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連載
秋の味覚は!
「千春ただいまー!」
「おかえりヨリ、フィヤー侯爵領どうだった?」
「もう最高、料理長さんってルノアーさんの所で修行したらしいんだわ。」
「へぇ~・・・いや、領は?」
「問題なし!結構大きな領だから孤児院も3つくらい建て直してたよ。」
「おおー!さすがヤーテちゃんの家だねー。」
「ヤーテパパもすっごい良い人だね。」
「ケイルスさんか、良い人だよねー。」
ヨリはソファーに座ると、一息つく、サリナがお茶を淹れ頼子の前に置く。
「サフィーちゃんは?」
「お仕事行ってる。」
「侍女の?」
「んにゃ、王子フィアンセの。」
「千春じゃないんだ。」
「うん、なんか貴族が集まるヤツらしくてさ。」
「へぇ~、最近千春も頑張ってたからね。」
積極的に王族として、そして神聖女としての仕事を増やした千春、平日は学校もあり、休みという休みが取れていなかった。
「今日はゆっくりしてなさいってサフィーが言うからさ。」
「で、暇を持て余していると。」
「そうなのお!暇なのお!」
「お仕事無いの?」
「あるけど、今日は休めってサフィーとハルトが言うから。」
「そっか、料理で気分転換は?」
「料理も考えたんだけど、作り始めると沢山作るじゃん?」
「まぁ作るね、手伝うよ?」
「沢山作ったらそれはそれで疲れるでしょって・・・言われてさ。」
ソファーでぐだる千春に頼子はクスクス笑う。
「んじゃ私たちだけで食べるの作れば?」
「うーん、どうせ作るならみんなの作りたいからなぁ。」
「ほんっと休み方知らないね、千春は。」
呆れたように呟く頼子、そして2人はスマホを取り出し、たわいもない会話をしながら時間を過ごす。
「ねぇ千春。」
「んーなにヨリ。」
「葡萄狩りしたくね?」
スマホをいじりながら頼子が呟く。
「まだジブラロールの葡萄は時期じゃないよ。」
千春もスマホをいじりながら答える。
「ジブラロールじゃないよ。」
「えー、精霊の森もまだっしょ。」
「千春。」
「なに?」
「日本だよ。」
「・・・あ。」
完全に異世界になれてしまった千春は日本の季節を思い出す。
「そうじゃん!日本は秋じゃん!」
「そうだよ、食欲の秋だよ!」
笑いながら言う頼子はスマホを見せる。
「ほら!ブドウ狩り!梨もあるし、リンゴもあるよ。」
「おー、ミカンもあるんだ。」
「どうよ。」
「どうよって言われてもなぁ、これ何処?」
「んっと・・・フルーツファーム・・・距離は・・・」
頼子はスマホで調べる。
「車で片道2時間くらいだね。」
「・・・誰が運転するの?」
「私らで交代しながら?」
「無理!まだ怖い!」
「えぇ~?近場あるかなぁ。」
頼子はスマホを触る、そして。
「あ、この農園なら・・・サツマイモ掘れる。」
「芋か・・・芋イイな。」
「いいんかい。」
「っていうか、芋なら・・・」
千春は立ち上がり、異世界の門でのんびり本を読む春恵に声を掛ける。
「おかぁさーん。」
「はいはい、お婆ちゃんの所でもサツマイモ掘り出来るわよ。」
「よっしゃー!芋ほりだー!」
急に元気になった千春、後ろから頼子が声を掛ける。
「千春、葡萄は?」
「葡萄もあるんじゃない?」
千春はそう言うと春恵を見る。
「たしか吉田さんの農園は巨峰があったはずだけど・・・ブドウ狩りサービスあったかしら?」
はて?と首を傾げる春恵、だが千春は行く気満々だ。
「おばぁちゃんに聞こう!」
そう言うと、千春は電話を掛ける、コール音が数回なると直ぐに文恵が出た。
『もしもしチーちゃん?』
「もしもしおばぁちゃん?」
『お婆ちゃんだよ、どうしたんだい?』
「芋ほり出来る!?」
『あー、さつまいもならあるね。』
「掘りたい!」
『いいよ、いつ来るんだい?』
「今から!」
『今から!?まぁそれは大丈夫だけど、遅くなっちゃうよ?』
まだ日が落ちるには早い時間だが、文恵は畑に行き、芋ほりをすればそれなりの時間が掛かる事を懸念し問いかける。
「秒で帰れるし♪」
『それじゃ準備しておくね、誰が来るんだい?』
「えっとぉ・・・」
千春は頼子を見る、頼子はサムズアップしている、そして春恵も本を閉じ微笑む。
「ヨリとおかぁさん!」
『ユラちゃんは来ないのかい?』
「ユラ?なんで?」
『芋ほりした事無いでしょう?』
「多分ない。」
『居ないのかい?』
「多分呼べば来るよ。」
『それじゃ準備しておくから連れておいで。』
「はーい!」
千春は返事を返すと電話を切る。
「それでは!芋ほり大会開催します!」
「ほんっと急に決めるね千春は。」
頼子は楽し気に話す、千春はすぐに応接室に移動すると、モリアンに声を掛ける。
「モリーお出かけするよ!」
「どこにですか!?今からですか!?誰がですか!?」
「日本に今から私たちが~♪で、ユラ呼んできてくれる?」
「了解しましたぁ!」
モリアンはすぐに部屋を飛び出る。
「ヨリは疲れてない?」
「疲れてはないね、あっちで寛がせてもらったから♪」
フィアー侯爵領で至れり尽くせりの待遇をされた頼子は余裕で答える。
「みんなはどうしよっか。」
「みんなで行ったらお婆ちゃん困るんじゃね?」
「それもそうか。」
皆はそれぞれ相方の領に行っている、千春の仕事を手伝っていた頼子だけが戻って来ていた、そして。
「あら、チハル、何してるの?」
サフィーナがドレス姿で帰って来た。
「サフィーちょっとお出かけしてくる!」
「どこに行くのかしら?」
「おばぁちゃんの所♪」
満面の笑みで答える千春にサフィーナも思わず微笑む。
「それじゃ準備するからちょっと待ってもらえます?」
「サフィーも行くの?」
「行くに決まってるじゃないですか。」
何を当たり前な事をと、サフィーナはすぐに部屋を出て行く。
「護衛いらないんだけどなぁ。」
千春が呟いていると、扉が開きユラが現れる。
「チハルおねーちゃん!」
「いらっしゃいユラ♪おばぁちゃんの所いくよー♪」
「なにするの?もちつき?」
「んにゃ、芋ほり。」
「いも?」
「いも。」
首を傾げるユラ、その姿に思わず千春と頼子は笑う、するとユラの後ろからモリアンとエンハルトが入って来た。
「チハル、ニホンに行くのか?」
「うん、ちょっと芋ほって来る。」
「芋を?」
「芋を。」
「なんでだ?」
「掘りたいから。」
「意味が解らないんだが・・・」
芋を掘ると言うだけで楽し気にしている千春、その姿を見てエンハルトは思わず頼子を見る。
「面白いですよ?ハルトさんも行きます?」
「ふむ、用意する物はあるのか?」
「ないよ♪あ、汚れても良い恰好したほうがいいね♪」
「ふむ、時間はあるか?」
エンハルトが問いかけると、千春は時計を見る。
「うん、サフィーも着替えに行ってるから。」
「わかった、すぐに準備してくる。」
そう言うとエンハルトは部屋を出て行く。
「んふふふ。」
「どうしたの?チハルおねーちゃん。」
「サツマイモたーーーーくさん採れるからね。」
千春はそう言うと、ブツブツと呟く。
「スイートポテトは作るとしてー、おばぁちゃんの大学芋でしょ、さつまいものパウンドケーキもいいな、タルトも良いし、ブリュレもいいな、あ、モンブランも作るか。」
千春の呟きに春恵も顎に指を当てながら呟く。
「芋羊羹も良いわね、スイートポテトパイ久しぶりに作っちゃおうかしら。」
母娘2人はサツマイモスイーツを想像しながら呟く、そして目が合うと微笑みあう、その下では2人をキラキラした目でユラが見ていた。
「おいしいの?」
「「美味しいよ~♪」」
2人はハモりながら答えると、満面の笑みになる、頼子は気分転換どころじゃないなぁと思いつつも楽し気な千春を見つめた。
-------------------------
「ハルト殿下!」
「アリン。」
「どうしたんですか?急いでいるようですが。」
早足で部屋に戻っていたエンハルトを見つけたアリンハンドが声を掛ける。
「今からニホンに行く。」
「何か有ったんですか!?」
「・・・芋を掘りに行く。」
「・・・はい?」
「アリン、お前も来い。」
「え?今から?」
「忙しいか?」
「いえ、仕事は終わっていますが・・・今日はヨリさんが帰って来るので。」
「大丈夫だ、ヨリも行く。」
エンハルトはそう言うと、アリンハンドの腕を掴む。
「ちょ!?何処に!?」
「汚れても良い服に着替える、ニホンの服だ、アリンの分も俺の部屋にある。」
そう言うとエンハルトはアリンハンドを道連れに着替えに戻った。
