245 / 1,167
連載
キノコの魔物!
しおりを挟む
「あの開けた所で降りてくれるか?」
トロンは指を差し降りる場所を伝えると、サイマスはゆっくりと降りていく。
「おー、大自然!」
「木が積み上げてありますね。」
「キノコの栽培してるんだろう。」
「こうやって栽培してるんですね。」
千春とエンハルト、サフィーナは林の中にある積み上げられた木を見ながら話す。
「そこは村の者が栽培しているが、王女様が採るなら伝えておくから採ってもいいぞ。」
「いやいや、中に入って自然に生えてるの採るよ。」
「それじゃこっちだ、色々有るが毒キノコもある、採る前に聞いてくれ。」
「トロンさんわかるの?」
「もちろんだ、この村で育ったからな。」
千春達はトロンに付いて行く。
「キノコあった!」
ケンブリットが木の根元にある朽ちた枝を見ながら言う。
「それは食べられないぞ。」
白いキノコを見ながらトロンが言う。
「食べたらどうなるの?」
「お腹が痛くなって吐くぞ。」
「ひぇー。」
イーレンが聞くと説明をするトロン。
「もう少し進めば食べれるキノコが生えているからな。」
そう言うとまた歩き出し先を進む。
「ここら辺にあるキノコで、茶色のキノコ、黄色のキノコは基本食べれるが、毒があるキノコもある・・・、これは食べれる奴だ、似たようなキノコもあるが、この茶色、この黄色以外のキノコには触らない様に。」
「さわっちゃだめなの?」
「あぁ、触るだけで手がカブレる物もあるからな、この中に分かる者は居るか?」
「はーい私は鑑定しながら採るからわかるよー。」
千春が手を上げながら言う。
「そうか、それじゃ俺は子供達に付いて行こう。」
トロンはそう言うと子供達に木の根元を指差しながら食べれるキノコを教えている。
「・・・で、見つけれないんだけど。」
「千春、そこにあるぞ。」
ルプは獣人の姿になり指差しで教える。
「おー!シイタケっぽい!」
「一度見つけると周りに有る物も分かりますね。」
「チハルここにもあるぞ。」
「ハルトも採って~。」
千春が採るキノコの周りに群生するようにいっぱい生えていた。
「・・・んー。」
「ロイロどしたの?」
「いや、微弱じゃが魔物の気配がするんじゃが、よくわからん。」
「どこ?」
「そっちの方じゃなぁ。」
ロイロが見る方を千春も見るが何も無い。
「気配も無いな・・・ん?枯れ葉が擦れる音がするぞ。」
「あ!あそこ!地面が少し動いた!」
「ネズミとか?」
「どうでしょうか。」
「ネズミなら気配で俺が気付くんだがな。」
千春とサフィーナ、ロイロとルプは地面をじーーーっと見ていると、ぴょこっと傘が出て来た。
「ぅぉ!?キノコ!?」
「そう言えばキノコの魔物が出るって言ってましたね。」
「アレ魔物なの!?」
手のひらほどのカラフルなキノコが左右に揺れながら枯れ葉の隙間から顔を出している。
「・・・可愛いな。」
「そうですか?」
「ふむ、害は無さそうじゃが。」
「どうした?」
地面を見ている5人にトロンが声をかける。
「キノコの魔物が居たの。」
「どれどれ、あー、イエローファンガスだ、アレの紫と緑色は毒の胞子を撒くが、それ以外は美味いぞ。」
「え!?食べるの?アレ!?」
「あぁ、王女様も魔物食べるだろ?」
「あーうん、食べるけど。」
ぴょこっと出たイエローファンガスはてこてこと歩き千春の近くまで来る。
「これ攻撃してくる?」
「いや、別に何もしないな、こいつらは食べたキノコを色々な所に生やす、ある程度大きくなると勝手に死ぬんだが、そこからまた増えて行く、狩っても幾らでも出て来るからな見つけたら狩って食べるんだ。」
「ふむふむ、食べたキノコの胞子を振りまいてそこで自分も増える感じかな。」
「胞子?」
「うん、キノコって菌の塊なんだよ、その菌が植物の種みたいな胞子を木に付着して増えるとキノコになるの。」
「へぇ、王女様詳しいんだな、俺でも知らなかったぞ。」
トロンは千春の知識に関心しながらイエローファンガスを捕まえる。
「こいつの捕まえ方は簡単だ、動きが遅いから子供でも捕まえれる、それで・・・。」
トロンは傘の部分から半分に割ると魔石を取り出す。
