もし学園のアイドルが俺のメイドになったら

みずがめ

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おまけ編

if もしマジカルチンポで女の子を魅了できるようになったら⑮

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 学園に登校する日は必ず、彩音にフェラチオをさせてあげている。
 通常チンポとマジカルチンポを交互に与えている。そうしていると、以前は通常のチンポに対して嫌な表情を浮かべていたものだったが、今では感覚がマヒしたのかけっこうノリノリでフェラしてもらえるようになった。

「ま、毎日こんなことをさせて……あなたって本当に最低な人ね」

 と、口ではそんなことを言っている彩音だけど、積極的に俺のチンポにしゃぶりついている。ちなみに本日はマジカルチンポではなく、通常のチンポである。
 慣れとは恐ろしいものだ。
 毎日のようにチンポをしゃぶらせているだけで、あれだけあったはずの嫌悪感を薄れさせてしまうのだから。さすがにマジカルチンポには及ばないものの、ご奉仕するには問題ないくらいには俺本来のチンポに慣れてくれたようだ。

「んじゅっ、あむっ、んちゅっ……♡ も、もうっ、こんなことをいつまで続けさせる気なのよ」
「え、嫌なの?」
「嫌に決まっているじゃない!」

 チンポを舐めながら睨み上げられてしまった。そう言うんなら口を離してからにしてもらおうか。
 男の急所を握りながら、大きな目で睨まないでほしい。金玉が縮み上がりそうだ。

「そっかー。そうだったのかー。俺は彩音のためにと思ってチンポを貸していただけなのに……」
「だから! そんなことは初めから頼んでいないと言っているでしょう!」
「わかった。それじゃあチンポを貸すのをやめるよ」
「……え?」

 俺があっさり引いたのが意外だったのだろう。彩音が信じられないとばかりに目を瞬かせる。

「え、嘘……よね?」
「いやいや嘘じゃないって。彩音がそんなにも嫌なら、俺は彩音に関わらないようにするよ」
「で、でも……会田くんが我慢できないのでしょう? 会田くんが私に関わらないようにするなんて、信じられるはずがないわ……」

 戸惑いが大きいようだ。何度も「嘘なのよね?」と確認されてしまう。

「俺は自分の言葉に責任を持つタイプだから。嘘をつく男じゃないんだぜ」

 俺はキメ顔でそう言った。

「じゃ、そゆことで」
「あっ──」

 腰を引いて彩音から離れる。
 すると彩音は名残惜しそうに、こっちに向かって手を伸ばした。

「ん? どうしたんだ? 俺のチンポはいらないんだろ?」
「いえ、その……」

 迷いを示すかのように、彼女の目があっちへこっちへと動く。
 マジカルチンポは、あの藤咲彩音を夢中にさせていた。
 だが彼女はマジカルチンポの存在を知らない。そうなれば、彩音が夢中になっていたのは、何の能力も持たない俺のチンポということになる。事実はどうあれ、彼女にとってはそうなのだ。
 あまりにも強烈な体験だったのか、文句を言いながらも俺のチンポというだけで飛びつくくらいには好きになっていた。今更俺のチンポがしゃぶれなくなるのは、彩音にとってストレスになるのかもしれない。

「くっくっくっ。計画通り……」
「え? 今何か言ったかしら?」
「いいや何も」

 彩音は俺のチンポを手放せなくなったのだ。フェラチオできないと、むしろ落ち着かなくなってしまったのだろう。
 ならば、次の段階に進むのはそう難しくないはずだ。

「だけど急にこの関係がなくなるのは俺も寂しい」
「う、うん。会田くんが私を手放せるはずがないものね」

 俺はワザと悲しみを態度で示す。
 そうすると、彩音は想像以上に食いついてくれた。

「そ、それに私も……じゃなくて! 会田くんがスマホの動画を消してくれるまでは安心できないわ!」

 今思い出しましたと言わんばかりの感じで、彩音は声を上げた。
 一応脅しているという体で、この関係が始まったのだ。
 終わらせるのなら、動画の消去は絶対条件だろう。

「そうだよな。寂しいけど仕方がないよな。彩音との繋がりが消えるのはものすごく寂しいけど……動画は消すよ」
「会田くん……」

 ふっと寂しそうに微笑んでみせる。
 それだけのことで、彩音は俺への目を気遣わしげなものへと変える。何か勘違いされている気分だが、まあいいや。

「でも最後に、俺のワガママを聞いてくれないか?」
「ワガママ?」

 俺は神妙な顔で頷いた。
 ここがチャンスだ。
 チンポを舐める楽しみを奪われて残念がる気持ちと同時に、やはり動画の消去という安心が目前となるこの状況。
 しかも「最後の頼み」となれば、聞いてやりたくなるのが優しい学園のアイドルというものだろう。

「彩音の家に行ってみたいんだ。俺、女子の友達がいなかったから……家に招かれたことがなくて」

 頭をかいて恥ずかしがってみる。

「い、家って……。私の家に、会田くんが来るの?」

 さすがにハードルが高かったのか、彩音は難色を示す。

「頼むよ。冴えない男子学生のささやかな願いだと思ってさ。きっとこれを逃せば俺は女子の家に招かれないまま一生を終えるんだ………だから!」

 これが最後で最大のチャンスだ!
 俺は攻めの姿勢で、彩音に向かって手を合わせた。

「えぇ……でも家は……」
「最後に俺のチンポ、思いっきり舐めさせてあげるからさ。ほら、学園の敷地内じゃあゆっくりしゃぶれなかっただろ?」

 彩音の顔に近づいて、誘惑するように囁いてみせる。
 普通ならこんなことが誘惑になるはずがない。彩音だって、本心ではともかく口では嫌がっていたのだから。
 それでも、マジカルチンポが欲しくて仕方がなくなっている彩音には効果があるようだった。これが最後になるかもしれないという思いが、彼女の背中を押したのだろう。

「わ、わかったわ……動画を消してもらうためだもの……し、仕方がないのよね……」

 仕方がない。そう自分自身に言い聞かせるようにして、彩音は俺の頼みに首を縦に振ってくれたのだ。
 藤咲彩音はマジカルチンポを求める欲望に負けてしまった。
 女が男を家に招く。その意味がわかっていないはずがなかっただろうに、言い訳を呟き続けながら、彼女はその事実を見ないフリをした。

「ああ、安心してくれよ。俺は、約束を守る男だ」

 堪えようと顔に力を入れていたのに、ついにニタリと笑ってしまった。
 彩音はそんな俺の表情に気づかない。当日にどうチンポをしゃぶり尽くしてやろうと、頭の中がいっぱいになっているのかもしれなかった。
 もちろんしゃぶらせるだけで終わらせるつもりはないけどな。
 彼女自身の部屋で、彩音の処女を散らしてやる。そうして本当の意味で藤咲彩音を俺のものにするのだ!
 それを想像するだけで、今から期待でチンポをビクビクビクッと震わせるのであった。
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