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芋を掘る!
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「おばぁちゃーん!」
鳥居を通り、あっという間に源治の家に到着した千春は玄関を開け声を掛ける。
「はーいはいはい、いらっしゃいチーちゃん、みんなもいらっしゃい。」
文恵はニコニコと笑いながら皆に声を掛ける。
「失礼致します。」
エンハルトが頭を下げると、文恵はクスクス笑う。
「かしこまらなくても良いわよ。」
「おばぁちゃん、おじぃちゃんは?」
「裏で芋ほりの準備してるよ。」
「手伝ってくるー!」
千春はそう言うと、裏に走る、千春の後ろからユラと頼子が付いて行く。
「お婆様、何かお手伝いは有りますか?」
「そうだねぇ、チーちゃんと一緒に沢山芋をとって来てちょうだい。」
「はい。」
文恵に言われ、サフィーナは頷く。
「ハルトー!手伝ってー!」
千春の声が裏から聞こえる、エンハルトは玄関を出ると千春の持つ鍬を受け取る。
「これ軽トラに乗せといて~♪」
「わかった。」
嬉し気に言う千春に思わず笑みを零すエンハルト、アリンハンドも手伝い、籠や鍬、スコップやバケツ、大きな袋を軽トラに積み込む。
「おじぃちゃん、畑遠いの?」
「そう遠くはないが、チー、軽トラ運転するか?免許取ったんだろ?」
「とったけど、それオートマじゃないよね?」
「おう、ミッションだ、チーはオートマか?」
「うん、運転出来ないよ。」
「オートマ買うかな。」
「買わなくて良いよ!」
ゲラゲラと笑う源治は、倉庫を指差す。
「あっちに乗用車がある、それなら乗れるだろ。」
「え?車有るの?」
「あるに決まってるだろ。」
「いつもコレじゃん。」
千春は軽トラを指差す。
「婆さんと遠くに買い物行くときはそっちに乗ってるぞ。」
源治はそう言うと車庫のシャッターを開ける、中にはトラクターの横にハコバンが並んでいた。
「おー!」
「これにみんな乗れるだろ。」
源治は千春達を見る、春恵、頼子、ユラ、エンハルト、アリンハンド、サフィーナ、モリアンが並んでいる。
「これ何人乗り?」
「6人乗れるぞ。」
「・・・2人乗れないんだけど。」
「こっちにも乗れるだろ。」
「2人乗りじゃん。」
千春はもう一度人数を数える、するとルプが姿を現す。
「俺がユラを乗せて行けば良いだろ。」
「目立つよ!?」
「俺とユラは姿を消していけば良いだろ。」
「まぁそれならいっか。」
ルプはユラを背中に乗せる、そして。
「千春、はい鍵。」
春恵がハコバンの鍵を千春に渡す。
「・・・え?」
「運転するんでしょ?」
「しないよ!?」
「オートマよ?」
「いやいやいやいや!私が皆の命預かるの無理だから!」
そう言うと千春は頼子を見る。
「見るな!」
「えぇ、あ、おかぁさんが運転すれば良いじゃん。」
「えー、面白くないじゃない。」
「面白くなくて良いよ!?」
千春は鍵を春恵に押し付ける。
「爺ちゃんの方には誰が乗るんだー?チーか?」
源治の言葉に千春はモリアンを突き出す。
「はい、モリーそっちね。」
「えー!?」
「王女命令です。」
「・・・こういう時だけ王女って言う!」
モリアンはそう言うと、軽トラの助手席に乗る。
「みんな乗りこめー!」
千春が言うと、皆は車に乗りこむ、そして畑に向かった。
-------------------------
「田園風景~♪」
千春は窓から顔を出し呟く、視線を感じ目を動かすと、不自然になびく草むらからルプとユラが見える、ユラは楽し気に手を振り、千春は手を振り返す。
「姿見せてんじゃん。」
「人少ないし大丈夫じゃね?」
後から頼子が答えると、白蛇姿のビェリーが答える。
「わっちら以外には見えんばい。」
「あ、そういう術ね、それならいいや。」
千春はもう一度ユラに手を振る、暫く走ると軽トラがハザードランプを焚く。
「着いたくさーい。」
千春が言うと、春恵は軽トラの後ろに車を止める、大きな畑にはさつまいもの葉が生い茂っていた。
「おおお!おじぃちゃんこれ全部さつまいも!?」
