もし学園のアイドルが俺のメイドになったら

みずがめ

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本編

9話目

「あの……、コンドームをつけてもらえませんか?」

 彩音は隙を見つけてはこんなことを言う。彼女にとってオマンコへの中出しはお気に召さないらしい。
 いやね、俺だって毎回中に出してるわけじゃないんだよ。顔に出したり口に出したり、あと胸とか尻にもだしたりしてる。回数で言えば腟内に出す方が少ないくらいだ。

 と、言われても俺はコンドームを持っていない。いや、興味本位でつけたことならある。使用したことがないのが寂しい限りである。
 実際どうなんだろうね? 生でやるのに慣れてしまうと、コンドームをつけても快感は得られるのだろうかと心配になる。使ったことないからわかんねえや。
 そのへんどうなの? と井出に尋ねたことがあるが「知らねえよバカ野郎!」と涙ながらの返答がきた。そりゃそうだ。ごめんな。

 ぶっちゃけ彩音の言うことに従う必要性はまったくないのだが。むしろ俺の命令には逆らえないはずなのだが。でもなんだろう。日にちを重ねるごとに彩音の威圧感が上がっている気がする……。ご主人様は俺のはずなのに気圧されるわけにはいかないだろうがよ!

 だがしかし、こんなことで反感を持たれても困る。いや、俺のやってることを考えればすでに悪感情を持たれているか。

「うん。いいよ」
「本当ですか!」

 俺の了承に彩音が食いつく。ほっとした安堵の表情だ。
 だがな、そんな顔をしてられるのも今のうちなんだぜ。俺は内心でほくそ笑む。

「でもなぁ、俺ってばコンドーム持ってないんだわ。つけてほしいなら自分で買ってこれるよな?」
「じ、自分で……ですか?」

 女子がコンドームを買うというのはどれほどの羞恥心があるのだろうか。店員さんに「私これから彼とセックスするの」と言ってるようなもんだ。どこのビッチだよ。
 それがわかったのか、彩音の顔がみるみる真っ赤になる。しかし、中に出されるよりはマシかと思ったのか、嫌がる素振りも見せずに俺から金を受け取る。羞恥心を我慢してでもやらねばならないことがあるか。がんばれー、と心の中だけで応援しとく。

「ああ、ちょっと待った」

 俺の制止に不快な顔で彼女は振り向く。表情くらいもうちょっと隠しなよ。

「買い物行くならそのままで行ってね」
「え? そのままって……?」

 彩音は意味が飲み込めない様子だ。俺は指さして言った。

「その格好のまま行けってこと。そのかわいらしいメイド服のままでね」

 現在彩音の姿は家にいることもあってメイド服である。すでに普段着と言っていいほど見慣れた服装だが、そのまま外に出るのは別だ。他人ばかりがいる外なら目立つこと請け合いだろう。

「そ、そんな……。メイド服のままでは目立ちすぎますっ。それにもし知り合いにでも会ったりすれば……」
「それが嫌なら買い物には行かせられないなぁ」

 彩音の命乞いとも取れそうな声を容赦なくシャットアウトする。我ながら慈悲の一片もない。

「……」

 しばしの無言。だがさすが彩音。すぐにかすれた声ながらも「わかりました」と言って切り替えたようだった。
 ふっふっふっ。これは面白くなりそうだ。俺はすぐに部屋着から外着に着替える。彩音が出て行ったのを見計らって、気づかれないように後を追った。

 外は暗い。そりゃあ夜だから当たり前だ。住宅地と街灯の明かりだけでは心もとない。
 そんな暗闇に紛れて、前方にメイド服の彩音が歩いていた。俺は足音を殺して近付く。
 春になってだいぶ暖かくなったとはいえ、まだ夜は冷える。なのでしっかり着こんできた。色は闇に紛れるように黒である。全身黒ずくめだ。なんか泥棒になった気分。
 抜き足差し足忍び足。まったく気づかれることなく追跡をする。こういった才能が俺にはあるのかもしれない。ただ単に俺の存在感がないとは考えたくない。ステルスゆうちゃんここに参上! ってな。