「おかえりヨリ、フィヤー侯爵領どうだった?」
「もう最高、料理長さんってルノアーさんの所で修行したらしいんだわ。」
「へぇ~・・・いや、領は?」
「問題なし!結構大きな領だから孤児院も3つくらい建て直してたよ。」
「おおー!さすがヤーテちゃんの家だねー。」
「ヤーテパパもすっごい良い人だね。」
「ケイルスさんか、良い人だよねー。」
ヨリはソファーに座ると、一息つく、サリナがお茶を淹れ頼子の前に置く。
「サフィーちゃんは?」
「お仕事行ってる。」
「侍女の?」
「んにゃ、王子フィアンセの。」
「千春じゃないんだ。」
「うん、なんか貴族が集まるヤツらしくてさ。」
「へぇ~、最近千春も頑張ってたからね。」
積極的に王族として、そして神聖女としての仕事を増やした千春、平日は学校もあり、休みという休みが取れていなかった。
「今日はゆっくりしてなさいってサフィーが言うからさ。」
「で、暇を持て余していると。」
「そうなのお!暇なのお!」
「お仕事無いの?」
「あるけど、今日は休めってサフィーとハルトが言うから。」
「そっか、料理で気分転換は?」
「料理も考えたんだけど、作り始めると沢山作るじゃん?」
「まぁ作るね、手伝うよ?」
「沢山作ったらそれはそれで疲れるでしょって・・・言われてさ。」
ソファーでぐだる千春に頼子はクスクス笑う。
「んじゃ私たちだけで食べるの作れば?」
「うーん、どうせ作るならみんなの作りたいからなぁ。」
「ほんっと休み方知らないね、千春は。」
呆れたように呟く頼子、そして2人はスマホを取り出し、たわいもない会話をしながら時間を過ごす。
「ねぇ千春。」
「んーなにヨリ。」
「葡萄狩りしたくね?」
スマホをいじりながら頼子が呟く。
「まだジブラロールの葡萄は時期じゃないよ。」
千春もスマホをいじりながら答える。
「ジブラロールじゃないよ。」
「えー、精霊の森もまだっしょ。」
「千春。」
「なに?」
「日本だよ。」
「・・・あ。」
完全に異世界になれてしまった千春は日本の季節を思い出す。
「そうじゃん!日本は秋じゃん!」
「そうだよ、食欲の秋だよ!」
笑いながら言う頼子はスマホを見せる。
「ほら!ブドウ狩り!梨もあるし、リンゴもあるよ。」
「おー、ミカンもあるんだ。」
「どうよ。」
「どうよって言われてもなぁ、これ何処?」
「んっと・・・フルーツファーム・・・距離は・・・」
頼子はスマホで調べる。
「車で片道2時間くらいだね。」
「・・・誰が運転するの?」
「私らで交代しながら?」
「無理!まだ怖い!」
「えぇ~?近場あるかなぁ。」
頼子はスマホを触る、そして。
「あ、この農園なら・・・サツマイモ掘れる。」
「芋か・・・芋イイな。」
「いいんかい。」
「っていうか、芋なら・・・」
千春は立ち上がり、異世界の門でのんびり本を読む春恵に声を掛ける。
「おかぁさーん。」
「はいはい、お婆ちゃんの所でもサツマイモ掘り出来るわよ。」
「よっしゃー!芋ほりだー!」
急に元気になった千春、後ろから頼子が声を掛ける。
「千春、葡萄は?」
「葡萄もあるんじゃない?」
千春はそう言うと春恵を見る。
「たしか吉田さんの農園は巨峰があったはずだけど・・・ブドウ狩りサービスあったかしら?」
はて?と首を傾げる春恵、だが千春は行く気満々だ。
「おばぁちゃんに聞こう!」
そう言うと、千春は電話を掛ける、コール音が数回なると直ぐに文恵が出た。
『もしもしチーちゃん?』
「もしもしおばぁちゃん?」
『お婆ちゃんだよ、どうしたんだい?』
「芋ほり出来る!?」
『あー、さつまいもならあるね。』
「掘りたい!」
『いいよ、いつ来るんだい?』
「今から!」
『今から!?まぁそれは大丈夫だけど、遅くなっちゃうよ?』
まだ日が落ちるには早い時間だが、文恵は畑に行き、芋ほりをすればそれなりの時間が掛かる事を懸念し問いかける。
「秒で帰れるし♪」
『それじゃ準備しておくね、誰が来るんだい?』
「えっとぉ・・・」
千春は頼子を見る、頼子はサムズアップしている、そして春恵も本を閉じ微笑む。
「ヨリとおかぁさん!」
『ユラちゃんは来ないのかい?』
「ユラ?なんで?」
『芋ほりした事無いでしょう?』
「多分ない。」
『居ないのかい?』
「多分呼べば来るよ。」