「この小さな魔石を取るとただのキノコになる。」
「あらー、なんか可哀そう。」
「そうか?魔物だぞ?」
トロンは米粒ほどの魔石をぽいっと捨てイエローファンガスを千春に渡す。
「まぁまた出てきたら同じ様にすればいい。」
そう言うと子供達の方に戻り、またキノコの場所を教えだした。
「・・・鑑定・・・ほんとだ、美味だって。」
「おいしそうには見えませんけどね。」
「千春、あそこにも居るぞ。」
ルプは歩いて枯れ葉を払うとイエローファンガスが左右に揺れていた。
「ふむ、こうか。」
ルプは傘を割り魔石を取り出しポイっと捨てる。
「あの魔石取っておかなくていいの?」
「使い道は無いな、あれだけ小さな魔石だと。」
エンハルトがそう答えると、ルプは次々と耳を澄ませイエローファンガスを見つけて行く。
「結構居るね、トロンさ~んイエローファンガス狩りまくっていいの!?」
「かまわねーよ、いくらでも出てくるからな。」
「ルプ、ファンガスちゃん担当ね、私はシイタケ採ってるわ。」
「おう、任せろ。」
千春はエンハルト、サフィーナ、ロイロと3人でキノコを次々収納する。
「さて、結構取ったけどあっちはどうかな。」
「一度合流するか。」
千春とエンハルトは視界には見えるが少し離れたサリナを見る。
「千春、これを収納してくれ。」
「いっぱい狩ったねぇ。」
手にイエローファンガスを抱えてルプが歩いてくる、千春はそれを収納しサリナの所に戻る。
「チハルおねえちゃん!これみて!」
「お?赤いファンガスちゃん。」
「これも食べれるんだって!」
「ユラが捕まえたの?」
「うん!」
ユラの持つ赤いファンガスはプルプル揺れながら捕まえられている。
「僕も捕まえました!」
「へぇこっちは赤いのが居たのかぁ。」
シュウラスも赤いファンガスを持っていたが、こちらは半分に割られ動いていなかった。
「収獲したキノコは?」
「このなかー!」
ユラはアイテムボックスのバッグを開きその中に赤いファンガスをポイっと入れる。
「ユラちゃんこれもおねがーい。」
イーレンは小さな腕いっぱいにマッシュルームのような丸いキノコを持ってくる。
「おー、大量だねー。」
「えへへ、キノコがり楽しいです!」
ドラゴニュートのダフニー達は子供達を一人ずつ護衛しながら周りを警戒し、トロンもキノコを見つけては子供達に教え収獲させていた。
「サリナ、どうだった?」
「皆楽しそうにしてましたよ。」
「そっか、そう言えばアルデアは?」
「イーナちゃんと一緒に蝙蝠になって散歩してましたが。」
「チハル終わったのー?」
蝙蝠が2匹飛んでくるとアルデアは人に戻る。
「どこ行ってたの?2人で。」
「周囲を警戒しながらキノコを採ってたわよ、ほら。」
アルデアはアイテムボックスから丸い真っ黒なキノコを取り出す。
「・・・これ、トリュフじゃん!!!!!!」
「あら、知ってたの?」
「どうしたの!?どうやって見つけたの!?」
「この子達が見つけるの得意なのよ。」
そう言うとアルデアの影から真っ黒な犬が出て来る。
「このキノコは土の中に有るけれどこの子達は匂いを覚えているから見つける事が出来るの、このキノコをチーズと食べるとワインによく合うのよ、久しぶりに見つけたから嬉しいわ。」
ニコニコしながらアルデアは千春に言う。
「うわぁマジか、いっぱい採れた?」
「えぇ、沢山採れたわ。」
「トロンさんコレ知ってます?」
「いや、知らないな、キノコなのか?この土塊が。」
「うん、すっごい香りの強いキノコで超が付く高級品だよ。」
「・・・見つけるコツは?話だと土の中なんだよな?」
「そう、匂いで見つけるの。」
「無理だろ・・・そんな物。」
呆れる様に言うトロン、そして目的は達成したと千春達はドラゴンに乗り村へ戻った。
トロンは指を差し降りる場所を伝えると、サイマスはゆっくりと降りていく。
「おー、大自然!」
「木が積み上げてありますね。」
「キノコの栽培してるんだろう。」
「こうやって栽培してるんですね。」
千春とエンハルト、サフィーナは林の中にある積み上げられた木を見ながら話す。
「そこは村の者が栽培しているが、王女様が採るなら伝えておくから採ってもいいぞ。」
「いやいや、中に入って自然に生えてるの採るよ。」
「それじゃこっちだ、色々有るが毒キノコもある、採る前に聞いてくれ。」
「トロンさんわかるの?」
「もちろんだ、この村で育ったからな。」
千春達はトロンに付いて行く。
「キノコあった!」
ケンブリットが木の根元にある朽ちた枝を見ながら言う。
「それは食べられないぞ。」
白いキノコを見ながらトロンが言う。
「食べたらどうなるの?」
「お腹が痛くなって吐くぞ。」
「ひぇー。」
イーレンが聞くと説明をするトロン。
「もう少し進めば食べれるキノコが生えているからな。」
そう言うとまた歩き出し先を進む。
「ここら辺にあるキノコで、茶色のキノコ、黄色のキノコは基本食べれるが、毒があるキノコもある・・・、これは食べれる奴だ、似たようなキノコもあるが、この茶色、この黄色以外のキノコには触らない様に。」
「さわっちゃだめなの?」
「あぁ、触るだけで手がカブレる物もあるからな、この中に分かる者は居るか?」
「はーい私は鑑定しながら採るからわかるよー。」
千春が手を上げながら言う。
「そうか、それじゃ俺は子供達に付いて行こう。」
トロンはそう言うと子供達に木の根元を指差しながら食べれるキノコを教えている。
「・・・で、見つけれないんだけど。」
「千春、そこにあるぞ。」
ルプは獣人の姿になり指差しで教える。
「おー!シイタケっぽい!」
「一度見つけると周りに有る物も分かりますね。」
「チハルここにもあるぞ。」
「ハルトも採って~。」
千春が採るキノコの周りに群生するようにいっぱい生えていた。
「・・・んー。」
「ロイロどしたの?」
「いや、微弱じゃが魔物の気配がするんじゃが、よくわからん。」
「どこ?」
「そっちの方じゃなぁ。」
ロイロが見る方を千春も見るが何も無い。
「気配も無いな・・・ん?枯れ葉が擦れる音がするぞ。」
「あ!あそこ!地面が少し動いた!」
「ネズミとか?」
「どうでしょうか。」
「ネズミなら気配で俺が気付くんだがな。」
千春とサフィーナ、ロイロとルプは地面をじーーーっと見ていると、ぴょこっと傘が出て来た。
「ぅぉ!?キノコ!?」
「そう言えばキノコの魔物が出るって言ってましたね。」
「アレ魔物なの!?」
手のひらほどのカラフルなキノコが左右に揺れながら枯れ葉の隙間から顔を出している。
「・・・可愛いな。」
「そうですか?」
「ふむ、害は無さそうじゃが。」
「どうした?」
地面を見ている5人にトロンが声をかける。
「キノコの魔物が居たの。」
「どれどれ、あー、イエローファンガスだ、アレの紫と緑色は毒の胞子を撒くが、それ以外は美味いぞ。」
「え!?食べるの?アレ!?」
「あぁ、王女様も魔物食べるだろ?」
「あーうん、食べるけど。」
ぴょこっと出たイエローファンガスはてこてこと歩き千春の近くまで来る。
「これ攻撃してくる?」
「いや、別に何もしないな、こいつらは食べたキノコを色々な所に生やす、ある程度大きくなると勝手に死ぬんだが、そこからまた増えて行く、狩っても幾らでも出て来るからな見つけたら狩って食べるんだ。」
「ふむふむ、食べたキノコの胞子を振りまいてそこで自分も増える感じかな。」
「胞子?」
「うん、キノコって菌の塊なんだよ、その菌が植物の種みたいな胞子を木に付着して増えるとキノコになるの。」
「へぇ、王女様詳しいんだな、俺でも知らなかったぞ。」
トロンは千春の知識に関心しながらイエローファンガスを捕まえる。
「こいつの捕まえ方は簡単だ、動きが遅いから子供でも捕まえれる、それで・・・。」
トロンは傘の部分から半分に割ると魔石を取り出す。
「この小さな魔石を取るとただのキノコになる。」
「あらー、なんか可哀そう。」
「そうか?魔物だぞ?」
トロンは米粒ほどの魔石をぽいっと捨てイエローファンガスを千春に渡す。
「まぁまた出てきたら同じ様にすればいい。」
そう言うと子供達の方に戻り、またキノコの場所を教えだした。
「・・・鑑定・・・ほんとだ、美味だって。」
「おいしそうには見えませんけどね。」
「千春、あそこにも居るぞ。」
