Ocean

リヒト

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Ocean 5

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今、菜花の唇を味わいながら、あの頃のことを懐かしく思い出してる。


とんでもねぇマセガキだったよなぁ。

俺、あれにハマってたもんな。

菜花と抱き締め合うとすごく安心出来て、菜花とチュウするとドキドキして、菜花と“2人だけの秘密”なのが特別嬉しかったから。

…… まぁ、今もマセガキには違いない。

こんなこと10代の内に経験出来るとは思ってもみなかったけど、ずっと菜花にしてみたかったことを、してもいいって本人から許可を得たからには、もう遠慮なくムッツリスケベの本領発揮させていただきますよ。


菜花のおっぱい。

ずっと触ってみたかった……。

薄い生地の上から丸い輪郭をなぞるように揉みながら、さっきよりも更に浮かび上がってきてる箇所を親指の先でカリカリすると、ぎゅっと目を閉じて、フーッ、フーッ、って拳を口に当てて声を我慢してる。


そんな気持ちいいもんなのか。

これ、直に触ったらどうなる?


下着を捲り上げると、ぽよんと生のおっぱいが現れる。

まん丸でソフトボールみたいだ。

俺の手のひらにしっくりくる程のデカさの割には乳輪が小さく、乳首もポチッと小さい。

真っ白な膨らみの先、唇と同じ魅惑的な薄赤色に誘われて、本能的に吸い付きたくなる……。


「っ⁈」


ビクンと反応する菜花。

硬く勃ち上がった右乳首を口に含んで舌先でコロコロしながら、左乳首も指先でカリカリすると、菜花は堪えきれずに声を上げ始めた。


「…… んんっ…… ふぅっ…… あぁんっ……!」


風呂でも自分で触って気持ちよくなってたくらいだから、他人から触られるのはもっとイイんだろう。

分かっていて、敢えて確かめる。


『これ、 気持ちいいのか?』


「ん…… きもちい…… 」


口元に拳を当てたまま恥ずかしそうに答える菜花の声が、震えてる。

菜花の反応に興奮してる俺の股間も、ビクビク震えてる。

もう既にガチガチで、パンツの中、押さえ付けられてて痛いくらいだ。

菜花の脚に擦り付けていると、あぁやべ、これだけでイきそうってくらい興奮が高まってくる。


「ヒロもソレ…… 気持ちいいの?」


上気した頬。

俺と目が合うと、菜花が不思議そうに呟く。


「…… すごく硬くなってる」


当たり前だろ。

こんな状況で、こうならない方が不思議だよ。


『脱がしてくれよ』


念じたら裸に出来るクセに、菜花は何を思ったか起き上がって、膝立ちになってる俺の制服のベルトに手を掛ける。

上手く外せなくて手間取ってるのがもどかしい。

けど、俺に下着を捲られておっぱい出された菜花が、俺の膨らんだ股間を前にして恥ずかしそうに目を逸らしながら脱がしてくれようとしてる姿に余計にエロさを感じて、興奮する。

今から俺にされること、分かってて準備手伝ってんだもんなー。そりゃエロいさ。


触れてしまわないよう慎重に指先でジッパーを下ろすところまでをじっくりと観察。

スラックスが腰から落ちると、俺、保育所の頃のロケット柄の綿のパンツ穿いてて、ちょっと笑う。

菜花もさすがに、見たことのない今の俺のパンツまでは想像出来なかったみたいだな。


待ち切れず、パンツは自分で脱ぐ。

と、横座りしてる菜花の目の前で、解放されたロケットがブルンと勃ち上がる。

初めて俺のロケットの打ち上げ前の状態に対峙した菜花は、目をまん丸にして息を呑んでる。


「すごい…… 大っきい……。

…… こんなになっちゃうんだ」


菜花に見られてると思うと興奮して、大っきいとか言われて更に昂り、腹側に向かって反り返り密着する程に勃起する。


『…… 触って?』


俺が言うと、菜花がおっかなびっくりといった感じでそっと左手を伸ばす。


『……っ……!』


いきなり敏感な鬼頭の先を掴まれて、ビクッとなる。

俺を上目遣いに見上げてそろそろと手を動かしながら、菜花が聞いてくる。


「…… 気持ちいい?」


『……ウッ…… ん、…… 気持ちい……』


菜花が俺のを握ってるとか絵面だけでもヤバいのに、菜花のシゴき方が遠慮がちな割には裏筋に親指が当たってたり人差し指がカリ首引っ掛けてたりして、イイとこ押さえてるからますますヤバい。

左手で竿を握ったまま右手で鬼頭を包むようにして摩られると、アァとかウゥとか声が出てしまう。


「…… 何か出てきたよ?」


『…… ッ……!』


ガマン汁が滲んでる鈴口を指先でそおっと撫でられて、思わず天を仰ぐ。


あぁ、そんなとこ攻めんなよ…… 出ちゃいそうになるだろ!


堪らず菜花を押し倒して、既に発射準備が整ってるモノを太腿の真ん中に押し当て、そのまま先っぽでグッとソコを突くと、


「ぅんっ……」


菜花がビクッと反応して声を上げ、俺のモノもそれに共鳴してビクッとなる。

柔らかい太腿の間に挿し込んで、菜花のヒラヒラした短パンの上からアソコに擦り付けるように動かしてみる。

あ~、気持ちいい。

菜花にこんなことしてるってだけでもめちゃくちゃ興奮してるのに、このすべすべモチモチぷるんぷるんの太腿に挟まれたら…… うぁ…… 腰止まんねぇ…… あ、無理だ出ちゃうわこれ……、


