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いや…限度ってもんがあるだろう!?
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意図せず遭遇してしまった天荒とのあの一件以来、千種はずっと落ち込んで……………は、いられなかった。意外にも。
「つぎ!つぎボクの!」
「ちがうよ!オレだよ!」
「ワタシのばんなのー!」
「……………ほら、終わったぞ」
「ふわぁあああっ。ほんとにツヤツヤのふわふわになったの~!ありがとー、ちくたたまー!」
感激するうさぎの聖獣とは裏腹に、礼を言われた千種の顔にはグッタリとした疲れの色が濃かった。
…それはまあ、獣型をとっている彼の体の上で今だ「ボクだ」「ワタシだ」をやんややんやと繰り広げてる、他のちいさな下位の聖獣達の所為でもあるのだが…。
(お、おもい…っ)
そしてうるさい…。
もう怒る気にもなれないでいる千種だが、その眉間にはそれでもこれでもかと深い皺が刻まれている。
とにかく、喧しくて仕方がなかった。
なにしろもうかれこれ三日もこんな状態が続いていれば。
…──天荒、に。
どうあっても自分は嫌われる運命なのだと、一度目の自分はなんて愚かだったのだろうかと、そう知らしめられた、あの日。
彼の前から逃げるように走り去った千種は、最初こそ森の中で独り涙を流し、悲しみに泣き暮れていた。
“別にいいのだ”と。
今世での彼はもう自分には何ら関わりのない聖獣なのだからと。
ズキズキと痛む胸の内とは反対の事を必死になって考えながら、己にそう言い聞かせ。
それなのに…。涙は止まってはくれず。
言い聞かせれば聞かせるほど、何故なのか感情は高ぶりボロボロと大粒の涙を千種に零させた。
それは、あの遠慮なしなちび達ですら近付くのを躊躇わさせるほど…後から後から、止め処なく。
涙で目玉が溶かされてしまうのではなかろうかと言うくらい、一頻り泣いたあと。
…目も鼻も真っ赤にさせた千種が獣型をとったかと思えば、徐ろに始めたのは自身の毛繕いだった。
それは沈んだ気持ちを宥めるための行為。
一度目の千種も良くやっていた。
何か悲しい事や嫌な事があった時に、気を落ち着かせるためにせっせと自身の体を舐め、毛繕いをする。…一種のルーティンのような行いだった。
一度目は“自慢の毛並みに磨きを掛けてやるのだ”とどこか反骨精神のようなものもあったが…、今は違う。
こんな見向きもされない毛皮など幾ら懸命に、綺麗に繕ってみせたところで意味がないともう理解していた。
それなのに千種が毛繕いを始めたのは完全に無意識だった。一度目の聖獣生でのクセ。無自覚の習慣。
…ただ、何かをしていないと、気が紛らわせられなかった…それだけのこと。
スン…。スン…、と。
時折鼻を啜りつつ。
半ば無心でせっせせっせと嘗ての彼にとって唯一の自慢だった毛を………そうしてどれくらいの間、繕った後の事だっただろうか。
『…ちくたたま、もうかなしくなぁい?』
『なくの、おわった?』
『…!』
ちいさな下位の聖獣達が、木や茂みの向こうからひょこりと顔を覗かせ躊躇いがちに千種に声を掛けてきたのは。
自分が泣いていたから近付けないでいたちいさな彼等が、そうしてそろそろと歩み寄って来た。
『………べつに、ぼくは泣いてなんかないっ』
見え透いた嘘は千種なりの強がりだ。
プイッとそっぽを向きどこかぶっきらぼうに呟いた千種に、ちいさな下位の聖獣達がわかりやすく安堵した。
彼等は彼等なりに心配していたのだ。
こんな風にひねくれた態度を見せる千種を。
あまりにも泣き続けていた彼が体中の水分を全て出し切って、カラカラに干乾びてしまうのではないかと。
