真・転生?したら男女貞操逆転世界

美鈴

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第二章

翌朝

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「──んあっ!? ………夢…か…」


 夢であって夢ではないような不思議な感覚を感じながら目を覚ました。


 欠片か…。アレが夢じゃないなら…欠片が集まったらどうなるんだ…?もしかして…無くしてる記憶が戻ったりする…?


 内心そんな事を考えていると、不意に──


「──やっと起きたわけぇ?」

 この声は…

「…風華?」

「目が覚めたのならサッサっとそのおちんちん…抜きなさいよね…。気絶してる愛歌先輩のオマンコにいつまで挿れてんのよ…まったく…」

「おちんちんっ? って…!?」

 そこまで言ってようやく気がついた。目覚めたばかりで意識が朦朧としてるなか考え事をしていたとはいえ、周りが見えてないのにも程があるな…。愛歌さんに覆い被さるように寝ていた俺は、繋がったままのあそこをちゅぽんと愛歌先輩のオマンコから引き抜いた。これはアレだ、アレ。チ◯ッパチ◯ップスを口から引き抜いた音だ。

 そういう事にしておいてくれ…。


「あんたねぇ…出しすぎなのよ…全く…。何回したわけぇ…?愛歌先輩だけズルいわよ…」

「ほほほほホントだよ!わ、私なんてまだ豊和君の性管理に混ざる事もできないっていうのにっ!!!はぁはぁ…」

「柚希!?」

 柚希も居たのか!?なんか柚希の息が荒くなっているのは気の所為か?

「一応言っておくと、あんたが愛歌先輩と抜け出した事はみんな知っているわよ?なんなら、あのかけるっていう男と電話してた事も電話の内容もみんな聞いてたわよ」

 そうなのか。まあ、みんなが寝ている部屋から出たベランダで電話していたらそりゃあ話し声は聞こえるか…。

「も、もう一つ言っておくと、あんたがあたし達と…その…や、ヤりたいというのも…ちゃ、ちゃんと聞こえてんだからね…」

「わわわわわ私も豊和君と繋がりたいよ…」

「ちょ!?柚希はまだ耐性がないんだから黙ってなさいよ!?あたしが今あいつと喋ってたでしょ!?」

「んなっ!?で、出会ったのは私が一番最初だもん!そ れ に!豊和君が昨日興奮したのは私のあそこをモロに見たからだもん!風華も聞いたよね!?私のあそこに射れたくて挿れたくて堪らないって言ってたでしょ!!」
「あいつはそこまで言ってないわよ!」
「言ったもん!」

 風華の言う通り、そこまでは言って…ないよな…?いや、まあ、ほぼその通りではあるとは思うんだけども…。

「それにそれに!風華は護衛だからセックスはできないんじゃないのっ!!」
「……っ…!?」

 あ、ああ…。それね。そこら辺風華としたら…どうなるのか。した時点で妊娠させてしまうだろうしな…。

「も、盲点だったわ…」

「でしょ?」

「くっ…なんで柚希はドヤ顔なのよ」

「勝ったから…?」


「ま、まあ…いいわ。ちっともよくないけど…とりあえず…あんたはシャワー浴びて来なさい。それとも…そのままみんなのところに戻る気…?」

「あ、はい」




 風華のその言葉に大人しく従う事に。その際、愛歌さんは任せろというので風華と柚希に任せる事になった──



 ──んだけど…


「ね、ねぇ…風華」

 お風呂へと繋がるドアを開けたところで柚希のそんな声が耳に届いた。

「…なによ」

「風華は…コレの味…知ってるんだよね…?」

「そ、それは…そうだけど…。あいつが出したヤツは全部飲んでやるって決めてるし…?あ、あいつが気持ちよさそうだし、嬉しそうだし…大好きなあいつが喜んでくれるなら…」

「そこまでは聞いてないだけど?」

「ご、ゴホン……。あ、味を知ってるから…なによ?」

「私…まだ出してもらってないし…出してあげれないから…そういうのも知らないんだよ?だから…今からする事は内緒にして…?」

「あんた何言って……っ!?ちょ、柚希!?愛歌先輩が起きちゃうでしょ!?そんなとこ舐めたら──」


「んっ…(ぴくっ…)」


「ほ、ほら!愛歌先輩がっ!?」

「も、もう少しだけ…んっ…んぐっ…」

「そ、それは先っぽだけと言うのと変わんないのよっ!?いいから口を愛歌先輩のあそ──」



 うん…。聞かなかった事にしてシャワーを浴びよう…。うん…。それがいい…。





♢♢♢



「「「「「処女喪失おめでとうぅぅ!愛歌先輩!!!!!」」」」」

「あ、ありがちょう…みんな…。なんだか…こうやって祝われるのって…恥ずかしいちょよ…」


 シャワーを浴びて、愛歌さんが目覚めた後、俺と愛歌さんと風華と柚希の四人でみんなが居る部屋に戻ると…


 パァン!パァン!パァン!

 クラッカーの音に迎えられたんだ。豪華な食事もすでに運び込まれていた。


 ついでに言うとご馳走の真ん中には3段重ねのケーキが置かれており、ケーキの上には処女喪失記念と書かれたチョコも添えられている。



 まあ、とにかくだ。どういう事かというと見たまんまなんだが、愛歌さんのお祝いがこれから行われるようなんだよな…。


「みんな…本当にありがちょう…」


 涙ぐむ愛歌さん。そんな愛歌さんをみんなが囲み…お祝いの言葉を投げ掛ける。



 俺としては…この状況でどうすればいいのかは分からなったものの、流れに身を任せる事にした…。


 






 
 
 
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