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次に連れて来られたのは
「素晴らしい飲食店」というレストランだった。
名前は本物である。私がふざけたわけじゃないからね?
クリス様によるとここの店主のネーミングセンスは代々最悪らしい。
ここは個室もあり、料理も美味しいらしい。
私達は勿論個室である。だって貴族だもの!
貴族といえば個室!これ常識だから。
「アリスは何にしますか?」
「クリス様のオススメはどれですか?」
「食べられないものはありますか?」
「ないです。」
「では、「店主の気まぐれ定食」がオススメです。
その日店主が食べたいものになるんですが、
どれも美味しいですよ。」
「じゃあそれにします。」
クリス様も店主の気まぐれ定食にしたらしく、2つ頼んでいた。
「ここは食材を持って来れば調理もしてくれますよ。」
「そうなんですか!?」
「はい。アリスもこちらの領地で魔物を狩ることがあれば
持って来たらいいと思いますよ。」
「いいですね!機会があればそうしようと思います。」
「お待たせしましたー。店主の気まぐれ定食でーす。
ごゆっくりどうぞー。」
「今日はエビフライですね。」
「美味しそうです!」
「いただきます。」
黄金のサクサクした衣。プリップリの海老。
ホカホカツヤツヤのごはん。
めっちゃ美味しい。ホントやばい。このお店絶対通う!
「ふふっ」
「?何ですか?」
夢中になりすぎたか?作法はちゃんとしてたはず…。
「アリスは美味しそうに食べるなぁと思って。」
「へっ!?そ、そんなことないですよ。
それより、クリス様はもう食べ終わったのですか?」
「えぇ。私はアリスが食べているのを観るので
ゆっくりで良いですよ。」
「あ、ありがとうございます?」
じー。クリス様の視線を感じる。うぅ…恥ずかしい。緊張するうぅ。
拷問?拷問なの?好きな人とデートをすることの代償?
顔に熱が集まるのが自分でも分かってしまう。
ああああ!クリス様も微笑まないで~
「ク、クリス様?そんなに見つめられると
恥ずかしいのですが。」
「そうですか?すみません。
アリスが可愛いのでつい見つめてしまいました。」
「かっ可愛い!?私がですか!?」
好きな人からの微笑みながらの可愛いとかヤバい。本当にヤバい。
語彙力が低下する。そして私は絶対、
間違いなく真っ赤になっていることだろう。
やはり拷問か?それかクリス様は私を殺そうとしているに違いない。
死因がトキメキ過ぎとかいい笑い者じゃない。
な、何とか食べ終わった。
「ごちそうさまでした。」
素晴らしい飲食店から出ると、大通りを歩き始めた。
「美味しかったですか?」
「はい!とても美味しかったです!
あのお店を知ることが出来て嬉しいです。」
「それは良かったです。
この通りはたくさんの店があるので、
気になる店があれば遠慮なく言って下さいね。」
「ありがとうございます。
じゃあ早速このお店に入ってもいいでしょうか?」
「良いですよ。」
「素晴らしい飲食店」というレストランだった。
名前は本物である。私がふざけたわけじゃないからね?
クリス様によるとここの店主のネーミングセンスは代々最悪らしい。
ここは個室もあり、料理も美味しいらしい。
私達は勿論個室である。だって貴族だもの!
貴族といえば個室!これ常識だから。
「アリスは何にしますか?」
「クリス様のオススメはどれですか?」
「食べられないものはありますか?」
「ないです。」
「では、「店主の気まぐれ定食」がオススメです。
その日店主が食べたいものになるんですが、
どれも美味しいですよ。」
「じゃあそれにします。」
クリス様も店主の気まぐれ定食にしたらしく、2つ頼んでいた。
「ここは食材を持って来れば調理もしてくれますよ。」
「そうなんですか!?」
「はい。アリスもこちらの領地で魔物を狩ることがあれば
持って来たらいいと思いますよ。」
「いいですね!機会があればそうしようと思います。」
「お待たせしましたー。店主の気まぐれ定食でーす。
ごゆっくりどうぞー。」
「今日はエビフライですね。」
「美味しそうです!」
「いただきます。」
黄金のサクサクした衣。プリップリの海老。
ホカホカツヤツヤのごはん。
めっちゃ美味しい。ホントやばい。このお店絶対通う!
「ふふっ」
「?何ですか?」
夢中になりすぎたか?作法はちゃんとしてたはず…。
「アリスは美味しそうに食べるなぁと思って。」
「へっ!?そ、そんなことないですよ。
それより、クリス様はもう食べ終わったのですか?」
「えぇ。私はアリスが食べているのを観るので
ゆっくりで良いですよ。」
「あ、ありがとうございます?」
じー。クリス様の視線を感じる。うぅ…恥ずかしい。緊張するうぅ。
拷問?拷問なの?好きな人とデートをすることの代償?
顔に熱が集まるのが自分でも分かってしまう。
ああああ!クリス様も微笑まないで~
「ク、クリス様?そんなに見つめられると
恥ずかしいのですが。」
「そうですか?すみません。
アリスが可愛いのでつい見つめてしまいました。」
「かっ可愛い!?私がですか!?」
好きな人からの微笑みながらの可愛いとかヤバい。本当にヤバい。
語彙力が低下する。そして私は絶対、
間違いなく真っ赤になっていることだろう。
やはり拷問か?それかクリス様は私を殺そうとしているに違いない。
死因がトキメキ過ぎとかいい笑い者じゃない。
な、何とか食べ終わった。
「ごちそうさまでした。」
素晴らしい飲食店から出ると、大通りを歩き始めた。
「美味しかったですか?」
「はい!とても美味しかったです!
あのお店を知ることが出来て嬉しいです。」
「それは良かったです。
この通りはたくさんの店があるので、
気になる店があれば遠慮なく言って下さいね。」
「ありがとうございます。
じゃあ早速このお店に入ってもいいでしょうか?」
「良いですよ。」
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