ルプは歩いて枯れ葉を払うとイエローファンガスが左右に揺れていた。
「ふむ、こうか。」
ルプは傘を割り魔石を取り出しポイっと捨てる。
「あの魔石取っておかなくていいの?」
「使い道は無いな、あれだけ小さな魔石だと。」
エンハルトがそう答えると、ルプは次々と耳を澄ませイエローファンガスを見つけて行く。
「結構居るね、トロンさ~んイエローファンガス狩りまくっていいの!?」
「かまわねーよ、いくらでも出てくるからな。」
「ルプ、ファンガスちゃん担当ね、私はシイタケ採ってるわ。」
「おう、任せろ。」
千春はエンハルト、サフィーナ、ロイロと3人でキノコを次々収納する。
「さて、結構取ったけどあっちはどうかな。」
「一度合流するか。」
千春とエンハルトは視界には見えるが少し離れたサリナを見る。
「千春、これを収納してくれ。」
「いっぱい狩ったねぇ。」
手にイエローファンガスを抱えてルプが歩いてくる、千春はそれを収納しサリナの所に戻る。
「チハルおねえちゃん!これみて!」
「お?赤いファンガスちゃん。」
「これも食べれるんだって!」
「ユラが捕まえたの?」
「うん!」
ユラの持つ赤いファンガスはプルプル揺れながら捕まえられている。
「僕も捕まえました!」
「へぇこっちは赤いのが居たのかぁ。」
シュウラスも赤いファンガスを持っていたが、こちらは半分に割られ動いていなかった。
「収獲したキノコは?」
「このなかー!」
ユラはアイテムボックスのバッグを開きその中に赤いファンガスをポイっと入れる。
「ユラちゃんこれもおねがーい。」
イーレンは小さな腕いっぱいにマッシュルームのような丸いキノコを持ってくる。
「おー、大量だねー。」
「えへへ、キノコがり楽しいです!」
ドラゴニュートのダフニー達は子供達を一人ずつ護衛しながら周りを警戒し、トロンもキノコを見つけては子供達に教え収獲させていた。
「サリナ、どうだった?」
「皆楽しそうにしてましたよ。」
「そっか、そう言えばアルデアは?」
「イーナちゃんと一緒に蝙蝠になって散歩してましたが。」
「チハル終わったのー?」
蝙蝠が2匹飛んでくるとアルデアは人に戻る。
「どこ行ってたの?2人で。」
「周囲を警戒しながらキノコを採ってたわよ、ほら。」
アルデアはアイテムボックスから丸い真っ黒なキノコを取り出す。
「・・・これ、トリュフじゃん!!!!!!」
「あら、知ってたの?」
「どうしたの!?どうやって見つけたの!?」
「この子達が見つけるの得意なのよ。」
そう言うとアルデアの影から真っ黒な犬が出て来る。
「このキノコは土の中に有るけれどこの子達は匂いを覚えているから見つける事が出来るの、このキノコをチーズと食べるとワインによく合うのよ、久しぶりに見つけたから嬉しいわ。」
ニコニコしながらアルデアは千春に言う。
「うわぁマジか、いっぱい採れた?」
「えぇ、沢山採れたわ。」
「トロンさんコレ知ってます?」
「いや、知らないな、キノコなのか?この土塊が。」
「うん、すっごい香りの強いキノコで超が付く高級品だよ。」
「・・・見つけるコツは?話だと土の中なんだよな?」
「そう、匂いで見つけるの。」
「無理だろ・・・そんな物。」
呆れる様に言うトロン、そして目的は達成したと千春達はドラゴンに乗り村へ戻った。
847
あなたにおすすめの小説
聖女の座を追われた私は田舎で畑を耕すつもりが、辺境伯様に「君は畑担当ね」と強引に任命されました
さら
恋愛
王都で“聖女”として人々を癒やし続けてきたリーネ。だが「加護が弱まった」と政争の口実にされ、無慈悲に追放されてしまう。行き場を失った彼女が選んだのは、幼い頃からの夢――のんびり畑を耕す暮らしだった。
ところが辺境の村にたどり着いた途端、無骨で豪胆な領主・辺境伯に「君は畑担当だ」と強引に任命されてしまう。荒れ果てた土地、困窮する領民たち、そして王都から伸びる陰謀の影。追放されたはずの聖女は、鍬を握り、祈りを土に注ぐことで再び人々に希望を芽吹かせていく。
「畑担当の聖女さま」と呼ばれながら笑顔を取り戻していくリーネ。そして彼女を真っ直ぐに支える辺境伯との距離も、少しずつ近づいて……?