『…… ッ‼︎……』


引き抜こうとした瞬間、不覚にもガマンし切れなかったものをドビュッと菜花の短パンの下腹にぶちまけてしまう。


『…… ハァッ、…… ハァッ、…… ハァッ、…… ハァッ…… アァ……』


「…………。」


菜花がびっくりした顔で見てる…… 俺がどうなったのか分かんないみたいだ。

しかしまた濃いぃのが結構な量…… つーか実体じゃないのに感じるもんは感じるし出るもんは出るんだな。

俺も自分でびっくりしてるわ。


挿れてもないのに早過ぎるフィニッシュ。恥ずかしい。

けど、菜花の肌の気持ち良さを知ってしまった故に興奮は治るどころかますます昂る。

お尻を持ち上げて俺ので汚れた短パンを脱がせ、その下の小っちゃな布切れに手を掛けると、菜花が焦って押さえる。


「やっ、ちょっ…… 待って⁈」


『俺の好きにしていいっつったよな?』


目を合わせて確認すると、菜花がパンツを押さえてる手をそっと離し、諦めたように目を逸らして恥ずかしそうに横を向く。


「…… うん」


お尻を包んでる小さな布地を剥ぎ取り、バンザイさせて上も脱がせる。

菜花の一糸纏わぬ姿を眺めて、溜め息が出る。

綺麗だ……。


シーツの上に広がる長い艶やかな黒髪。

恥ずかしそうに隠してる細い腕の下で、柔らかく潰れてるおっぱい。

きゅっとくびれてる腰からお尻のラインが艶めかしい。

これ何で出来てんだ?ってくらい、真っ白で滑らかな肌。

むっちりした腿の付け根の間、控えめに生えた毛に隠されてる場所……。

俺とは何もかも違う菜花の身体に、触れてみたくて堪らない。


何をされるのか窺うように見上げてる菜花と目が合い、目で確認する。


いいんだな?ほんとに。

好きにさせてもらうぞ……?


柔らかそうなお腹に手を伸ばし、そっと触れる。

信じられないくらい柔らかくて、温ったかい。

もちもちと吸い付くようなみずみずしい肌を手のひらで確かめて、可愛いらしい縦長のへそにそっと口付ける。

ピクン、ピクンと菜花が反応して、ますます興奮を煽られる。

唇で体温と感触を味わいながら身体中を撫で回していると、引き攣った呼吸が聞こえてくる。


「はっ…… ふぅぅっ…… んん…… あっ…… はぁっ……」


菜花、興奮してんだな。俺に触られて。

俺も今、めっちゃドキドキしてるし、自分で鼻息すげぇと思う。


腿の間に手を這わせ、薄く毛の生えてる場所を撫でると、菜花の身体がブルッと震えるのが分かる。

湿り気を帯びた柔らかい毛から、さっき風呂で嗅いだボディソープの香りが薄っすらと立ちのぼる。

甘く唆る匂い。

ボディソープの匂いだけじゃないよな、これ。

多分、菜花自身の身体の匂いだ。


膝を割って真っ白な太腿を抱え、頬擦りしながら内側に口付けると、唇が触れる度に菜花がビクッと身体を震わせる。


「明かり、消そうよぉ……」


震えながら懇願する菜花の声は無視する。

だって、最初で最後かも知んねぇだろ?

おまえのカラダ、じっくり、よーく見させてくれよ。


脚を大きく開かせ、指先でソコを覆ってる毛を掻き分ける。

初めて見る。

これが菜花の、……。


唇と同じ薄赤色のヒダヒダ。

何かの花びらみたいだ。

明かりの下、露に濡れた真ん中の蕾がてらてら光って、ひくひくしてて…… エッチな形に咲いてんなぁ。

つーか、穴ってどこ?

…… あるように見えねぇんだけど?


「やぁんっ、…… そんな…… 開かないでよぉっ……!」


隠そうと伸ばした菜花の両手を捕まえて、指を絡める。

その、恥ずかしくて泣き出しそうな表情、いいな。

もっと虐めたくなる。


菜花の両手を捕まえたまま、肘で膝を押し広げ、下腹にチュッ、チュッと音を立てて吸い付きながら下がっていく。

と、俺が何しようとしてるのか察したようで、


「やっ…… だめぇっ⁈」


菜花が身体を捩って必死に抵抗しようとする。


あぁ、そういう反応、イチイチ興奮するわ……。

俺実はSっ気あんの、知ってた?

“いや”とか“やめて”とか言われたら、余計に煽られんだよ。


締めようとする腿の間にグリグリと顔で割り込み、柔らかい毛の感触を鼻先に感じながら菜花の匂いを吸い込む。

あぁ、なんてエッチな匂い。


「ひゃ…… だっ、ヒロ…… 汚いからぁ……!」


『さっき風呂入ったろ』


「そういう問題じゃ…… そ、そんなとこほんと汚いから…… や、 」


有無を言わせず、ヒクヒクしてる襞の間に唇を這わせる。


「いっ…… や…… ヒッ…… やぁぁぁっ……!」


俺に両手を捕らえられたまま逃げたそうに腰をくねらせ、イヤイヤをするように首を振る菜花。

柔らかい二の腕に挟まれたおっぱいの先で、ピンピンに勃った乳首がプルプル揺れてる。

膝を曲げた状態で開かれた足先を立てて逃れようとするけど、俺は手を離してやらない。


くすぐったくて堪んないんだろ?

こんなこと、まだ誰からもされたこと無いだろうからな。


舌全体でべろっ、べろっと舐め上げて少し慣らした後で、舌先をワレメに挿し込む。

これが菜花の愛液の味か…… ヌルヌルして、ほんのり甘くてしょっぱい、薄味の松前漬みたいだ。

ヒダをめくるように舌をレロレロ動かすと、菜花が腰をくねらせる。


「…… いっ⁈ …… やだってばぁっ…… お願い…… やめてぇっ……⁈ 」


『なんで?気持ちいいだろ?』


「はぁっ…… ダメだよぉ…… こんっ…… こんなの…… おっ、…… おかしくなっちゃぅうっ……!」


いいよ、おかしくなれよ。

俺、それが見たいんだよ、お前が俺にエッチなことされて、おかしくなっちゃうとこを。


舌先を尖らせて、可愛いらしい三角形の突起を下からチロチロ舐め上げてくすぐる。

ココが女の子の一番イイとこなのは、色々観て勉強済みだ。


「んんんっ⁈ …… 」


菜花が腰を浮かせて爪先を突っ張り、更に逃れたそうにするのを見て、手を離してやる代わりにおっぱいを掴む。

男優もすなる三点攻めといふものを、我もしてみむとて。

突起を優しく吸い上げて口の中で舐め回しながら、触って欲しそうにピンと勃ち上がってる2つの乳首を指先で摘んでクリクリしてやったら、菜花の身体が跳ね上がった。


「~~~あぁんっ‼︎」


痙攣するみたいにビクビクと震えた後で、クタッと力が抜ける。


え、これもしかして…… イった?

俺がイかせた…… 菜花を……!


暫し感慨に耽る。


菜花は言葉も出ないようで、ハアハア肩で息をしながら、腕で口を拭ってる俺を見上げてる。

羞恥に薄っすらと涙ぐんでる顔。

…… 可愛いなぁ。

イジメ甲斐があるぜ。


頭を抱え上げて左で腕枕をしてやり、おでこや頬にキスしながら下腹に右手を伸ばすと、ハッとして力なく俺の腕を掴んで止めようとするけど、肩口から左手を回して菜花の左のおっぱいの先に触れると、ビクッと反応して腕を掴んでる手の力が完全に抜ける。

菜花の愛液と俺の唾液でビショビショになってるところへ指先を滑り込ませると、今イったばかりでくすぐったいのか、身体を捩って腿を締めようとする。

構わず脚を絡めて膝を割り開かせ、手を進める。

ヒダヒダをなぞるように人差し指と薬指で撫で上げて、中指で真ん中の突起を探り当てながら、おでこに口を付けたまま囁く。


『ここ、いいんだろ』


「…… やぁっ…… そこだめぇっ、…… んんっ…… ふぅんっ…… !」


駄目と言いつつ、すぐに良さそうな声を上げ始める、菜花。

左の乳首の先を指の腹で摩りながら下の三角のとこを指先で撫で続けてたら、ぷっくり膨らんでコロンとした感触になってくる。

勃起してきてんだよな?これ……。


「…… ん…… んんっ……  んんん……!」


菜花は乳首を担当してる俺の左手と手マンしてる右手を押さえるように掴んで、眉根を寄せた切なげな表情でぎゅっと目を閉じてる。

俺から与えられる快感に、必死で堪えてるんだろう。

やっぱセオリー通りか。

菜花も乳首とクリトリス同時に攻められんのが一番気持ちいいんだな。

実はちょっと前に“男向けのAVは色々間違ってる!”“あんなことしたって痛いだけで全然気持ち良くない!”“あんなのに影響受けたヘタクソがイキってるの許せない!”って女子が集まってやたらと熱く語り合ってるのを小耳に挟んだもんで、じゃあ何が正解なの?って思って女性監督による女の子向けのAVを視聴させてもらったんだが……明るく楽しそうにエッチしてて、シチュエーションも自然でリアルな感じで存外に良かった。

男優の愛撫の仕方から挿入の仕方、腰の振り方までの一切が優しく丁寧で、野郎向けの表現過剰な感じのAVに比べたら刺激が足りないように感じはしたけど、こういうのが女の子が求める“愛されエッチ”なんだろうなーってのは良く分かった。

舐めてたり挿れてたり、やってること自体に変わりないけど、直接映らない角度で撮影されたモザイクやぼかしの入らない画面は清潔感があって、互いに協力して快感を伝え合う雰囲気は参考にしたいと思った。

んー、でもなぁ。

これじゃ、具体的にどこをどうしてやればいいのか分からない。

正直俺の方は突っ込むだけで気持ち良くなれると思うけど、それより何より菜花の気持ち良くなってる姿を見たい。

俺の愛撫に我を忘れる程感じまくって、エロくなってるとこへ挿れさせて欲しい。

そう思った俺は、TLとかLCとか呼ばれる分野の開拓に乗り出した。

単純にエッチだけをテーマにしたものはほぼ皆無で、背景やストーリーが濃いようで薄いようで濃い。

やたらと金持ちでハイスペックな野郎に普通の(って設定のやたらとスタイル良くて可愛い)女子が突然溺愛される系のシチュが多過ぎることには辟易したが、愛撫の仕方が事細かに描写されているという点ではとても参考になった。

感じ方なんて人それぞれなんだから一概にこれっていう愛撫の仕方なんて無ぇだろとか思いながらも、“乳首とマンコは繋がってる説”は確かな事実のようで、菜花の反応がそれを証明してる。

…… 枕相手に繰り返しイメトレしといて良かったぜ。

まぁでも、創作はあくまでも参考として、問題は菜花の感じるやり方だ。

反応を見ながらいくしかない。

おまえはどうなんだろうな…… 俺はこういうのが好きなんだけど……?

 
自分のをシゴくとき気持ちよくなるのと同じやり方で、小っちゃなクリを護ってる包皮を捲りがてらキワの辺りを敢えてゆ~っくりと優しく撫でてやると、菜花の呼吸が乱れ始める。


「んぁっ…… っ!…… ふ…… んんっ、…… はっ、んぅんっ……!」


正解のようだ。

間違いなく感じてくれてる。

続けていると、コロンとした突起が更に膨らんで包皮から顔を覗かせ、コリコリと硬くなってくるのが分かる。

豆粒みたいな可愛らしい大きさだけど、俺の読み通り、感じる仕組みとしてはチンコと一緒なんだな。


「…… んんんっ、ヒロぉ……っ…… !」


『これ、気持ちいい?』


「うん…… きもち…… い……っ、あぁぁ……」


『もうピンピンになってるよ、ほら』


菜花の小っちゃいおちんちん、可愛いな。

クルクルと円を描くように、可愛い可愛いと愛でてやる。

溢れてくる愛液を指先で掬って塗り付けながら、あくまでも優しく、ゆっくりと。

少し押し潰すみたいにねっとりと愛撫してやると、


「あ…… あっ、それだめぇっ、…… んんっ、ヒロ…… ヒロぉっ……! 」


菜花が俺の腕に縋り付いてくる。


分かってるよ。

おまえのその“ダメ”っつーのは、“すっごくイイ!”ってことなんだろ?

ん~、可愛い、可愛い。

イきそうなんだよな?

よしよし、イけよ。思いっきり気持ち良くなれ……!