「おう、ここらの爺さんたちでやっとる共同畑だ。」
「あ、おじぃちゃんの畑じゃないんだ。」
沢山の畝に生い茂る緑の葉、すると軽トラの助手席からモリアンが降りて来る。
「・・・」
「おつかれモリー!」
「・・・ジブラロールの馬車なみに揺れました。」
「だろうね!」
「知ってたんですかぁ!?」
「うん♪」
車道から外れ、アスファルトの無い農道は砂利が敷き詰められた道だ、所々に水たまりの跡なのか凹みもあった、そして源治の軽トラはサスペンションが古いのか、かなり揺れるのだ。
「あそこからあそこまでなら幾らでも穫っていいぞ。」
源治が指差す先、広い畑の端から端を指差す。
「いや、そんなに取らないよ?おじぃちゃん。」
「そうか?ルプならイケるだろ。」
気付けばユラを降ろし、田舎の空気を楽しんでいるのか嬉しそうに空を見上げるルプが居た。
「ルプ穫れるの?」
「無理だろ。」
呆れたように答えるルプ、源治はゲラゲラ笑いながら荷物を降ろす。
「まぁ好きなだけ穫ればいい。」
「はーい!それじゃハルトはこれー。」
千春はエンハルトに鍬を渡す、ついでにアリンハンドにも渡すと、バケツとカゴを手にする。
「ユラ、軍手つけてね。」
「はーい!」
「千春、もう穫っていいの?」
「いいよん!」
「ヨリおねーちゃんやったことあるの?」
「うん、そう言えばジブラロールじゃ芋ほりとか無いの?」
頼子はアリンハンドに問いかける。
「芋を掘るんですか?」
「うん。」
「ないですね、私も初めてです。」
アリンハンドの言葉にエンハルトも頷く。
「こういう事は農家の者しかやらないからな、チハルたちはやるのか?」
「学校行事でやるよ♪」
「仕事か?」
「んにゃ、情操教育、土を触って自然の関心、食材の感謝、達成感とか協調性なんかも勉強出来るんだよ。」
「ほぉ、それは初耳だな。」
「ジブラロールでもやれば良いのに。」
「そうだな、学園長に相談してみよう。」
「うんうん、学園長に説明するなら私も手伝うし♪」
「いや、それは大丈夫だろう、学園長はケンタ殿だからな。」
「・・・はい?え?石田先生が学園長なの!?」
「そうだぞ?知らなかったのか?」
「知らなかったよ!え!?いつそんな出世したの!?」
「3大月ほど前だな。」
「・・・知らなかったよ、ヨリしってた?」
「んにゃ、初耳、もうすぐアヤネちゃん赤ちゃん生まれるくらいしか知らないね。」
頼子は軍手を付け、手をニギニギしながら答える。
「もうすぐらしいねー、まぁアイトネが祝福してたしスティカもポンって生まれるっしょ♪」
気楽に答える千春、そして軍手を付けたユラを連れ、畑に降りると、千春は手前にあったサツマイモの蔓を手に取る。
「ユラ、この付け根の所にあるからね。」
「これ?」
ユラは土に埋もれた蔓を指差す。
「そそ、そこ、おじぃちゃんこれひっぱっていいの?」
「あー、ここに一回鍬をいれてな。」
源治は畝に鍬を刺すと捏ね上げる。
「ほれ、引っ張ってみろ。」
源治に言われ、ユラはゆっくりと力を入れて行く、そして。
「おー!沢山ついてる!」
ユラが引く蔓の先に連なる沢山のさつまいも、千春はユラを支えながら一緒にひっぱる。
「いっぱーい!!!」
「凄いですね。」
「こんな風に獲れるんですねっ。」
サフィーナとモリアンもユラの横に寄ると土を払う。
「うん、良い感じだな、ハルト君、アリン君、その下にまだ芋があるから掘ってくれるか?」
「はい、ここですね。」
エンハルトも鍬で、アリンハンドはスコップで畝を崩す、ボロボロと出て来るさつまいもに2人も笑みを零す。
「面白いな。」
「ええ、子供に戻った気分です。」
2人は残った芋の土を払いながら籠に入れる、横では次の蔓を手にユラが準備をしていた。
「サフィー、モリー、そっちの掘ってー。」
「良いんですか?」
「やっても良いんですか!?」
「いいよー、私もやろーっと♪」
エンハルト、アリンハンド、源治が畝に鍬を入れ、皆はさつまいもを収穫していく、初めての芋ほり体験にジブラロール組は子供の様に楽しむ。
「沢山ついてますぅ!」
「チハル、沢山付いてます!」
「土落としてこの籠にいれてー!」
