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第9話 苗植え
しおりを挟む現在、午後4時である。
昨日、苗を植える予定で、一昨日、ホームセンターに行き、苗を買ってきたのだが、昨日、苗植えに行こうと畑に向かっていたら、近所の農家をやられている高橋さんという方が、今日は、風が強いから苗植えは、やめた方がいい、曇りだし、明日がいいとアドバイスをくれた。
そして、植え付けする時間は涼しい時期は午前中、気温が高い時期は夕方に苗を植えるのがいいことを教えてくれた。
なので、本日の苗植えとなった。そして、例年と違い、今年は、5月に入ってから気温が高く、暑くなったので、この時間に植えることにしたのである。
「さて、苗植えしちまうか。まずは、ミニトマトだな。」
畑に苗を持って向かい、黒マルチの穴に、根鉢より一回り大きい植穴を掘って、根鉢が崩れないようポットの土に、水をたっぷりと含ませてから主茎を指で挟んでポットを裏返して、ポットの裏にある穴に指を差し込んで押し、苗を抜き取った。
植穴を掘った穴に、抜き取った苗の根を切ったり傷付けないように丁寧に扱い、苗が少しふらついたので、地面と苗の接する周辺の株もとに土寄せして、しっかりと固定してをした。
高橋さんの話では、活着がよくなるとのことだったので、植え付けたあとに株元を手のひらで軽く押えた。
その後、ナスとシシトウの苗も同じように植えた。そして、それぞれの植えた苗にジョウロで水をやった。
あとは、根付くまで土の表面が乾かないように、水やりを欠かさずやって、成長を楽しみにしよう。高橋さんによれば、水を欠かさずやり、新葉の生育が良くなってくれば、活着が上手くいった証拠らしい。
苗植えは、苗を傷つけないように丁寧に扱うこと以外は特に気を付けることはなかったので、時間もかからず、終わった。
ちなみに、苗は、ミニトマト、シシトウを5株、ナスを6株植えた。
「しっかり、世話して、美味しい野菜を食べるぞ。」
はじめてだから、今回は、少ない種類で、植えた苗も少なくしたけど、慣れてきたら野菜を栽培して、売って収入得られるようになって、ご近所さんたちみたいに農家と名乗れるようになりたいと決意した。
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