左の乳首を指先で捏ね続けながら吸って欲しそうに目の前で揺れてる右の乳首にしゃぶり付き、右手の指先と腹も使ってクリの根元から皮を捲った先っぽまでを一緒に可愛いがってやってたら、突然菜花の身体が硬直する。


「いっ、…… ‼︎」


俺の指に触れてる突起が瞬間的にカチカチになり、全身がビクビクと震え出す。

あぁ、すげぇ気持ち良さそう……。


「んぁぁっ‼︎‼︎ ~~~~」


ジタバタして逃れようとする菜花の身体を左腕で抱き寄せて押さえ付け、右手の中指を突起の下のヒダの真ん中へ滑らせていくと、スルッと飲み込まれていく場所がある。

菜花の入り口、ここか。

中指を立て、そのままツプッと挿し込む。


「ひぁぁぁぁぁっ⁈」


まだイってる菜花の中は激しく波打ち、きゅんきゅんと俺の指を締め付けてくる。

あぁ、スゲ…… 奥に向かって吸い込まれてる。

こんなとこ挿れたら俺、瞬殺だな。


「…… んやあぁっ⁈…… 何してっ……⁈」


菜花が首を起こして下を見る。

俺の中指が挿し込まれてるのを見た菜花、信じられないって顔で喘ぐ。


「あぁっ⁈ …… はっ、はぁっ、はぁっ、…… 」


『指入ってんの、分かるか?』


聞きながらゆっくりと指を抜き挿しすると、ガクリと仰反る。


「んぅっ!…… んぅんっ、…… んぐっ…… あはぁっ……!」


快感が強烈過ぎて言葉にならないらしい。


『おまえ今、イってんだろ。

中すげぇきゅんきゅんしてるよ』


中の腹側のポコっと腫れてる場所に押し付けて、クイクイっと指を動かす。


「あぁあぁぁっ、あぁっ、あぁぁぁっ……‼︎」


耐え切れない程の快感に耐えようと必死になって、俺の腕に、肩に、胸に……めちゃくちゃに縋ってくるのが可愛い。


『Gスポットって、ここら辺で合ってる?』


「しっ、…… 知ら…… なっ…… んうっ…… ぁはぁんっ!」


長い髪が顔に降り掛かるのも構わず、菜花が乱れる。

…… 合ってるみたいだな。


『俺さ、ずっとおまえのココにチンチン挿れてみたくて…… 妄想して、何度も何度も…… 一人でシてたよ……』


耳元で囁きながら指をゆ~っくり抜き挿しする。

その度に菜花が悶えて、ひときわ甘く切ない声を上げる。


「…… はぁっ、…… んんんっ…… うふぅん…… はぁんっ……!」


挿れるときも抜くときも入り口んとこの締め付け部分がきゅうっとなって、強めに擦れる。

菜花自身もそれが気持ちいいらしい。


『想像した?…… 俺の挿れられたら、どんな感じか』


あぁ、菜花を言葉攻めしてるつもりが、自分の言葉に自分で興奮してるわ、俺。

思いっきり想像しちゃって、指に伝わる菜花の中の感触を己自身で感じてるように思えてきて、先から汁が垂れてヌルヌルしてる。

早く挿れてみたいな、ここに。

んで、突いてみたい。こんな風に……。


奥のコリコリしたところの脇、一番深くなってるとこを指先で突くと、俺の腕にしがみ付いてる菜花の手に力が篭る。


「あぁぁっ⁈ …… んぅっ…… 、いっ……! 」


目をきつく閉じ顔を歪めてる、菜花。


『痛いか?』


ちょっと心配になって手を止めて聞いてみると、菜花が首を振る。


「…… うぅん、いい…… の…… 気持ちいい……」


薄っすらと目を開いて、トロンとした表情で夢見心地に呟く。


「…… ヒロのっ…… すごい硬くて…… 気持ちいよぉ…… んんっ……!」


そんなこと言われたら俺、もうホントに挿れてるような気分になってきて、ビクンビクンしちゃうよ。


『自分でするより?』


イジワルなことを聞きながら、手マンを再開する。

グチュっ、グチュっ、ってわざとエッチな音を出して、菜花を聴覚からも辱めながら。


「しっ…… したこ……ない…… もんっ、……」


『ほんとか?ここ弄って気持ち良くなったこと、ねぇの?』


中指に薬指を追加して2本でジュポジュポしながら、親指でクリを優しく押し潰すように捏ねてやる。


「あぁぁん!…… らなぁっ…… 知らな…… からぁ!んっ…… こんな…… きっ…… もちぃのぉっ、んんっ!」


ははぁ。アナタ、乳首専門のオナニストだったんスね。

じゃ、イったの俺からクンニされて初めて?

ここに指挿れたのも俺が初めて、ってこと?

初なのにこんなに感じて乱れまくってんの、エロ過ぎんだろ。

それって、そのくらい俺のこと好きで、信頼して身体預けてくれてるって…… そういうことだよな?

なんだよ~、もう~可愛いくて辛抱たまらんわ。

チュッ。おでこにキスする。


『挿れていいか?』


返事は待たずに指をズルっと引き抜くと、すぐさま起き上がって菜花の膝を掴んで開かせ、ソコに俺のモノをあてがう。

もうギンギンで、すぐにも発射しそうだ。

勃ち過ぎて真上向いてるのを握って角度を調整する間ももどかしく、先っぽをグリっと入り口に押し当てる。


「…………‼︎」


菜花が下を見て、目を剥く。


ん?もしかして、フル勃起した俺ののデカさにちょっとビビってんのか?

そりゃ指よりは長いけど、太さは俺の指2本で直径とタイぐらいだと思うんだよな。

大丈夫だよ、こんだけヌルヌルになってんだから、スルッと入るだろ…… 俺も初めてだからどんなもんか知らんけど。


グッと腰を落として菜花の入り口に挿し込む。

怯えてるようにも期待してるようにも見える、菜花の表情。

そうだ、そのまま…… 挿れられるとこ見てろよ……。


見せ付けるようにお尻を持ち上げてゆっくりと挿入を始めると、菜花の身体が緊張に強張る。


「~~~~~っ‼︎」


うわ…… きっつ。

ほら、入ってくの見えるか?

ほんとに入ってるぞ。俺のチンコ、おまえのマンコに。

…… あぁ、すげ…… 先っぽだけでも気持ちいい……!


