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未来へ
父が事務総長で婚約者が長官だった件
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「はぁ?じゃあマリナにあるルーカスの部隊って言うのは?」
「あそこは組織の本部があるのよ、ちなみに副長官はトピアスね…」
母さんとアハトと三人で教会で昼下がりのティータイム、次々に明かされる衝撃の事実…
きっかけはルナ様の話、母さんがあっちの国際組織を模して国を越えた協力体制を作ろうとした話を聞いたんだ。
で、母さんに聞いてみたら衝撃の事実のオンパレード…
「アルトが事務総長でうちが国連本部みたいな?あとルーカスがインターポールの長官ってとこかな…」
ルーカスの副業ってそれ?
スケール大きすぎだよね…
婚約者の職業は騎士団の副団長ではなくてインターポールの長官だった。
「副団長なのも本当よ、団長ファビオだし、補佐でドナートもいるから時々稽古をつけに行けばいいみたい…」
なるほど…確かにあの二人がいればルーカスいらないな…
「なんで話してくれなかったの?」
「恥ずかしかったのよ…私がポロッと話したらアルトが次々と実現しちゃうから…私はコ○ンとル○ンの話しただけなのに…」
なるほど…あれだね、俺の浄化水と一緒だ…
お部屋の匂い取るシュッシュがネルドの奇跡起こしちゃったもんね…分かる…
トピアスとカイは各国の代表みたいな役割もあって、今回シールズの代表にミハイルが就任予定らしい。
だからトピアスと一緒に行動してたのか、うん謎が解けた。
ネルド旅行の後二人がシールズの皇都に行ったのは、国連もどきの加盟の調印式と転移門の開通式だったんだって。
俺の周りはこの世界の重要人物だらけってことか…
偉い人ばっかりだとは思ってたけど、想像超えてきたな…
副団長が世を忍ぶ仮の姿で、正体は世界を裏で操る男…
何それカッコいい…
ルーカス最高だな…
「うっとりしてるとこ悪いけど、多分アルトはアキに後を継いで欲しいと思ってるよ」
「え?俺?」
「すぐにじゃないけどね、領地運営なんかはエルダーに任せきりだから、いずれはアキに任せてのんびり暮らしたいんだと思う…」
「アルト様の夢ですもんね、ケイ様を一人占めする田舎暮らし…」
アハト…初耳だ…父さん田舎暮らし似合わないんだけど…
「田舎暮らしは後付けよ、私を独占したいだけ…まぁ頑張ったからね、付き合ってあげようと思ってる…」
素直じゃないな~母さんめっちゃ父さんの事好きだよね。
「まだまだ先の話よ、まずはアハトの赤ちゃんをハンナと一緒に甘やかすんだから…」
「もうすぐだね…」
「まだ全然実感はないですが、先輩方が沢山いるので心強いです…」
アハト幸せそう…
少し膨らんだお腹をさするアハトの慈愛に満ちた表情を見ているとこっちも嬉しくなってくる。
可愛い天使に会えるまで、あと少し…
「あそこは組織の本部があるのよ、ちなみに副長官はトピアスね…」
母さんとアハトと三人で教会で昼下がりのティータイム、次々に明かされる衝撃の事実…
きっかけはルナ様の話、母さんがあっちの国際組織を模して国を越えた協力体制を作ろうとした話を聞いたんだ。
で、母さんに聞いてみたら衝撃の事実のオンパレード…
「アルトが事務総長でうちが国連本部みたいな?あとルーカスがインターポールの長官ってとこかな…」
ルーカスの副業ってそれ?
スケール大きすぎだよね…
婚約者の職業は騎士団の副団長ではなくてインターポールの長官だった。
「副団長なのも本当よ、団長ファビオだし、補佐でドナートもいるから時々稽古をつけに行けばいいみたい…」
なるほど…確かにあの二人がいればルーカスいらないな…
「なんで話してくれなかったの?」
「恥ずかしかったのよ…私がポロッと話したらアルトが次々と実現しちゃうから…私はコ○ンとル○ンの話しただけなのに…」
なるほど…あれだね、俺の浄化水と一緒だ…
お部屋の匂い取るシュッシュがネルドの奇跡起こしちゃったもんね…分かる…
トピアスとカイは各国の代表みたいな役割もあって、今回シールズの代表にミハイルが就任予定らしい。
だからトピアスと一緒に行動してたのか、うん謎が解けた。
ネルド旅行の後二人がシールズの皇都に行ったのは、国連もどきの加盟の調印式と転移門の開通式だったんだって。
俺の周りはこの世界の重要人物だらけってことか…
偉い人ばっかりだとは思ってたけど、想像超えてきたな…
副団長が世を忍ぶ仮の姿で、正体は世界を裏で操る男…
何それカッコいい…
ルーカス最高だな…
「うっとりしてるとこ悪いけど、多分アルトはアキに後を継いで欲しいと思ってるよ」
「え?俺?」
「すぐにじゃないけどね、領地運営なんかはエルダーに任せきりだから、いずれはアキに任せてのんびり暮らしたいんだと思う…」
「アルト様の夢ですもんね、ケイ様を一人占めする田舎暮らし…」
アハト…初耳だ…父さん田舎暮らし似合わないんだけど…
「田舎暮らしは後付けよ、私を独占したいだけ…まぁ頑張ったからね、付き合ってあげようと思ってる…」
素直じゃないな~母さんめっちゃ父さんの事好きだよね。
「まだまだ先の話よ、まずはアハトの赤ちゃんをハンナと一緒に甘やかすんだから…」
「もうすぐだね…」
「まだ全然実感はないですが、先輩方が沢山いるので心強いです…」
アハト幸せそう…
少し膨らんだお腹をさするアハトの慈愛に満ちた表情を見ているとこっちも嬉しくなってくる。
可愛い天使に会えるまで、あと少し…
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