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閑話 三人の先輩達
13話・アンネの本音
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.........。
...............。
.....................。
...........................うぐ、
うぐぐぐぐぅぅうぅぅぅう、
あぎゃぁぁぁぁああああ―――――っ!!
ま、またやってしまったぁぁぁぁああああっ!!!
私はいつもの発作を抑えきれなかった事に、頭を強く抱いて悶絶してしまう。
「もう!マジでなんなのよ、私ぃぃいっ!毎度、毎度さあぁぁぁあっ!!!」
馬鹿なの!
馬鹿なんでしょう!
ホント死んじゃえよ、あまのじゃくな私ぃいぃぃぃいいっ!!!
私は自分のあまりの歯がゆい性格に思いっきり呆れ返ってしまい、
悔しいと腹立ちでその場をゴロゴロと転がって宣う。
ゼェ...ゼェ...ゼェ......
「......でもあいつも作った唐揚げ、美味しかったなぁ」
あいつ、また料理の腕を上げたみたいだね。
でも私だって負けないんだから。
だ、だってさ、もし私達が結婚した時、あんたの料理力の方が
上だったら立つ瀬がないもん。
……って、
け、けけ、け、結婚ってぇぇぇえぇえ!?
だ、だ、だだだ、誰があんな奴とっ!!?
「………出来たらいいなぁ」
はわわ~あいつの奥さんかぁ~~。
けど今のこのままの性格じゃ、あいつと結婚なんて絶対に無理だよね。
こんな性格のままじゃ、あいつもいつか呆れ返り、私の側からいなく
なってしまうのが火を見るより明らかだもん。
あいつが私から離れちゃう......
そんなの......嫌だぁぁぁぁあああ~~っ!!
あいつは私の旦那様モノだもんっ!
決して誰にも渡したりなんてしないんだからぁっ!!
私は表で見せる態度とは全く違い、
ザックの事が心の底から、本当に心の底から大好きだった。
――幼少の頃の私は、ザックとは普通に接していた。
だがしかし、ある日を境にあいつの事を私は拒絶し始めてしまう。
そう…それは私があいつに...ザックに恋をしているんだと知って
しまったあの日から。
あいつと顔を合わせる時も、話す時も、あいつと会っていない時だって、
あいつの事を考えるだけで顔中を真っ赤に染めてしまう。
このドキドキ感と高揚感が身体の底から迸ってくる度、
私はとても気恥ずかしくなってしまい、私はドンドンあいつから距離を
取り始め、拒絶し、
そしてその気恥ずかしさを誤魔化す為、
私はあいつに辛く当たる様になってしまった。
「はぁ…まさかここまで恋愛の表現が下手だなんて、自分でもビックリだよ……」
そんな感じで、以来私はあいつと仲良くとしようと思えば思うほど、
照れ隠しで真逆の態度を取ってしまうのだ。
「もうホント何なのさっ!この馬鹿みたいな照れの隠し方はさぁぁぁあっ!
こんなん、ちっとも照れ隠しなんかじゃないじゃんかぁぁぁああっ!!」
あいつも私が照れ隠しのせいで、いつもあんなヒドイ言葉や態度を取って
いるなんて、思う訳ないよね。
だってこの態度、照れ隠しどころか、完全に嫌いな奴に向ける態度だもん。
「うう、どうしよう......このままじゃ私、ザックに見捨てられちゃうぅぅう……」
私がこの危機的状況に心の中で「やだ!やだ!やだ!やだ!やだぁぁあっ!!」と、
嘆きの咆哮を上げていると、
「あ、ここにいた!お~~~い、アンネちゃ~~~んっ♪」
私を呼ぶザックの声が耳に聞こえてきた。
「はあああ!またあんたなの?私に声掛けんなって、何度も何度も口酸っぱく
言ってるよねぇぇえっ?」
「う、うん。でも明日は、そ、そのアンネちゃんの誕生―――」
「だから声掛けんなって言っているでしょうがっ!シッシッ!シィィイッ!!」
私はさっきの懺悔はどこにといわんばかりに、また心にも思っていない言葉と
行動を取って、その場からザックを追い返そうとしてしまう。
...............。
.....................。
...........................うぐ、
うぐぐぐぐぅぅうぅぅぅう、
あぎゃぁぁぁぁああああ―――――っ!!