余裕で攻めてやるつもりが、挿れた途端余裕なんて微塵も無くなる。

入り口のキツイ部分を抜けると、中は少し締め付けが緩やかで、やわやわと俺を包み込みながら絡み付いてくる。

初めてって痛がるって聞いてたからなるべく優しくゆっくりを心掛けたつもりだけど、快感耐え難く誘い込まれて、途中から一気に奥まで突き挿れる。

ズン、と奥に突き当たると、菜花、ひっ、と悲鳴みたいな息をして、身体を縮めてビクビク震えてたかと思ったら、急にガクリと仰け反り、ピンピンに勃った乳首を震わせてビクンビクンと何度も痙攣する。


「~~~っ!~~~っ!~~~~っっっ‼︎」


え、イってんのか?これ。

俺の、挿れただけで?


小さな顎がパクパクと酸素を求めるように震える。

反らした胸の先、興奮に紅く色付いてる乳首を弄ってやると、シーツを掴んで身体を弓形ゆみなりに反らせる。

声も出ないほど感じてるらしい。

切なげに眉根を寄せて目をぎゅっと瞑ったこの表情、クるなぁ。

つーか俺ももうやべぇわ…… 菜花ん膣内ナカ、ヨ過ぎる。

トロットロの熱々で、入り口からすぐんとこでギュウギュウ根本を締め付けてくる上に、中は絶妙にザラザラしてて柔らかく搾るみたいな動きで畝りまくって絡み付き、それに竿が擦られながら奥へ奥へと誘い込まれて、一番奥で待ち受けてたコリコリしたとこが鬼頭の先にチュウチュウ吸い付いてくる。

これ多分、入り口キンチャクだしカズノコ天井な上に奥はタコ壷ってヤツなんじゃね?

菜花、実はものすごい名器の持ち主なんじゃないだろうか。

先に外で一回出してるにも関わらず即座に射精感に追い詰められ、なんとか全部収めると同時に俺、強制的にイかされてしまう。


『…… クッ……、ッ……、 ッ…… 、…… ッッッ‼︎ 』


菜花の奥でビュクッビュクッと射精した後で、一瞬“妊娠”ってことが頭を過ぎる。

けど俺、そういや実体じゃないんだよな。

こんなに何もかもがリアルに感じられてるけど、俺の肉体は病院のベッドの上。

今ここに居る俺は思念体みたいな存在なんであるからして、中出ししたからと言って間違っても菜花を孕ませてしまうことはない……よな?

まぁそれ以前にユーレイの俺、当然のことながら、ゴムなんか持ってない。

生の方が気持ちいいとは聞いてたけど、そもそもヤったことないから違いなんか分からない…… どうでもいいわ、ゴムオナよりコンニャクよりオナホより気持ちいいんだから。


不覚にも挿入完了直後に即イキしてしまった俺だけど、全く萎えることなく、射精の瞬間の気持ち良さを引き摺ったまま、菜花の中で相も変わらず昂ってる。

ソロプレイでは今んとこ連続3回が自己ベストだが、更新しそうな勢いで猛烈に性欲が湧いてるのを感じる。

これも実体じゃないからなのか。

相手が菜花だからなのか。

なのかなのか。

気持ち良過ぎて、頭おかしくなりそうだ。

凶暴な欲望が滾って、無我夢中で菜花の身体を押さえ付け、本能のままに腰を打ち付ける。

犯したい。

菜花を、奥の奥まで犯して、俺だけのものにしたい……!


パチュンパチュンと菜花のお尻に俺の太腿が当たる音が響く。

先っぽが奥に突き当たる度、菜花が悲鳴をあげる。


「…… あぁっ⁈ …… いっ…… ヒッ……、ひあぁぁっ……!」


強烈過ぎる刺激から逃れようとずり上がる菜花の腕を掴んで押さえ付け、貪欲に腰を動かし続ける。

先っぽヌルヌル気持ちいい。

竿ザラザラ擦られて気持ちいい。

根元パクパクされて気持ちいい。

タマお尻に当たってて気持ちいい。

全部いっぺんに気持ち良くて、うぉぉ…… やっべぇ気持ちいい……‼︎


「ヒッ⁈ …… ろぉっ…… ヒロっ、激し……あぁっ!壊れちゃうよぉっ!……うぅっ 」


『…… ハッ、…… ハッ、…… ハッ、…… ハッ……!』


自分本位に気持ちいい角度で腰を振り、快感を貪る。


あー、気持ちいい。

もう、気持ちいいことしか考えらんない。

何もかもどうだっていい、もっともっと気持ち良くなりたい……!


2回出してるのにまたすぐに上り詰めていく感覚に、頭ん中真っ白になる。

震えながら菜花の最奥に向かって突き挿れ、思い切り精を放つ。

ビュルッ、ビュルッ、ビュルッ……。


『…… クッ……、…… ッ…… 、…… ッ…… 、カハッ、…… ハァッ、ハァッ、ハァッ……!』


こんなに気持ちいい射精、初めてだ。

出し切って倒れ込み、プランクの姿勢で荒い息を吐いてる俺の下で、菜花のくぐもった声がする。


「…… うっ、う…… うぅっ……、うぇっ……」


やべ。やり過ぎた……?

ハッとして掴んでた腕を離してやると、菜花はくしゃくしゃに顔を歪めて、


「…… ふぇぇぇん……!」


両手で顔を覆って小っちゃな子どもみたいに泣き出した。


…… やっちまった。

ごめん。ごめんて。泣かないでくれよ。


慌てて菜花の上に覆い被さるようにして抱き締め、頭を撫で、おでこや頬にキスして慰める。

ちょっとイジメ過ぎた…… というか、自分の快楽に夢中で菜花が気持ちいいかどうか関係なく乱暴にし過ぎたな。

挿れたとき菜花があんまり気持ち良さそうだったから俺も安心して気持ち良くなっちゃって、手加減も何も忘れてたんだ。

…… これじゃ、菜花の身体使ってオナニーしてんのと同じだよな。

ごめんな、調子乗っちゃって…… ほんっと、俺…… サルだわ……。


うっく、うっくとしゃくりあげる菜花の頭を撫でて顔を覗き込みながら、非礼を詫びる。


『ごめんな…… 痛かったか?』


顔を涙でべしょべしょにしながら、ううん、と首を振る菜花。


「う…… 嬉しいの。

ヒロが…… ちゃんとあたしで気持ち良くなってるって…… あたしに夢中になってくれてるって思ったら、嬉しくて……」


なんだよ、びっくりさせんなよ…… 。

とりあえず、嫌がられてるんじゃなくてよかった。

俺、強引に感じさせることにはものすごく興奮するけど、痛くするのは好きじゃない。

おまえのこと、気持ち良くさせたい。

どうせならこれ以上ない程感じさせて、俺が居ないとダメな身体にしてやりたいんだよ。

俺じゃなきゃ満足出来ない、俺以外には濡れない、ってくらいに。


涙を拭ってやり、優しくキスしながらおっぱいを撫でてやると、菜花の表情が和らいで、また甘い声を上げ始める。


「ん…… ぅん…… んふっ…… んんっ……」


乳首をクリクリしながら、菜花の表情を観察する。


よしよし。これ好きなんだよな。

可愛い、可愛い。


うっとりとした顔。

挿れたままのアソコがきゅんと締まり、菜花が安心して感じてるのが分かる。


ほんとごめんな。

やっぱり、優しく“可愛い、可愛い”ってされる方がいいよな。


「ん…… ヒロ、いつからそんなにエッチになったの……」


『元々エッチだよ、俺は。ダメか?』


「んっ…… ううん…… 良かった……あたしも…… エッチだから……ヒロにおっぱい触って欲しいって、ずっと思ってた…… から…… あんっ……」


愛撫に反応しながら恥ずかしそうに告白する菜花を見て、ギューンとボルテージが上がる。


『いつぐらいからだよ……?』


「…… ん…… 高校入った辺り…… かな。

いつの間にかあたしよりうんと大きくなってて…… 腕とかすごい太くなって、声も低くて男っぽくなってて……。

ヒロに抱き締められてみたいって…… ヒロになら…… きっと、どこ触られても気持ちいいって…… 何されてもいいって思ってた」


うわー。今のでもう100%充填。

菜花の中で、俺のがまたギンッ!ってなる。


『俺は中1の頃だった。

菜花のおっぱい触ってみたいなー、お尻の形綺麗だなーって。

それからずっと、おまえにエッチなことしてみたくて堪んなかったよ』


言葉に反応してか、菜花の中が誘うように蠢めいて、堪らずピストンを再開する。

今度は優しくゆっくりと、慎重に。

両肘をついて覆い被さり、顔に掛かってる髪を指先で払ってやる。


「ん…… ぁっ…… ヒロ…… ヒロぉっ……!」


揺さぶられながら俺を下から見つめる菜花の瞳が、潤んで熱を帯びてる。


「夢じゃ…… ないよね……?」


『…… あぁ』


正直、俺もまだ信じられない。

夢みたいだ。

菜花とセックスしてるなんて。


触れ合って、繋がって、感じ合ってるココロとカラダ。

夢でもなんでもいい。

今だけはこの幸せな夢の中で、菜花と一緒に快感の海に溺れてたい……。


『…… 俺のこと、…… 好き?』


「うん……すき……」


もっと言わせたい。言われたい。

言ってくれ。もっと、俺のこと、好きって。


間近で表情を観察し、反応を見ながら腰を動かして、菜花のイイところを探す。


「んんっ、すきっ、はぁっ…… ヒロぉっ…… すきっ、すきいぃっ……!」


菜花の反応が強くなる。

そうか、こうやって…… 身体密着させて腹側に押し付けるみたいにして突いてもらうのがイイんだな。

開かせてた菜花の脚を揃えて跨り、根元をクリに押し付けながら浅いとこを突く。


『俺も…… 菜花のこと、…… 好きだよ』


キスと同時に両方の乳首を摘んで攻め立てると、


「んんん…… !…… んっ…… んーっ!…… んんーっ!」


俺の口で口を塞がれたまま、菜花が声を上げる。

菜花の身体に力が入って硬直し始め、中全体が膨らんで、急激に上り詰めていくのが分かる。


あぁ、菜花、イきたくなってるな。

菜花がイくとこ見たい…… 俺のでイくとこを。


唇を離すと、ぷはっ!と菜花が息を吐く。


「ヒロぉっ!…… はぁっ、…… すきぃっ、い…… すきぃ…… いいっ、すきいいぃぃんんんあぁあぁぁっ‼︎」


菜花が絶頂に堪え切れず身体を捩る。

アソコがきゅんきゅん締まった上に体幹に捻りが加わったことで奥の方から搾られ、あぁやべこれ持ってかれる!ってくらい気持ち良くなってダラダラ出てるのが分かるものの、寸止め食らってるような感じで射精寸前の快感だけが残る。


足りない。全然足りない。

イってんのに満足し切れない。


どうしたら菜花をもっと気持ち良くさせてやれる?

どうやったら俺のこと、もっと好きって思ってもらえる?

どうすれば、菜花と、もっと深く繋がれる…… ?


菜花の身体を抱き上げて、対面座位の形になる。

下から突き上げると、菜花が俺の首にしがみ付いてくる。


「あぁっ⁈ …… 」


深い挿入感。

しがみつかれてあんまり動けないけど、これはこれで良い。

ゆさゆさ揺れるおっぱいを掴んで乳首を攻めてやると、中がきゅんと締まり、菜花の中から2人の粘液がじゅぷっじゅぷっと溢れて、俺の下腹を汚す。

そのまま仰向けに倒れて、菜花を上にのっけたまま腰を動かす。

突かれると力が入らなくなるようで、菜花は俺の胸の上に崩れてきて身体を預け、揺さぶられるままになってる。

これじゃ騎乗位は無理だな。

ちょっと攻められてもみたかったんだけど。


『菜花、』


声を掛けると、菜花からは返事が無く俺の胸の上で力無くみじろぎする。


いい加減疲れちゃったか?

何回もイってたからな。

俺はおまえがエッチになってるとこ、まだまだ見ていたいんだけど。


菜花の身体を片腕で支えたまま長い脚を持ち上げて、グルンと回して横抱きにする。

菜花、股関節柔らかいから、どんな体位でも出来そうだ。

お姫様抱っこみたいな形で下から突き上げながら反応を見る。


「…… ん…… んんっ…… 」


んん?変なとこ当たって、あんまりヨくないか?

菜花、俺の肩にしがみついて目をぎゅっと閉じてる。

これ表情見えるし、俺からキスしたりおっぱい舐めながらクリも触ってやれるし、いいかと思ったんだけどな。

俺の行為に必死で耐えてるような表情だ。


モノを一旦抜いて菜花をうつ伏せに下ろしてやり、女の子らしい曲線を描いてる滑らかな背中に口付ける。


「はぁっ…… んん……」


うっとりとした溜め息を漏らす菜花。

くびれた細い腰から丸いお尻へのラインが綺麗で、見惚れながら撫で回し、滑らかな感触とビクッとする反応を楽しむ。


「はぁぁ…… ヒロぉ…… 」


ぐったりしてうつ伏せのまま、ヨさ気な溜め息混じりの声を上げる菜花。


そうだ、俗に言う“寝バック”ってやつを試そうか。

あれなら菜花が疲れちゃってても、挿れながら菜花の気持ちいいとこ、全部触ってやれるぞ。

と、その前に。

やってみたいことがある……。


お腹を持ち上げ、膝を立ててお尻を突き出させる。


あー、この眺め、エロい。エロ過ぎる。

お尻の穴からアソコまで、丸見えだ。


「…………??」


菜花が“何してるの?”って顔を横に向けてこっちを見てるのを確認しながら、柔らかいお尻の肉を掴んで、揉みしだく。

ヒクヒクしてる小っちゃなお尻の穴がカワイくて、親指で触れてみる。


「…… はぁっ⁈ …… やっ、だめぇっ!……」


お尻にチュッチュッとキスしながら、お尻の穴にソロリと舌先を這わせると、菜花が焦って身体を捩る。


「やだぁっ!そんなとこ…… あっ…… いやぁぁっ!ヒロぉっ……⁈」


力を振り絞って腰をくねらせ、逃げようとする菜花。

目の前でふりふり揺れてるお尻がエロくて、余計に煽られる。

腰に右腕を回して固定したまま手の先で上からクリを弄ってやると、ビクッとしてお尻がきゅっと締まる。

左手は身体の下でぷるんぷるん揺れてるおっぱいへ。

乳首を摘んでやると、「あぁん!」と明らかに反応が強くなる。

お尻に顔を埋めたままで舐め下げていき、舌を思い切り伸ばして丸出しになってるアソコへ挿し入れる。


「あぁぁぁぁ!いっ…… あ、い…… んいぃぃっ…… ‼︎」


ヌッ、ヌッと舌を抜き挿しすると、菜花が背中を目一杯反らしてしてヨがる。

これ、そんなイイのか。

イイんだろうな。

舌先で、菜花の中がきゅっきゅっと何度も締まるのを感じる。

最初のクンニのときより舌に刺さるようなエグ味のある変な味すんのは、俺の出したのが混じってるからか…… おえっ、汚ったね…… って、それじゃこんなもん中に出されてる菜花に失礼か。

精液には女の子を気持ち良くさせる成分が含まれてるから、中出しされた後は更に感度が高まるらしい。

ってのは、何で読んだんだっけ…… なるほどね、道理でさっきより気持ち良さそうにビクビク震えて…… って、あれ?もしかして菜花、またイってる?

そうか、この入り口んとこ、挿れたときすごくヨがってたもんな。

ほれほれ、気持ちいいか?もっともっと気持ち良くなれよ。


中でめちゃくちゃに舌を動かして、イってるとこへクリも乳首も更に刺激してやると、んーっ‼︎んーっ‼︎って枕に顔を埋めてくぐもった悲鳴を上げる。


舌を抜いて口を拭いながら見ると、お尻を突き出して伏せたまま足先をピンと伸ばし、身体全体をビクンビクンと震わせて悶えてる。

物欲しそうにヨダレ垂らしてヒクついてるマンコ。

あぁ、すっげぇやらしい眺め。

もう…… 堪んねぇ!

背中から覆い被さるようにして、再びバカみたいにビンビンに反り返ってるモノを一気に挿入する。


「ふぁぁっ⁈」


『…… ッ⁈』


挿れた瞬間、正常位とはまた違ったキツイ挿入感に目が眩む。


ハアッ…… なんっ…… だこれ、…… あーいい…… ヤベェイイッ…… めっちゃイイ!


菜花もすごくイイみたいで、四つん這いから両腕が崩れた“伏せ”の形で、シーツを掴んでのたうち回るくらい感じてる。


「いっ…… いいっ……!…… いぃぃんいぃぃぃあぁぁぁ!」


パチュンパチュンと音を立てて腰を打ち付け、奥を突きながら、すぐに持ってかれそうになるのをなんとか堪え、布団に押し潰されてるおっぱいに手を伸ばす。

両方の乳首を人差し指と中指で挟んで刺激してやると、菜花の中がぎゅう~っと締まる。


「はあぁぁぁっ‼︎…… はっ、はっ、んんんっ…… あはぁぁぁっ‼︎」


羨ましいくらい気持ち良さそうに喘いでる声が、股間に響く。


またイきそうになってんのか?

菜花、めちゃくちゃイき易いのかも。

つーか俺と菜花のカラダの相性、ものすごくいいんじゃねぇか?


もっとして、って言うように、後ろ手に俺の手を掴んでくる菜花。

乳首、もっとして欲しいのか。

どんだけ好きなんだよ…… ここしたら、おまえすぐイっちゃうだろ……?


