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破滅への一歩
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お抱えの男娼レックスに蔑んだ目で見詰められ頬を染めるべルーシュ。
「ふふふ・・・いい子だ。じゃあこれを自分で入れて・・・メス穴にするの?じゃあ奥までずっぷりと突っ込んでね」
男根を模した木製の張形を渡し、テーブルの上で大きく足を広げたべルーシュの前のソファにどっかりと座ったレックスは、ワイングラスを片手に見物を始めた。
水分を含み少しずつ大きくなる張形を一心不乱に出し入れしているべルーシュは腰をわずかに浮かせた。
「うっっっ・・・い・・・いくっ!」
とっさにレックスがべルーシュの手を握り、べとべとになった張形を引き抜いた。
「ダメだ。まだイカせない」
「ああぁぁぁぁ・・・お願いですぅぅぅ・・・何でもしますからっ・・・イカせて・・・レックス・・・ご主人様ぁぁぁ・・・こんな状態のままなんて・・・惨い」
どろどろと粘液を吐き出すべルーシュの秘所をまじまじと見たレックスが低い声で言った。
「ほんとに淫乱な女だな・・・」
苦しそうに悶えながら、よろよろと立ち上がったべルーシュが金庫から革袋を出す。
レックスに手渡された革袋はじゃらっと音を立てた。
「ふふふ・・・いい子だ。さあベッドで可愛がってやろう」
レックスはお姫様抱っこでべルーシュをベッドに運び放り投げる。
「きゃあ!」
「ああベル・・・君の悲鳴はいつ聞いても心地いいな。もっと鳴けよ」
パシッという音が部屋に響き、べルーシュの悲鳴が上がった。
乗馬用の鞭で叩かれ真っ赤になった尻を突き出してべルーシュは恍惚の涙を流した。
つい先ほどべルーシュの中から引き抜かれた張形をレックスは彼女の秘所に当てがった。
しかし先端を少し埋め込んだだけでレックスは動こうとしなかった。
それがいつものことなのか、四つん這いで狂ったように前後に腰を振るべルーシュ。
レックスが固定している張形がぬらぬらとべルーシュの淫靡な穴に飲み込まれていく。
ほんの数センチだけ外部に出している部分に、レックスは革袋をぶら下げた。
時々パシッという音が響き、べルーシュの悲鳴と共に金貨がチャリンという音を鳴らす。
べルーシュから漏れ出した蜜が革袋を濡らし始めた頃、全身を痙攣させながらべルーシュが果てた。
『凄いな・・・』
『凄すぎるわ・・・なんだか・・・吐きそう』
『俺もだ』
『アル・・・もう止めよう?』
『ああ、では念波を切るぞ』
『はぁぁ・・・ゴチソウサマデシタ。オナカイッパイデス。』
『オソマツサマデシタ』
念波でその一部始終をのぞき見していたアルフレッドとティナは、口を押えて吐き気を我慢した。
母親が喜んで調教を受けていたその頃、長女のベラはレナード・オルガ伯爵にエスコートされて秘密クラブに足を踏み入れていた。
「ここは・・・なんだか薄暗くて怪しい感じがしますわね」
一目でカジノバーだとわかる場所だが、初めて入ったベラには理解できていない。
くすっと笑った後、レナードはスタッフに目くばせをした。
スタッフは小さく頷いて二人を奥の部屋へと案内した。
「いらっしゃいませお嬢様。レナード様。お飲み物は何になさいますか?」
恭しくスタッフが聞く。
おどおどと周りを見まわしていたベラがレナードを見た。
「そうだな・・・私は赤ワインを。彼女には少し甘めの飲みやすいカクテルをお願いしよう」
わざとらしいほど洗練されたお辞儀をしてスタッフが消えた。
「さあ、楽しみましょう?このような場所は初めてですか?」
「ええ、私は初めて参りましたわ。ここは何をするところですの?」
「ここはカジノという場所ですよ。貴族を相手にカードゲームで楽しませるのです」
「カードゲーム?ポーカーなら少し存じ上げていますが・・・」
「ああ、ポーカーも面白いですが今日はヴァンテ・アンというゲームをしましょう」
「ヴァンテ・アン?」
「ええ、大丈夫。私が教えて差し上げますから。難しくはありませんよ。配られたカードの合計値で競うのです。21に近い方が勝ちですよ」
「それだけ?」
「ええ、それだけです。なかなか奥が深いのです。さあ、座って」
黒髪をすっきりとポニーテールに纏めたディーラーがベラにウィンクした。
タイトなベストの上からでも鍛えられた筋肉を感じる見目麗しい男性からのウィンクに、ベラの心臓が跳ね上がる。
「君、こちらのお嬢さんは今日が初めてだからね。お手柔らかに頼むよ」
「畏まりました。美しい方・・・ようこそお越しくださいました。今宵お会いできたことを神に感謝いたしましょう」
「まあ!美しい人だなんて・・・私こそお会いできて嬉しいですわ」
簡単な進め方を説明されたベラの前にカードが並んでいく。
ベラの後ろで背中越しに体を密着させながらレナードが手取り足取り教えていった。
数回の練習の後、どこからか現れた紳士がベラの横に座った。
「それでは始めましょう」
数回のゲームを楽しむうちにベラはその面白さにハマっていった。
ディーラーがにこやかに微笑みながらベラに言った。
