に本当は彼女ではなかったのではないか、なんていう現実逃避すら思い浮かべてしまう。
確かに彼女の顔を見たのはほんの一瞬のことで、それもタイミングが悪かったので長く見れたわけでもない。彼女に聞くまでは真実はわからない。いや聞いてもわからないのかもしれない。箱は開けるまで中がわからないが、今回は箱ではなく問題となるのは彼女の心であり、記憶なわけだ。彼女を開けることなどできるはずもない。
そんな怒りでも悲しみでもないやるせなさが、彼の中をのたうちまわっている。
「怪盗団はどうして魔法を盗むのだろう」
フランがその疑問に到達するまでにはかなりの時間を要した。
もし彼女が怪盗団の一人だったとして、その理由も聞かずに責めるのは不公平な気がしてならなくなった。
彼の中には彼の正義があるように、アルの中にもアルの正義がある。
彼女が帰ってきたのは、フランの結論が下ったのとほぼ同時刻だったのはタイミング的にもよかっただろう。
「ただいま!」
「おかえり……」
自身とのテンションがあまりに違いすぎるフランに、アルが不信感を抱かないわけがない。
彼女は部屋には入ってきたものの、一向に座ろうとはしない。
「どうしたの?」
フランの身に何かがあったのではないのかと心配はしているようで、アルは彼に近寄りもしないが、遠ざかることもしない。
反対に、フランは彼女から逃げたくて仕方がなかった。
――彼女の本当の思いを聞いてしまったら、すべてが終わってしまうかもしれない。そんな思いが頭にあふれてくる。
自分を裏切った彼女であっても、今でも変わらず愛している。フランは自分でも信じられなかったが、頭で否定しようとも心が嘘をつこうとしない。
だからこそ、彼は彼女の本心を知りたいと思った。
「……どうして怪盗団なんかに入ったんだ?」
フランの消え入りそうなほど小さな声が、冗談で言っているわけではないのだとアルに確信を持たせた。
しかし、アルは観念した様子もない。いつか伝えなければならなかった受け入れてもらうべき事実だというように淡々と語り始める。
「私のお母さんが下民だったことは知っているよね?」
そんな淡々とした口調に、フランはあっけにとられる。だが、やはり彼女には彼女の正義があるという確信をもてたために、彼はいつものように対応することに決めた
「うん。お父さんが貴族なんだったよね?」
「父は強い人だったよ。お母さんを愛していたしね……でも、下民はどこの貴族からも嫌われていた。父が嫌がらせの対象になるのは早かった。そのいやがらせの果てに両親は死んでいったそれだけのこと……」
「アルは両親の敵がとりたかったのか?」
「違うよ……私が下民の娘だって知られたら次は……」
フランが殺されてしまう。アルはそんなことは冗談でも口にしたくはなかった。しかし、現実とはつらいものであり、それが現実になりかねないということを彼女は知っていた。
「……僕のためにか?」
「それもある。でも、それだけじゃない。私は私のために、いらない魔法をなくさなければならない。死んだ父と母のためにも……」
フランは自身が魔法愛好家だということも忘れ、それでも憤りを隠せなかった。
「どうして……どうして僕に言わなかった!」
元来彼はあまり怒ることを好かない。それは、省エネ志向だからだとか、優しいからだとかそんなくだらない理由からではない。怒ることに意味を見いだせないからだ。
しかし、今回は怒るだけの理由があった。
自分が魔法を愛しているからでも、彼女が自分を裏切っていたからでもない。彼女が自分を頼らなかったからだ。
もし、自分を頼っていたなら、自分が彼女の苦悩に気がついていたならこんなことにはならなかったかもしれない。もっとほかの解決方は思いつかなくとも、彼女を危険にさらすこともなかったかもしれないと思うと、彼女が信じられなかった自分に腹が立ったのと、自分を頼ろうとしなかった彼女に腹が立ったからだ。
「言えないよ……だってあなたは貴族で、貴族を敵に回すことなんてできないもの。だから、早く私を見限ってほしかったし、私だけが裏切りものでいたかったもん」
アルは顔をぐちゃぐちゃにして、大量の涙を流した。
すぐにでも彼女に自身の思いを伝えなければならないのだが、今のフランにはそれを実行する気力はない。
フランは枕に顔を押し付けて、今日あった嫌なことを忘れようとする。だが、彼にとっては衝撃の多い一日であり、簡単に忘れ去ることなどできるはずもない。
「どうしてこうなんだ……」
今日彼の横をすり抜けていった怪盗団の一味、彼女の顔がすべて見えないまでもその一部を見ただけで正体に気がついてしまったのだ。
――あれは紛れもなくアルだった。
最近彼女の帰りが遅いことや、やたらと出かけることを気にしてはいたものの、彼女を信じていたからこそ何も聞くことはなかった。
