143 / 529
第10章 それぞれの修行篇
第114話 不足
しおりを挟む
『戦闘が終了しました。経験値が付与されます』
かなりの強敵の部類だったが、難なくヒドラを倒した。経験値はかなり美味しいものだろう。ステータスを確認する。
名前 リュート・ヤガミ
種族 真竜大勇者・神越種-超過(ジェニュインドラゴングレイトブレイブ・ディバインクロスオーバー)
職業 大勇者
rank 402
称号 怒れる次元神
神号 五つの災厄[心] 感情覚醒者[怒]
技能 次元操作 真眼 神越 勇者
全然変わってない。あんなに高ランクのモンスター(しかも神)を倒したというのにランクが100近くしか上がっていない。昇華前ならば、こんなことは無かっただろう。体の変化は特に無いので、まだ進化するにはランクが不足しているようだ。
「お疲れリュート」
「よくあんな気持ち悪いやつに手を突っ込めるわね…流石リュートね…」
こうして、40階層を突破した。次はいよいよ最終階層の50階層だ。到達困難な高難易度ダンジョンのラスボスなのだから、いい経験値になってくれる強敵だといいが…。
50階層に向けて、ダンジョンの攻略を再開する。41階層からは、広い空間にモンスターが一体配置されているというものだ。そいつを倒すと先に進むことが出来るので、非常に楽だ。
出てくるモンスターはどれも大したことは無い。砂漠大魔機(ビッグデザートゴーレム)や、封印人・亜種(ミイラ・アナザー)など、これまでこのダンジョンで倒してきたモンスター達の上位種が主に現れた。
その中でも割と歯ごたえがあったのは、45階層に出現した、封印人・希少種(ミイラ・レア)だ。眷属召喚を利用し、人海戦術で襲いかかってきた。まぁ魔法で蹴散らせるので、俺たちのあいてにはならなかった訳だが。
そんなこんなでダンジョンを進み、遂に最終階層の50階層に到達した。
「いよいよだねリュート」
「最後の階層はどうする?」
「最後は全員で挑もう」
一体どんなやつが現れるか楽しみだ。ボス部屋に入り込む。すると、脳内アナウンスが響き渡る。
『神越種の到達を確認しました』
【砂の神「グリット」が神戦の開戦を承認しました】
『神戦が始まります』
何?神戦だと?いったい何が始まるんだ?
「リ、リュート!あれ!」
「こ、これはまさか!」
クリアとローザが驚いている。視線の先にあったのは、空間に空いた穴だ。
すると、その穴から何者かが出てくる。
「はぁ…どんな奴かと思って来てみれば、ただの軟弱野郎か…」
その時俺は見た、奴のステータスを。
名前 グリット
種族 神
Lv 990
神号 右大陸の砂の神
技能 神域 神性 魔法(砂) 召喚術
かなりの強敵の部類だったが、難なくヒドラを倒した。経験値はかなり美味しいものだろう。ステータスを確認する。
名前 リュート・ヤガミ
種族 真竜大勇者・神越種-超過(ジェニュインドラゴングレイトブレイブ・ディバインクロスオーバー)
職業 大勇者
rank 402
称号 怒れる次元神
神号 五つの災厄[心] 感情覚醒者[怒]
技能 次元操作 真眼 神越 勇者
全然変わってない。あんなに高ランクのモンスター(しかも神)を倒したというのにランクが100近くしか上がっていない。昇華前ならば、こんなことは無かっただろう。体の変化は特に無いので、まだ進化するにはランクが不足しているようだ。
「お疲れリュート」
「よくあんな気持ち悪いやつに手を突っ込めるわね…流石リュートね…」
こうして、40階層を突破した。次はいよいよ最終階層の50階層だ。到達困難な高難易度ダンジョンのラスボスなのだから、いい経験値になってくれる強敵だといいが…。
50階層に向けて、ダンジョンの攻略を再開する。41階層からは、広い空間にモンスターが一体配置されているというものだ。そいつを倒すと先に進むことが出来るので、非常に楽だ。
出てくるモンスターはどれも大したことは無い。砂漠大魔機(ビッグデザートゴーレム)や、封印人・亜種(ミイラ・アナザー)など、これまでこのダンジョンで倒してきたモンスター達の上位種が主に現れた。
その中でも割と歯ごたえがあったのは、45階層に出現した、封印人・希少種(ミイラ・レア)だ。眷属召喚を利用し、人海戦術で襲いかかってきた。まぁ魔法で蹴散らせるので、俺たちのあいてにはならなかった訳だが。
そんなこんなでダンジョンを進み、遂に最終階層の50階層に到達した。
「いよいよだねリュート」
「最後の階層はどうする?」
「最後は全員で挑もう」
一体どんなやつが現れるか楽しみだ。ボス部屋に入り込む。すると、脳内アナウンスが響き渡る。
『神越種の到達を確認しました』
【砂の神「グリット」が神戦の開戦を承認しました】
『神戦が始まります』
何?神戦だと?いったい何が始まるんだ?
「リ、リュート!あれ!」
「こ、これはまさか!」
クリアとローザが驚いている。視線の先にあったのは、空間に空いた穴だ。
すると、その穴から何者かが出てくる。
「はぁ…どんな奴かと思って来てみれば、ただの軟弱野郎か…」
その時俺は見た、奴のステータスを。
名前 グリット
種族 神
Lv 990
神号 右大陸の砂の神
技能 神域 神性 魔法(砂) 召喚術
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
899
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる