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綾音ちゃんに御守りを!
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「サフィーおはよー!」
「おかえりなさいチハル、元気ですね。」
侍女姿でいつも通り千春を迎えるサフィーナは、朝から元気な千春を見て微笑む。
「おばぁちゃんの朝ごはん食べて来たからね♪ね、おかぁさん!」
「美味しかったわね。」
母娘で微笑む姿を見て、サフィーナが頷き問いかける。
「今日の予定は?」
「あ、そうだ!アヤネせんせーの所に行くんだった。」
「アヤネ様?そう言えばもうすぐ産まれるとお聞きしてますね。」
「そう!ソレ!」
千春はアイテムボックスから安産祈願のお守りを見せる。
「木花咲耶姫様から貰ったんだよー。」
「それは御利益がありそうですね。」
「あるある、超ある!と!言う訳でアヤネせんせーの所に行きまーす。」
「その前にハルト殿下の所へ顔を出してね。」
「ん?何か用事?」
「もうすぐチハルの誕生日でしょう?」
「・・・あ、そうだわ、よく覚えてたね。」
「カレンダーに書いてますから。」
クスクス笑って答えるサフィーナ、千春は仕方ないかと自室に戻り着替えをする、そしてエンハルトの職務室へ向かった。
-------------------------
「たのもー!」
「おはようチハル。」
「おはよ~!」
「朝から元気だな。」
「あっちで美味しい朝ごはん食べて来たからね♪」
「それは羨ましいな。」
フッと笑いエンハルトは机からソファーに移動すると千春を促す。
「で?」
「サフィー、話をしていないのか?」
「誕生日でしょ?とは言いましたけれど?」
「そうか。」
サフィーナが答えると、エンハルトは千春を見る。
「なにかするの?」
「王国としては昨年通り、パレードの予定だ、王都の方は市井で勝手に盛り上がるからな。」
「あー、昨年も凄かったもんね。」
「ああ、それだけ慕われているという事だ。」
「ありがたやぁ。」
「チハルがありがたがるのか?」
「そりゃそうでしょ、何処から来たかもわからない娘が王女になって聖女になって次期王妃なんだよ?よく認めてくれたよね。」
「それだけの偉業を成してきただろ。」
「ごはん作っただけな気もするけどねー。」
軽く答える千春、エンハルトはチラリとサフィーナを見る、サフィーナはすまし顔で立って聞いていた。
「それでだ。」
エンハルトは一瞬間を置いて話を続ける。
「父上が王位を退く。」
「・・・へ?」
思わず千春の声が裏返る。
「今すぐではないが、次か、その次の年には退位する。」
「えー!?んじゃ次はハルトが王様!?」
「俺に何も無ければ・・・そうなるな。」
「何か有る訳ないじゃん、その時は全力で助けるし!」
「ありがとう、まぁそうなるとだ・・・」
エンハルトは一呼吸置き、千春を見つめる、千春もさすがに意味が解り、エンハルトに微笑む。
「結婚?」
微笑みながらも首を傾げ、悪戯っぽい仕草をする、エンハルトは頷く。
「父上にはもう少し待つようには言ってある。」
「う~ん、あと2年は学校あるんだけど・・・」
「ああ、専門学校だったか、卒業するまではとは話しているが、次の年には、今進めている政策が落ち着く、その時に俺と変わるつもりらしい。」
「へぇ~・・・そっかぁ。まぁいっか♪」
「良いのか?」
「うん、別に結婚して王妃になっても学校は行けるじゃん?」
「ああ、それは大丈夫だ、今チハルがやっている事以上の仕事は入れない。」
「でも自分で増やしちゃったからなぁ♪」
聖女としての仕事を自ら増やし、忙しそうにしている千春、それを知っているエンハルトは頷く。
「ニホンの用事は優先にして構わないからな。」
「ありがとう、でも言うほど日本の用事って無いから大丈夫だよ。」
千春の答えを聞き、エンハルトはホッとしたのか微笑み返す。
「ある程度の話しが進めば、その都度説明をする。」
「うん、他のメンバーも同じ事話ししてたから、こっちで婚姻進めたい人はもう話ししてると思うし、私も大丈夫だよ♪」
そう言うと千春は立ち上がり、ふと首を傾げる。
「どうした?」