それほどこの白狐は、耳も尻尾も萎れさせ、力無く泣き暮れ続けていたのだから。
漸く自分達の知っている少し前の“元気な”千種に戻ってくれたことに、ちび達には安堵しかなかった。
『ちくたたま、うそつきー』
『おめめまっか~!』
『おはなもあかかったのー!』
『う、うるさいっ。…泣いてないったら、泣いてなんかないんだ!』
自分を囲んだちいさな下位の聖獣達にキャッキャと揶揄われ笑われ、千種が決まり悪げにキッと彼等を睨め付ける。
…と。そこで他のちび達とは違い、千種をジーッと見上げていた三毛猫の聖獣が何をキラキラと目を輝かせているのかと思えば、唐突に口を開いた。
『ちくたたま…、けなみがとってもキレイなの!』
それは、つい先程まで千種が無心で整えていた毛並みへの賛辞だった。
どこかうっとりと…。
憧憬すら感じさせる声音に下位の聖獣達の視線が一斉に千種、…の獣型の体躯へと向けられた。
『わあ~、ほんとだー』
『ちくたたまのからだ、ふわふわなの~!』
『ふわふわでツヤツヤー♪』
『べ、べつに…』
『とぉってもキレイなのぉ~』
『なっ…、こ、こんなの…っ』
『ほんとだあ!』
『キレーイ!』
『いいないいな~!』
『…~っ』
一対、また一対と…。
千種を見るちび達の眼差しがキラキラと輝いていく。
それも急速に。
憧憬と尊敬と、そして羨望が多分に混ざったその純粋な眼差し、に。
『……、…っ、け…毛並みが、きれいなの、なんてっ…、…なんの…役にも、た、立つわけじゃ…っ………!』
………本当に存外単純な上位の聖獣の端くれ白狐が、照れ隠しの言葉とは裏腹に嬉しげに白く豊かな毛並みのふさふわの尻尾をそそっと左右に揺らした。
僅かに天を向いた鼻先は少しばかり得意げにも見えた。
『ねーねー!どうしたらオレたちもちくたたまみたいにふわふわになれるー?』
犬の聖獣が千種の体にすっぽりと埋まりながら問い掛ける。
まるで雲の中みたいだとはしゃぐ彼等が、そうして順繰り千種の体のあちこちに顔を埋めたり乗り上げたりと好き勝手遊び始めた。
平時の千種であればヒトの体で遊ぶなと叱っているところだが…。何分褒められ慣れしていない、持ち上げられやすいチョロ聖獣はすっかりと気分が良くなっていた。
これくらいなら大目に見てやるかと。それはもう寛大に。
先程まであんなに悲しみで胸が埋め尽くされていたと言うのに。
滂沱として涙を流していた事など、すっかり忘れたかのように。
故に、…つい、口から言葉が零れていた。
『………ぼくが、毛繕いしてやろうか?』
そんな迂闊な一言が。
あれがそもそもの間違いだったと、この三日間、気付けばろくに休むことも許されず「ボクも」「ワタシも」と順繰りちび達から毛繕いを強請れ続けた千種は今痛烈に猛省しているところであった。
…正直かなり疲れていた。
しかも一度毛繕いしてやった聖獣も暫く経つと「またやって!」と、いつの間にか出来ていた“毛繕い待機列”(?)なるものにちゃっかり並ぶものだから…果てが無い。本当に無い。
(しかも“待機列”なのにコイツらちっともちゃんと並ばないし)
……顎、疲れた。
目の前で嬉しそうにピョンピョンと飛び跳ねて感激&感謝の言葉を伝えてくるうさぎの聖獣だが、こんな初めてのような態度を見せてるクセに実はもう三度目なのを千種はきちんと記憶していたりする。
(うぅっ…。毛繕いしてやろうかなんて安易に言うじゃなかった…)
ちび達が静かで大人しくなるのは毛繕いされてる時と、みんな仲良く眠っている時くらいなもの。
後は終始、自分の周りで元気に騒いでいる。
…今現在のように。
こちらはもう、ずーーーーーっと、この位置で、この体勢で、この作業しか、…していないと言うのに、だ。
虚ろな目で遠くをみながら、千種はふと思った。
(……………そうだ、逃げよう)
──…もういやだ!いい加減やってられるか!
