学園中が俺をいじめで無視しているかと思ったら認識阻害されているだけでした。でも復讐はします

みずがめ

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学園中が俺をいじめで無視しているかと思ったら認識阻害されているだけでした。でも復讐はします

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 どうやら俺はいじめられているらしい……。

 俺はクラスの中でも特に目立たない男子である。
 友達はあまりいないので、教室で話す奴は限られている。だからこそ自分がいじめられているという事実に気づくのが遅れた。

「おーい、無視するなよな」

 最初のきっかけはクラスで唯一の友人の眼鏡男子に話しかけたのに無視されたことだった。
 聞こえていなかったのか、俺の言葉に反応しない。もしかしたら何か嫌なことがあって誰かとしゃべるのも億劫になっているのかもしれない。優しい俺はそう解釈した。俺は人の痛みがわかる男。
 だがしかし、俺を無視するのはそいつだけではなかった。
 授業での実習や配布物。何をやってもどんな時でも、俺だけがいないものとして扱われる。まるで俺が存在しないかのようにみんなから無視され続けた。
 これは一体どういうことだ? みんな大好きネットで検索してみれば、今起きている現象はいじめなのだと断定できた。
 クラスの連中だけならまだ納得できた。いや、いじめられてんのは嫌だけど、学生のいじめと考えればなくはないと思えた。
 ショックだったのは先生も俺がいないように振る舞っていたことだ。まさか大人までいじめに加担しているとは考えたくなかった。学校の闇の一端を体感した気分である。
 しかも購買のおばちゃんまでもが俺を無視したのだ。パンを買えなくてひもじい思いをしたあの日を、きっと俺は一生忘れないだろう。

「……この学校は最低だ」

 別にみんなと仲良くしていたわけじゃない。だからってよってたかって無視することないじゃないか。
 元々ほとんどぼっち生活だったが、そんな俺でも無視をされると傷つくのだ。

「みんなが俺を無視するならいいさ。俺だって好きにさせてもらう」

 人の痛みがわからない奴は最低だ。俺を傷つける奴はもっと最低だ。
 やられたらやり返す。人を傷つけるために無視をするってんなら、それがどんなに愚かな行為か教えてやろうじゃないか。
 いじめられても健気に立ち上がる俺。そうして、俺の新たな学園生活が始まるのであった。


  ◇ ◇ ◇


「みんなおはよう!」

 朝。教室に入ると大声であいさつをした。
 今まで陰キャの俺は不特定多数に明るくあいさつをしたことがなかった。以前だったら俺の奇行にクラスメイトがぎょっとしていたかもしれない。

「「「…………」」」

 だが、誰もあいさつを返してくれない。それどころか少しの反応も見せなかった。こっちに顔を向けようともしねえ。

「はいはい、いつもの無視だよな。わかってる……わかってるってのっ」

 クラスぐるみ……いや、学園ぐるみで俺を無視している。これがずっと続いているのだ。
 なんてくだらないいじめなのだろうか。でも、思っていた以上に堪えているのも事実だった。

「みんなに透明人間みたいに扱われてさ、俺はすごく傷ついた。だから、やり返してもいいってことだよな?」

 やり返すといっても、俺がみんなを無視しても意味がない。想像しただけで自分が可哀想になるだけだ。
 教室を見渡す。俺が無視されていることを除けば、クラスメイトがそれぞれの友達グループと雑談しているだけの日常風景だ。
 ……俺をいじめているくせに変わらない日常を送っている。俺にとってはそれがとても許せない。
 一つの女子グループにずかずかと近づく。クラスの中でも派手めな美人が集まったグループだ。
 その中の一人、染めた金髪が目立つ女子の背後に立った。

本間ほんまさんおはよう!」

 金髪の少女、本間ほんま美鈴みれいさんの耳元で大声を出してあいさつをする。

「…………」

 嫌な顔でもしてもらえたらまだ良かったのだけど、本間さんは何も聞こえていなかったかのように無視をした。
 俺みたいな陰キャが本間さんのような陽キャに話しかけるなんて普通ならできない。でもどうせ無視されるとわかり切っていれば大胆な行動もできた。

「……これが最後のチャンスだったんだけどな」

 大義名分は得た。いじめっ子には天誅を! 俺が何をしようとも、こいつらに文句を言う筋合いはないのだから。
 手を伸ばす。狙うは短いスカートから伸びる太ももだ。ったく、けしからん短さだな。

「……っ」

 心臓がバクバクする。太ももに触れた瞬間、本間さんが「セクハラされた!」と叫ぶだろう。
 だが知ったことではない。最初に無視し始めたのはお前らだ。だったら俺もこいつらと同じ理由で無視してやる。今更いくら叫んだって絶対に無視してやるのだ。
 多数対一人という状況を考えれば、俺の意見が通るはずもない。だとしても、俺はこいつらにわからせてやりたい。弱者の一撃をお見舞いしてやりたいのだ! あとどうせやり返すならエロい思いをしたい!