「ビェリー!ちょ!手伝って!」
「みんな子供やん。」
「楽しそうだから良いじゃねえか。」
ビェリーとルプは楽し気にはしゃぐ千春達を見て微笑んだ。
鳥居を通り、あっという間に源治の家に到着した千春は玄関を開け声を掛ける。
「はーいはいはい、いらっしゃいチーちゃん、みんなもいらっしゃい。」
文恵はニコニコと笑いながら皆に声を掛ける。
「失礼致します。」
エンハルトが頭を下げると、文恵はクスクス笑う。
「かしこまらなくても良いわよ。」
「おばぁちゃん、おじぃちゃんは?」
「裏で芋ほりの準備してるよ。」
「手伝ってくるー!」
千春はそう言うと、裏に走る、千春の後ろからユラと頼子が付いて行く。
「お婆様、何かお手伝いは有りますか?」
「そうだねぇ、チーちゃんと一緒に沢山芋をとって来てちょうだい。」
「はい。」
文恵に言われ、サフィーナは頷く。
「ハルトー!手伝ってー!」
千春の声が裏から聞こえる、エンハルトは玄関を出ると千春の持つ鍬を受け取る。
「これ軽トラに乗せといて~♪」
「わかった。」
嬉し気に言う千春に思わず笑みを零すエンハルト、アリンハンドも手伝い、籠や鍬、スコップやバケツ、大きな袋を軽トラに積み込む。
「おじぃちゃん、畑遠いの?」
「そう遠くはないが、チー、軽トラ運転するか?免許取ったんだろ?」
「とったけど、それオートマじゃないよね?」
「おう、ミッションだ、チーはオートマか?」
「うん、運転出来ないよ。」
「オートマ買うかな。」
「買わなくて良いよ!」
ゲラゲラと笑う源治は、倉庫を指差す。
「あっちに乗用車がある、それなら乗れるだろ。」
「え?車有るの?」
「あるに決まってるだろ。」
「いつもコレじゃん。」
千春は軽トラを指差す。
「婆さんと遠くに買い物行くときはそっちに乗ってるぞ。」
源治はそう言うと車庫のシャッターを開ける、中にはトラクターの横にハコバンが並んでいた。
「おー!」
「これにみんな乗れるだろ。」
源治は千春達を見る、春恵、頼子、ユラ、エンハルト、アリンハンド、サフィーナ、モリアンが並んでいる。
「これ何人乗り?」
「6人乗れるぞ。」
「・・・2人乗れないんだけど。」
「こっちにも乗れるだろ。」
「2人乗りじゃん。」
千春はもう一度人数を数える、するとルプが姿を現す。
「俺がユラを乗せて行けば良いだろ。」
「目立つよ!?」
「俺とユラは姿を消していけば良いだろ。」
「まぁそれならいっか。」
ルプはユラを背中に乗せる、そして。
「千春、はい鍵。」
春恵がハコバンの鍵を千春に渡す。
「・・・え?」
「運転するんでしょ?」
「しないよ!?」
「オートマよ?」
「いやいやいやいや!私が皆の命預かるの無理だから!」
そう言うと千春は頼子を見る。
「見るな!」
「えぇ、あ、おかぁさんが運転すれば良いじゃん。」
「えー、面白くないじゃない。」
「面白くなくて良いよ!?」
千春は鍵を春恵に押し付ける。
「爺ちゃんの方には誰が乗るんだー?チーか?」
源治の言葉に千春はモリアンを突き出す。
「はい、モリーそっちね。」
「えー!?」
「王女命令です。」
「・・・こういう時だけ王女って言う!」
モリアンはそう言うと、軽トラの助手席に乗る。
「みんな乗りこめー!」
千春が言うと、皆は車に乗りこむ、そして畑に向かった。
-------------------------
「田園風景~♪」
千春は窓から顔を出し呟く、視線を感じ目を動かすと、不自然になびく草むらからルプとユラが見える、ユラは楽し気に手を振り、千春は手を振り返す。
「姿見せてんじゃん。」
「人少ないし大丈夫じゃね?」
後から頼子が答えると、白蛇姿のビェリーが答える。
「わっちら以外には見えんばい。」
「あ、そういう術ね、それならいいや。」
千春はもう一度ユラに手を振る、暫く走ると軽トラがハザードランプを焚く。
「着いたくさーい。」
千春が言うと、春恵は軽トラの後ろに車を止める、大きな畑にはさつまいもの葉が生い茂っていた。
「おおお!おじぃちゃんこれ全部さつまいも!?」
「おう、ここらの爺さんたちでやっとる共同畑だ。」
「あ、おじぃちゃんの畑じゃないんだ。」
