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「ガルドさんが気になるの?」
ルネラード邸にあるメルルさんの部屋、医学書に囲まれた親近感の湧くその一室でお茶を飲んでいると、唐突にそんな質問を受けた。
「え? どうしたの突然。気になってるって……その、ど、どういう意味で?」
変な勘違いされるような言動しちゃったかな? レオ君という恋人がいる身だし、一応誤解を生む言動はしないよう気をつけてるつもりなんだけど。
「あっ、ごめんなさい。変な意味で言ったんじゃないの。ただガルドさんを見送るとき、どことなく心配そうだったから」
「それは……うん。こんな世の中だし、心配はしてるかな」
魔物の凶暴化は収まるどころか増加の一途を辿っている。本来なら聖人であるガルドさんは大陸中を駆け回らなければいけない身なんだけど、どういうわけかフェアリーラ王国やポポルシェ王国、そしてヴァイキング王国周辺に今まで現れなかったような強力な魔物が出現するようになり、結果、ガルドさんはフェアリーラ王国を拠点として、周辺各国を守護している。
「そうよね。ウチの病院もここ一年で急患の数が倍以上に跳ね上がってるの。今はまだなんとか対処できてるけど、これ以上増え続けるならそれも限界。早く収まってくれるといいんだけど」
「うん。ギルドのクエストも全然減らなくて、今では国軍に業務委託してるくらい」
「そう。それでセンカちゃんも大変なのよね。せっかく隊長さんとお付き合いできるようになったのに、全然デートできないって珍しく愚痴ってたわ。ほら、ただでさえローランドさんはすでに三人の奥様がいるわけだし」
ローランド•デルシア。お父様の部下で特殊部隊の隊長を務めている人。お父様はウチのクランのパトロンということもあって、最近では月一くらいで顔を合わせているけれど、その時に何度かローランドさんとも会っている。いい人ではあるけれど、根っからの軍人さん。それが私が彼に抱いた印象だ。
「貴族としては珍しくないけど、相手に奥さんが何人もいると、やっぱり大変そうだよね」
「そうよね。でもこんなご時世だし、優れた血統を残そうって考え自体は否定できないものがあるわ」
魔物という人類の天敵。それが近年、凶悪なまでに牙を剥いた。メルルさんの言葉はこの時代を生きる者達の総意でもあるだろう。
「そういう意味では意外なのはやっぱりジオルグ様よね」
「え? どうしてそこでお父様が出てくるの」
「だって、ドロシーさんのお父様って、こう言っては失礼かもしれないけど結構な懐古主義じゃない」
「うん。その上凄い石頭」
最近は私を上手く利用しようと、話のわかる父親を演じてるけど、本質的には過去の栄光に取り憑かれて私を出来損ない扱いしてた頃と何も変わっていないと思う。
「なのに奥様は一人だけでしょう? 血筋を誇る人なら複数の伴侶をもって子供をたくさん作るのが普通じゃない?」
「それは……確かに」
お父様の性格ならもっと子供を作っていても不思議はない。というかそっちの方が自然だ。
「なんだろ? 高貴な者は子供をあまり作らないとか考えてるのかな?」
「と言うよりも奥様を愛しているからじゃないかしら?」
「お父様が? う~ん。それはないんじゃないかな」
愛だなんて言葉、あのお父様には全然似合わない。
「愛? 愛と言ったか!?」
メルルさんの部屋の襖がパァン!! と勢いよく開かれた。
「わっ!?」
「きゃっ!?」
メルルさんと一緒にビクリと肩を震わせた後、何事かと背後を振り返る。
「センカさん?」
「センカちゃん? どうしたの?」
「一週間ぶっ続けのシフトが終わったから休みにきた。解散場所からここが一番近かったからな。まぁ、休みと言っても十二時間しかないんだが。ふっふっふ。なのに隊長は私ではなく奥方達の相手をするって言うし。はぁ。つらい」
センカさんは倒れ込むようにメルルさんに抱きついた。
「それは大変だったわね。でもセンカちゃんは任務でローランドさんに会えてるんでしょ?」