 だんだんと店が並ぶ地帯へと近づく。どうやら某ドラックストアで購入するようだ。
 住宅地では人はいなかったが、ここまで来れば行きかう人もそれなりにいる。人通りの少ない道を選んでいたようだが、ずっと人に会わないなんて無理な話だ。
 彩音は人通りを気にしながらも、ついに明るい店内へと入って行く。俺もすぐに入店する。商品を選ぶ振りをして不審がられないように彩音に近づく。
 店内もそこまで人が多いわけではなかった。だからこそ彩音のような美少女メイドが店に入っただけで注目が集まる。男の店員さんが何度も視線を行ったり来たりと繰り返している。そんなに見るんだったらいっそのことガン見した方が男らしいですよ。
 男のさがなのか、コンドームの場所は大体の店で把握している。もちろんこの店のもどこにあるのか知っている。

 だけど、俺のメイドになるまで処女だった彩音が知っているはずもなかった。早く見つけたいのに店内をうろうろするはめになっている。おかげで色んな客にその似合っているメイド姿をさらしてしまうのだった。
 恥ずかしそうに顔を真っ赤にしちゃってる。かわいい。あら、焦っちゃって商品を棚から落としてしまったよ。よほど恥ずかしいんだね。
 俺は笑いをこらえながら追跡を続ける。全身黒色の服で美少女メイドの後をつけるのもだいぶ目立つだろうが、この時は思いつかなかった。まあ俺の存在感の薄さで大丈夫だったんだろうけどな。

「あ」

 ついに彩音はコンドームを見つけた。物が物だけに店員に尋ねることができなかったので本当に時間がかかった。
 彼女はきょろきょろしながらコンドームの箱を手に取る。藤咲彩音がコンドームを手に取っている。実は卑猥な女の子だったんですね(ゲス顔)。学園の奴等が知ったらさぞ驚くだろうな。
 彼女は耳を真っ赤にしてうつむきながらもなんとか会計を済ませると、そそくさと店の外に出た。もちろん俺もついて行っている。羞恥でいっぱいで俺に気づかないんだろう。

 彩音は夜道を駆け足で進む。人目を気にして、人通りの少ないルートを選択している。自然と行きと同じルートとなった。
 このルートは店もなく街灯も少ない。広い公園があるのが特徴といえば特徴だが、こんな時間帯には人っ子一人いないように思える。

 そう、最初にこのルートを通った時から考えていた。やるならここだ、てな。
 一応周囲を確認。よし、誰もいないな。
 俺は地を蹴った。ダッシュしてすぐに彩音に追いついた。

「きゃあっ!? むぐ――」

 背後から襲われた彩音は成す術もなく俺に捕まる。彼女からすれば何が何だかわからないまま公園に引きずられる状況だ。大声を上げられたら大変なので口を塞ぐことも忘れない。
 うんとこしょ、どっこいしょ。力ずくで公園にある木々が密集した場所を目指す。やはりというべきか、公園には誰もいなかった。

「ん、んーっ!」

 ようやく事態を飲み込めたのか、彩音が抵抗を見せる。彼女の耳に顔を近づける。

「動くな」

 精一杯ドスの効いた声で囁く。彼女はビクリと身体を震わせた。
 ようやく目的の場所までやって来られた。明かりもないし、木々に囲まれて周りから見えない。絶好のスポットだ。

「ご主人様……。こんなところでなんて、やめてください」

 おっと、俺だと気づかれていたか。どんなに声を変えようとしてもわかってしまうもんなんだな。
 それとも触られただけで俺だと気づいたのかもしれない。俺の手の動かし方、指の感覚。様々な俺の特徴を身体が憶えているのかもな。
 ふっ、もう俺のことを忘れられない身体になってしまったか。