『それじゃ準備しておくから連れておいで。』
「はーい!」
千春は返事を返すと電話を切る。
「それでは!芋ほり大会開催します!」
「ほんっと急に決めるね千春は。」
頼子は楽し気に話す、千春はすぐに応接室に移動すると、モリアンに声を掛ける。
「モリーお出かけするよ!」
「どこにですか!?今からですか!?誰がですか!?」
「日本に今から私たちが~♪で、ユラ呼んできてくれる?」
「了解しましたぁ!」
モリアンはすぐに部屋を飛び出る。
「ヨリは疲れてない?」
「疲れてはないね、あっちで寛がせてもらったから♪」
フィアー侯爵領で至れり尽くせりの待遇をされた頼子は余裕で答える。
「みんなはどうしよっか。」
「みんなで行ったらお婆ちゃん困るんじゃね?」
「それもそうか。」
皆はそれぞれ相方の領に行っている、千春の仕事を手伝っていた頼子だけが戻って来ていた、そして。
「あら、チハル、何してるの?」
サフィーナがドレス姿で帰って来た。
「サフィーちょっとお出かけしてくる!」
「どこに行くのかしら?」
「おばぁちゃんの所♪」
満面の笑みで答える千春にサフィーナも思わず微笑む。
「それじゃ準備するからちょっと待ってもらえます?」
「サフィーも行くの?」
「行くに決まってるじゃないですか。」
何を当たり前な事をと、サフィーナはすぐに部屋を出て行く。
「護衛いらないんだけどなぁ。」
千春が呟いていると、扉が開きユラが現れる。
「チハルおねーちゃん!」
「いらっしゃいユラ♪おばぁちゃんの所いくよー♪」
「なにするの?もちつき?」
「んにゃ、芋ほり。」
「いも?」
「いも。」
首を傾げるユラ、その姿に思わず千春と頼子は笑う、するとユラの後ろからモリアンとエンハルトが入って来た。
「チハル、ニホンに行くのか?」
「うん、ちょっと芋ほって来る。」
「芋を?」
「芋を。」
「なんでだ?」
「掘りたいから。」
「意味が解らないんだが・・・」
芋を掘ると言うだけで楽し気にしている千春、その姿を見てエンハルトは思わず頼子を見る。
「面白いですよ?ハルトさんも行きます?」
「ふむ、用意する物はあるのか?」
「ないよ♪あ、汚れても良い恰好したほうがいいね♪」
「ふむ、時間はあるか?」
エンハルトが問いかけると、千春は時計を見る。
「うん、サフィーも着替えに行ってるから。」
「わかった、すぐに準備してくる。」
そう言うとエンハルトは部屋を出て行く。
「んふふふ。」
「どうしたの?チハルおねーちゃん。」
「サツマイモたーーーーくさん採れるからね。」
千春はそう言うと、ブツブツと呟く。
「スイートポテトは作るとしてー、おばぁちゃんの大学芋でしょ、さつまいものパウンドケーキもいいな、タルトも良いし、ブリュレもいいな、あ、モンブランも作るか。」
千春の呟きに春恵も顎に指を当てながら呟く。
「芋羊羹も良いわね、スイートポテトパイ久しぶりに作っちゃおうかしら。」
母娘2人はサツマイモスイーツを想像しながら呟く、そして目が合うと微笑みあう、その下では2人をキラキラした目でユラが見ていた。
「おいしいの?」
「「美味しいよ~♪」」
2人はハモりながら答えると、満面の笑みになる、頼子は気分転換どころじゃないなぁと思いつつも楽し気な千春を見つめた。
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「ハルト殿下!」
「アリン。」
「どうしたんですか?急いでいるようですが。」
早足で部屋に戻っていたエンハルトを見つけたアリンハンドが声を掛ける。
「今からニホンに行く。」
「何か有ったんですか!?」
「・・・芋を掘りに行く。」
「・・・はい?」
「アリン、お前も来い。」
「え?今から?」
「忙しいか?」
「いえ、仕事は終わっていますが・・・今日はヨリさんが帰って来るので。」
「大丈夫だ、ヨリも行く。」
エンハルトはそう言うと、アリンハンドの腕を掴む。
「ちょ!?何処に!?」
「汚れても良い服に着替える、ニホンの服だ、アリンの分も俺の部屋にある。」
そう言うとエンハルトはアリンハンドを道連れに着替えに戻った。
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