畑から始まるスローライフと、不器用な辺境伯との恋。追放された聖女が見つけた本当の居場所は、王都の玉座ではなく、土と緑と温かな人々に囲まれた辺境の畑だった――。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。
石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。
自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。
そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。
好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。
婚約破棄された悪役令嬢、手切れ金でもらった不毛の領地を【神の恵み(現代農業知識)】で満たしたら、塩対応だった氷の騎士様が離してくれません
夏見ナイ
恋愛
公爵令嬢アリシアは、王太子から婚約破棄された瞬間、歓喜に打ち震えた。これで退屈な悪役令嬢の役目から解放される!
前世が日本の農学徒だった彼女は、慰謝料として誰もが嫌がる不毛の辺境領地を要求し、念願の農業スローライフをスタートさせる。
土壌改良、品種改良、魔法と知識を融合させた革新的な農法で、荒れ地は次々と黄金の穀倉地帯へ。
当初アリシアを厄介者扱いしていた「氷の騎士」カイ辺境伯も、彼女の作る絶品料理に胃袋を掴まれ、不器用ながらも彼女に惹かれていく。
一方、彼女を追放した王都は深刻な食糧危機に陥り……。
これは、捨てられた令嬢が農業チートで幸せを掴む、甘くて美味しい逆転ざまぁ&領地経営ラブストーリー!
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
【完結】「神様、辞めました〜竜神の愛し子に冤罪を着せ投獄するような人間なんてもう知らない」
まほりろ
恋愛
王太子アビー・シュトースと聖女カーラ・ノルデン公爵令嬢の結婚式当日。二人が教会での誓いの儀式を終え、教会の扉を開け外に一歩踏み出したとき、国中の壁や窓に不吉な文字が浮かび上がった。
【本日付けで神を辞めることにした】
フラワーシャワーを巻き王太子と王太子妃の結婚を祝おうとしていた参列者は、突然現れた文字に驚きを隠せず固まっている。
国境に壁を築きモンスターの侵入を防ぎ、結界を張り国内にいるモンスターは弱体化させ、雨を降らせ大地を潤し、土地を豊かにし豊作をもたらし、人間の体を強化し、生活が便利になるように魔法の力を授けた、竜神ウィルペアトが消えた。
人々は三カ月前に冤罪を着せ、|罵詈雑言《ばりぞうごん》を浴びせ、石を投げつけ投獄した少女が、本物の【竜の愛し子】だと分かり|戦慄《せんりつ》した。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
アルファポリスに先行投稿しています。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
2021/12/13、HOTランキング3位、12/14総合ランキング4位、恋愛3位に入りました! ありがとうございます!
「わざわざ始まるまでまたないで、今のうちに手を打ったってよくない?」
イチイ アキラ
恋愛
アスター公爵令嬢エステルは、夢をみる。それは先を映す夢。
ある日、夢をみた。
この国の未来を。
それをアルフレッド王太子に相談する。彼女を愛して止まない婚約者に。
彼は言う。
愛する君とぼくの国のためなら、未来を変えるのも仕方なくない?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。