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13話 慰謝料未払い問題 その3
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サンセット・メジラマ侯爵視点……。
「で、では……シルバーマン公爵が議長をお辞めになるのは事実だと?」
「ええ、そういうことになりますな。サンセット殿……」
「なんということだ……」
「そんな……」
シルバーマン議長が議会を辞める、ということは彼と関係の深い議員も同時に辞めることになるだろう。マリストル伯爵の言葉を参考にすれば、ゼノン・ダグラス国王陛下が罷免させたというのが濃厚だろうか……。
「シルバーマン公爵、他の者達も罷免されているのですか……?」
「ええ、残念ながら……そういうことになりますな……」
なんということだ……! 私の父の代から仲良くして来た議会の連中が、揃って罷免されることになるとは! これは完全にゼノン国王陛下や、大臣参謀が関わっているだろう。
「ゼノン国王陛下達が絡んでいるのですか、やはり……?」
「ええ、その通りですな。サンセット殿も気を付けた方がよろしいかと思われますぞ。今回の慰謝料未払い問題に関しては、諦めた方が賢明でしょう。誠意を持って、対応されることをおすすめ致します……」
シルバーマン公爵はそこまで言うと、会議場から姿を消した。余程、意気消沈しているのか……自分のこれからが心配といったところなのか。
「な、なんということでしょうか……! こんな横暴がまかり通って良いの? まさか、国王陛下が議会に口出しをするなんて。慰謝料未払い問題はメジラマ家とマリストル家の間での出来事でございましょう? そこに王家が介入するなんて、信じられませんわ」
「ああ……そうだな」
シリスも同じように考えているようだ。確かに横暴な話だ……なぜこの私が、マリストル家に慰謝料を支払わなければならないのだ? くそ……マリストル伯爵だけであれば、簡単に退けられたものを。
ウィンベルとヴィクターの二人がまさか、国王陛下の子供だったとはな。どういう経緯かは分からないが、養子縁組が交わされたのは間違いないだろう。そのような縁があって今回、国王陛下は動いたということだ。
「サンセット様……泣き寝入りを致しますの? 私はとても悔しいですわ!」
「ああ、分かっている、シリス嬢。このまま、泣き寝入りをするつもりはない。一度、ウィンベルと話をした方が良さそうだな。虎の威を借る狐……あの女にはそれを知らしめる必要がありそうだ。自分がどれだけ、恥ずかしいことをしたのかを、しっかりと分からせてやる」
「まあ! それはとても楽しみですわね! サンセット様、頼りにしていましてよ?」
「ははは、任せておけ」
見ていろよ、ウィンベル……国王陛下の娘という肩書きがなければ、何もできない分際で、私に喧嘩を売ったのだからな! たっぷりと後悔させてやるわ……!
まだ奴らのことだ、会議場の入り口付近で待機しているに違いない。性根の腐った連中だからな……どうせ、私の憔悴した顔を拝もうと必死なのだろう。私はシリスや護衛を引き連れて、すぐに会議場の外へと出た。
案の定、マリストル家の者達は居たのだ。余裕の表情をしているが、すぐにその鼻っ柱を折ってやるぞ。
「で、では……シルバーマン公爵が議長をお辞めになるのは事実だと?」
「ええ、そういうことになりますな。サンセット殿……」
「なんということだ……」
「そんな……」
シルバーマン議長が議会を辞める、ということは彼と関係の深い議員も同時に辞めることになるだろう。マリストル伯爵の言葉を参考にすれば、ゼノン・ダグラス国王陛下が罷免させたというのが濃厚だろうか……。
「シルバーマン公爵、他の者達も罷免されているのですか……?」
「ええ、残念ながら……そういうことになりますな……」
なんということだ……! 私の父の代から仲良くして来た議会の連中が、揃って罷免されることになるとは! これは完全にゼノン国王陛下や、大臣参謀が関わっているだろう。
「ゼノン国王陛下達が絡んでいるのですか、やはり……?」
「ええ、その通りですな。サンセット殿も気を付けた方がよろしいかと思われますぞ。今回の慰謝料未払い問題に関しては、諦めた方が賢明でしょう。誠意を持って、対応されることをおすすめ致します……」
シルバーマン公爵はそこまで言うと、会議場から姿を消した。余程、意気消沈しているのか……自分のこれからが心配といったところなのか。
「な、なんということでしょうか……! こんな横暴がまかり通って良いの? まさか、国王陛下が議会に口出しをするなんて。慰謝料未払い問題はメジラマ家とマリストル家の間での出来事でございましょう? そこに王家が介入するなんて、信じられませんわ」
「ああ……そうだな」
シリスも同じように考えているようだ。確かに横暴な話だ……なぜこの私が、マリストル家に慰謝料を支払わなければならないのだ? くそ……マリストル伯爵だけであれば、簡単に退けられたものを。
ウィンベルとヴィクターの二人がまさか、国王陛下の子供だったとはな。どういう経緯かは分からないが、養子縁組が交わされたのは間違いないだろう。そのような縁があって今回、国王陛下は動いたということだ。
「サンセット様……泣き寝入りを致しますの? 私はとても悔しいですわ!」
「ああ、分かっている、シリス嬢。このまま、泣き寝入りをするつもりはない。一度、ウィンベルと話をした方が良さそうだな。虎の威を借る狐……あの女にはそれを知らしめる必要がありそうだ。自分がどれだけ、恥ずかしいことをしたのかを、しっかりと分からせてやる」
「まあ! それはとても楽しみですわね! サンセット様、頼りにしていましてよ?」
「ははは、任せておけ」
見ていろよ、ウィンベル……国王陛下の娘という肩書きがなければ、何もできない分際で、私に喧嘩を売ったのだからな! たっぷりと後悔させてやるわ……!
まだ奴らのことだ、会議場の入り口付近で待機しているに違いない。性根の腐った連中だからな……どうせ、私の憔悴した顔を拝もうと必死なのだろう。私はシリスや護衛を引き連れて、すぐに会議場の外へと出た。
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