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3章
Part 173 『目的』
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マコトは、自分自身が何と戦っているのかわからなくなってきていた。
筋肉の塊の様な巨体を持つ妖怪、その力は確かに中々のものだった。けれど、技も駆け引きもないその攻撃は、隙だらけであり、鬼島の中でもトップクラスの実力者であるマコトともなれば、確実に勝てる相手であった。
しかし、何度、攻撃を仕掛けようともすぐに起き上がり、襲いかかってくる。まるで不死のようである。
ここまで、攻撃を受けて倒れない存在というのは珍しい。鬼の実力は、妖怪の中でも指折りである。その一撃を受けて平然としているというのは、何かしらの補助を受けている可能性が高い。
「魔法具か、いや、呪いの道具か・・・・・・」
襲いかかる肉の塊の攻撃を避けながら体に注目する。明らかに不自然な筋肉のつき方、異常なタフネス、その割には戦い慣れていない事などを考えるとどこかに何かしらの道具を持っていてもおかしくはない。
そして、マコトは、筋肉に埋め尽くされた何かを発見する。鈍い光を放つ黒い物体は、妖怪の体に深々と刺さっている様だった。
「あれか。」
マコトは、妖怪に持っていた棍棒を振り下ろした。骨が砕ける大きな音が響いたがこの程度で止まるならば、もう数十回は、死んでいる。
「鬼島、鬼島きしましきしきしままあしきしし・・・・・・」
うわ言の様に呟く妖怪の姿に眉をひそめ、マコトは、無理矢理に筋肉を避け物体を探す。
すると、筋肉の中から黒い短剣が姿を発見する。短剣は、禍々しい気配を発しており、体を侵食する様に短剣は、触手を伸ばし、まるで木の根の様に男の体に埋まっていた。
「鬼島ぁぁぁぁぁぁ!! っ!?」
すでに復活していた妖怪は体を起こして攻撃しようとする。しかし、マコトはすぐに足で妖怪の頭を抑えつける。
圧倒的な筋肉量のはずの妖怪は、立ち上がることが出来ずに倒れたままの状態で腕を振り回す。しかし、筋肉が可動域を狭め、マコトに対して攻撃を与えることは出来ない。
そして、あっさりとマコトは、短剣を男の肉ごと引きちぎった。
その瞬間、筋肉の塊が絶叫する。今までとは明らかに様子の違うその絶叫は、周囲の木々すら震わせた。
そして、まるで風船が萎むように妖怪の体が小さくなっていく。
そして、最終的には、人一人分のサイズにまで小さくなった。その姿は、かなりふく太っているが常識的な範囲であった。
マコトは、すぐに手に持っていた短剣を地面に捨てると金棒を使って叩き折った。
確かに面倒な敵ではあったが、倒せない敵ではない。最初から自分達が来ることを予見していたのだと言うのなら、この戦力は、考えなしとしか言いようがない。
他の鬼達の戦いを横目に見て、その疑問はより大きくなる。苦戦してはいても危うさは感じない。
「こんなもんで、鬼島に襲撃に来るってのは、何が目的だ?」
マコトがそう呟いた時、マコトに向かって大きな何かがマコトに向かって飛んできた。
とっさに回避し、飛んできたものを見る。それは、ボロボロに打ちのめされたキズキであった。
筋肉の塊の様な巨体を持つ妖怪、その力は確かに中々のものだった。けれど、技も駆け引きもないその攻撃は、隙だらけであり、鬼島の中でもトップクラスの実力者であるマコトともなれば、確実に勝てる相手であった。
しかし、何度、攻撃を仕掛けようともすぐに起き上がり、襲いかかってくる。まるで不死のようである。
ここまで、攻撃を受けて倒れない存在というのは珍しい。鬼の実力は、妖怪の中でも指折りである。その一撃を受けて平然としているというのは、何かしらの補助を受けている可能性が高い。
「魔法具か、いや、呪いの道具か・・・・・・」
襲いかかる肉の塊の攻撃を避けながら体に注目する。明らかに不自然な筋肉のつき方、異常なタフネス、その割には戦い慣れていない事などを考えるとどこかに何かしらの道具を持っていてもおかしくはない。
そして、マコトは、筋肉に埋め尽くされた何かを発見する。鈍い光を放つ黒い物体は、妖怪の体に深々と刺さっている様だった。
「あれか。」
マコトは、妖怪に持っていた棍棒を振り下ろした。骨が砕ける大きな音が響いたがこの程度で止まるならば、もう数十回は、死んでいる。
「鬼島、鬼島きしましきしきしままあしきしし・・・・・・」
うわ言の様に呟く妖怪の姿に眉をひそめ、マコトは、無理矢理に筋肉を避け物体を探す。
すると、筋肉の中から黒い短剣が姿を発見する。短剣は、禍々しい気配を発しており、体を侵食する様に短剣は、触手を伸ばし、まるで木の根の様に男の体に埋まっていた。
「鬼島ぁぁぁぁぁぁ!! っ!?」
すでに復活していた妖怪は体を起こして攻撃しようとする。しかし、マコトはすぐに足で妖怪の頭を抑えつける。
圧倒的な筋肉量のはずの妖怪は、立ち上がることが出来ずに倒れたままの状態で腕を振り回す。しかし、筋肉が可動域を狭め、マコトに対して攻撃を与えることは出来ない。
そして、あっさりとマコトは、短剣を男の肉ごと引きちぎった。
その瞬間、筋肉の塊が絶叫する。今までとは明らかに様子の違うその絶叫は、周囲の木々すら震わせた。
そして、まるで風船が萎むように妖怪の体が小さくなっていく。
そして、最終的には、人一人分のサイズにまで小さくなった。その姿は、かなりふく太っているが常識的な範囲であった。
マコトは、すぐに手に持っていた短剣を地面に捨てると金棒を使って叩き折った。
確かに面倒な敵ではあったが、倒せない敵ではない。最初から自分達が来ることを予見していたのだと言うのなら、この戦力は、考えなしとしか言いようがない。
他の鬼達の戦いを横目に見て、その疑問はより大きくなる。苦戦してはいても危うさは感じない。
「こんなもんで、鬼島に襲撃に来るってのは、何が目的だ?」
マコトがそう呟いた時、マコトに向かって大きな何かがマコトに向かって飛んできた。
とっさに回避し、飛んできたものを見る。それは、ボロボロに打ちのめされたキズキであった。
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