「わかってんなら話は早い。たまにはこういうのもいいよね」
「そんなっ。ここは外ですよ! 誰か来たら……」
「だからいいんじゃねえか。スリルがあるだろ?」

 俺は後ろから彩音の身体をまさぐった。遠慮もなく胸や尻、股間に手を這わせる。

「ふっ、うぅ……」

 声を漏らさないように必死だな。こんな遅い時間だ。誰も公園にはよりつかないだろう。たとえ通ったとしてもここに気づきもしないだろう。

「なあ、ちゃんとコンドーム買えたか?」

 好き勝手に身体を触りながら尋ねる。彼女は手に持っていた買い物袋を後ろ手で俺に差し出す。
 一応確認。小さいレジ袋の中には一個だけコンドームの箱が入っていた。

「よくできました」

 彩音を褒めてあげる。コンドームを地面に置いて彩音との密着を深める。

「んんっ、ああっ、ふぅっ」
「最近彩音の感度、よくなってるよね」
「そ、そんなこと……ああっ」

 彩音の鳴き声に勃起する。いい反応しやがって。

「そこの木に手をついて、尻を突き出すんだ」

 野外ということで動き出すのに時間はかかったが、彼女は俺の命令通りに行動する。嫌がりながらも素直なものだ。
 メイド服姿の藤咲彩音が尻を突き出している。暗闇と一体化して見づらいが、それが余計に興奮を煽った。
 スカートを上げるとパンツが露わになる。純白のパンツに白い太もも。暗闇のせいか光っているようにも見える。
 尻を撫でさする。ワレメに沿って何度も指を往復させた。また彩音が鳴いた。
 静寂と暗闇の中でひたすら愛撫を続ける。そろそろいいだろう、と思ってパンツをずり下げた。
 直にマンコに指を挿入すると、クチュリと水音がした。ぬるぬるとしながらもいい具合に締めつけてくれる。

「おおっ、もう濡れてるじゃないか」

 彩音は返事をしない。こっちを見ようともしない。耐えるのでいっぱいなようだった。
 まあいいや。俺はズボンのチャックを下げてチンポを取り出した。すでにガチガチで準備万端だ。

「彩音の準備もよさそうだし、そろそろ入れさせてもらうよっと」

 彩音の尻を固定して狙いを定める。そこでようやく彩音は俺の方を振り向いた。

「待ってください! 入れるならコンドームをつけて……っ」
「んー? ああ」

 そういえばあったねコンドーム。チラリと地面に放置されているそれに目を向けた。

「うん。コンドームは家に帰ったらね」
「え? やあああああっ!」

 いきなり奥まで挿入してしまった。やわやわとした感覚が股間に広がる。そして俺のものをしごくように締まり出す。
 もうこのマンコは俺のチンポを抵抗することなく迎え入れる。順調に俺の形に変わってきているようで気分が良くなる。
 腰をグラインドさせて彩音の尻に向かって叩きつける。パンッ! パンッ! と静寂を切り裂いて肉と肉のぶつかる音が響く。

「やあんっ! ちゃんと買ったのに……コンドームつけないなんて、ひどい……んああっ!」

 俺をひどいひどいと責めてはいるが、彼女は逃げ出したりはしない。結局はご主人様の言うことに逆らえないメイドなのだ。

「ははっ、こうしてるとまるでレイプしているみたいだな」

 見つかりにくい場所とはいえ、公園でバックから何度も腰を打ち付ける。こんなに安心できるレイプなんてないんだろうけどな。

「いやああんっ、ああっ、あっ、あっ、んあぁん!」

 可愛らしくも淫卑な声が辺りを響かせる。誰か来たらあっという間にばれてしまうだろう。でも口を塞ごうとは思わなかった。それよりもっと鳴かせてやりたくなる。
 俺は手を振り上げた。

