16 / 16
P.17
しおりを挟む「とりあえず誕生日会だな」
「うん、何食べたい?何でも奢る」
反町は傘を閉じながら、いつもと変わらない口調で聞いて来た。相変わらず感情の起伏が解りづらい奴だ。
「駅前のドトールでホットドッグとミラノサンド」
「え」
「テイクアウトしてさ。反町んちに行こ」
「え、え、」
「だって、お前がかたつむりなんかトッピングするから何処にも行けない」
紫陽花越しに見た反町の笑顔は高校時代と同じだった。皺は少し増えたけど。
眼鏡と反町の間にも、黄金比が存在する事を知った。俺の心が安心できる黄金比。
本能的に落ち着くものを見ていられる自分はとても幸せだと思える雨上がり。
とにかく、今後ともよろしく。
かたつむり
end.
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
happy dead end
瑞原唯子
BL
「それでも俺に一生を捧げる覚悟はあるか?」
シルヴィオは幼いころに第一王子の遊び相手として抜擢され、初めて会ったときから彼の美しさに心を奪われた。そして彼もシルヴィオだけに心を開いていた。しかし中等部に上がると、彼はとある女子生徒に興味を示すようになり——。
王様の恋
うりぼう
BL
「惚れ薬は手に入るか?」
突然王に言われた一言。
王は惚れ薬を使ってでも手に入れたい人間がいるらしい。
ずっと王を見つめてきた幼馴染の側近と王の話。
※エセ王国
※エセファンタジー
※惚れ薬
※異世界トリップ表現が少しあります
サラリーマン二人、酔いどれ同伴
風
BL
久しぶりの飲み会!
楽しむ佐万里(さまり)は後輩の迅蛇(じんだ)と翌朝ベッドの上で出会う。
「……え、やった?」
「やりましたね」
「あれ、俺は受け?攻め?」
「受けでしたね」
絶望する佐万里!
しかし今週末も仕事終わりには飲み会だ!
こうして佐万里は同じ過ちを繰り返すのだった……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる