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プロローグ
お風呂
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「──日付が変わってしまったわね?」
円香さんが申し訳なさそうにそう言葉を発した。俺の体に傷があるかの有無を確かめる為に遅くなってしまったようなものだ。確かに円香さん達が男性の裸(上半身)に耐性がなかったというのが直接的な原因とはいえ、それも元を辿れば俺の事だ。俺も頭も下げて気にしてない旨を伝えた。
ご飯を食べてみんなで片付けして気がつけば時計の針は深夜二時近い。
尚、片付けの際に円香さん達は大量の鼻血を出して少し…いや、かなり貧血気味だと思い、俺が一人で片付けすると言ったのだが、男性の手料理を食べたから貧血は治ったという謎理論を口にされた。
「それにしても…こんなに遅くまで起きてるのって正月以来じゃない?普段はみんなもう寝てるよね」
それはホントに申し訳ない。早く寝る人は早く寝るもんな。
「それはお姉ちゃんだけだからね?私はまだこの時間なら勉強してる時もあるし、お母さんもなんやかんやしてて起きてる時あるよね?」
「クスクス…そうね」
おや…?梓希は勉強頑張ってるのか…。偉いもんだ。柚希は寝てるのか…。ふふっ…。
「ちょっ、ちょっとっ!?豊和君はなんで笑ってるの!?」
「いや…ごめんごめん。柚希が寝てるところを想像したら可愛くてついね」
「かわっ!?」
「お姉ちゃんはこう見えて勉強苦手なんだよ」
「そうなの?そうは見えないけど」
「なんで言うのよ、梓希ぃ!?」
「どうせ分かる事でしょ?」
「柚希もやればできるはずなんだけどねぇ」
「だよね。私より元々頭良かったはずなのに…。思春期に入ってからはお姉ちゃん、漫画やら一人エッチばかりしてるから」
「しししししてないーしっ!?」
すげぇ動揺してるじゃん…?まあ、こういう時は下手に言葉は出さない方がいいよな…。
「クスクス…動揺してるわよ、柚希?」
「おおお、お母さんまで余計な事を言わないでよっ!?」
「まあ、エッチなお姉ちゃんは放っておいて」
「おくなっ!それと…そんなにエッチじゃないもん…」
「とにかく明日…じゃなくて今日は学校休みでしょ?」
「へぇ…今日は学校休みなの?」
「土曜日だしね!」
「ああ…そうか。土曜日かぁ」
曜日は気にしていなかったが土曜日なのか。学校は当然休みというわけか。部活してる子は部活があるんだろうけど。
「でね、金曜の夜と土曜日の夜は特にお姉ちゃんは一人エッチに精を出すから──」
「──アンタはさっきから余計な一言が多いのよぉぉぉぉ!」
いつの間に!?気がつくと柚希が梓希にアイアンクローをかましている…。
「…いぎゃぁぁぁぁ!?痛い痛い痛いっ!お姉ちゃん痛いっ!と、豊和さん助けてぇぇー!私の頭が割れちゃうぅぅぅー!割れちゃうよぉぉぉぉー!」
一応止めた方がいいかと言葉を口にしようとしたところで、先に言葉を口にしたのは円香さんだ。
「それくらいにしておきなさい?全くホント騒がしい子達なんだから…。柚希はそんな事してると豊和君に暴力女と思われて、梓希は余計な事ばかり言う一言多い女の子と思われるわよ?」
「違っ!?ちち、違うからね豊和君?普段の私はこんなんじゃ無いんだから信じて…ねっ?ねっ?」
柚希がこちらへと駆け寄ってくる…。
「えっ…あ、うん…それは勿論…。ただ…」
「ただ…って何?何!?豊和君の中で私はやっぱりもう暴力女と認定されてしまってるのっ!?」
「…いや…そうじゃなくて…そろそろ梓希ちゃんを掴んでる手を離してあげた方が良いんじゃないかと思って…」
「…えっ?」
柚希はアイアンクローを梓希に掛けたまま駆け寄ってきて喋っていたのだ…。梓希ちゃんは痛みで声が出ないのかピクピクしてる…。
大丈夫…?