「ひぃんっ!?」

 パァン! と乾いた音が耳を打つ。俺の右手が彩音の尻を叩いたのだ。

「お? 尻を叩かれてマンコが締まったぞ」

 AV知識だったが、叩かれて感じるのは本当だったのか。マンコの締まりが変わるのが面白くて二度三度と手を振り上げては尻に向かって下ろしていく。その度に彼女の身体は震え、そしてマンコがキュッキュと収縮した。

「痛い……、痛いの……。会田君もうやめて」
「会田君じゃなくてご主人様だろ。俺はただのクラスメイトじゃないんだからさ」

 涙声で懇願してくる。それがさらなる興奮を生んだ。
 興奮のまま腰を前後させる。泣いてもやめるつもりはなかった。やめる理由がなかった。

「はっはっ……さ、最高だ」

 俺は彼女の尻を叩くのをやめなかった。より一層力を強くして平手を喰らわせる。暗くてはっきりとはわからないが、すでに彩音の尻は真っ赤になっているだろう。
 こういうのも悪くない。新たなプレイに酔いしれる。SMには興味ないつもりだったんだけどな。このくらいのソフトなプレイならいいらしい。

「うぅ。そろそろ出そうだ」
「な、中には……」
「ああわかってる。中に出してやるからな」
「そんなっ。中は嫌ぁ」

 弾力のある尻を両手でがっちり固定すると、俺は力いっぱいピストン運動をした。射精感が一気に込み上げる。
 野外だというのに周りに一切気を配ることなく俺は叫んだ。

「出る出る出るーっ! 中に出すぞ!!」
「うあああああああっ! やだぁぁぁぁ!! 変になっちゃうーーっ!!」

 彩音も声を押さえない。まるで獣の営みのように、俺たちは果てた。

 ドピュドピュドピュピュピュルルーー!!

 しばらく彩音と密着を続ける。チンポが膣内でビクンビクンと跳ねる。最後の一滴まで彼女の中で出すと決めた。

「うぅ……ぐすっ……」

 鼻をすする音。力が入らなくなったのか、ずるずると彩音の上半身が地に落ちていく。尻は掴んだままなので、俺と密着したまま白い尻が高々と掲げ上げられている。
 ふぅ、すっきりした。爽やかな気持ちでチンポを引き抜く。ドロリと精液が彩音の太ももをつたう。今日もよく出ました、まる。

 まるでレイプ後みたいに倒れたままの彩音をよそに、俺は身だしなみを整える。まあズボンの中にものを収めるだけなんだけどな。

 ガサリ。枝が揺れる音がして俺はビクリとした。
 誰かいたのか? いや、風で木が揺れただけかもしれない。そんな願いを込めて音のした方を向く。こういった願いは大体裏切られるものなのだが。

「ひっ」

 小さな悲鳴。小柄な身体が思いのほか近くに存在していた。どうやら女の子のようだ。
 ば、ばっちり見られていたのか。行為に没頭している時はどうでもいいとか思ってたけど、実際に他人に見られたらまずい場面だ。
 タイミングよく月明かりが差し込む。ちょうど俺と彩音、そして女の子の姿が照らされる。

 女の子はうちの学園の制服を着ていた。小さい身体。ちょっと幼児体型気味だ。

「あ、あわわ……」

 女の子は震えている。その理由は俺と彩音の行為を目にしたからで間違いないだろう。
 なぜ同じ学校の奴がこんなところにいるのか? という疑問は今は置いておく。まずはこの女の子をなんとかしないと。

「おい」

 俺は女の子に近づく。小さな身体が面白いくらいビクンと跳ねた。

「い、いやあああああああああっ!!」

 耳を塞ぎたくなるほどの絶叫。それからの逃走。流れる動作で走り去っていく。

「……やべえ」

 しばし呆然とする。はっと我に返った頃には手遅れだった。
 に、逃げられてしまった。まずいぞ。同じ学園の生徒だった。もしかしたら顔を見られていたかもしれない。
 どうしよう俺あんな娘知らないぞ。口止めをしないと大変なことになっちまう。
 頭を抱えていると、彩音が朦朧とした声で言った。

「ま、真有ちゃん……?」
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