「いや、なんか用事あったなと思って。」
「チハル、アヤネ様の所に行くんでしょ。」
「あ!そうだ、ちょっとお出かけしてくる!」
「イシダ邸か、」
「そう!神様からの頂き物をお届け♪」
「それは届けないといけないな、護衛は・・・」
「うちの執事とルプがいるんだよ?侍女もいるし。」
「王女が用事で出かけるなら護衛を付けて、王族の馬車で移動する、常識なんだがなぁ。」
「いまさらじゃ~ん♪いってくるね♪」
「サフィー、頼んだぞ。」
「はい、お任せください。」
サフィーナが返事を返すと、千春はエンハルトの部屋を出る、そして自室に戻ると、ワークスやサリナ、モリアン達を連れ、石田邸へ向かった。
-------------------------
「アヤネせんせー!」
石田邸に着いた千春は箒から降りると、大きな扉についたノッカーでノックする、すぐに執事が扉を開け、千春達を屋敷に迎え入れる。
「チハル王女殿下、ようこそ。」
「アヤネ先生居ます?」
「はい、今自室でお休みして頂いております。」
「寝てる感じです?」
「いえ、起きてらっしゃいますが、お部屋でお寛ぎして頂いております。」
「お邪魔してもいいですか?」
「ええ、すぐにお呼び致しますので。」
「あ、大丈夫です、行きますから♪」
千春はそう言うと、執事に案内され、屋敷の廊下を歩く、綾音の趣味なのか調度品が綺麗に並べられ、所々にドライフラワーや生け花も飾られている、千春はそれを見ながら廊下を歩く。
「ノイガー様!」
執事の名前を呼びながら侍女が小走りで走って来る。
「王女殿下の前ですよ。」
ノイガーは侍女に声を掛けるが、侍女は言葉を続ける。
「奥様が破水致しました。」
「!?」
千春は驚きオロオロと周りを見る。
「えっ!?ええっ!?もう!?やばっ、どうしようサフィー!」
「大丈夫よ、何か有れば直ぐに動ける様にしてるはずだから。」
サフィーナはそう言うと、ノイガーが頷く。
「予定日は少し過ぎておりますので、準備は万端で御座います、王女殿下。」
「よかったぁ、あ!御守り渡さないと!」
千春は手に握った御守りを見せる、ノイガーは頷き千春を綾音の部屋に案内した。
「おかえりなさいチハル、元気ですね。」
侍女姿でいつも通り千春を迎えるサフィーナは、朝から元気な千春を見て微笑む。
「おばぁちゃんの朝ごはん食べて来たからね♪ね、おかぁさん!」
「美味しかったわね。」
母娘で微笑む姿を見て、サフィーナが頷き問いかける。
「今日の予定は?」
「あ、そうだ!アヤネせんせーの所に行くんだった。」
「アヤネ様?そう言えばもうすぐ産まれるとお聞きしてますね。」
「そう!ソレ!」
千春はアイテムボックスから安産祈願のお守りを見せる。
「木花咲耶姫様から貰ったんだよー。」
「それは御利益がありそうですね。」
「あるある、超ある!と!言う訳でアヤネせんせーの所に行きまーす。」
「その前にハルト殿下の所へ顔を出してね。」
「ん?何か用事?」
「もうすぐチハルの誕生日でしょう?」
「・・・あ、そうだわ、よく覚えてたね。」
「カレンダーに書いてますから。」
クスクス笑って答えるサフィーナ、千春は仕方ないかと自室に戻り着替えをする、そしてエンハルトの職務室へ向かった。
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「たのもー!」
「おはようチハル。」
「おはよ~!」
「朝から元気だな。」
「あっちで美味しい朝ごはん食べて来たからね♪」
「それは羨ましいな。」
フッと笑いエンハルトは机からソファーに移動すると千春を促す。
「で?」
「サフィー、話をしていないのか?」
「誕生日でしょ?とは言いましたけれど?」
「そうか。」
サフィーナが答えると、エンハルトは千春を見る。
「なにかするの?」
「王国としては昨年通り、パレードの予定だ、王都の方は市井で勝手に盛り上がるからな。」
「あー、昨年も凄かったもんね。」
「ああ、それだけ慕われているという事だ。」
「ありがたやぁ。」
「チハルがありがたがるのか?」
「そりゃそうでしょ、何処から来たかもわからない娘が王女になって聖女になって次期王妃なんだよ?よく認めてくれたよね。」
