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第2章
初彼女2
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付き合って1週間後彼女と原宿で初デートをする事になった。正直言って服に関して何も関心がなかった俺は、いつも出かける時は兄ちゃんが俺をコーディネートしていたので、デートに何を着ていけばいいのか分からなかった。とりあえず悩んでも仕方が無いと思い、兄ちゃんが前カッコイイと褒めてくれたコーディネートで行くことにした。母さんには友達と出かけると言ってあるが、勘のいい母さんの事だから何となくは察していると思う。俺の彼女も私立高校に入学するので他の人よりも早く入試が終わり、俺達2人は時間には余裕があった。
「あ!獅郎君こっちこっち」
「ごめん、待った?」
「待ってないよ。わぁー獅郎ファッションセンスいいね!すごくカッコイイよ!」
「ははは、ありがとう」
正直兄ちゃんのおかげですなんて、恥ずかしくて彼女の前では言えないなと思った。
俺達2人は順調にデートが進みいつの間にか夕方になっていた。そして俺は彼女の家のマンションの前まで送って行った。すると彼女は急に俺の方に振り向き背伸びをして、俺にキスをしようとしてきた。俺はあまりの急な事にビックリして思わず、彼女の口を手で抑えてしまった。
「・・・え?私とキスしたくないの?」
「いや、そういう訳じゃないけど。急に来たから、それにまだ付き合って1週間だし・・・」
そして彼女は肩を震わせ真っ赤な顔で俺に怒りをぶつけてきた。
「どうして、どうしてあの時ちゃんと振っててくれなかったの?」
「えぇ!?だからそういう事じゃなくてッ!」
「もう酷い!獅郎君のバカ!もう別れる!」
「はぁ!?ちょっと!」
俺はあまりの急展開にその場に立ちつくしてしまった。あまりにも理不尽な別れの告方をされたので、なんとも言えない微妙な気持ちになった。というかそもそも確かにキスを拒否したのは悪かったけど、まだ付き合って1週間なのにキスする人は、俺の周りで聞いた事が無かった。俺は「はぁー」と大きな溜息をつきながらとぼとぼ家に帰った。すると兄ちゃんがいつものように俺を出迎えてくれた。
「おかえりしーちゃん。あれ?どうしたの元気ないけど?」
「あぁ、うん。今日初デートで彼女に振られた」
「え!早くない?」
「えぇーそれ言う?だってさ俺もキス拒否したのは悪かったけどさ、まだ付き合って1週間だよ?早くね?しかも人の話全く聞かないで勝手に別れるとか言われたし。はぁー女ってよく分からねぇー」
「そっかァーまぁ、次があるよ。ほら元気だして?」
「うん、まぁ、いいや。そんなもんだったってことで」
「うん、うん」
そして兄ちゃんに俺が別れた事を言うと、何故か少し嬉しそうに笑っているように見えた。
「あ!獅郎君こっちこっち」
「ごめん、待った?」
「待ってないよ。わぁー獅郎ファッションセンスいいね!すごくカッコイイよ!」
「ははは、ありがとう」
正直兄ちゃんのおかげですなんて、恥ずかしくて彼女の前では言えないなと思った。
俺達2人は順調にデートが進みいつの間にか夕方になっていた。そして俺は彼女の家のマンションの前まで送って行った。すると彼女は急に俺の方に振り向き背伸びをして、俺にキスをしようとしてきた。俺はあまりの急な事にビックリして思わず、彼女の口を手で抑えてしまった。
「・・・え?私とキスしたくないの?」
「いや、そういう訳じゃないけど。急に来たから、それにまだ付き合って1週間だし・・・」
そして彼女は肩を震わせ真っ赤な顔で俺に怒りをぶつけてきた。
「どうして、どうしてあの時ちゃんと振っててくれなかったの?」
「えぇ!?だからそういう事じゃなくてッ!」
「もう酷い!獅郎君のバカ!もう別れる!」
「はぁ!?ちょっと!」
俺はあまりの急展開にその場に立ちつくしてしまった。あまりにも理不尽な別れの告方をされたので、なんとも言えない微妙な気持ちになった。というかそもそも確かにキスを拒否したのは悪かったけど、まだ付き合って1週間なのにキスする人は、俺の周りで聞いた事が無かった。俺は「はぁー」と大きな溜息をつきながらとぼとぼ家に帰った。すると兄ちゃんがいつものように俺を出迎えてくれた。
「おかえりしーちゃん。あれ?どうしたの元気ないけど?」
「あぁ、うん。今日初デートで彼女に振られた」
「え!早くない?」
「えぇーそれ言う?だってさ俺もキス拒否したのは悪かったけどさ、まだ付き合って1週間だよ?早くね?しかも人の話全く聞かないで勝手に別れるとか言われたし。はぁー女ってよく分からねぇー」
「そっかァーまぁ、次があるよ。ほら元気だして?」
「うん、まぁ、いいや。そんなもんだったってことで」
「うん、うん」
そして兄ちゃんに俺が別れた事を言うと、何故か少し嬉しそうに笑っているように見えた。
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