沢山の畝に生い茂る緑の葉、すると軽トラの助手席からモリアンが降りて来る。
「・・・」
「おつかれモリー!」
「・・・ジブラロールの馬車なみに揺れました。」
「だろうね!」
「知ってたんですかぁ!?」
「うん♪」
車道から外れ、アスファルトの無い農道は砂利が敷き詰められた道だ、所々に水たまりの跡なのか凹みもあった、そして源治の軽トラはサスペンションが古いのか、かなり揺れるのだ。
「あそこからあそこまでなら幾らでも穫っていいぞ。」
源治が指差す先、広い畑の端から端を指差す。
「いや、そんなに取らないよ?おじぃちゃん。」
「そうか?ルプならイケるだろ。」
気付けばユラを降ろし、田舎の空気を楽しんでいるのか嬉しそうに空を見上げるルプが居た。
「ルプ穫れるの?」
「無理だろ。」
呆れたように答えるルプ、源治はゲラゲラ笑いながら荷物を降ろす。
「まぁ好きなだけ穫ればいい。」
「はーい!それじゃハルトはこれー。」
千春はエンハルトに鍬を渡す、ついでにアリンハンドにも渡すと、バケツとカゴを手にする。
「ユラ、軍手つけてね。」
「はーい!」
「千春、もう穫っていいの?」
「いいよん!」
「ヨリおねーちゃんやったことあるの?」
「うん、そう言えばジブラロールじゃ芋ほりとか無いの?」
頼子はアリンハンドに問いかける。
「芋を掘るんですか?」
「うん。」
「ないですね、私も初めてです。」
アリンハンドの言葉にエンハルトも頷く。
「こういう事は農家の者しかやらないからな、チハルたちはやるのか?」
「学校行事でやるよ♪」
「仕事か?」
「んにゃ、情操教育、土を触って自然の関心、食材の感謝、達成感とか協調性なんかも勉強出来るんだよ。」
「ほぉ、それは初耳だな。」
「ジブラロールでもやれば良いのに。」
「そうだな、学園長に相談してみよう。」
「うんうん、学園長に説明するなら私も手伝うし♪」
「いや、それは大丈夫だろう、学園長はケンタ殿だからな。」
「・・・はい?え?石田先生が学園長なの!?」
「そうだぞ?知らなかったのか?」
「知らなかったよ!え!?いつそんな出世したの!?」
「3大月ほど前だな。」
「・・・知らなかったよ、ヨリしってた?」
「んにゃ、初耳、もうすぐアヤネちゃん赤ちゃん生まれるくらいしか知らないね。」
頼子は軍手を付け、手をニギニギしながら答える。
「もうすぐらしいねー、まぁアイトネが祝福してたしスティカもポンって生まれるっしょ♪」
気楽に答える千春、そして軍手を付けたユラを連れ、畑に降りると、千春は手前にあったサツマイモの蔓を手に取る。
「ユラ、この付け根の所にあるからね。」
「これ?」
ユラは土に埋もれた蔓を指差す。
「そそ、そこ、おじぃちゃんこれひっぱっていいの?」
「あー、ここに一回鍬をいれてな。」
源治は畝に鍬を刺すと捏ね上げる。
「ほれ、引っ張ってみろ。」
源治に言われ、ユラはゆっくりと力を入れて行く、そして。
「おー!沢山ついてる!」
ユラが引く蔓の先に連なる沢山のさつまいも、千春はユラを支えながら一緒にひっぱる。
「いっぱーい!!!」
「凄いですね。」
「こんな風に獲れるんですねっ。」
サフィーナとモリアンもユラの横に寄ると土を払う。
「うん、良い感じだな、ハルト君、アリン君、その下にまだ芋があるから掘ってくれるか?」
「はい、ここですね。」
エンハルトも鍬で、アリンハンドはスコップで畝を崩す、ボロボロと出て来るさつまいもに2人も笑みを零す。
「面白いな。」
「ええ、子供に戻った気分です。」
2人は残った芋の土を払いながら籠に入れる、横では次の蔓を手にユラが準備をしていた。
「サフィー、モリー、そっちの掘ってー。」
「良いんですか?」
「やっても良いんですか!?」
「いいよー、私もやろーっと♪」
エンハルト、アリンハンド、源治が畝に鍬を入れ、皆はさつまいもを収穫していく、初めての芋ほり体験にジブラロール組は子供の様に楽しむ。
「沢山ついてますぅ!」
「チハル、沢山付いてます!」
「土落としてこの籠にいれてー!」
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