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25 結論
正直、このまま攻め込んでしまうのもいいと思った。
第一王女も、女王ごと国を滅ぼす。
そうしたら…大国を取り込める。
だが、その場合第二王女をどうしよっかなぁ~と考える。
あとあと知れば、色々めんどくさいことになるだろう。
「王女…」
「なに?」
ブルーベリージャムが乗ったスコーンを両手に持ち頬張っている。
わざわざ第二王女の専属料理人を大国から連れてきた。
だから王女好みの味だろう。
それを知らず「おいしい」とご機嫌の第二王女。
偽王子はホッとし、自然に第二王女の口元に付いたブルーベリージャムを指で取る。
そして当たり前のことのように舐めた。
「…お姉さんに会いたい?」
固まってる第二王女に聞く。
視線だけこっちを向いた。
「そりゃあ…もちろん」
戸惑った様子で言う。
だけど偽王子のこういうスキンシップは今に始まったことじゃない。
またスコーンを食べる。
「そしたら戻りたいって言う?
第一王女に」
ピタッと止まる。
そうなると、考えることがたくさんあった。
「……殺されに帰ってほしいの?」
静かに聞く。
偽王子は驚いた顔をしている。
「まさか」
そう笑う。
「ぼくが考えてるのは、もっと別のこと」
「別…?」
「別。例えば……どういう形であっても会いたいか…どうかとかだよ」
微笑む偽王子。
意味がわからなかった。
「どういうこと…?
それと…急にどうしたの?
最近まで、全然教えてくれなかったじゃない」
心配そうに見る第二王女。
かわいいなぁと思い見下ろす。
「いや?最後くらい会わせてあげてもいいかなぁと思ったんだよ」
優しく笑う。
今は、第二王女に敵意を向けられたくなかった。
言うか、言わまいか…
「…わたしが会いたそうだから?」
「うん」
無邪気にうなづく。
わたしは少し、ほだされていっている。
「ぼくは……」
そう言い、顔に触れられる。
咄嗟に一歩下がる第二王女。
偽王子は、気にしてないみたいだ。
話を続ける。
「第一王女が会いたいって」
「そうなの?」
内心驚いた。
本当なら顔も見せるのも躊躇するだろう。
妹のわたしを追い払ったようなものに。
ということは…やっぱり殺され…………
顔が青くなる第二王女。
「わかってるみたいだね。
ぼくが、なにを憂慮しているのか」
「はっきり言って。
傷付かないわよ、わたしは」
「守るつもりだよ。ずっと」
手に触れ、跪かれる。
わたしの戸惑っている反応を、楽しんでいるような偽王子。
「第二王女…きみのお姉さんを殺すかもしれない…心づもりを」
口元だけ上がる偽王子。
「え…?」と言い、目を大きく見開く第二王女。
しばらく時が止まっているようだった。
「これしか方法がなくて」
説得するように、テーブルを隔てたところに前のめりになる偽王子。
いまだに微動だにしない第二王女。
次に、テーブルが吹っ飛ばされた。
……
第一王女も、女王ごと国を滅ぼす。
そうしたら…大国を取り込める。
だが、その場合第二王女をどうしよっかなぁ~と考える。
あとあと知れば、色々めんどくさいことになるだろう。
「王女…」
「なに?」
ブルーベリージャムが乗ったスコーンを両手に持ち頬張っている。
わざわざ第二王女の専属料理人を大国から連れてきた。
だから王女好みの味だろう。
それを知らず「おいしい」とご機嫌の第二王女。
偽王子はホッとし、自然に第二王女の口元に付いたブルーベリージャムを指で取る。
そして当たり前のことのように舐めた。
「…お姉さんに会いたい?」
固まってる第二王女に聞く。
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「そりゃあ…もちろん」
戸惑った様子で言う。
だけど偽王子のこういうスキンシップは今に始まったことじゃない。
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ピタッと止まる。
そうなると、考えることがたくさんあった。
「……殺されに帰ってほしいの?」
静かに聞く。
偽王子は驚いた顔をしている。
「まさか」
そう笑う。
「ぼくが考えてるのは、もっと別のこと」
「別…?」
「別。例えば……どういう形であっても会いたいか…どうかとかだよ」
微笑む偽王子。
意味がわからなかった。
「どういうこと…?
それと…急にどうしたの?
最近まで、全然教えてくれなかったじゃない」
心配そうに見る第二王女。
かわいいなぁと思い見下ろす。
「いや?最後くらい会わせてあげてもいいかなぁと思ったんだよ」
優しく笑う。
今は、第二王女に敵意を向けられたくなかった。
言うか、言わまいか…
「…わたしが会いたそうだから?」
「うん」
無邪気にうなづく。
わたしは少し、ほだされていっている。
「ぼくは……」
そう言い、顔に触れられる。
咄嗟に一歩下がる第二王女。
偽王子は、気にしてないみたいだ。
話を続ける。
「第一王女が会いたいって」
「そうなの?」
内心驚いた。
本当なら顔も見せるのも躊躇するだろう。
妹のわたしを追い払ったようなものに。
ということは…やっぱり殺され…………
顔が青くなる第二王女。
「わかってるみたいだね。
ぼくが、なにを憂慮しているのか」
「はっきり言って。
傷付かないわよ、わたしは」
「守るつもりだよ。ずっと」
手に触れ、跪かれる。
わたしの戸惑っている反応を、楽しんでいるような偽王子。
「第二王女…きみのお姉さんを殺すかもしれない…心づもりを」
口元だけ上がる偽王子。
「え…?」と言い、目を大きく見開く第二王女。
しばらく時が止まっているようだった。
「これしか方法がなくて」
説得するように、テーブルを隔てたところに前のめりになる偽王子。
いまだに微動だにしない第二王女。
次に、テーブルが吹っ飛ばされた。
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