「分かってる。こんなご時世だ。隊長の側にいられるだけで私は幸せだ。今回デートを断られたのはちょっとタイミングが悪かっただけなんだ」
「そうですわ。タイミングの問題ですわ!」
パァン! とまた襖が大きな音を立てた。
「わっ!?」
「きゃっ!?」
「……なんだ?」
センカさんが襖を開けっぱなしにしていたのに、わざわざその逆から勢いよく襖を開けた犯人。それは金色の見事な縦ロールの持ち主だった。
「イリーナ? 随分早いけど買い出しは?」
「そんなの速攻終わらせて、一勝負行ってきましたわ。でも負けてお金なくなったので、よければお昼ご馳走してくださいな。お願いします」
「ええっ!?」
なにやってるんだろう、この人? いや、買い出しはちゃんとしてくれたみたいだから、いいと言えばいんだけど……いや、いいのかな? これ。
直角に腰を折るイリーナの姿はフェアリーラ王国でも有数の貴族の出とは思えないくらい様になっている。そんなダメダメな彼女の後ろから少女を連れた執事が現れた。
「お嬢様、皆様呆れてますぞ。ですからお昼をたかるなら旦那様のところに行きましょうと言いましたのに」
「そんなの嫌ですわ。絶対小言言われますもの」
ロロルドさんの傍から離れた少女ーードルドさんがメルルさんの膝を枕にしているセンカさんへと近付いた。
「……私に何か用か?」
「用。疑問を抱き、それを問いたいということを用というのであれば、その通りだ」
「すまないが、眠いんだ。そして愛が欲しいんだ。なのでいつもの愛らしい姿になって、私を癒してくれないか? 頼む! 頼む!!」
センカさんがドルドさんを抱っこして前後にゆさゆさと揺らせば、ポンという音と同時に少女の体が鳥へと変化した。
「ピーピー。ピーピー」
と羽を上下させて鳴くドルドさん。何言ってるのか分からないけど、多分人間の姿になっても同じなので、誰も気にしない。
「馬車のメンテ終わったぞ。特に問題なかった……って、随分増えてるな」
やってきたレオ君がメルルさんの部屋に集まった私達を見て呆れたような顔をする。そんな彼がとっても可愛く感じた。
ルネラード邸にあるメルルさんの部屋、医学書に囲まれた親近感の湧くその一室でお茶を飲んでいると、唐突にそんな質問を受けた。
「え? どうしたの突然。気になってるって……その、ど、どういう意味で?」
変な勘違いされるような言動しちゃったかな? レオ君という恋人がいる身だし、一応誤解を生む言動はしないよう気をつけてるつもりなんだけど。
「あっ、ごめんなさい。変な意味で言ったんじゃないの。ただガルドさんを見送るとき、どことなく心配そうだったから」
「それは……うん。こんな世の中だし、心配はしてるかな」
魔物の凶暴化は収まるどころか増加の一途を辿っている。本来なら聖人であるガルドさんは大陸中を駆け回らなければいけない身なんだけど、どういうわけかフェアリーラ王国やポポルシェ王国、そしてヴァイキング王国周辺に今まで現れなかったような強力な魔物が出現するようになり、結果、ガルドさんはフェアリーラ王国を拠点として、周辺各国を守護している。
「そうよね。ウチの病院もここ一年で急患の数が倍以上に跳ね上がってるの。今はまだなんとか対処できてるけど、これ以上増え続けるならそれも限界。早く収まってくれるといいんだけど」
「うん。ギルドのクエストも全然減らなくて、今では国軍に業務委託してるくらい」
「そう。それでセンカちゃんも大変なのよね。せっかく隊長さんとお付き合いできるようになったのに、全然デートできないって珍しく愚痴ってたわ。ほら、ただでさえローランドさんはすでに三人の奥様がいるわけだし」
ローランド•デルシア。お父様の部下で特殊部隊の隊長を務めている人。お父様はウチのクランのパトロンということもあって、最近では月一くらいで顔を合わせているけれど、その時に何度かローランドさんとも会っている。いい人ではあるけれど、根っからの軍人さん。それが私が彼に抱いた印象だ。
「貴族としては珍しくないけど、相手に奥さんが何人もいると、やっぱり大変そうだよね」
「そうよね。でもこんなご時世だし、優れた血統を残そうって考え自体は否定できないものがあるわ」
