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初日
これはドッキリか何かですか? side涼介
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黒島涼介
22歳 独身
そんなに給料は良くないが正社員として働くしがない会社員です
その日は何故か事務処理が多く何時もより2時間程多く残業をした
ヘロヘロに疲れた身体にコンビニ弁当とお得大容量ペットボトルのお茶がいつもの夕飯
冷蔵庫にはビール数本とヨーグルト
賞味期限の切れた納豆があるような不摂生上等な一般的な青年の独り暮らしである
いつも耐久系ゲーム実況配信をスマホで見ながらコンビニ弁当を食べるのが日課で
今から食べるぞと思ったと同時にクローゼットから音がした
ハッキリ言ってそんな登場の仕方を想像もしたことないし
そんな間抜けな場所ある?
後から考えたらそこは無いわーって思ったよね
でもそれは唐突な出来事だった
急にクローゼットからガタンっと何かが落ちるような音とぶつかる音
ガシャガシャと金属の擦れ当たる音がした
そしてクローゼットの扉もガタガタと揺れた
てっきりクローゼットの中の上の棚に置いてあるものが落ちたのだと思った
思い当たる節がある
駄目だとわかっていながら適当に荷物を重ね置きする癖があるのだ
また最近、勢いでフリマアプリで買ってしまったカレー専用銀食器セットを1度も使わず箱のままクローゼットに置いていたのを思い出した
なので何も疑いもなくクローゼットの扉を開けた
「………………………………………………えっ」
そこには言葉に出来ないような黒い甲冑?みたいな厳つい格好をした背の高い青い髪に宝石のような綺麗な緑の目の色に白い肌と異常に整っている顔をした絶世の美青年が立っていた
人間本気でビックリすると思考停止し脳内フル回転するもすぐにショートして動けなくなる
なぜクローゼットに人が?
「お前か!私の運命は!」
しゃべった
くっそイケメンがしゃべった!
ナニコレ
個人宅に隠しカメラ仕込んだドッキリですか?
「私の運命は口が利けないのか?」
くっそイケメンがしゃべってる!
少し困った顔もイケメン!
ってか誰だ!何でここに?
まじでドッキリか何かですか?
ちょっ…まさかの泥棒?殺人鬼?どうやってここに?
ショートしてる思考回路が怖い考えに到達したので
クローゼットを素早く閉めた
そのまま玄関の外へ飛び出した
鍵もかけずスマホも持たず財布も忘れ靴さえも履いてなかった
それに気づいたのは小さな石を踏んで痛みを感じた時だった
まじ何も持ってない最悪…
痛覚から停止した思考が少しだけ復活した
あれは何を言っていた?
運命って何?
ってか何で俺が外に出てんだよ!
家からそう離れていないので1度家に帰ることにした
もう居ないかもしれない
一般人を騙すドッキリかもしれない
泥棒があんな言い訳したのかもしれない
色々考えていたらどんどん冷静になってきた
「警察呼ぶか…ってスマホ家じゃん!」
近くに公衆電話が無いしコンビニも少し遠い
お店は閉まってる
近所の誰かに助けを求めて………
反対に俺が不審者で通報されかねない……
で、結局家にあるスマホから掛けるしかない?
そう考えているうちに玄関前に着いた
家の中の音を玄関扉に耳をつけて聞いてみたが聞こえない
もう居ないかもしれない
そう期待して扉を開き中へ
「私の運命!よく戻った!」
入った瞬間に拘束され抱き締められていた
ナニコレすっげー痛い!
この鎧?装備ですか?めちゃくちゃ細かい柄みたいなやつが地味にゴリゴリして痛いんです!
そして固い!辛い!
極め付きはくっそイケメンが背が高くて何て言うの?プライド?プライドがね!痛いんです!
俺の目線はくっそイケメンの口の辺りなんてすよ!
見下されてるんです!
