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※灰になるまで抱きしめて(沖田総司)
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どうしてか、伊織は沖田に堕ちてしまった。
きっと、初めて会ったときから囚われて惹かれていた。
今どうしょうもなく抑圧されたものが解き放たれていく。
伊織の身体は、沖田の熱に溶かされ、溶けた蜜のように滴り落ち、畳を濡らす。
「壊して」——
その一言が、伊織の唇から零れた瞬間、沖田の理性は粉々に砕け散った。
彼は伊織を押し倒し、太い腕で細い腰を掴み締め上げる。
伊織の瞳は涙で霞み、震える唇から漏れるのは、
「総司さん……もっと、もっと……っ」
という、切実で、貪欲で、狂おしいまでの懇願。
沖田は容赦なく沈み込む。
奥まで、容赦なく、激しく。
伊織の身体は弓なりに反り、爪が沖田の背に食い込み、血を滲ませる。
それでも彼女は離さない。むしろもっと深く、もっと強く、もっと壊れるまで求めてくる。
「あぁっ……!もうっ……」
伊織の声は獣の咆哮のように部屋に響き、連続する熱い波に飲み込まれる。
それでも
「まだ……まだ終わらないで……!」
と泣き叫ぶ。
沖田の胸は焼けるように熱い。
伊織を誰にも触れさせたくない。
この壊れそうな顔、この震える肢体、名を呼びながら溶けていく瞳——
全部、俺だけのものだ。
「伊織……」
名を、初めて熱く、深く呼ぶ。
伊織の瞳が一瞬、驚きに揺れる。
でもすぐに、恍惚の笑みが浮かぶ。
「総司さん……好き……」
その言葉が、沖田の最後の枷を外した。
彼は伊織を抱きしめ、
互いの熱を、魂を、全部混ぜ合わせて溶かすように突き上げる。
伊織はもう言葉にならない。
ただ
「んっ……あぁ……っ!!」と、喉の奥から絞り出すような喘ぎを繰り返す。
最後、沖田は伊織の耳元で囁く。
「一緒に――」
伊織は力なく頷き、涙と汗に濡れた顔で微笑む。
二人は同時に頂点へ達し、
身体も、心も、すべてを燃やし尽くすような、
狂おしく、激しく、永遠に落ちていった。
……終わった後も、沖田は伊織を離さない。
彼女の震える身体を抱きしめ、
「もう二度と、手放さない」
と、心の中で誓う。
この瞬間、二人はもう、互いなしでは生きられない。
情熱の炎に焼かれ、灰になるまで、永遠に絡み合う運命だった。
きっと、初めて会ったときから囚われて惹かれていた。
今どうしょうもなく抑圧されたものが解き放たれていく。
伊織の身体は、沖田の熱に溶かされ、溶けた蜜のように滴り落ち、畳を濡らす。
「壊して」——
その一言が、伊織の唇から零れた瞬間、沖田の理性は粉々に砕け散った。
彼は伊織を押し倒し、太い腕で細い腰を掴み締め上げる。
伊織の瞳は涙で霞み、震える唇から漏れるのは、
「総司さん……もっと、もっと……っ」
という、切実で、貪欲で、狂おしいまでの懇願。
沖田は容赦なく沈み込む。
奥まで、容赦なく、激しく。
伊織の身体は弓なりに反り、爪が沖田の背に食い込み、血を滲ませる。
それでも彼女は離さない。むしろもっと深く、もっと強く、もっと壊れるまで求めてくる。
「あぁっ……!もうっ……」
伊織の声は獣の咆哮のように部屋に響き、連続する熱い波に飲み込まれる。
それでも
「まだ……まだ終わらないで……!」
と泣き叫ぶ。
沖田の胸は焼けるように熱い。
伊織を誰にも触れさせたくない。
この壊れそうな顔、この震える肢体、名を呼びながら溶けていく瞳——
全部、俺だけのものだ。
「伊織……」
名を、初めて熱く、深く呼ぶ。
伊織の瞳が一瞬、驚きに揺れる。
でもすぐに、恍惚の笑みが浮かぶ。
「総司さん……好き……」
その言葉が、沖田の最後の枷を外した。
彼は伊織を抱きしめ、
互いの熱を、魂を、全部混ぜ合わせて溶かすように突き上げる。
伊織はもう言葉にならない。
ただ
「んっ……あぁ……っ!!」と、喉の奥から絞り出すような喘ぎを繰り返す。
最後、沖田は伊織の耳元で囁く。
「一緒に――」
伊織は力なく頷き、涙と汗に濡れた顔で微笑む。
二人は同時に頂点へ達し、
身体も、心も、すべてを燃やし尽くすような、
狂おしく、激しく、永遠に落ちていった。
……終わった後も、沖田は伊織を離さない。
彼女の震える身体を抱きしめ、
「もう二度と、手放さない」
と、心の中で誓う。
この瞬間、二人はもう、互いなしでは生きられない。
情熱の炎に焼かれ、灰になるまで、永遠に絡み合う運命だった。
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