おっぱい全体を包むように掴んで強めに揉んでやり、期待に硬く勃ち上がってる乳首を摘んでクリクリしてやると、菜花がビクンビクンと身体を震わせて、イき狂う。


「んぅっ、い…… ひあぁぁっ、いっ…… く、…… いく、いっ……うぅっ…… あはぁぁっ、い……ぐぅっ~~~~~…… ‼︎」


あぁ、すげぇ深くイってるな。

俺の、菜花の中でギュウギュウに締め付けられて搾られてる。

奥の方から降りてきてる子宮口。

こんな吸われたら俺も…… あぁっ、い、イくっ……、‼︎


『…… ウッ!…… ク…… ハッ、…… ハァッ…… アァッ……! 』


菜花の身体がガクガク震えて、ビュクビュクと注ぎ込まれる俺の精を胎に受け止めながら、力無く布団に倒れ込む。


すげ…… まだ気持ちいい。

あぁ、俺、どうなってんだ。

賢者タイムなんかどこへやら、インターバル無しでイってもイってもまだイき足りない。

射精直前のギリギリな感じと昂りが持続してて、治る気配すら感じない。

菜花の背中に覆い被さり、獣みたいに腰を振り続ける。

ジュポジュポしてる接合部を上から眺めて、菜花の身体に出入りしてる自分のモノを凝視して意識する。

俺、今、確かに菜花とセックスしてんだな。

俺の身体の一部が菜花の身体の中にあって、菜花と繋がってる。

夢にまで見た、菜花とのセックス。

気持ち良過ぎて幸せ過ぎて、頭の芯がボーっとしてくる。


『菜花っ、…… ハァッ、菜花…… ハァッ、ハァッ、』


菜花の子宮を俺の精液でいっぱいにしたい。

菜花をもっと深くまで愛して…… 出来ることなら、菜花の中に、俺を遺したい……。


『ハァッ、…… 菜花…… ?…… ハァッ、ハァッ、ハァッ、…… 』


中、まだビクビクしてる。

菜花もさっきからずーっとイき続けてるみたいだ。

イってるとこ後ろから突くの最高に気持ちいいけど、顔が見えない。

菜花の感じてる顔が見たい。

あの顔、俺のこと心から受け入れて感じてくれてるって思えて、ものすごくクるんだよなぁ。

何なら俺、自分がイく時より菜花をイジメてる時の方が、興奮するくらいだ。

菜花のイくとこ見てると、射精してないのにイってるみたいに気持ちいい。


挿れたままで菜花の身体を横に崩し、右を腕枕にして左後ろから突きながら菜花の顎を掴んでこちらを向けさせ、唇を貪る。

さっきまで菜花の膣内を犯してた舌で、菜花の口ん中を犯す。

俺の唾液と精液の味、菜花に味わわせたい。


菜花が後ろに腕を伸ばして、頼りなく俺の首に縋り付いてくる。

左手で菜花の下腹を、左脚で菜花の両脚を引っ掛けて押さえる、より深く接合する為に。

下半身で交わりながら、唇を求め合い、舌を絡め合って、全身で交わる。


あぁ、気持ちいいな。

おまえはどうだ?

気持ち良くなってくれてるか?

俺……もう、どこが気持ちいいのかも分かんなくて……、死ぬほど気持ちいいよ。


左手で押さえてる菜花の下腹。


俺の今、ここら辺まで入ってんのかな。


位置を確かめるように手のひらで撫で摩りながら指先でクリの先っぽを探り当てると、途端に跳ね上がる菜花の身体。

菜花が絶頂に達して、膣内ナカが畝りながら絡み付いてくるのを感じながら、俺ももうイってる。

右手の親指と中指で両方の乳首を捏ね回しながら、ありったけの想いを菜花に注ぎ込む。

ドクン、ドクンと脈打つように俺の奥底から送り出される魂。

出てる…… まだ出てる。

タマがキュ~ってなるくらい。

菜花の膣奥が俺の放った命の種を受け取り、蠕動して更に奥へと飲み込んでいるのが分かる。


「…… ヒロ…… 」


疲れ果ててぐったりした表情の菜花。

目を薄っすらと開いて、振り絞るような声で囁く。


「ずーっと…… いっしょに……いよ…… ね……」


胸が痛いほど締め付けられ、目の奥がカーッと熱くなる。


愛おしい。

って、こういうのを言うんだな。


無我夢中で力いっぱい抱き締め、めちゃくちゃなキスをする。

このままどろどろに溶け合って混ざり合って…… ひとつになれたらいいのに。


夢ん中で夢見てるみたいだって思ってたのが、現実だって分かって“夢であってくれ”なんて思ったけど、もう夢じゃなくていい。

菜花が、こんなにも俺の存在を確かなものにしてくれてる。

だって俺、今までで一番満ち足りて、幸せだって感じてる。

生きてて良かった!って思ってるもん。


菜花の中でようやく果てた俺は、深い充足感と共に、今まで俺を引き付けていた力から解放され、急速にどこか暗くて温かい場所に引き摺り込まれていくのを感じる……眠りに落ちる時みたいに。

菜花、寝ちゃったんだな。


おまえ、俺が居なくなっても、俺のこと覚えててくれるかな。

いつもじゃなくていいから…… 時々は思い出して欲しい。

俺がここに居たことを。

俺と繋がってたこと、覚えていてくれよな。


背中からしがみつくみたいにしてまだ繋がったまま、抱き締めた菜花の耳元で、声もなく囁く。


『菜花…… 愛してるよ』


菜花の汗ばんだ首筋から、何とも言えない甘い香りが匂い立つ。

忘れたくないな、この香り。

菜花の身体の重み、柔らかい肌の温もりも。

俺を見て笑った顔、怒って拳を突き上げてきた顔、悲しみに曇った顔、恥ずかしそうに見上げてきた顔……。

走馬灯ってヤツなのかな?

目を閉じると、頭ん中を、記憶の中の色んな菜花が駆け巡る。


俺の人生、物心付いたときから菜花でいっぱいだったな。


『ふたりだけのひみつね!やくそくだよ?』


あぁ、約束するよ。

一緒に居ような。

この先も、ずーっと。

俺、いつも居るから。

おまえの胎内なかに。







遠くに聞こえる潮騒の中。

誰かが呼んでる。

…… 誰だっけ?

誰でもいいから、連れてってくれよ。

俺の在るべき場所へ。


行かなきゃ。

今ならきっと、何もかも置いて身軽になって、飛んで行ける。



俺にはもう、この想いがあればいい。

ただ一つ。


『菜花、愛してるよ』


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