魔物という人類の天敵。それが近年、凶悪なまでに牙を剥いた。メルルさんの言葉はこの時代を生きる者達の総意でもあるだろう。
「そういう意味では意外なのはやっぱりジオルグ様よね」
「え? どうしてそこでお父様が出てくるの」
「だって、ドロシーさんのお父様って、こう言っては失礼かもしれないけど結構な懐古主義じゃない」
「うん。その上凄い石頭」
最近は私を上手く利用しようと、話のわかる父親を演じてるけど、本質的には過去の栄光に取り憑かれて私を出来損ない扱いしてた頃と何も変わっていないと思う。
「なのに奥様は一人だけでしょう? 血筋を誇る人なら複数の伴侶をもって子供をたくさん作るのが普通じゃない?」
「それは……確かに」
お父様の性格ならもっと子供を作っていても不思議はない。というかそっちの方が自然だ。
「なんだろ? 高貴な者は子供をあまり作らないとか考えてるのかな?」
「と言うよりも奥様を愛しているからじゃないかしら?」
「お父様が? う~ん。それはないんじゃないかな」
愛だなんて言葉、あのお父様には全然似合わない。
「愛? 愛と言ったか!?」
メルルさんの部屋の襖がパァン!! と勢いよく開かれた。
「わっ!?」
「きゃっ!?」
メルルさんと一緒にビクリと肩を震わせた後、何事かと背後を振り返る。
「センカさん?」
「センカちゃん? どうしたの?」
「一週間ぶっ続けのシフトが終わったから休みにきた。解散場所からここが一番近かったからな。まぁ、休みと言っても十二時間しかないんだが。ふっふっふ。なのに隊長は私ではなく奥方達の相手をするって言うし。はぁ。つらい」
センカさんは倒れ込むようにメルルさんに抱きついた。
「それは大変だったわね。でもセンカちゃんは任務でローランドさんに会えてるんでしょ?」
「分かってる。こんなご時世だ。隊長の側にいられるだけで私は幸せだ。今回デートを断られたのはちょっとタイミングが悪かっただけなんだ」
「そうですわ。タイミングの問題ですわ!」
パァン! とまた襖が大きな音を立てた。
「わっ!?」
「きゃっ!?」
「……なんだ?」
センカさんが襖を開けっぱなしにしていたのに、わざわざその逆から勢いよく襖を開けた犯人。それは金色の見事な縦ロールの持ち主だった。
「イリーナ? 随分早いけど買い出しは?」
「そんなの速攻終わらせて、一勝負行ってきましたわ。でも負けてお金なくなったので、よければお昼ご馳走してくださいな。お願いします」
「ええっ!?」
なにやってるんだろう、この人? いや、買い出しはちゃんとしてくれたみたいだから、いいと言えばいんだけど……いや、いいのかな? これ。
直角に腰を折るイリーナの姿はフェアリーラ王国でも有数の貴族の出とは思えないくらい様になっている。そんなダメダメな彼女の後ろから少女を連れた執事が現れた。
「お嬢様、皆様呆れてますぞ。ですからお昼をたかるなら旦那様のところに行きましょうと言いましたのに」
「そんなの嫌ですわ。絶対小言言われますもの」
ロロルドさんの傍から離れた少女ーードルドさんがメルルさんの膝を枕にしているセンカさんへと近付いた。
「……私に何か用か?」
「用。疑問を抱き、それを問いたいということを用というのであれば、その通りだ」
「すまないが、眠いんだ。そして愛が欲しいんだ。なのでいつもの愛らしい姿になって、私を癒してくれないか? 頼む! 頼む!!」
センカさんがドルドさんを抱っこして前後にゆさゆさと揺らせば、ポンという音と同時に少女の体が鳥へと変化した。
「ピーピー。ピーピー」
と羽を上下させて鳴くドルドさん。何言ってるのか分からないけど、多分人間の姿になっても同じなので、誰も気にしない。
「馬車のメンテ終わったぞ。特に問題なかった……って、随分増えてるな」
やってきたレオ君がメルルさんの部屋に集まった私達を見て呆れたような顔をする。そんな彼がとっても可愛く感じた。
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