♢♢♢
「──あいたたたたっ…ホント酷い目にあったよ、豊和さん…」
「あ…ああ…そうだね…大丈夫?」
「自業自得だからね?」
「ゴリラお姉ちゃんめ」
「誰がゴリラよ!お望みならもう一度…」
「ごごごごめん、お姉ちゃん!もう言わないから許してぇー!?」
「さて…それじゃあ柚希と梓希のお笑いコンビのネタも終わったみたいだから…」
「「ちょっ、ちょっとちょっと!?お笑いコンビって何なの、お母さんっ!?」」
「そろそろ順番にお風呂に入りましょうか?さっき沸かしておいたから」
「え、ええと…誰から入るの?お母さん?」
「わ、私…豊和さんと入るぅぅ!!!」
「梓希何言ってんの!?駄目に決まってるでしょっ!?また気絶するのがオチだよ!」
「ええ~。仕方無いなぁ…それならお姉ちゃんも一緒に入る?」
「…えっ?えっ?そそそそそ、そんな…豊和君とお風呂…?あわわわわわ…良いのかな?かな?でも私まだ心の準備が…それに豊和君のあの魅力的な体を見て耐えられる…?うっ…(つぅ~)…思い返しただけでまた鼻血が…」
え~と…姉妹で盛り上がってる所悪いんだけど年頃の男女が一緒に入る訳無いからね?
流石にマズイでしょっ?
しかも俺の上半身を思い返しただけで鼻血が出てくるのに一緒に入るなんて夢の又夢だからね?
仮に一緒にお風呂に入ったとしたら裸の柚希と梓希を介護しないといけない事が容易に想像出来る…。
「ホント馬鹿なんだからあなた達は…。一緒に入れる訳ないでしょ?」
「「…しょんなぁ((ショボン…))」」
「豊和君を襲う気?」
円香さんのその言葉に、気絶するし『いや、無理でしょう』と内心思ったのだが、俺がそう思ってる事が分かったのか円香さんは額を押さえながら重々しく…
「女には…第二形態があるのよ…」
「「「第二形態って何!?」」」
俺と柚希、梓希の疑問の声が重なる。
「まだ柚希と梓希には早いと思って話していなかったんだけど…豊和君という男性が身近にいる以上、知識として知っておいた方がいいわ。豊和君もね…」
「「「…ごくっ…」」」
「男性に対して大抵の女性は耐性がないのはもう分かるわね?柚希や梓希は経験したし、豊和君も実際目にしたでしょ?鼻血や気絶してるうちはまだ可愛いものよ…。ただし…ある瞬間にスイッチが入り…ヤれると思った瞬間…」
「瞬間…?」
「性の獣になるわ…それが第二形態」
性の獣ってなんだよ!?
「性闘力に例えるなら…五十三万ってところかしら…」
「「五十三万!?」」
たぶん…真面目な話なんだろう…。ただ俺は思った…。今の世の女性ってフ◯ーザ様か何かかと…。ツッコミ待ちじゃないよな?みんなの表情は真面目そのものだし…。
「亡くなった夫と何度目かのデートをして、初めてキスした時の事よ。普通ならそこで気絶する筈だった。ただその時…心の中で思ってしまったのね…こいつヤれる…と…」
えっ…?これ俺も聞いていい話…?
「そこから私は第二形態に移行してしまったの。旦那を抱え、凄い早さでラブホテルへ。ラブホテルの部屋のベッドに旦那を放り投げて衣服を素早く脱いだ私は、今度は旦那の衣服を剥ぎ取り、そして…無我夢中でセックスしたわ」
「そそそ、それって…」
「レイプじゃあ…?」
「旦那が訴えてたら私はここにはいなかったでしょうね…。ただ…」
「ただ…?」
「旦那が終わった後に言ってくれたの…。俺も今日は君とするつもりだったって…」
「お父さん…」
「流石…お父さんだね…」
柚希と梓希が泣いている…。俺も泣いた方がいいのだろうか…?
