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第3章
第1話
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第1話
『何もやりたくない病』を発症してしまった俺を姐さんは、ひたすら俺に暴力を振るうっていう最低とも言える行為で荒療治をして、先に行ってしまったシオンを姐さんは追いかけて俺を置いて行ってしまっていた。
俺はひたすら走ってはいるが、全く追い付く気配すら無い。
走っていると時折、石で矢印を示していたから、辛うじて方向だけは分かっていたけど森に入ると、それすらも分からなくなってしまっていた。
途中途中で宙に飛び上がったけど、全く見えないし、どの方向かも分からないから下手に空を飛んで行く事も出来ないでいる。
それにしても森に姐さん達は入ったのか?
鬱蒼と茂った木々に所々に木の根っこが剥き出しに出ている所を見ると、馬車が通れないんでは無いだろうか?
そう考え出して、森に入ったのは失敗だったかもと、思いながらも道なき道を進んで行くと、ある時「キュイキュー」と鳴き声みたいな音が聞こえだしてきた事により、警戒して身構えた。
身構えたまま、音が聞こえてくる方向に進むと、そこにはピンク色のウサギが狼に襲われそうになっている場面だった。
狼は3匹いたが、俺は思わず身体が勝手に動いて、ウサギを抱き抱えて、狼をI.Bから出した槍で一突きづつした。
俺の筋力が低下しているのか、一突きだけでは死ななかったが、逃げてはくれた。
俺が抱き抱えているウサギを見ると、あちこち怪我をしていて、良く見ると翼が生えていて頭に小さな親指くらいの角を生やしていた。
俺はとりあえず、怪我を癒す為に手を翳して見ると、ウサギは動いて俺の指をガブリと噛んだ。
押しても引いても、噛まれた指は動く気配が無いから、先にウサギの傷を癒した。
すると、噛んでいたウサギは俺の指を離してくれて、助かった事で安心したのかウサギは眠りについた。
さっきの狼すらも、槍という武器を手にしても倒す事が出来ない、俺の非力さに嫌気を感じる。
はぁ、トーラスにステータスのパラメーターを与え過ぎた。
ステータス譲渡の想像魔法がキチンと想像できてなかったからか、ゴッソリとステータスを持って行かれた。
今更悔やんでも仕方ない事だけど、あんな狼すらも倒せないのが悔しい。
とりあえず、さっきみたいな狼がまた出てくるかも知れないから、この場を離れて大きな木の枝に休む事にした。
日が落ちかけて暗くなり始めていたから、
今日はこのまま、枝で休む事にしてM.Bに大量に入れていた食材の人参やジャガイモを取り出して、火で炙って齧っていると抱いていたウサギが目を覚まして俺の食べてる物を興味深く見ていた。
「そう言えばウサギって草食動物だったな」
そう呟いてM.Bから生のまんまの人参を数本取り出し、与えてみると小さな口で細かくボリボリと食べ出した。
ホッコリする光景を目して、俺も腹に食べ物を入れた事によって、眠気が来て寝てしまった。
次に起きた時は、まだ薄暗く、日が昇ったばかりって感じだ。
朝食にまた数本人参を取り出して、ウサギに与えて木の枝から降りてから、ウサギを野に放した。
俺は野に放したウサギを見ているが、ウサギは俺の足元から離れようとしない。
何故だ?傷を癒して、餌を与えたから懐かれたか?
でも、ウサギとはいえ魔物だ。
三本角のトーラスと違って恐らく、戦う事の出来ない魔物だろう。
俺はウサギを置き去りにするように全力疾走した。道なき道を適当に走っていると、まあまあの森の中での広場に出た。
後ろを振り返るとウサギは付いて来て無い事に、安堵して歩いて進んでいると「キューン」と鳴き声が聞こえ出して、後ろを振り返ると俺の顔面にウサギがダイブしてきた。
ウサギは空を飛んで来たのだ。
俺の顔面に張り付いたウサギは、ノソノソと俺の肩に移動して、俺の頰に頬ずりして
「キュイキューン」と、可愛い鳴き声を上げて来た。
俺はまた置いていこうとも考えたけど、可愛いし、どうせ飛んでくるなら一緒かと思って連れて行く事にした。
もしかしたら、知らず知らずの内にティムしてしまったのかも知れない。
だったら名前を付けて上げないといけないな。
「名前何がいいかな?
ピンク色のウサギで角と翼を生やしたウサギだし、ピンサロとかにするか?
それとも、ウサギって幸運を呼ぶって言われているから、雌なら運子、雄なら運ポコにするか?」
そう呟いていると、名前が気にくわなかったのか、頭の角でグリグリと俺の頰を刺して来て「ブゥブゥ」と足をダンダンと俺の肩で足踏みしていた。
「俺の言ってる言葉が分かるのか?」
そう俺は肩にいるウサギを横目で見ながら聞くと、ウサギは顔を上下にさせて頷いている。
「うーん、俺のセンスの無さが出て来たな。なら、俺の仲間に付けて貰うまでとりあえずの所は名無しでも良いか?
もし、それで納得出来ないなら、この森に置いて行くか、俺が考えたピンサロか運子か運ポコにするが、どれが良い?
