旦那様は今日も私を警護中〜聖人君子の裏の顔は愛に一途なヤンデレ系〜

白山小梅

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 優しいキスから、徐々に貪るようなキスに変わっていく。舌が絡み合い、莉里架の手が自然と葉介の首に回された。

 葉介の手が莉里架の胸を揉み始めると、口からは熱い吐息が漏れていく。服の裾から差し込まれた手がブラジャーをずらして、胸の先端を指で転がし始めた。

「あんっ……」
「俺としてから、誰か他の人としましたか?」
「してない……そもそも恋愛からは遠ざかっていたし……んっ」

 息が出来ないほどのキスに、頭がくらくらし始める。これは夢なのではと思うほど快楽の波が押し寄せ、体の力が抜けていくのを感じた。

 唇が解放されたかと思うと、彼のキスが首筋、鎖骨と下りていき、胸の先端に吸い付く。その瞬間腰が浮き、体がピクンと震えた。

「莉里架、気持ちいい?」
「んっ……まだわかんない……久しぶりだから感覚を忘れちゃってるんだもん……」

 すると葉介は体を起こして、自身が着ていた服を脱いで放り投げる。それ莉里架が履いていたスカートとショーツを取り払ってしまうと、足を開かせ、その間に身を滑り込ませた。

 葉介の筋肉質な体を前にして、莉里架も悦びの吐息を漏らした。二年前と変わらず鍛えあげられた体つきは、莉里架の心と視線を捕らえて離さなかった。

 葉介は莉里架の足の間に指を滑らせると、嬉しそうに微笑む。

「さっきの動画、莉里架には効果があったみたいですね。奥から蜜が溢れてくる」
「だ、だって……! あんなの見たの初めてだし……あっ……そこはダメ!」

 葉介は足の間に顔を埋めると、舌を使って丹念に舐め始めた。敏感な部分を彼の舌で攻められ、莉里架の体が大きく跳ねた。

「久しぶりって言ってたけど、体はしっかり覚えているみたいですよ」
「そんなの、知らないもん……」
「体が勝手に反応しているだけ? きっと体は俺を覚えているんですよ、あんなに何回もしましたからね」

 その言葉を聞いて、莉里架はハッとした。あの日、奇跡的に勃った彼は、朝まで莉里架を離してくれなかったのだ。いつまでも莉里架の中に身を沈め、繋がり続けた。

「まさか、今日も朝まで……?」
「そのつもりです。まさかあの時みたいに逃げ出すつもりですか?」
「そうじゃなくて! 親に連絡しておかないと心配するから……」
「……えっ、親ですか?」
「あっ、大人なのにおかしいって思ったでしょ?」
「はい」
「でも一緒に住んでいるし、すごく心配性なの。だからお願い」
「……仕方ないですね。親御さんに心配かけるのは良くありませんから」
「ありがとう」

 莉里架は先ほど脱がされたスカートのポケットからスマホを取り出すと、メッセージを打ち始める。その様子を、背後から葉介が確認するように覗き込んだ。
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