しかし、偶然とはいえ、その理由を知ってしまったのならば問い詰める以外にないだろう。
アルの行動は間違いなく、完璧に、疑いようのないほどに彼に対する裏切り行為だからだ。それを見過ごせるほど彼は器用ではない。
「くそ! ……くそ、くそっ!!」
フランは幾度となくベットに拳を叩き込んだ。それで気が晴れるならよかったが、そんなことがあるはずもない。
怒りという感情によって、さらにストレスが増すばかりか、彼は胃まで痛くなった。
どうして僕が……と幾度となくうなだれながらも、彼女を許すという選択肢も頭には浮かんでいた。それとは別に本当は彼女ではなかったのではないか、なんていう現実逃避すら思い浮かべてしまう。
確かに彼女の顔を見たのはほんの一瞬のことで、それもタイミングが悪かったので長く見れたわけでもない。彼女に聞くまでは真実はわからない。いや聞いてもわからないのかもしれない。箱は開けるまで中がわからないが、今回は箱ではなく問題となるのは彼女の心であり、記憶なわけだ。彼女を開けることなどできるはずもない。
そんな怒りでも悲しみでもないやるせなさが、彼の中をのたうちまわっている。
「怪盗団はどうして魔法を盗むのだろう」
フランがその疑問に到達するまでにはかなりの時間を要した。
もし彼女が怪盗団の一人だったとして、その理由も聞かずに責めるのは不公平な気がしてならなくなった。
彼の中には彼の正義があるように、アルの中にもアルの正義がある。
彼女が帰ってきたのは、フランの結論が下ったのとほぼ同時刻だったのはタイミング的にもよかっただろう。
「ただいま!」
「おかえり……」
自身とのテンションがあまりに違いすぎるフランに、アルが不信感を抱かないわけがない。
彼女は部屋には入ってきたものの、一向に座ろうとはしない。
「どうしたの?」
フランの身に何かがあったのではないのかと心配はしているようで、アルは彼に近寄りもしないが、遠ざかることもしない。
反対に、フランは彼女から逃げたくて仕方がなかった。
――彼女の本当の思いを聞いてしまったら、すべてが終わってしまうかもしれない。そんな思いが頭にあふれてくる。
自分を裏切った彼女であっても、今でも変わらず愛している。フランは自分でも信じられなかったが、頭で否定しようとも心が嘘をつこうとしない。
だからこそ、彼は彼女の本心を知りたいと思った。
「……どうして怪盗団なんかに入ったんだ?」
フランの消え入りそうなほど小さな声が、冗談で言っているわけではないのだとアルに確信を持たせた。
しかし、アルは観念した様子もない。いつか伝えなければならなかった受け入れてもらうべき事実だというように淡々と語り始める。
「私のお母さんが下民だったことは知っているよね?」
そんな淡々とした口調に、フランはあっけにとられる。だが、やはり彼女には彼女の正義があるという確信をもてたために、彼はいつものように対応することに決めた
「うん。お父さんが貴族なんだったよね?」
「父は強い人だったよ。お母さんを愛していたしね……でも、下民はどこの貴族からも嫌われていた。父が嫌がらせの対象になるのは早かった。そのいやがらせの果てに両親は死んでいったそれだけのこと……」
「アルは両親の敵がとりたかったのか?」
「違うよ……私が下民の娘だって知られたら次は……」
フランが殺されてしまう。アルはそんなことは冗談でも口にしたくはなかった。しかし、現実とはつらいものであり、それが現実になりかねないということを彼女は知っていた。
「……僕のためにか?」
「それもある。でも、それだけじゃない。私は私のために、いらない魔法をなくさなければならない。死んだ父と母のためにも……」
フランは自身が魔法愛好家だということも忘れ、それでも憤りを隠せなかった。
「どうして……どうして僕に言わなかった!」
元来彼はあまり怒ることを好かない。それは、省エネ志向だからだとか、優しいからだとかそんなくだらない理由からではない。怒ることに意味を見いだせないからだ。
しかし、今回は怒るだけの理由があった。
自分が魔法を愛しているからでも、彼女が自分を裏切っていたからでもない。彼女が自分を頼らなかったからだ。
もし、自分を頼っていたなら、自分が彼女の苦悩に気がついていたならこんなことにはならなかったかもしれない。もっとほかの解決方は思いつかなくとも、彼女を危険にさらすこともなかったかもしれないと思うと、彼女が信じられなかった自分に腹が立ったのと、自分を頼ろうとしなかった彼女に腹が立ったからだ。
「言えないよ……だってあなたは貴族で、貴族を敵に回すことなんてできないもの。だから、早く私を見限ってほしかったし、私だけが裏切りものでいたかったもん」
アルは顔をぐちゃぐちゃにして、大量の涙を流した。
0
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる