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第3章
第11話
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第11話
「ここまででいいです。後は中にいる冒険者に聞いて中に入るんで、兵士長の呼び出しがあれば来て下さい」
グリーさんにお礼を言って、鉄格子の一部を開けて貰った瞬間、中の冒険者の一人が開いた鉄格子から出てきてしまったが、グリーさんの部下である兵士が叩き押し返した。
「畜生!オレは何もやってないのに、何でこんな所に居なきゃいけないんだ!」
押し返された冒険者は喚いていた。
「ミーツ君、気を付けなよ。ある程度の時間が経ったら迎えを寄越すからね」
俺が鉄格子の中に入ると、鉄格子の一部を再度鍵をかけてグリーさん達は上にあがって行った。
あれ?武器を渡してくれなかったけど、無手で冒険者達はダンジョンに潜っているのか?
残った俺はさっき出ようとした冒険者に話しかけるべく、近寄ると凄い顔で睨まれて、唾を吐きかけられてしまった。
流石に唾を吐きかけられては俺も黙ってはいられない!
唾を吐きかけた冒険者をシオンばりの拳骨をお見舞いしてあげると気絶してしまった。
気絶したなら仕方ない、あまり話したく無いだろうけど、疲れきった冒険者に話しを聞く事にしよう。
「あのー、このダンジョンについて、気をつけるべき点はどの様なものがあるんでしょうか?後、武器などは何処で手に入れば良いでしょうか?」
そう話しかけるが、疲れきっているのか眠ってしまった。
他の人達も同じ様で気絶した若い冒険者以外は全員寝てしまっている。
仕方なく、俺が気絶させた冒険者に水の魔法でぶっかけて様子を見てみようと思っていると、顔に水をかけた瞬間に飛び起きた。
「お、簡単に起きたな。じゃあ、一緒にダンジョンに潜ろうか!」
「何でだよ!ついさっき迄潜っていたのに、見ず知らずの新入りのオッサンと潜らなきゃいけないんだよ」
「それもそっか、なら自己紹介するよ。
俺の名前はミーツでランクはAだ。
で、キミの名前は?」
「チッ、オレは『ガメニ』だよ。ランクはCだ」
舌打ちしたのは少しイラッときたけど、ちゃんと名前とランク言うなんて可愛い奴だな。
「はい、これで見ず知らずじゃなくなったね。
これで一緒に入れるな?よし行こう、直ぐに行こう、今直ぐに行こう!」
「だから、疲れてるって言ってんだろうが!」
あー、そっかそれなら、疲れを癒す魔法を考えれば良いかな?
何時もの傷を癒す想像魔法に疲労が取れるように考えて使うか。
とりあえず、ガメニの身体に手を翳してみる事にしよう。
「な、何なんだ?身体の疲れが無くなって行くようだ。何したんだオッサン!」
「いやなに、ただの疲労回復の魔法を使っただけだよ」
「どんな魔法だよ!そんな魔法聞いた事ないぜ!それにダンジョン内なら、魔法は使えるけど、ダンジョンを出たここでは魔法は使えない筈なんだぜ」
あらら、ここにも魔封じの魔道具が設置されているのか。
まぁ、使ったものは仕方ない、正直に魔力が強いからと言おう。
「俺の魔力の数値が高過ぎるからだろうな」
「そんなバカな、どれくらいの高さなんだよ!
オレも多少の心得はあるけど、ちょっとやそっとでは魔封じの魔道具が設置されてる場所での魔法は使えないんだぜ!
ここに魔導師が100人居ても使えないぜ」
「またまたぁ、100人も居れば流石に使えるだろ。それで見たところガメニや他の冒険者達は武器を持ってないようだけど、無手でダンジョンに潜っているのか?」
「流石に武器も持たずに、ダンジョンを潜るのは自殺行為だぜ。今オレ達がいる場所から奥に入って行くと、また鉄格子があって、その鉄格子の先に装備品を置いてあるぜ。
武器を持ったままじゃ、その鉄格子を通り抜けられないからな」
「それは何か魔道具的な物が設置されてるのか?」
「多分な。でも何の魔道具かが分からない。
連れて行ってやるぜ」
こうして、ようやくダンジョンに潜る事が出来る様になったけど、久々に高揚感でドキドキしだした。
ガメニと進んでいると、ガメニの言う通り鉄格子が見えてきて、鉄格子を越える瞬間何やらズンッとここだけ重力が更に重くなったような感覚に陥った。
鉄格子の先にも鉄格子があって、どうやら此処は武器や色々な物を置いて置ける倉庫みたいな役割の場所みたいだな。
ガメニはここで、オーソドックスに片手剣と丸い盾のバックラーという物を手に取り、少し分厚い皮の鎧をゴソゴソと着だした。
俺はその光景を見ているだけで、終わるまで見続けた。
「おい、オッサン何ボーっとしてるんだ?此処にある武器や防具を身に付けないと死ぬぜ?」
「心配してくれて、ありがとな!
俺は大丈夫だ。誰にも言ってないが、俺は特殊な魔法によって武器を取り出せるからな。
ところで、このダンジョン自体は攻略されているのか?」
「バ、バッカじゃねぇの!し、心配なんてしてねぇよ!ダンジョンはまだ攻略されてないぜ、オレ達が到達した階層の6階がかなり広くて、魔物も強いからボス部屋まで辿り着いた奴は居ないんじゃねぇかな。
例え、辿り着いたとしても、ボス部屋で死ぬんじゃねぇか?
その手の話はオレより、さっき既に寝ていた先輩冒険者達の方が知っているぜ」
「成る程、分かった。ありがとな、お前やっぱいい奴だな。
最初は只のムカツク奴だと思ったけど、話して行くといい奴なのが、分かってくるな」
俺がそう言うと、ガメニは照れ隠しなのか?
真っ赤になって、あたふたと暴言を吐きながら否定して来たけど、俺の中でコイツは信用出来る良い奴と認定した。
準備万端で武器も防具も装着したガメニによって、ダンジョンにようやく潜る事ができる。
さて、どんな魔物がいて、どんなダンジョンだろうかとワクワクが止まらない。
この武器庫の檻を抜けると少し重かった重力が元に戻る感覚になり、いよいよダンジョンだけれど、この装備庫からは緩い坂になっているがこの緩い坂がずっと続くと言う。
どのくらい下りただろうか?
ひたすらに下って行き、段々とワクワク感もドキドキ感も薄れて行き、下りきって何か見える頃には無になっていた。
今度は鉄の鉄格子では無くて、金で出来た鉄格子に当たった。
金の鉄格子の先が魔物が普通に闊歩するダンジョンだと、ガメニが言っている。
さて、気合いを入れ直して行くか!
「ここまででいいです。後は中にいる冒険者に聞いて中に入るんで、兵士長の呼び出しがあれば来て下さい」
グリーさんにお礼を言って、鉄格子の一部を開けて貰った瞬間、中の冒険者の一人が開いた鉄格子から出てきてしまったが、グリーさんの部下である兵士が叩き押し返した。
「畜生!オレは何もやってないのに、何でこんな所に居なきゃいけないんだ!」
押し返された冒険者は喚いていた。
「ミーツ君、気を付けなよ。ある程度の時間が経ったら迎えを寄越すからね」
俺が鉄格子の中に入ると、鉄格子の一部を再度鍵をかけてグリーさん達は上にあがって行った。
あれ?武器を渡してくれなかったけど、無手で冒険者達はダンジョンに潜っているのか?
残った俺はさっき出ようとした冒険者に話しかけるべく、近寄ると凄い顔で睨まれて、唾を吐きかけられてしまった。
流石に唾を吐きかけられては俺も黙ってはいられない!
唾を吐きかけた冒険者をシオンばりの拳骨をお見舞いしてあげると気絶してしまった。
気絶したなら仕方ない、あまり話したく無いだろうけど、疲れきった冒険者に話しを聞く事にしよう。
「あのー、このダンジョンについて、気をつけるべき点はどの様なものがあるんでしょうか?後、武器などは何処で手に入れば良いでしょうか?」
そう話しかけるが、疲れきっているのか眠ってしまった。
他の人達も同じ様で気絶した若い冒険者以外は全員寝てしまっている。
仕方なく、俺が気絶させた冒険者に水の魔法でぶっかけて様子を見てみようと思っていると、顔に水をかけた瞬間に飛び起きた。
「お、簡単に起きたな。じゃあ、一緒にダンジョンに潜ろうか!」
「何でだよ!ついさっき迄潜っていたのに、見ず知らずの新入りのオッサンと潜らなきゃいけないんだよ」
「それもそっか、なら自己紹介するよ。
俺の名前はミーツでランクはAだ。
で、キミの名前は?」
「チッ、オレは『ガメニ』だよ。ランクはCだ」
舌打ちしたのは少しイラッときたけど、ちゃんと名前とランク言うなんて可愛い奴だな。
「はい、これで見ず知らずじゃなくなったね。
これで一緒に入れるな?よし行こう、直ぐに行こう、今直ぐに行こう!」
「だから、疲れてるって言ってんだろうが!」
あー、そっかそれなら、疲れを癒す魔法を考えれば良いかな?
