男子体操部#07 背徳の臨界点

コンノ

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第1章 禁断の回想(1)

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 夏の陽光がカーテンを透かし、研究室の空気を重く淀ませていた。7月の午後、キャンパスの喧騒は遠く、芝康二しばこうじのデスクトップPCのモニターだけが、青白い光を放ちながら部屋を支配している。28歳の体育大学の助教、芝康二は椅子に深く腰を沈め、画面に映る無修正の動画を、息を潜めて見つめていた。ワイシャツの袖をまくり上げた腕の筋肉が、微かに震え、額に薄い汗の膜が浮かぶ。188cmの長身にアメフト選手時代から鍛え抜かれた肉体は、ワイシャツの下で厚い胸板を押し上げ、腹筋の深い溝を布地越しに浮き彫りにしていた。日々のマシントレーニングで磨かれた肩の丸み、二の腕の鋼のような張り――それらは、研究室の静寂の中で、抑えきれない欲の証のように脈打っている。

 モニターの中、真邊佑司まなべゆうじの喘ぎ声が、低くくぐもったエコーとなって響く。真邊は芝が卒論を指導する4年生だ。器械体操選手らしい全身を筋肉で覆われた身体を震わせながら、男の手で腰を固定され、逃げ場のないバックの体勢でアナルを犯されていた。「安全なアナルセックスの方法」――無知によるケガや感染症の罹患を防ぐため、効果的な教材動画の作成を目指して行われた撮影だ(※)。色白のしなやかな体操ボディが汗で光り、170cmの筋肉質な背中が弓なりに反る。真邊の後孔を抉るのは、芝自身の太い陰茎――平常時12cmの露茎は勃起して18cmを超えており、赤黒い亀頭が粘膜を押し広げ、内壁のざらつきを執拗に擦り上げる。ローションと先走りで糸を引く結合部、赤黒いカリ首が真邊のピンクの腸壁を捲り上げ、抜くたびにヒクヒクと収縮するアナルが丸見えだ。真邊の仮性包茎チンポは触れられていないのに、先端から透明な糸を引きながらビクビク脈打ち、床に垂れた先走りが糸を引いて滴る。「あぁっ…熱い…芝先生のチンポ、太くて…壊れそう…!」真邊の声が、羞恥と快楽の狭間で震える。動画の中の教え子は、器械体操で鍛えられた引き締まった尻肉を芝の掌に掴まれ、波打つように収縮させる。芝の巨根が根元まで沈み、カリの縁が前立腺を掠めるたび、真邊の表情が歪む。ノンケの理性が男の脈動に負け、目尻に涙が浮かび、唇が半開きで喘ぐ。芝の視線は、その顔に釘付けだった。動画の自分は、太い腕で真邊の腰を抱え込み、オス同士の快楽を少しも逃すまいとピストンを加速させる。「気持ちいい…先生、もっと…!」真邊が涙声で懇願するたび、動画の中の芝は獣のような唸りを上げて腰を打ちつける。パンパン、パンパン! 肉がぶつかる湿った音が部屋中に響き、画面の中の真邊の腹筋が波打つ。赤黒い亀頭がぬめりを塗り広げ、内壁を熱く摩擦する。真邊の陰茎は、限界を迎え、手を触れぬまま上反りで膨張し、先走りが滴り落ちる。芝の絶頂が近づく。

 「うっ…芝先生の精子、奥で混じって…ドクドク来て…俺も、イク……!」真邊の叫びが、動画の中で爆発する。芝に羽交い締めされて上体を起こされると、真邊の陰茎から勢いよく白濁が噴き出し、腹筋の溝を汚す。同時に芝の巨根が膨張し、ドクドクと熱い精液を真邊の奥に注ぎ込む。中出しの脈動に合わせるかのように真邊の喘ぎ声が生々しく響き、アナルから溢れ出す白濁が太ももを伝う。真邊の表情は、射精の余韻でとろけ、ノンケの瞳に、背徳の満足が宿る。芝は、ちょうどそのカメラに向かって真邊が射精するシーンで動画を止めた。息を荒げ、モニターの凍った光景を眺める。撮影時の記憶が、フラッシュバックのように蘇る。あの時、教材の名目で始まった行為が、男同士の禁断の快楽を、芝の理性に刻み込んだ。真邊の締まりの熱さ、喘ぎの甘さ――もう一度味わってみたい、そして、真邊が溺れたウケとしての快楽も知ってみたいという、抑えきれない渇望。

 「くそ…また見てしまった…このままじゃ、我慢できなくなる…」芝は独り言を呟き、立ち上がる。ズボンの中の怒張した陰茎に右手が無意識に伸びかかるのを何度も寸前で止め、視聴しながらのオナニーはだけはなんとか堪えてきた。しかし、あのノンケの学生が、こんなに乱れる姿を晒すのなら、どんなに気持ち良いのか。自分もその快感を味わってみたい――そんな倒錯した欲が、芝の精悍でハンサムな顔を、微かな赤みで染め上げる。下着は先走りと汗で湿り、研究室内にオスの匂いを漂わせはじめている。ズボンの目立つ膨らみはそのままに、芝は逃げるように研究室を後にした。性欲を紛らわすため、学内のジムへ向かうのだ。

 トレーニングウェアに着替え、ジムのガラスドアを押し開けると、室内には鉄の匂いと汗の熱気が混じり、トレッドミルのリズムが響く。芝はベンチプレスに腰を下ろし、バーに重りを積み上げる。マシントレーニングのルーチン――胸板を押し上げるたび、厚い筋肉が隆起し、Tシャツの胸元が窮屈そうに張る。息を吐き、汗が首筋を伝う。だが、頭の中は、真邊の喘ぎで満ちている。トレーニングパンツの股間は、ジムの中の誰よりも目立って張りつめていた。

※ 「男子体操部#05 研究のための痴態」参照。
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