「ちなみにその後、当然燃えに燃えて…その時出来たのが柚希よ」
「…ありがとう…お父さん…」
「いい話だね…お父さんとお母さんにそんな事があったなんて…」
あ、うん。こういう時は口を噤んでおくのが正解だろう。
「まあそういう事よ。だから豊和君一人でお風呂に入って貰うからね」
「うん」
「分かった」
どういう事だってばよっ!?と、いう言葉は飲み込んでおく…。
「ええと…俺から良いんですか?男が入った後って、その…嫌では無いですか?」
「寧ろ…ご褒美だよね…?」
「だね。色々あって疲れたでしょ豊和さん?ゆっくり入って来て良いからね?」
「そうそう。柚希と梓希の言う通りだから、本当に気にしないで入ってきなさい?」
「じゃあ…お先にお風呂いただきますね?」
「「「ごゆっくり~」」」
俺はお風呂場へと向かった。その後に熱い戦いが繰り広げられた事は知らない…。
♢♢♢
「──行ったわね…」
「お母さん…言いたい事は分かってる…。でも次に入るのは私だよ?お母さんと梓希からはなんだか邪な波動を感じるから…」
「何言ってんのお姉ちゃん?世界一ピュアな妹の私からそんな波動出るわけ無いよね?」
「…悲しい…悲しいわ…柚希…。貴女がお母さんの事をそんな風に思ってるなんて…」
「お母さんにはお父さんがいたでしょ!?さっきの話はなんだったのよ!?私、柄にもなく感動してたのに」
「それとこれとは別よ」
「別じゃない!」
「でもね、柚希…。そんな事言ってる貴女自身が邪なんじゃないの?」
「そんな事ないもん!」
「そう?鼻血が出てても?」
「ふぇっ!?そんな馬鹿な…って出て無いじゃない!!」
「お母さんの言う通り邪な波動をお姉ちゃんからも感じる…」
「くっ…」
「埒があかないわね…。ジャンケンで決めましょうか?」
「「のったよ、お母さん!!」」
「一回勝負よ?せ~の…」
「「「最初はグー!!!ジャンケン──」」」
果たして勝者は!?
円香さんが申し訳なさそうにそう言葉を発した。俺の体に傷があるかの有無を確かめる為に遅くなってしまったようなものだ。確かに円香さん達が男性の裸(上半身)に耐性がなかったというのが直接的な原因とはいえ、それも元を辿れば俺の事だ。俺も頭も下げて気にしてない旨を伝えた。
ご飯を食べてみんなで片付けして気がつけば時計の針は深夜二時近い。
尚、片付けの際に円香さん達は大量の鼻血を出して少し…いや、かなり貧血気味だと思い、俺が一人で片付けすると言ったのだが、男性の手料理を食べたから貧血は治ったという謎理論を口にされた。
「それにしても…こんなに遅くまで起きてるのって正月以来じゃない?普段はみんなもう寝てるよね」
それはホントに申し訳ない。早く寝る人は早く寝るもんな。
「それはお姉ちゃんだけだからね?私はまだこの時間なら勉強してる時もあるし、お母さんもなんやかんやしてて起きてる時あるよね?」
「クスクス…そうね」
おや…?梓希は勉強頑張ってるのか…。偉いもんだ。柚希は寝てるのか…。ふふっ…。
「ちょっ、ちょっとっ!?豊和君はなんで笑ってるの!?」
「いや…ごめんごめん。柚希が寝てるところを想像したら可愛くてついね」
「かわっ!?」
「お姉ちゃんはこう見えて勉強苦手なんだよ」
「そうなの?そうは見えないけど」
「なんで言うのよ、梓希ぃ!?」
「どうせ分かる事でしょ?」
「柚希もやればできるはずなんだけどねぇ」