何時もの傷を癒す想像魔法に疲労が取れるように考えて使うか。
とりあえず、ガメニの身体に手を翳してみる事にしよう。
「な、何なんだ?身体の疲れが無くなって行くようだ。何したんだオッサン!」
「いやなに、ただの疲労回復の魔法を使っただけだよ」
「どんな魔法だよ!そんな魔法聞いた事ないぜ!それにダンジョン内なら、魔法は使えるけど、ダンジョンを出たここでは魔法は使えない筈なんだぜ」
あらら、ここにも魔封じの魔道具が設置されているのか。
まぁ、使ったものは仕方ない、正直に魔力が強いからと言おう。
「俺の魔力の数値が高過ぎるからだろうな」
「そんなバカな、どれくらいの高さなんだよ!
オレも多少の心得はあるけど、ちょっとやそっとでは魔封じの魔道具が設置されてる場所での魔法は使えないんだぜ!
ここに魔導師が100人居ても使えないぜ」
「またまたぁ、100人も居れば流石に使えるだろ。それで見たところガメニや他の冒険者達は武器を持ってないようだけど、無手でダンジョンに潜っているのか?」
「流石に武器も持たずに、ダンジョンを潜るのは自殺行為だぜ。今オレ達がいる場所から奥に入って行くと、また鉄格子があって、その鉄格子の先に装備品を置いてあるぜ。
武器を持ったままじゃ、その鉄格子を通り抜けられないからな」
「それは何か魔道具的な物が設置されてるのか?」
「多分な。でも何の魔道具かが分からない。
連れて行ってやるぜ」
こうして、ようやくダンジョンに潜る事が出来る様になったけど、久々に高揚感でドキドキしだした。
ガメニと進んでいると、ガメニの言う通り鉄格子が見えてきて、鉄格子を越える瞬間何やらズンッとここだけ重力が更に重くなったような感覚に陥った。
鉄格子の先にも鉄格子があって、どうやら此処は武器や色々な物を置いて置ける倉庫みたいな役割の場所みたいだな。
ガメニはここで、オーソドックスに片手剣と丸い盾のバックラーという物を手に取り、少し分厚い皮の鎧をゴソゴソと着だした。
俺はその光景を見ているだけで、終わるまで見続けた。
「おい、オッサン何ボーっとしてるんだ?此処にある武器や防具を身に付けないと死ぬぜ?」
「心配してくれて、ありがとな!
俺は大丈夫だ。誰にも言ってないが、俺は特殊な魔法によって武器を取り出せるからな。
ところで、このダンジョン自体は攻略されているのか?」
「バ、バッカじゃねぇの!し、心配なんてしてねぇよ!ダンジョンはまだ攻略されてないぜ、オレ達が到達した階層の6階がかなり広くて、魔物も強いからボス部屋まで辿り着いた奴は居ないんじゃねぇかな。
例え、辿り着いたとしても、ボス部屋で死ぬんじゃねぇか?
その手の話はオレより、さっき既に寝ていた先輩冒険者達の方が知っているぜ」
「成る程、分かった。ありがとな、お前やっぱいい奴だな。
最初は只のムカツク奴だと思ったけど、話して行くといい奴なのが、分かってくるな」
俺がそう言うと、ガメニは照れ隠しなのか?
真っ赤になって、あたふたと暴言を吐きながら否定して来たけど、俺の中でコイツは信用出来る良い奴と認定した。
準備万端で武器も防具も装着したガメニによって、ダンジョンにようやく潜る事ができる。
さて、どんな魔物がいて、どんなダンジョンだろうかとワクワクが止まらない。
この武器庫の檻を抜けると少し重かった重力が元に戻る感覚になり、いよいよダンジョンだけれど、この装備庫からは緩い坂になっているがこの緩い坂がずっと続くと言う。
どのくらい下りただろうか?
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今度は鉄の鉄格子では無くて、金で出来た鉄格子に当たった。
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さて、気合いを入れ直して行くか!
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