もうドッキリですよね?ドッキリだと言ってください
「あの………」
とりあえず意志疎通を試みよう
「あなたは誰ですか?何故ここに?」
22歳 独身
そんなに給料は良くないが正社員として働くしがない会社員です
その日は何故か事務処理が多く何時もより2時間程多く残業をした
ヘロヘロに疲れた身体にコンビニ弁当とお得大容量ペットボトルのお茶がいつもの夕飯
冷蔵庫にはビール数本とヨーグルト
賞味期限の切れた納豆があるような不摂生上等な一般的な青年の独り暮らしである
いつも耐久系ゲーム実況配信をスマホで見ながらコンビニ弁当を食べるのが日課で
今から食べるぞと思ったと同時にクローゼットから音がした
ハッキリ言ってそんな登場の仕方を想像もしたことないし
そんな間抜けな場所ある?
後から考えたらそこは無いわーって思ったよね
でもそれは唐突な出来事だった
急にクローゼットからガタンっと何かが落ちるような音とぶつかる音
ガシャガシャと金属の擦れ当たる音がした
そしてクローゼットの扉もガタガタと揺れた
てっきりクローゼットの中の上の棚に置いてあるものが落ちたのだと思った
思い当たる節がある
駄目だとわかっていながら適当に荷物を重ね置きする癖があるのだ
また最近、勢いでフリマアプリで買ってしまったカレー専用銀食器セットを1度も使わず箱のままクローゼットに置いていたのを思い出した
なので何も疑いもなくクローゼットの扉を開けた
「………………………………………………えっ」
そこには言葉に出来ないような黒い甲冑?みたいな厳つい格好をした背の高い青い髪に宝石のような綺麗な緑の目の色に白い肌と異常に整っている顔をした絶世の美青年が立っていた
人間本気でビックリすると思考停止し脳内フル回転するもすぐにショートして動けなくなる
なぜクローゼットに人が?
「お前か!私の運命は!」
しゃべった
くっそイケメンがしゃべった!
ナニコレ
個人宅に隠しカメラ仕込んだドッキリですか?
「私の運命は口が利けないのか?」
くっそイケメンがしゃべってる!
少し困った顔もイケメン!
ってか誰だ!何でここに?
まじでドッキリか何かですか?
ちょっ…まさかの泥棒?殺人鬼?どうやってここに?
ショートしてる思考回路が怖い考えに到達したので
クローゼットを素早く閉めた
そのまま玄関の外へ飛び出した
鍵もかけずスマホも持たず財布も忘れ靴さえも履いてなかった
それに気づいたのは小さな石を踏んで痛みを感じた時だった
まじ何も持ってない最悪…
痛覚から停止した思考が少しだけ復活した
あれは何を言っていた?
運命って何?
ってか何で俺が外に出てんだよ!
家からそう離れていないので1度家に帰ることにした
もう居ないかもしれない
一般人を騙すドッキリかもしれない
泥棒があんな言い訳したのかもしれない
色々考えていたらどんどん冷静になってきた
「警察呼ぶか…ってスマホ家じゃん!」
近くに公衆電話が無いしコンビニも少し遠い
お店は閉まってる
近所の誰かに助けを求めて………
反対に俺が不審者で通報されかねない……
で、結局家にあるスマホから掛けるしかない?
そう考えているうちに玄関前に着いた
家の中の音を玄関扉に耳をつけて聞いてみたが聞こえない
もう居ないかもしれない
そう期待して扉を開き中へ
「私の運命!よく戻った!」
入った瞬間に拘束され抱き締められていた
ナニコレすっげー痛い!
この鎧?装備ですか?めちゃくちゃ細かい柄みたいなやつが地味にゴリゴリして痛いんです!
そして固い!辛い!
極め付きはくっそイケメンが背が高くて何て言うの?プライド?プライドがね!痛いんです!
俺の目線はくっそイケメンの口の辺りなんてすよ!
見下されてるんです!
もうドッキリですよね?ドッキリだと言ってください
「あの………」
とりあえず意志疎通を試みよう
「あなたは誰ですか?何故ここに?」
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