思い立つや否や、彼の行動は早かった。
「ぼくっ…、ちょっともう無理!!」
「あ!ちくたたま!?」
「どこいくのちくたたまー!」
「つぎはボクのばんなのに~」
「ちがう、ワタシー!」
我慢の限界だとばかりに叫んで立ち上がると同時、今だけは千種はちいさな下位の聖獣が蹴散らかされるのも構わず、彼等の輪の中から大慌てで逃げ出していたのだった…。
【2025.09.24】
意図せず遭遇してしまった天荒とのあの一件以来、千種はずっと落ち込んで……………は、いられなかった。意外にも。
「つぎ!つぎボクの!」
「ちがうよ!オレだよ!」
「ワタシのばんなのー!」
「……………ほら、終わったぞ」
「ふわぁあああっ。ほんとにツヤツヤのふわふわになったの~!ありがとー、ちくたたまー!」
感激するうさぎの聖獣とは裏腹に、礼を言われた千種の顔にはグッタリとした疲れの色が濃かった。
…それはまあ、獣型をとっている彼の体の上で今だ「ボクだ」「ワタシだ」をやんややんやと繰り広げてる、他のちいさな下位の聖獣達の所為でもあるのだが…。
(お、おもい…っ)
そしてうるさい…。
もう怒る気にもなれないでいる千種だが、その眉間にはそれでもこれでもかと深い皺が刻まれている。
とにかく、喧しくて仕方がなかった。
なにしろもうかれこれ三日もこんな状態が続いていれば。
…──天荒、に。
どうあっても自分は嫌われる運命なのだと、一度目の自分はなんて愚かだったのだろうかと、そう知らしめられた、あの日。
彼の前から逃げるように走り去った千種は、最初こそ森の中で独り涙を流し、悲しみに泣き暮れていた。
“別にいいのだ”と。
今世での彼はもう自分には何ら関わりのない聖獣なのだからと。
ズキズキと痛む胸の内とは反対の事を必死になって考えながら、己にそう言い聞かせ。
それなのに…。涙は止まってはくれず。
言い聞かせれば聞かせるほど、何故なのか感情は高ぶりボロボロと大粒の涙を千種に零させた。
それは、あの遠慮なしなちび達ですら近付くのを躊躇わさせるほど…後から後から、止め処なく。
涙で目玉が溶かされてしまうのではなかろうかと言うくらい、一頻り泣いたあと。
…目も鼻も真っ赤にさせた千種が獣型をとったかと思えば、徐ろに始めたのは自身の毛繕いだった。
それは沈んだ気持ちを宥めるための行為。
一度目の千種も良くやっていた。
何か悲しい事や嫌な事があった時に、気を落ち着かせるためにせっせと自身の体を舐め、毛繕いをする。…一種のルーティンのような行いだった。
一度目は“自慢の毛並みに磨きを掛けてやるのだ”とどこか反骨精神のようなものもあったが…、今は違う。
こんな見向きもされない毛皮など幾ら懸命に、綺麗に繕ってみせたところで意味がないともう理解していた。
それなのに千種が毛繕いを始めたのは完全に無意識だった。一度目の聖獣生でのクセ。無自覚の習慣。
…ただ、何かをしていないと、気が紛らわせられなかった…それだけのこと。
スン…。スン…、と。
時折鼻を啜りつつ。
半ば無心でせっせせっせと嘗ての彼にとって唯一の自慢だった毛を………そうしてどれくらいの間、繕った後の事だっただろうか。
『…ちくたたま、もうかなしくなぁい?』
『なくの、おわった?』
『…!』
ちいさな下位の聖獣達が、木や茂みの向こうからひょこりと顔を覗かせ躊躇いがちに千種に声を掛けてきたのは。
自分が泣いていたから近付けないでいたちいさな彼等が、そうしてそろそろと歩み寄って来た。
『………べつに、ぼくは泣いてなんかないっ』
見え透いた嘘は千種なりの強がりだ。
プイッとそっぽを向きどこかぶっきらぼうに呟いた千種に、ちいさな下位の聖獣達がわかりやすく安堵した。
彼等は彼等なりに心配していたのだ。
こんな風にひねくれた態度を見せる千種を。
あまりにも泣き続けていた彼が体中の水分を全て出し切って、カラカラに干乾びてしまうのではないかと。
それほどこの白狐は、耳も尻尾も萎れさせ、力無く泣き暮れ続けていたのだから。
漸く自分達の知っている少し前の“元気な”千種に戻ってくれたことに、ちび達には安堵しかなかった。
『ちくたたま、うそつきー』
『おめめまっか~!』
『おはなもあかかったのー!』
『う、うるさいっ。…泣いてないったら、泣いてなんかないんだ!』
自分を囲んだちいさな下位の聖獣達にキャッキャと揶揄われ笑われ、千種が決まり悪げにキッと彼等を睨め付ける。
…と。そこで他のちび達とは違い、千種をジーッと見上げていた三毛猫の聖獣が何をキラキラと目を輝かせているのかと思えば、唐突に口を開いた。
『ちくたたま…、けなみがとってもキレイなの!』
それは、つい先程まで千種が無心で整えていた毛並みへの賛辞だった。
どこかうっとりと…。
憧憬すら感じさせる声音に下位の聖獣達の視線が一斉に千種、…の獣型の体躯へと向けられた。
『わあ~、ほんとだー』
『ちくたたまのからだ、ふわふわなの~!』
『ふわふわでツヤツヤー♪』
『べ、べつに…』
『とぉってもキレイなのぉ~』
『なっ…、こ、こんなの…っ』
『ほんとだあ!』
『キレーイ!』
『いいないいな~!』
『…~っ』
一対、また一対と…。
千種を見るちび達の眼差しがキラキラと輝いていく。
それも急速に。
憧憬と尊敬と、そして羨望が多分に混ざったその純粋な眼差し、に。
『……、…っ、け…毛並みが、きれいなの、なんてっ…、…なんの…役にも、た、立つわけじゃ…っ………!』
………本当に存外単純な上位の聖獣の端くれ白狐が、照れ隠しの言葉とは裏腹に嬉しげに白く豊かな毛並みのふさふわの尻尾をそそっと左右に揺らした。
僅かに天を向いた鼻先は少しばかり得意げにも見えた。
『ねーねー!どうしたらオレたちもちくたたまみたいにふわふわになれるー?』
犬の聖獣が千種の体にすっぽりと埋まりながら問い掛ける。
まるで雲の中みたいだとはしゃぐ彼等が、そうして順繰り千種の体のあちこちに顔を埋めたり乗り上げたりと好き勝手遊び始めた。
平時の千種であればヒトの体で遊ぶなと叱っているところだが…。何分褒められ慣れしていない、持ち上げられやすいチョロ聖獣はすっかりと気分が良くなっていた。
これくらいなら大目に見てやるかと。それはもう寛大に。
先程まであんなに悲しみで胸が埋め尽くされていたと言うのに。
滂沱として涙を流していた事など、すっかり忘れたかのように。
故に、…つい、口から言葉が零れていた。
『………ぼくが、毛繕いしてやろうか?』
そんな迂闊な一言が。
あれがそもそもの間違いだったと、この三日間、気付けばろくに休むことも許されず「ボクも」「ワタシも」と順繰りちび達から毛繕いを強請れ続けた千種は今痛烈に猛省しているところであった。
…正直かなり疲れていた。
しかも一度毛繕いしてやった聖獣も暫く経つと「またやって!」と、いつの間にか出来ていた“毛繕い待機列”(?)なるものにちゃっかり並ぶものだから…果てが無い。本当に無い。
(しかも“待機列”なのにコイツらちっともちゃんと並ばないし)
……顎、疲れた。
目の前で嬉しそうにピョンピョンと飛び跳ねて感激&感謝の言葉を伝えてくるうさぎの聖獣だが、こんな初めてのような態度を見せてるクセに実はもう三度目なのを千種はきちんと記憶していたりする。
(うぅっ…。毛繕いしてやろうかなんて安易に言うじゃなかった…)
ちび達が静かで大人しくなるのは毛繕いされてる時と、みんな仲良く眠っている時くらいなもの。
後は終始、自分の周りで元気に騒いでいる。
…今現在のように。
こちらはもう、ずーーーーーっと、この位置で、この体勢で、この作業しか、…していないと言うのに、だ。
虚ろな目で遠くをみながら、千種はふと思った。
(……………そうだ、逃げよう)
──…もういやだ!いい加減やってられるか!
思い立つや否や、彼の行動は早かった。
「ぼくっ…、ちょっともう無理!!」
「あ!ちくたたま!?」
「どこいくのちくたたまー!」
「つぎはボクのばんなのに~」
「ちがう、ワタシー!」
我慢の限界だとばかりに叫んで立ち上がると同時、今だけは千種はちいさな下位の聖獣が蹴散らかされるのも構わず、彼等の輪の中から大慌てで逃げ出していたのだった…。
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