「だよね。私より元々頭良かったはずなのに…。思春期に入ってからはお姉ちゃん、漫画やら一人エッチばかりしてるから」
「しししししてないーしっ!?」
すげぇ動揺してるじゃん…?まあ、こういう時は下手に言葉は出さない方がいいよな…。
「クスクス…動揺してるわよ、柚希?」
「おおお、お母さんまで余計な事を言わないでよっ!?」
「まあ、エッチなお姉ちゃんは放っておいて」
「おくなっ!それと…そんなにエッチじゃないもん…」
「とにかく明日…じゃなくて今日は学校休みでしょ?」
「へぇ…今日は学校休みなの?」
「土曜日だしね!」
「ああ…そうか。土曜日かぁ」
曜日は気にしていなかったが土曜日なのか。学校は当然休みというわけか。部活してる子は部活があるんだろうけど。
「でね、金曜の夜と土曜日の夜は特にお姉ちゃんは一人エッチに精を出すから──」
「──アンタはさっきから余計な一言が多いのよぉぉぉぉ!」
いつの間に!?気がつくと柚希が梓希にアイアンクローをかましている…。
「…いぎゃぁぁぁぁ!?痛い痛い痛いっ!お姉ちゃん痛いっ!と、豊和さん助けてぇぇー!私の頭が割れちゃうぅぅぅー!割れちゃうよぉぉぉぉー!」
一応止めた方がいいかと言葉を口にしようとしたところで、先に言葉を口にしたのは円香さんだ。
「それくらいにしておきなさい?全くホント騒がしい子達なんだから…。柚希はそんな事してると豊和君に暴力女と思われて、梓希は余計な事ばかり言う一言多い女の子と思われるわよ?」
「違っ!?ちち、違うからね豊和君?普段の私はこんなんじゃ無いんだから信じて…ねっ?ねっ?」
柚希がこちらへと駆け寄ってくる…。
「えっ…あ、うん…それは勿論…。ただ…」
「ただ…って何?何!?豊和君の中で私はやっぱりもう暴力女と認定されてしまってるのっ!?」
「…いや…そうじゃなくて…そろそろ梓希ちゃんを掴んでる手を離してあげた方が良いんじゃないかと思って…」
「…えっ?」
柚希はアイアンクローを梓希に掛けたまま駆け寄ってきて喋っていたのだ…。梓希ちゃんは痛みで声が出ないのかピクピクしてる…。
大丈夫…?
♢♢♢
「──あいたたたたっ…ホント酷い目にあったよ、豊和さん…」
「あ…ああ…そうだね…大丈夫?」
「自業自得だからね?」
「ゴリラお姉ちゃんめ」
「誰がゴリラよ!お望みならもう一度…」
「ごごごごめん、お姉ちゃん!もう言わないから許してぇー!?」
「さて…それじゃあ柚希と梓希のお笑いコンビのネタも終わったみたいだから…」
「「ちょっ、ちょっとちょっと!?お笑いコンビって何なの、お母さんっ!?」」
「そろそろ順番にお風呂に入りましょうか?さっき沸かしておいたから」
「え、ええと…誰から入るの?お母さん?」
「わ、私…豊和さんと入るぅぅ!!!」
「梓希何言ってんの!?駄目に決まってるでしょっ!?また気絶するのがオチだよ!」
「ええ~。仕方無いなぁ…それならお姉ちゃんも一緒に入る?」
「…えっ?えっ?そそそそそ、そんな…豊和君とお風呂…?あわわわわわ…良いのかな?かな?でも私まだ心の準備が…それに豊和君のあの魅力的な体を見て耐えられる…?うっ…(つぅ~)…思い返しただけでまた鼻血が…」
え~と…姉妹で盛り上がってる所悪いんだけど年頃の男女が一緒に入る訳無いからね?
流石にマズイでしょっ?
しかも俺の上半身を思い返しただけで鼻血が出てくるのに一緒に入るなんて夢の又夢だからね?