「っ!」

 触った! 本間さんの太ももを俺の手のひらが捉えた。しっとりモチモチの感触がすぐさま脳にフィードバックされる。
 さらに揉んだり摩ったりとセクハラの限りを尽くす。これが最後になるだろうと、俺は自分の欲望をギャルの太ももにこれでもかとぶつけた。
 さあ、本間さんはどんな反応をするだろうか? できれば無言で敵意のこもった目を向けられるよりは、生娘のように可愛らしく叫び声を上げてほしいものである。

「んっ……」

 予想していた反応とは違い、本間さんは小さく甘い吐息を漏らすのみだった。

「……あれ?」

 これにはさすがの俺も首をかしげるしかない。
 俺がセクハラしてもなお、無視していじめを続けようってのか? 実害が出ても関係ないってか……。

「……舐めやがって」

 俺に太ももを触られる程度、どうってことないってか? こんな派手な外見だ。きっと交際経験豊富なんだろう。そんな彼女からすれば、俺なんか男として見られないのかもしれない。
 そんな奴に太ももを触られた程度、虫に刺されたのと同じってか? 言葉にはしていないが、態度がそう言ってんだよ!
 余裕かましやがって……っ。いいだろう、そのすかした顔を歪ませてやろうじゃねえか。
 太ももを触っていた手を上へと滑らせる。柔らかい尻肉を捉え、むんずと遠慮なく掴んだ。

「んっ……」

 しかし、本間さんの反応はあまり変わらなかった。

「くっ、これでもダメか。俺に尻を触られるくらいどうってことないのかよっ」

 これくらいのセクハラを軽く流される程度には、男性経験豊富に違いない。本間さんはビッチ。心のノートに忘れず書き込んでおく。

「だ、だったらもっとエッチなことしてやんよ」

 今度はショーツの上からではなく、直に触らせてもらうことにした。
 手が震えながらも、ショーツの下へと手を潜り込ませる。さっきよりもはっきりした尻の感触。直に揉むクラスメイト女子の尻は割とふわふわしていた。

「おお……っ」

 これには感動してしまう。女子の身体の神秘。その一端に触れられた気がした。
 男のケツではこんな感触を得られないだろう。男子にセクハラするとか嘔吐ものなので絶対にやらないが。

「でさー、その男子の目があからさまでさー。もうちょっと欲望を隠せだよねー」

 夢中になって尻を揉む俺のことなんか気にしていないらしく、本間さんは友達とのおしゃべりを続ける。欲望を隠すどころかぶつけてしまって悪かったな!
 だがこれでも無視し続けるとは……。俺の存在なんてセクハラしようがないも同然、とでも言いたいのだろう。これだからビッチはっ!

「わかった。お前らがそこまで俺の存在を消したいってんなら、こっちだってやりたいようにさせてもらおうじゃねえか」

 本間さんはもちろん、他の連中も俺の行動に視線を向けることすらしない。そこまで徹底して無視するってんなら、どこまで我慢できるかテストしてやろう。

「あんっ」

 本間さんが小さく嬌声を上げた。
 俺が彼女の背中にくっつき、脇に手を入れておっぱいを揉んだのだ。欲望の限りを尽くし、手のひらや指を巧みに動かして金髪ギャルの巨乳を堪能する。

「ほおお……っ」

 思わず感嘆の声が漏れる。
 初めてのおっぱいの感触が俺の脳に熱を集める。制服とブラジャー越しだから少し硬いものの、それでも確かにおっぱいの柔らかさをしっかり教えてくれていた。

「……」

 痴漢でも驚きのセクハラっぷりなのに、やはりクラスメイトの誰も反応しない。俺は構わず本間さんのおっぱいを堪能した。
 後ろから抱きついているから、本間さんがけっこう華奢だってのがわかる。派手な外見で大きく見えていたけど、彼女も一人の女子なのだ。
 女子の中では背が高い方であるが、俺よりはちょっとだけ低い。ちょうど揉みやすい位置にある本間さんのおっぱいは控えめに言って最高だった。

「はぁ……はぁ……」

 おっぱいを揉んでいるのは俺の方なのに、段々息遣いが荒くなってきた。
 なぜか呼吸が苦しい。心臓がドクンドクンとうるさいくらい鳴っている。そんな身体の変調が嘘みたいに、両手は休みなく本間さんの巨乳をこねくり回していた。
 股間が痛いくらいに張り詰めている。早く解放してやらないと、苦しすぎてどうにかなりそうだ。

「こ、こんなことをされても無視する本間さんが悪いんだ。俺をいないものとして扱うみんなが悪いんだ……っ!」

 俺は堪らずクラスメイトのいる教室で一物を露出した。フル勃起したそれをクラスメイトの女子の太ももに擦りつける。これはもう言い逃れができない。
 なのに、性器を露出した俺に誰も反応しなかった。半ば確信していたとはいえ、こうなれば欲望を止められるはずがなかった。

「太ももで挟んでくれ……」

 本間さんの太ももを閉じさせて、ムチムチの中へとそそり立った一物を挿入する。
 素股はあまり気持ち良くはない、みたいな意見を聞いたことがあった。でも実際にやってみるとしびれるような快感が全身を駆け巡る。あまりの快感に腰がヘコヘコと勝手に動いた。

「すげえ……すげえよ……。はぁ……やばい。これ好き放題できちゃうだろ」

 腰を振り、本間さんの太ももを肉棒全体で堪能する。しがみつくようにおっぱいを揉んで、本間美鈴という女子に性欲をぶつけた。

「エロいって……。はぁ……匂いもエロい……感触もエロすぎ……。こ、これだからビッチはっ」

 染めた金髪のはずなのに、鼻をくっつけると良い匂いがした。股間にくる、エロい匂いだ。
 本間さんの胸と太ももの感触が俺を狂わせる。絶対に交わることのなかったであろう陽キャに欲望を叩きつけているこの状況。夢中にならない男がいたら殴ってやりたいね。
 周りの連中どころか当人でさえ俺の言葉や行動にまったく反応を示さない。止まるきっかけを失った俺は最後までやり切るしかなかった。
 段々と腰の動きが速くなり、太ももと腰がぶつかって乾いた音が教室に響く。誰も不思議にすら思わない状況に、俺もいつしか興奮していたようだ。
 込み上げる射精感を我慢せず吐き出した。本間さんの太ももに挟まれたチンポは先っぽだけ顔を出し、楽しそうにおしゃべりをしていた対面の女子に向かって白濁液を放った。

「一回ヤラせると求めてきてばっかになるからさ。男子って単純だから仕方ないよ」
「だねー。こっちが大人になるしかないよねー」

 俺に精液をぶっかけられた女子も、身体を好き勝手に使われた本間さんも、誰一人として怒る者はいなかった。
 射精した余韻を味わいながら、俺はチンポを本間さんの太ももから引き抜く。我慢汁や精液が付着し、彼女の太ももをべったりと汚した。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」

 満たされた気持ちで息を整えながら考える。
 みんなが俺を無視するのはいじめだと思っていたけど、本当はもっととんでもないことが起こっているのではないか? 内ももを白濁液でヌチョヌチョにしている金髪ギャルを眺めながら、そう確信した。


  ◇ ◇ ◇


 賢者タイムが訪れたので、俺は席に着いて考える人のポーズをとっていた。

「もしかして……俺はいじめられていなかったのか?」

 本間さんは俺に好き勝手身体をまさぐられたにもかかわらず、結局叫び声を上げるどころか文句の一つも口にしなかった。
 本間さんは大人しい校風の学園で金髪ギャルという見た目もあってか、言いたいことはハッキリと言葉や態度で示す女子である。普段の彼女を考えれば、セクハラをして抵抗しないわけがないのだ。割と真面目に殴られる覚悟を決めていた程度には気性が荒いと思っていたし。
 それに、俺の射精を正面から受け止めた女子もリアクションがないのがおかしい。最初はいじめのルールのせいでぶっかけられた精液を我慢して無視するしかないと思っていたのだが、授業が始まっても白濁に濡れた制服をそのまま放置している。
 休み時間も挟んでいたし、拭うなり着替えるなり時間はいくらでもあった。それでも気にしていない……いや、気づいていないかのように通常通りに学園生活を送っている。
 そして、周りの奴らも誰一人として指摘しない。同級生の女子が制服に精液を付着させているってのに、誰も何も言わないのはおかしすぎた。
 いくらなんでもそこまでして俺を無視するなんてことはあるか? いじめをしなければならない、という空気に逆らえなかったとしても、俺の蛮行まで無視するとは思えなかった。

「俺が見えていない? ていうか認識すらされていないって感じだな」

 もし透明人間になっていたとしたら声に反応しないのはおかしいか。痴漢行為だって、ただ見えないだけなら驚くにしろ怖がるにしろ、何かしらのリアクションがあるはずだ。

「てことは認識阻害か? いやいや、リアルでそんな特殊能力みたいなもんがあるわけ……」

 ない、とも言いきれなかった。実際に俺はみんなに無視されて……いや、認識されていないのだから。
 でも、学園の外では他の人にちゃんと認識されていた。まあ家で父さんと話すか、買い物で店員さんに営業トークされる時くらいしかしゃべる機会がないのだが。悲しいかな、これが陰キャの交流範囲である。

「俺が人に認識されていないのは学園の中だけなのか?」

 つーかいつからそうなっていた? 普段から教室でおしゃべりしないので、いつからこの異変が始まったのか特定できない。
「あれ、もしかして俺っていじめられてるんじゃね?」と思った時には、すでに誰からも認識されなくなっていたんだろうけど……。何かきっかけになりそうな物事があっただろうか?

「そういえば、変なおっさんを助けたな」

 人助けなんて俺の柄じゃない。誰彼構わず手を差し伸べてやるほど余裕なんぞないのだ。
 でも、気の迷いか何かだったのか。道端で倒れている汗だくメタボのおっさんを介抱したことがあった。普段なら絶対にしない行動だったのでよく覚えている。

『ありがとうございます。こんな私なんかを助けてくれるとは、最近の若者も捨てたものではないですな。お礼にあなたに良いことがありますように、と祈っておきましょう』

 おっさんの祈りとかいらねー。そんな感想を内心だけで呟いたのだった。
 まさか今の状況っておっさんの祈りの結果なのか? 良いどころか完全に悪い状況になっているんですけど。まともに学園生活を送れないってのにどうしろってんだ。
 今ここにいない元凶を考えたってしょうがない。というか、あの汗だくのおっさんが原因とも限らないし。あのキモさは実は人間ではありません、って言われても信じるレベルだけども。異常なほどの汗だくっぷりだったからな。
 俺が今考えなければならないのはこれからどうするかだ。存在を認識されないこの状況を信じたとして、これからどう行動すべきだ?

「あと一分で終了ですよー。みんな焦らず解答を埋めてねー」

 ほんわかした優しい声。教室を見渡す女教師のものだ。ちなみに現在小テスト中。一番後ろの席にいる俺には小テストの用紙は配られなかったけどな。
 女教師の名前は森崎もりさき杏里あんり。年齢は二十四歳。若い先生というのもあり、生徒からの人気が高い教師だ。
 人気があるのはただ若いってだけではないだろう。どんな生徒にも優しく接してくれる性格もそうだけど、外見がとっても美人さんなのである。
 しかも巨乳だ。それも特盛の。とくに男子生徒からの人気が高くて当然と言えた。
 ……だからこそ優しい森崎先生にまで無視されていると思った時はかなりのショックを受けたものである。ぶっちゃけ本気で登校拒否しようかと考えたくらいにはショックが大きかった。

「でも、無視していたわけじゃないんですよね」

 呟くというよりも話しかけるかのような声量。森崎先生の目を見て口にしてみたが、彼女は俺と目を合わせることもなく優しい眼差しで真面目に小テストを受ける生徒たちを眺めていた。
 俺はガタッと音を立てて立ち上がる。先生もクラスメイトも、俺の行動に興味がないどころか認識すらしていない。
 そう思えば今までのことをすべて許せた。いじめられて無視されているかと思っていたけど、何の力が働いたのか俺の存在を認識されなくなっただけなんだからな。
 異常な状況だとはわかっているが、途方に暮れるというほどでもない。元々半ぼっち生活を送っていたからダメージが少ないのだろう。
 ……むしろメリットの方が大きいのではなかろうか? いじめられているからとちょっと自暴自棄になっていたものだが、こうなってしまえば常識なんぞクソ喰らえだ。
 教壇へと早足で向かう。森崎先生の目の前に立っても、まるで俺が透明人間にでもなっているかと錯覚しそうになるほどの無関心っぷり。俺が邪魔で生徒全員を見渡せないはずなのに、彼女はちゃんと見えていますとばかりにうんと頷く。

「はーい。時間になりましたのでみんな手を止めてくださーい。答え合わせしますよー」

 森崎先生がパンッ! と手を叩いて小テストの終わりを告げる。その音にビクッと身体が跳ねてしまったが、誰もそんな俺を笑ったりしない。
 俺は確信を持って森崎先生の背後へと回る。くびれた腰から大きなお尻のラインが服越しでも見て取れた。
 安産型の良い尻だ。森崎先生の後ろ姿を目にする度にそう思っていたが、変態と思われたくないのでじっくり見ることができなかった。
 でも今は他人の目を気にする必要がない。しゃがんで尻の前に顔を近づけても注意する奴なんかいないんだからな。

「むほっ」

 近づきすぎて森崎先生の尻に顔を埋めてしまった。弾力のあるモチモチとした感触が顔面に跳ね返ってくる。

「えーっと、問一の答えはですねー……」

 男子生徒がお尻に顔を埋めているってのに、森崎先生は変わらずほんわかとした調子だ。教室にいる連中も俺の堂々としたセクハラを認識できていない。
 本間さんにセクハラした時も思ったが、俺に触られたという感触も認識していないようだ。

「うほほっ」

 そこまで確認できれば調子に乗らない理由がなかった。あまりに浮かれすぎてゴリラみたいな声を漏らしてしまう。
 スカートをたくし上げてやる。イメージとは違って派手な赤色の下着だ。ほんわかしているのに大胆なショーツのデザインというギャップに、股間がピクリと反応した。

「これは先生が悪いんですよ。こんな肉感的な身体なのに無防備でいるから。しかもこんなエッチな下着……風紀を乱してもしょうがないですよっ」

 聞こえないとわかっていながらも彼女を責めずにはいられなかった。
 俺を無視するみんなが悪い。生徒を誘惑する先生が悪い。人や状況に責任を押しつけて、俺はこれから自分がすることを正当化した。
 心臓がバクバクと激しく鼓動する。変な汗をかいてしまう。手の震えを止められない。
 自覚できるほどの緊張状態。それでも、震える手を根性で動かした。

「んっ……」

 両手で森崎先生の大きな尻を掴んだ。
 僅かに漏れる吐息。あまりに小さすぎて、触った俺しか気づかなかっただろう。
 ちょっと触っただとか撫でただとか、そんな生易しい触り方ではない。指に力を入れて、手のひらで包み込むようにして尻肉をしっかり掴んでいた。

「おおっ」

 俺の感嘆の声も誰にも気づかれることはない。
 ショーツの薄い手触り。尻肉の厚みがしっかりと感じ取れる。本間さん以上の柔肉に感動せずにはいられなかった。
 そのまま揉み込むように手を動かす。ぐにぐにという感触が返ってきて、手のひらで快感を覚えた。

「次の問いは……んあっ……あっ……ふぅんっ」

 俺に尻を愛撫されていることを森崎先生は気づかない。それでも快感が身体に刻み込まれているのだろう。堪え切れない喘ぎ声が教室に響く。
 感じている? 俺を認識できないはずなのに確かに感じている様子だ。確認するために力を強くする。
 今度は小さい声ではない。真面目な授業風景は私語を許さない。だからこそ森崎先生の喘ぎ声はみんなに聞こえているはずなのに、不思議に思う者すらまったくいないようだった。

「森崎先生は良いケツしてますね! 揉み心地最高ですよ!」

 大きな声で森崎先生の尻に対する感想を述べてみる。当然と言うべきか、誰一人として反応しない。

「あ……ん……はあぁんっ」

 いや、反応は森崎先生自身が返してくれる。
 俺が認識されない。その事実を理解はできないが納得はした。
 だけど、俺が起こした現象も認識されないようだ。森崎先生をどんなに喘がせても誰も何も言わない。この異常事態は俺のせいだと考えるべきだろう。
 まあ小難しく考えたってしょうがない。他人に認識されずにエロいことができるようになった。それでいいじゃないか。

「ひあっ!?」

 赤いショーツをずらして尻肉を開く。露わになった秘所を人差し指でなぞってやった。
 本間さんはそこまで大きな声は上げなかったのに。これは感度に個人差があるということだろうか? それとも直接性器に触れたからか。これは検証が必要だな。

「ひぐっ、んっ、やっ、そこは……っ!」

 ワレメに沿って指を往復させていると、森崎先生の肉穴が湿り気を帯びてきた。クチュクチュと粘着性のある水音がしてきて俺を興奮させる。
 俺からもたらされる快感のせいか、堪らず森崎先生が教壇に突っ伏す。下半身は尻を突き出す体勢になり膝を震わせていた。

「あっ、入っちゃった」

 森崎先生が尻を突き出すもんだから、その拍子に指が肉穴に入ってしまった。
 初めて味わう温かくヌメヌメした感触。指を奥へと挿入してやれば、肉壁がぎゅっと圧迫してきた。

「あっ、あっ、ああっ、やあっ、やめ……っ!」

 これは本能なのだろう。
 男は挿入すると動かしたくなるものらしい。きつく締めつけられた指を本能のまま抜き差しする。しばらくするとクチュクチュと愛液が溢れてきた。
 指を出し入れする度に上がる嬌声が俺の股間をイライラさせる。
 俺を認識できないくせに、俺の愛撫で感じてやがる。温和で優しい先生かと思っていたが、とんだ淫乱教師だったようだ。
 なんて教師だ。教育! 教育! 教育ぅぅぅぅぅぅ!! 俺は心の中で叫びながら愛撫に没頭した。

「ひぐっ……ふぅんん~~っ!!」

 森崎先生が背を弓なりにして膝をガクガク震わせる。人差し指しか挿入していないのに、喰い千切られるのではないかと思うほどの締めつけだった。
 これは絶頂したってことか? いわゆる「イクゥゥゥゥゥーーッ!!」ってやつ。エッチな漫画で見たことがあるぞ。

「はぁ……はぁ……」

 感動している俺をよそに、イッたばかりの森崎先生はくたりと脱力していた。豊満な胸を教壇で押し潰すのも構っていられないようで、荒くて熱っぽい呼吸を繰り返すばかりだった。

「先生ー。次の答えは何ですかー?」
「あっ……ご、ごめんなさいっ。えっと……んっ」

 絶頂の余韻で教壇に突っ伏していた森崎先生。そんなエッチな姿をさらしているってのに、真面目な生徒から出たセリフは答え合わせの催促だった。

「ふむ……」

 未だに膝をガクガクさせながらも、小テストの解説をする森崎先生を眺めながら考える。
 俺の存在は認識されない。それは愛撫するなどの強い刺激でも変わらない。いくら喘がせても誰も気にも留めなかった。
 それだけではなく、絶頂の余韻であられもない姿をさらしたところで不思議に思われることもない。俺がどんな行為に及ぼうが、その結果でどんな状態になろうともみんな認識できないってことだ。

「マジでやりたい放題じゃねえか」

 森崎先生の愛液で濡れた指をしゃぶる。女の味を感じながら、俺だけが自由にできるようになった学園生活に思いを馳せるのであった。


  ◇ ◇ ◇


 俺のクラスメイトに学園のアイドルと呼ばれている女子がいる。
 彼女の名前は藤咲ふじさき彩音あやね。艶のある長い黒髪に左右対称の整った顔立ち。胸がボンッと大きくて、腰がキュッとくびれていて、肉づきの良い太ももに色白の肌。男の理想とする顔と身体が具現化したかのような女子だ。
 そんな藤咲が男子人気を集めるのは当然だろう。しかし、彼女の場合は女子からの人望も厚いのだ。
 学業優秀で運動も得意。誠実な彼女は同級生どころか先輩や後輩にも頼られる存在だ。
 それでいて自身の人気や優れた容姿を鼻にかけることもない。これほど完璧な彼女を、学園のアイドルと呼ぶのに誰も文句はなかった。

「藤咲さんをこんな間近で見るとか……。やばい、認識されないとわかっていてもすげえドキドキする」

 授業中。俺は藤咲さんの席の前に陣取っていた。
 真面目に授業に取り組む藤咲さん。背筋を伸ばして姿勢正しくしているだけで清らかさと美しさを感じさせる。
 大きくくっきりとした目が真っすぐ前を見ている。本来なら黒板を映すはずの瞳は、俺の顔がドアップになっていた。

「肌がスベスベしてる……。女子の肌ってこんなにも触り心地が良いもんなのか」

 無遠慮に藤咲さんの頬に触れる。普通なら怒られるどころか学園中の生徒からボコボコにされてもおかしくない蛮行だ。
 でも、今は誰も反応しない。藤咲さん本人ですら俺を責めることはない。

「……」

 藤咲さんと目を合わせているだけで心が奪われそうになる。
 遠くから眺めて目が合ったと錯覚して恋に落ちてしまう男子が多数。数々の犠牲者を生んでしまう彼女の魔眼。藤咲彩音の魅了から抗える男は果たして存在するのだろうか?

「ふ、藤咲さん……っ」

 もちろん俺は抗えなかった。
 距離が近すぎて藤咲さんのフェロモンにでもあてられたのか。心臓が鷲掴みされたかのようにぎゅうっと締めつけられる。その苦しさから逃れるために唇を突き出した。

「んちゅぅっ」

 藤咲さんの瑞々しい唇に俺の唇を押し当てた。敏感な部位に広がる生々しい感触に、頭が真っ白になるほどの快感が脳髄に走った。
 ファーストキスの相手が学園のアイドル……。誰もが憧れる女子にキスできるなんて妄想の中でしかあり得ないことだった。

「ちゅるっ……ちゅばっ、んちゅっ、ちゅぶっれろ……」

 興奮に身を任せて藤咲さんの唇を味わった。吸いついたり舐めたりとやりたい放題である。
 妄想でしかできなかった欲望にまみれた口づけ。俺なんかが藤咲さんをこんな風に扱うなんて許されない。

「……」

 ……許されるはずがないのに、クラスメイトどころか藤咲さん本人ですら注意の一つもしない。俺だけが好き勝手にできるのだと許可されたような気がした。

「はぁはぁ……ふ、藤咲さんっ」

 両手で藤咲さんの顔を固定して、彼女の潤いのある唇にしゃぶりついた。脳をトロトロにするような甘美な味がして、舌を学園のアイドルの口内に突っ込んで蹂躙する。

「あ、甘めぇ~……」

 藤咲さんの唾液はどんなジュースよりも甘かった。唇も甘くてプルプルしていて最高だってのに、口の中の唾液でさえ俺を夢中にさせた。

「ぷはっ……。も、もう我慢できねえっ」

 酸欠になりそうなほど長い時間キスをした。やっと顔を離せば、俺と藤咲さんの間に銀色の橋がかかり俺の欲望にさらなる火をつける。
 素早く藤咲さんの背後へ回り込む。俺がいなくなったことにより本当の意味で黒板を見られたのだろう。真っ白なノートにペンを走らせ始めた。
 認識はしていなかったようだが俺の身体が邪魔になって黒板が見えていなかったらしい。この認識阻害された状態についてもう少し検証してみた方がいいかもしれないな。
 まあ今はそんなことどうでもいい。藤咲さんの背中に流れる美しい黒髪に見惚れながら、俺は彼女を抱きしめた。
 シャンプーの匂いだろうか? とても良い匂いがした。学園のアイドルは甘くて良い匂いがして、ずっと抱きしめていたいと俺の欲望を高ぶらせる。

「おお……っ。こ、これが藤咲さんのおっぱい……!」

 大きさだけなら金髪ギャルの本間さんも負けてはいないだろう。二人のおっぱいを触った俺が言うのだから間違いない。
 だが、形と張りと柔らかさのバランスは圧倒的に藤咲さんの方が上だった。ブラジャー越しだってのに、手のひらに返ってくる感触が全然違う。

「すげえ……すげえよ……っ」

 夢中になって藤咲さんの胸を揉みしだく。ブラジャー越しでも隠し切れない神乳に、俺は自分を止められなかった。
 あまりの興奮に語彙力を失っていた。でも俺を認識しないこの世界ではそんなこと些細なものだろう。
 むしろ言葉に悩む必要がないので最高と言えた。陰キャは人前で感想を口にすることでさえ気を遣うのだ。

「ん……ふ……っ」

 藤咲さんの口から小さな吐息が漏れる。それは明らかに俺がおっぱいを揉んだことによる反応だった。

「感じてるのか? 藤咲さんは俺の手で感じてしまっているのか?」

 憧れの学園のアイドルを喘がせた。その事実が、さらに俺を大胆にさせる。
 藤咲さんの制服の下に手を潜り込ませる。乱暴にブラジャーを外し、生のおっぱいを手のひら全体で触れた。

「や、柔らけぇ……」

 吸いつくような肌にボリュームのある柔らかさ。生おっぱいの感触に感動せずにはいられない。
 指に力を入れて揉みしだく。目にしなくても形の良いおっぱいが卑猥に歪んでいるのがわかる。藤咲さんの背中に身体をくっつけて、息を荒くしながら胸の愛撫に集中した。

「んあっ……や、やあっ」

 コリッとした感触に同調して、藤咲さんが甘い声を漏らした。

「藤咲さん、乳首硬くなっているよ。感じてるの?」

 おっぱいの中心にある突起を指でコリコリしながら、藤咲さんの耳元で囁く。
 さっきからキモいことばっかり言ってんな俺。だがこれが男ってもんだ。人の目さえ気にしなければ、男なんてみんな変態でキモくなるに違いない。ソースは俺。

「んっ、ああっ、ひあっ」

 みんなが一度は聞いてみたかったであろう学園のアイドルの嬌声に誰も反応しない。代わりに俺の一物が反応した。
 キスした時から半勃起していたが、おっぱいを揉みながら藤咲さんの喘ぎ声を聞いていたらフル勃起してしまった。興奮しすぎて痛いくらいに硬くなっている。
 おっぱいを揉むのは最高の気分で、手のひらも幸せいっぱいではあるのだが、股間がイライラしてきてしょうがなかった。

「こんな状況で我慢できるわけないだろっ」

 藤咲さんを立たせる。なのに授業は滞りなく進んでいく。
 すぐに着席しようとするかと思ったが、藤咲さんは起立したまま座ろうとする素振りもない。俺が動かしたことは認識されないので立たされたという事実はないものとして扱われているのだろうか?

「んなことはどうでもいいや。むしろやりやすくて助かるぜ」

 ここまで来れば俺だって開き直っている。
 藤咲さんに机に手を突かせて尻を突き出させる。後ろから見れば男を誘っているようにしか見えない格好だ。
 制服のスカートをめくると可愛らしい下着が露わになる。興奮している俺は迷うことなくショーツをずらして彼女の秘部を愛撫した。
 森崎先生で実践済みだからな。指で愛撫すると次第にクチュクチュと淫らな水音が聞こえてきた。

「あっ、んっ、はうっ、やんっ」

 湿り気を帯びた肉穴は俺の指をスムーズに飲み込む。指に肉ひだが絡みつき、これが肉棒だったらどんなに気持ち良いだろうと期待を膨らませてくれた。

「藤咲さんで童貞卒業できるなんて嬉しいよ」

 俺は躊躇いなく勃起した一物を取り出した。いきり立った肉棒を藤咲さんの肉穴に触れさせる。クチュリと淫らな音を立てただけで背筋が震えた。

「下の口でもキスしちゃったね」

 最低のセクハラである。自分の心に眠っていたおっさん的思考に、落ち込むどころか鼻息を荒くする。
 自分がゲスでもいい。学園のアイドルとヤれるのなら、どんな風に思われたって構わなかった。

「ひぐぅっ!?」

 腰を突き出す。グチュッと音を立てて、肉棒が学園のアイドルの肉穴に入っていく。
 挿入していく瞬間を目にしていると感動が胸に広がる。高揚した心のまま腰を前へ前へと押し出した。
 ズプンッ! 俺の腰が藤咲さんの芸術的に美しい尻に密着する。憧れの女子と合体できた光景に涙が出そうなほど感動した。

「はぁはぁ……すげえ締めつけてくる……」

 入れただけだってのに、肉ひだが肉棒に絡みつきしごいてくる。指を入れた時も気持ち良さそうだなとは思ったけど、これは想像以上の快感だ。

「動くよ藤咲さん……」
「ひああっ!」

 腰を引けば愛液で濡れた肉棒が外気に触れる。膣壁のザラザラが亀頭を擦って、早くも出そうになるのを歯を食いしばって耐えた。

「え……?」

 肉棒に付着したのは愛液だけではなかった。鮮やかな血の色。彼女の初めての証だった。

「へぇ~、藤咲さんって処女だったんだね」

 告白される回数は数えられないほど。まさに高嶺の花である彼女は、ただの一人も男を受け入れたことがなかったのだ。
 学園の男子の誰もが知りたかった藤咲彩音の男性経験。実はすでに初めてを捧げているのでは……という不安は杞憂だったと判明した。別に俺が付き合えるチャンスは皆無だったろうが、胸をなでおろさずにはいられない。
 フル勃起していたかと思われた一物がまた一段大きくなる。藤咲さんの尻を掴むと、一心不乱に腰を振り始めた。

「んっ、やっ、ぐっ、ひぃんっ!」

 パンパンッと肉がぶつかる度に藤咲さんの白い尻が波打つ。嬌声も止められないようで、教室に男を興奮させる甘い声を無自覚に振りまく。
 俺を認識できなくても、身体を守ろうとしているのか愛液がたくさん分泌されていた。肉棒を出し入れすれば愛液の飛沫が上がる。破瓜の血が床を汚して、学園のアイドルの初めての男になったという優越感が俺を高ぶらせた。
 こんな快楽に童貞の俺が耐えられるはずがなかった。股の下から駆け上がってくるものを抗うことなく解き放つ。

「うっ!」

 激しくピストン運動していた腰を止める。藤咲さんの奥深くで欲望を放ってしまった。腰が跳ねる度に新鮮な精液を放っている感触が俺を満たす。
 中に出してしまった……。顔を青ざめさせる場面のはずなのに、肉棒はすでに硬さを取り戻して二回戦目に挑もうとしていた。
 授業中の教室で堂々と学園のアイドルを犯しても誰からも認識されない。この異常事態がいけないのだ。状況は人を狂わせるからしょうがないね。
 思っていたよりも罪悪感がない。それよりも性欲が上回っていた。考えることを諦めて下半身に素直になる。

「ふあっ……あんっ、やあっ、くぅんっ!」

 腰の動きを再開させる。授業が終わるまでに、学園のアイドルの膣内にあと二回ほど射精させてもらった。

「ねえ彩音ちゃん。お昼ご飯食べないの?」

 昼休みになって、藤咲さんの友達が話しかけてきた。

「ご、ごめんなさい……ひんっ! ま、まだ手が離せないから……先に食べていていいわよ……やぁんっ!」

 昼休みになっても俺は藤咲さんを犯し続けていた。そんな場面を目撃した彼女の友人は「わかったー、先に食べてるね」と軽い調子で離れていく。

「手が離せないって……。俺とのセックスは一体どういう扱いされているんだろうね? ……うっ!」

 熱い欲望を藤咲さんの肉穴に注ぎ込む。けっこうスッキリしたので肉棒を引き抜いた。

「うわっ、けっこう出したな。てか何回連続で出したんだっけ? うーん……覚えてねえや」

 藤咲さんの肉穴から破瓜の血と混じってピンク色になった白濁液が垂れる。学園で一番可愛い女子に中出ししたという事実を認識し、征服欲が満たされていった。
 こんなのを見せられたら収まるものも収まるはずがなく……。昼食に向かおうとする藤咲さんを机の上に押し倒して再度欲望を叩きつけた。

「あっ、あっ、んあっ……お、お昼ご飯食べる時間が……んうっ……な、なくなっちゃう……っ」

 そんなことを気にしている場合かよ。昼休みの賑やかな教室で、藤咲さんの唇を貪りながらおっぱいを揉みしだき、体力の限界まで欲望を放ち続けるのであった。


  ◇ ◇ ◇


 あれから数日経過したものの、俺への認識阻害が解除されることはなかった。
 毎朝みんな俺を認識できていないままなのかとビクビクしながら確認していたが、元通りになる気配がないので段々これが普通なのだと受け入れるようになった。

「藤咲さんは今日も最高だよ……うっ!」
「んああっ!」

 好きな時に好きな女子とセックスできる。こんな状況でエッチ三昧の生活を送らない男子はいないだろう。
 毎朝一発目に藤咲さんに欲望を放つ。彼女の唇の甘さに髪の良い匂い。おっぱいの柔らかさや肉穴の締まり具合まで覚えてしまった。

「あースッキリした。本間さん、綺麗にしてくれよ」

 金髪ギャルの本間さんを屈ませて、藤咲さんの中で精を放ったばかりの一物をしゃぶらせる。
 認識していないせいで全然舌を使ってくれないので、しょうがなく頭を掴んで腰を振る。舌遣いが悪いところがこの認識阻害のダメな点である。

「せっかくの巨乳なんだから、おっぱいで挟んでくれよ」

 制服のボタンを外して胸を露出させる。おっぱいの下から肉棒を挿入した。

「でさー、あいつが面白い顔するわけよ。ウケるよねー」

 口を解放したからか友達とのおしゃべりを再開させる本間さん。勝手に口とおっぱいを使われているにもかかわらず、楽しそうにしている本間さんの表情が面白かった。
 そんな本間さんの顔に白濁液をぶっかける。人に見せられない顔になっているってのに、会話が盛り上がっているのか口を大きく開けて笑う本間さん。その拍子に顔面に付着していた精液が口の中へと入った。
 本間さんが俺の精液を飲み込むところまで見届けると、教室に先生が入ってきた。

「はーい、みんな席に戻ってー。授業を始めますよ」

 ほんわかとした声。これから森崎先生の授業が始まるようだ。
 下半身から精液を垂らしている藤咲さんと顔面を白濁に染めた本間さんに気づいた様子もなく授業が始められた。

「で、ですので……ひんっ! こ、この公式を……ここに当てはめ……ひぃんっ!」
「先生! こうやってハメればいいんですね! 最高に気持ち良いっす!」
「ひああああああっ!!」

 授業を行う森崎先生をバックから犯した。みんなは真剣に俺に中出しされる彼女を見守っている。

 みんなから無視をされていると思っていた時はつらかった。俺をいじめるなんて酷い奴らだと思った。
 でも許してやろう。みんなは俺を認識できなかっただけなんだ。それなら勝手に無視をするのはしょうがないことだ。
 ……でも、代わりに俺も好き勝手させてもらおう。無視をされて傷ついた心を癒やすためにも、俺はこの状況を楽しむと決めた。
 まずはクラスメイトの女子と全員。それから他のクラスの女子にも範囲を広げていこう。うちの学園は女子のレベルが高いから楽しみだ。

「さて、と。スッキリしたし……藤咲さんにもう一回抜いてもらうか」

 だけど学園のアイドルである藤咲彩音を特別視するのは変わらない。認識阻害されているからこそ、俺は彼女に気持ちをぶつけられるのだった。
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