社畜が会社辞めて農業始めました

紅 蓮也

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第7話 畑を耕す

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 昼を食べ終え、食後休憩を軽く取ってから必要なものを持って、畑に向かった。

 まず、畑の位置を決め、紐で仕切り、スコップで土を20~30センチくらい掘り起こした。
 スコップで、周囲を掘り起こしたら、鍬を使って、さらに土を耕し、20~30センチの深さの土を表土と反転させた。

「こっちの方が楽だな。」

 はじめは、鍬を高く振り上げて、畑を耕していたが、高く振り上げず、刃の重みを利用して振り子運動のようにやると、あまり力を入れずに耕すことができたのだ。

 その後、鍬の先端や手を使って、土の塊を細かく粉砕し、よりきめ細やかな土を作った。
 そして、適量の苦土石灰を土に撒き、良く土と混ぜ合わせた。
 土に苦土石灰が均等に混ぜるようにしろとネットで調べたら、書かれていたので、その通りに混ぜ合わせた。

 土壌の酸性度を知ることも重要らしく。pH測定器で、土壌の酸性度を測定し、苦土石灰の量を調整した方がいいみたいだけど、pH測定器は、苦土石灰を撒いて、耕す方法を調べる前だったので、今日買わなかったので、今はないし、仕方がない。
 調べたら1,000円程度で買えるものもあるみたいだから、今度買いにいくつもりでいる。

 一ヶ所終わったので、シシトウ、ナス、ミニトマトの3種類植えるので、あと二ヶ所を同じように耕し、今日の作業を終えた。

 あとは、来週、堆肥と化成肥料を施して耕し、畝を立て、黒マルチを張れば、苗を植える準備は完了だな。

 作業を終えた俺は、夕飯の買い出しに出掛けた。

「苦土石灰を撒く作業は、思っていたより、早く終わったな。」

 今日の作業は、早く終わったと感じたが、来週は、黒マルチを張るので、しっかり張らないと黒マルチを張る意味がなくなってしまうので、きっちりやらなければと思ったし、慎重にやる分、今日より時間かがるだろうな。
 まあ、本当に大変なのは、苗を植えて、野菜を育てはじめてからなんだけどな。

 夕飯を食べ終えて、風呂に入った。
 筋肉痛と腰痛の対策に風呂に入りながらしっかりとマッサージをしてから寝た。



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