仮に一緒にお風呂に入ったとしたら裸の柚希と梓希を介護しないといけない事が容易に想像出来る…。
「ホント馬鹿なんだからあなた達は…。一緒に入れる訳ないでしょ?」
「「…しょんなぁ((ショボン…))」」
「豊和君を襲う気?」
円香さんのその言葉に、気絶するし『いや、無理でしょう』と内心思ったのだが、俺がそう思ってる事が分かったのか円香さんは額を押さえながら重々しく…
「女には…第二形態があるのよ…」
「「「第二形態って何!?」」」
俺と柚希、梓希の疑問の声が重なる。
「まだ柚希と梓希には早いと思って話していなかったんだけど…豊和君という男性が身近にいる以上、知識として知っておいた方がいいわ。豊和君もね…」
「「「…ごくっ…」」」
「男性に対して大抵の女性は耐性がないのはもう分かるわね?柚希や梓希は経験したし、豊和君も実際目にしたでしょ?鼻血や気絶してるうちはまだ可愛いものよ…。ただし…ある瞬間にスイッチが入り…ヤれると思った瞬間…」
「瞬間…?」
「性の獣になるわ…それが第二形態」
性の獣ってなんだよ!?
「性闘力に例えるなら…五十三万ってところかしら…」
「「五十三万!?」」
たぶん…真面目な話なんだろう…。ただ俺は思った…。今の世の女性ってフ◯ーザ様か何かかと…。ツッコミ待ちじゃないよな?みんなの表情は真面目そのものだし…。
「亡くなった夫と何度目かのデートをして、初めてキスした時の事よ。普通ならそこで気絶する筈だった。ただその時…心の中で思ってしまったのね…こいつヤれる…と…」
えっ…?これ俺も聞いていい話…?
「そこから私は第二形態に移行してしまったの。旦那を抱え、凄い早さでラブホテルへ。ラブホテルの部屋のベッドに旦那を放り投げて衣服を素早く脱いだ私は、今度は旦那の衣服を剥ぎ取り、そして…無我夢中でセックスしたわ」
「そそそ、それって…」
「レイプじゃあ…?」
「旦那が訴えてたら私はここにはいなかったでしょうね…。ただ…」
「ただ…?」
「旦那が終わった後に言ってくれたの…。俺も今日は君とするつもりだったって…」
「お父さん…」
「流石…お父さんだね…」
柚希と梓希が泣いている…。俺も泣いた方がいいのだろうか…?
「ちなみにその後、当然燃えに燃えて…その時出来たのが柚希よ」
「…ありがとう…お父さん…」
「いい話だね…お父さんとお母さんにそんな事があったなんて…」
あ、うん。こういう時は口を噤んでおくのが正解だろう。
「まあそういう事よ。だから豊和君一人でお風呂に入って貰うからね」
「うん」
「分かった」
どういう事だってばよっ!?と、いう言葉は飲み込んでおく…。
「ええと…俺から良いんですか?男が入った後って、その…嫌では無いですか?」
「寧ろ…ご褒美だよね…?」
「だね。色々あって疲れたでしょ豊和さん?ゆっくり入って来て良いからね?」
「そうそう。柚希と梓希の言う通りだから、本当に気にしないで入ってきなさい?」
「じゃあ…お先にお風呂いただきますね?」
「「「ごゆっくり~」」」
俺はお風呂場へと向かった。その後に熱い戦いが繰り広げられた事は知らない…。
♢♢♢
「──行ったわね…」
「お母さん…言いたい事は分かってる…。でも次に入るのは私だよ?お母さんと梓希からはなんだか邪な波動を感じるから…」
「何言ってんのお姉ちゃん?世界一ピュアな妹の私からそんな波動出るわけ無いよね?」
「…悲しい…悲しいわ…柚希…。貴女がお母さんの事をそんな風に思ってるなんて…」
「お母さんにはお父さんがいたでしょ!?さっきの話はなんだったのよ!?私、柄にもなく感動してたのに」
「それとこれとは別よ」
「別じゃない!」
「でもね、柚希…。そんな事言ってる貴女自身が邪なんじゃないの?」
「そんな事ないもん!」
「そう?鼻血が出てても?」
「ふぇっ!?そんな馬鹿な…って出て無いじゃない!!」
「お母さんの言う通り邪な波動をお姉ちゃんからも感じる…」
「くっ…」
「埒があかないわね…。ジャンケンで決めましょうか?」
「「のったよ、お母さん!!」」
「一回勝負よ?せ~の…」
「「「最初はグー!!!ジャンケン──」」」
果たして勝者は!?
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