仲間に付けて貰うってのが良いなら、俺の頭に移動しな。
それ以外なら肩に乗ったままでいい」
そうウサギに聞くと、俺の頭に肩から移動した。
「そうか、分かった。なら、とりあえずの所は名無しで行くか」
そうして、俺と名無しは森を抜けるべくして歩き出した。
『何もやりたくない病』を発症してしまった俺を姐さんは、ひたすら俺に暴力を振るうっていう最低とも言える行為で荒療治をして、先に行ってしまったシオンを姐さんは追いかけて俺を置いて行ってしまっていた。
俺はひたすら走ってはいるが、全く追い付く気配すら無い。
走っていると時折、石で矢印を示していたから、辛うじて方向だけは分かっていたけど森に入ると、それすらも分からなくなってしまっていた。
途中途中で宙に飛び上がったけど、全く見えないし、どの方向かも分からないから下手に空を飛んで行く事も出来ないでいる。
それにしても森に姐さん達は入ったのか?
鬱蒼と茂った木々に所々に木の根っこが剥き出しに出ている所を見ると、馬車が通れないんでは無いだろうか?
そう考え出して、森に入ったのは失敗だったかもと、思いながらも道なき道を進んで行くと、ある時「キュイキュー」と鳴き声みたいな音が聞こえだしてきた事により、警戒して身構えた。
身構えたまま、音が聞こえてくる方向に進むと、そこにはピンク色のウサギが狼に襲われそうになっている場面だった。
狼は3匹いたが、俺は思わず身体が勝手に動いて、ウサギを抱き抱えて、狼をI.Bから出した槍で一突きづつした。
俺の筋力が低下しているのか、一突きだけでは死ななかったが、逃げてはくれた。
俺が抱き抱えているウサギを見ると、あちこち怪我をしていて、良く見ると翼が生えていて頭に小さな親指くらいの角を生やしていた。
俺はとりあえず、怪我を癒す為に手を翳して見ると、ウサギは動いて俺の指をガブリと噛んだ。
押しても引いても、噛まれた指は動く気配が無いから、先にウサギの傷を癒した。
すると、噛んでいたウサギは俺の指を離してくれて、助かった事で安心したのかウサギは眠りについた。
さっきの狼すらも、槍という武器を手にしても倒す事が出来ない、俺の非力さに嫌気を感じる。
はぁ、トーラスにステータスのパラメーターを与え過ぎた。
ステータス譲渡の想像魔法がキチンと想像できてなかったからか、ゴッソリとステータスを持って行かれた。
今更悔やんでも仕方ない事だけど、あんな狼すらも倒せないのが悔しい。
とりあえず、さっきみたいな狼がまた出てくるかも知れないから、この場を離れて大きな木の枝に休む事にした。
日が落ちかけて暗くなり始めていたから、
今日はこのまま、枝で休む事にしてM.Bに大量に入れていた食材の人参やジャガイモを取り出して、火で炙って齧っていると抱いていたウサギが目を覚まして俺の食べてる物を興味深く見ていた。
「そう言えばウサギって草食動物だったな」
そう呟いてM.Bから生のまんまの人参を数本取り出し、与えてみると小さな口で細かくボリボリと食べ出した。
ホッコリする光景を目して、俺も腹に食べ物を入れた事によって、眠気が来て寝てしまった。
次に起きた時は、まだ薄暗く、日が昇ったばかりって感じだ。
朝食にまた数本人参を取り出して、ウサギに与えて木の枝から降りてから、ウサギを野に放した。
俺は野に放したウサギを見ているが、ウサギは俺の足元から離れようとしない。
何故だ?傷を癒して、餌を与えたから懐かれたか?
でも、ウサギとはいえ魔物だ。
三本角のトーラスと違って恐らく、戦う事の出来ない魔物だろう。
俺はウサギを置き去りにするように全力疾走した。道なき道を適当に走っていると、まあまあの森の中での広場に出た。
後ろを振り返るとウサギは付いて来て無い事に、安堵して歩いて進んでいると「キューン」と鳴き声が聞こえ出して、後ろを振り返ると俺の顔面にウサギがダイブしてきた。
ウサギは空を飛んで来たのだ。
俺の顔面に張り付いたウサギは、ノソノソと俺の肩に移動して、俺の頰に頬ずりして
「キュイキューン」と、可愛い鳴き声を上げて来た。
俺はまた置いていこうとも考えたけど、可愛いし、どうせ飛んでくるなら一緒かと思って連れて行く事にした。
もしかしたら、知らず知らずの内にティムしてしまったのかも知れない。
だったら名前を付けて上げないといけないな。
「名前何がいいかな?
ピンク色のウサギで角と翼を生やしたウサギだし、ピンサロとかにするか?
それとも、ウサギって幸運を呼ぶって言われているから、雌なら運子、雄なら運ポコにするか?」
そう呟いていると、名前が気にくわなかったのか、頭の角でグリグリと俺の頰を刺して来て「ブゥブゥ」と足をダンダンと俺の肩で足踏みしていた。
「俺の言ってる言葉が分かるのか?」
そう俺は肩にいるウサギを横目で見ながら聞くと、ウサギは顔を上下にさせて頷いている。
「うーん、俺のセンスの無さが出て来たな。なら、俺の仲間に付けて貰うまでとりあえずの所は名無しでも良いか?
もし、それで納得出来ないなら、この森に置いて行くか、俺が考えたピンサロか運子か運ポコにするが、どれが良い?
仲間に付けて貰うってのが良いなら、俺の頭に移動しな。
それ以外なら肩に乗ったままでいい」
そうウサギに聞くと、俺の頭に肩から移動した。
「そうか、分かった。なら、とりあえずの所は名無しで行くか」
そうして、俺と名無しは森を抜けるべくして歩き出した。
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