「それだけの偉業を成してきただろ。」
「ごはん作っただけな気もするけどねー。」
軽く答える千春、エンハルトはチラリとサフィーナを見る、サフィーナはすまし顔で立って聞いていた。
「それでだ。」
エンハルトは一瞬間を置いて話を続ける。
「父上が王位を退く。」
「・・・へ?」
思わず千春の声が裏返る。
「今すぐではないが、次か、その次の年には退位する。」
「えー!?んじゃ次はハルトが王様!?」
「俺に何も無ければ・・・そうなるな。」
「何か有る訳ないじゃん、その時は全力で助けるし!」
「ありがとう、まぁそうなるとだ・・・」
エンハルトは一呼吸置き、千春を見つめる、千春もさすがに意味が解り、エンハルトに微笑む。
「結婚?」
微笑みながらも首を傾げ、悪戯っぽい仕草をする、エンハルトは頷く。
「父上にはもう少し待つようには言ってある。」
「う~ん、あと2年は学校あるんだけど・・・」
「ああ、専門学校だったか、卒業するまではとは話しているが、次の年には、今進めている政策が落ち着く、その時に俺と変わるつもりらしい。」
「へぇ~・・・そっかぁ。まぁいっか♪」
「良いのか?」
「うん、別に結婚して王妃になっても学校は行けるじゃん?」
「ああ、それは大丈夫だ、今チハルがやっている事以上の仕事は入れない。」
「でも自分で増やしちゃったからなぁ♪」
聖女としての仕事を自ら増やし、忙しそうにしている千春、それを知っているエンハルトは頷く。
「ニホンの用事は優先にして構わないからな。」
「ありがとう、でも言うほど日本の用事って無いから大丈夫だよ。」
千春の答えを聞き、エンハルトはホッとしたのか微笑み返す。
「ある程度の話しが進めば、その都度説明をする。」
「うん、他のメンバーも同じ事話ししてたから、こっちで婚姻進めたい人はもう話ししてると思うし、私も大丈夫だよ♪」
そう言うと千春は立ち上がり、ふと首を傾げる。
「どうした?」
「いや、なんか用事あったなと思って。」
「チハル、アヤネ様の所に行くんでしょ。」
「あ!そうだ、ちょっとお出かけしてくる!」
「イシダ邸か、」
「そう!神様からの頂き物をお届け♪」
「それは届けないといけないな、護衛は・・・」
「うちの執事とルプがいるんだよ?侍女もいるし。」
「王女が用事で出かけるなら護衛を付けて、王族の馬車で移動する、常識なんだがなぁ。」
「いまさらじゃ~ん♪いってくるね♪」
「サフィー、頼んだぞ。」
「はい、お任せください。」
サフィーナが返事を返すと、千春はエンハルトの部屋を出る、そして自室に戻ると、ワークスやサリナ、モリアン達を連れ、石田邸へ向かった。
-------------------------
「アヤネせんせー!」
石田邸に着いた千春は箒から降りると、大きな扉についたノッカーでノックする、すぐに執事が扉を開け、千春達を屋敷に迎え入れる。
「チハル王女殿下、ようこそ。」
「アヤネ先生居ます?」
「はい、今自室でお休みして頂いております。」
「寝てる感じです?」
「いえ、起きてらっしゃいますが、お部屋でお寛ぎして頂いております。」
「お邪魔してもいいですか?」
「ええ、すぐにお呼び致しますので。」
「あ、大丈夫です、行きますから♪」
千春はそう言うと、執事に案内され、屋敷の廊下を歩く、綾音の趣味なのか調度品が綺麗に並べられ、所々にドライフラワーや生け花も飾られている、千春はそれを見ながら廊下を歩く。
「ノイガー様!」
執事の名前を呼びながら侍女が小走りで走って来る。
「王女殿下の前ですよ。」
ノイガーは侍女に声を掛けるが、侍女は言葉を続ける。
「奥様が破水致しました。」
「!?」
千春は驚きオロオロと周りを見る。
「えっ!?ええっ!?もう!?やばっ、どうしようサフィー!」
「大丈夫よ、何か有れば直ぐに動ける様にしてるはずだから。」
サフィーナはそう言うと、ノイガーが頷く。
「予定日は少し過ぎておりますので、準備は万端で御座います、王女殿下。」
「よかったぁ、あ!御守り渡さないと!」
千春は手に握った御守りを見せる、ノイガーは頷き千春を綾音の部屋に案内した。
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