「凄いですねお嬢様。才能がおありですよ。少しレートを上げましょう」
ベラが地獄への第一歩を踏み出した瞬間だった。
「ふふふ・・・いい子だ。じゃあこれを自分で入れて・・・メス穴にするの?じゃあ奥までずっぷりと突っ込んでね」
男根を模した木製の張形を渡し、テーブルの上で大きく足を広げたべルーシュの前のソファにどっかりと座ったレックスは、ワイングラスを片手に見物を始めた。
水分を含み少しずつ大きくなる張形を一心不乱に出し入れしているべルーシュは腰をわずかに浮かせた。
「うっっっ・・・い・・・いくっ!」
とっさにレックスがべルーシュの手を握り、べとべとになった張形を引き抜いた。
「ダメだ。まだイカせない」
「ああぁぁぁぁ・・・お願いですぅぅぅ・・・何でもしますからっ・・・イカせて・・・レックス・・・ご主人様ぁぁぁ・・・こんな状態のままなんて・・・惨い」
どろどろと粘液を吐き出すべルーシュの秘所をまじまじと見たレックスが低い声で言った。
「ほんとに淫乱な女だな・・・」
苦しそうに悶えながら、よろよろと立ち上がったべルーシュが金庫から革袋を出す。
レックスに手渡された革袋はじゃらっと音を立てた。
「ふふふ・・・いい子だ。さあベッドで可愛がってやろう」
レックスはお姫様抱っこでべルーシュをベッドに運び放り投げる。
「きゃあ!」
「ああベル・・・君の悲鳴はいつ聞いても心地いいな。もっと鳴けよ」
パシッという音が部屋に響き、べルーシュの悲鳴が上がった。
乗馬用の鞭で叩かれ真っ赤になった尻を突き出してべルーシュは恍惚の涙を流した。
つい先ほどべルーシュの中から引き抜かれた張形をレックスは彼女の秘所に当てがった。
しかし先端を少し埋め込んだだけでレックスは動こうとしなかった。
それがいつものことなのか、四つん這いで狂ったように前後に腰を振るべルーシュ。
レックスが固定している張形がぬらぬらとべルーシュの淫靡な穴に飲み込まれていく。
ほんの数センチだけ外部に出している部分に、レックスは革袋をぶら下げた。
時々パシッという音が響き、べルーシュの悲鳴と共に金貨がチャリンという音を鳴らす。
べルーシュから漏れ出した蜜が革袋を濡らし始めた頃、全身を痙攣させながらべルーシュが果てた。
『凄いな・・・』
『凄すぎるわ・・・なんだか・・・吐きそう』
『俺もだ』
『アル・・・もう止めよう?』
『ああ、では念波を切るぞ』
『はぁぁ・・・ゴチソウサマデシタ。オナカイッパイデス。』
『オソマツサマデシタ』
念波でその一部始終をのぞき見していたアルフレッドとティナは、口を押えて吐き気を我慢した。
母親が喜んで調教を受けていたその頃、長女のベラはレナード・オルガ伯爵にエスコートされて秘密クラブに足を踏み入れていた。
「ここは・・・なんだか薄暗くて怪しい感じがしますわね」
一目でカジノバーだとわかる場所だが、初めて入ったベラには理解できていない。
くすっと笑った後、レナードはスタッフに目くばせをした。
スタッフは小さく頷いて二人を奥の部屋へと案内した。
「いらっしゃいませお嬢様。レナード様。お飲み物は何になさいますか?」
恭しくスタッフが聞く。
おどおどと周りを見まわしていたベラがレナードを見た。
「そうだな・・・私は赤ワインを。彼女には少し甘めの飲みやすいカクテルをお願いしよう」
わざとらしいほど洗練されたお辞儀をしてスタッフが消えた。
「さあ、楽しみましょう?このような場所は初めてですか?」
「ええ、私は初めて参りましたわ。ここは何をするところですの?」
「ここはカジノという場所ですよ。貴族を相手にカードゲームで楽しませるのです」
「カードゲーム?ポーカーなら少し存じ上げていますが・・・」
「ああ、ポーカーも面白いですが今日はヴァンテ・アンというゲームをしましょう」
「ヴァンテ・アン?」
「ええ、大丈夫。私が教えて差し上げますから。難しくはありませんよ。配られたカードの合計値で競うのです。21に近い方が勝ちですよ」
「それだけ?」
「ええ、それだけです。なかなか奥が深いのです。さあ、座って」
黒髪をすっきりとポニーテールに纏めたディーラーがベラにウィンクした。
タイトなベストの上からでも鍛えられた筋肉を感じる見目麗しい男性からのウィンクに、ベラの心臓が跳ね上がる。
「君、こちらのお嬢さんは今日が初めてだからね。お手柔らかに頼むよ」
「畏まりました。美しい方・・・ようこそお越しくださいました。今宵お会いできたことを神に感謝いたしましょう」
「まあ!美しい人だなんて・・・私こそお会いできて嬉しいですわ」
簡単な進め方を説明されたベラの前にカードが並んでいく。
ベラの後ろで背中越しに体を密着させながらレナードが手取り足取り教えていった。
数回の練習の後、どこからか現れた紳士がベラの横に座った。
「それでは始めましょう」
数回のゲームを楽しむうちにベラはその面白さにハマっていった。
ディーラーがにこやかに微笑みながらベラに言った。
「凄いですねお嬢様。才能がおありですよ。少しレートを上げましょう」
ベラが地獄への第一歩を踏み出した瞬間だった。
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