ま、またやってしまったぁぁぁぁああああっ!!!
私はいつもの発作を抑えきれなかった事に、頭を強く抱いて悶絶してしまう。
「もう!マジでなんなのよ、私ぃぃいっ!毎度、毎度さあぁぁぁあっ!!!」
馬鹿なの!
馬鹿なんでしょう!
ホント死んじゃえよ、あまのじゃくな私ぃいぃぃぃいいっ!!!
私は自分のあまりの歯がゆい性格に思いっきり呆れ返ってしまい、
悔しいと腹立ちでその場をゴロゴロと転がって宣う。
ゼェ...ゼェ...ゼェ......
「......でもあいつも作った唐揚げ、美味しかったなぁ」
あいつ、また料理の腕を上げたみたいだね。
でも私だって負けないんだから。
だ、だってさ、もし私達が結婚した時、あんたの料理力の方が
上だったら立つ瀬がないもん。
……って、
け、けけ、け、結婚ってぇぇぇえぇえ!?
だ、だ、だだだ、誰があんな奴とっ!!?
「………出来たらいいなぁ」
はわわ~あいつの奥さんかぁ~~。
けど今のこのままの性格じゃ、あいつと結婚なんて絶対に無理だよね。
こんな性格のままじゃ、あいつもいつか呆れ返り、私の側からいなく
なってしまうのが火を見るより明らかだもん。
あいつが私から離れちゃう......
そんなの......嫌だぁぁぁぁあああ~~っ!!
あいつは私の旦那様モノだもんっ!
決して誰にも渡したりなんてしないんだからぁっ!!
私は表で見せる態度とは全く違い、
ザックの事が心の底から、本当に心の底から大好きだった。
――幼少の頃の私は、ザックとは普通に接していた。
だがしかし、ある日を境にあいつの事を私は拒絶し始めてしまう。
そう…それは私があいつに...ザックに恋をしているんだと知って
しまったあの日から。
あいつと顔を合わせる時も、話す時も、あいつと会っていない時だって、
あいつの事を考えるだけで顔中を真っ赤に染めてしまう。
このドキドキ感と高揚感が身体の底から迸ってくる度、
私はとても気恥ずかしくなってしまい、私はドンドンあいつから距離を
取り始め、拒絶し、
そしてその気恥ずかしさを誤魔化す為、
私はあいつに辛く当たる様になってしまった。
「はぁ…まさかここまで恋愛の表現が下手だなんて、自分でもビックリだよ……」
そんな感じで、以来私はあいつと仲良くとしようと思えば思うほど、
照れ隠しで真逆の態度を取ってしまうのだ。
「もうホント何なのさっ!この馬鹿みたいな照れの隠し方はさぁぁぁあっ!
こんなん、ちっとも照れ隠しなんかじゃないじゃんかぁぁぁああっ!!」
あいつも私が照れ隠しのせいで、いつもあんなヒドイ言葉や態度を取って
いるなんて、思う訳ないよね。
だってこの態度、照れ隠しどころか、完全に嫌いな奴に向ける態度だもん。
「うう、どうしよう......このままじゃ私、ザックに見捨てられちゃうぅぅう……」
私がこの危機的状況に心の中で「やだ!やだ!やだ!やだ!やだぁぁあっ!!」と、
嘆きの咆哮を上げていると、
「あ、ここにいた!お~~~い、アンネちゃ~~~んっ♪」
私を呼ぶザックの声が耳に聞こえてきた。
「はあああ!またあんたなの?私に声掛けんなって、何度も何度も口酸っぱく
言ってるよねぇぇえっ?」
「う、うん。でも明日は、そ、そのアンネちゃんの誕生―――」
「だから声掛けんなって言っているでしょうがっ!シッシッ!シィィイッ!!」
私はさっきの懺悔はどこにといわんばかりに、また心にも思っていない言葉と
行動を取って、その場からザックを追い返そうとしてしまう。
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