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第4章
第26話
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第26話
シオン達と別れて王都の前に転移をしたら、ゴーレムはやられたのか、スライムがウゾウゾと王都の大きな壁を飲み込もうとしている場面で、俺もスライムの一部となりそうな状況だった為に、転移で王都の上空に転移してしまった。
上空から見ているとスライムは王都の壁を難なく破壊し、城下町に入り込み逃げ惑う人々を喰らって行き、王都を丸ごと呑み込もうと王都内で鎮座した。
「あ、あ、あ、ああああああ!
ね、姐さんを死なせてしまった。
俺が姐さんを王都なんかに送った所為で姐さんを死なせてしまった!」
【ミ、ミーツ様、も、申し訳ございません。
魔物により、こ、こちらも全滅しま、した】
気が狂いそうな状況で更に追い討ちを掛けるようにソルトから心話が届いた。
【はあ?な、なんだって?
シオンは死んだのか?】
心話でソルトの声に呼びかけるも返事が無く、先程の転移した場所に戻ると、荷車はグシャグシャに壊れていて、辺りを見回るがシオン達が見当たらない為、飛び上がって辺りを見渡すと、既に何人かの子供が魔物に食われていた。
そんな傍にシオンとソルトが横たわって、あの時に見た大きなキマイラがいて、虎の頭に飛行している俺と目があった。
すると、キマイラの身体からトンボのような羽が生えて飛び上がった。
「おい、お前か?シオンとソルトを殺ったのは?」
キマイラは俺の言う言葉が分かっているのか、虎の顔を持った頭がニヤリと笑ったように見えた。
そんな表情をしたキマイラに怒りを覚え、片手づつに刀と炎熱剣を握り斬りかかったが、キマイラの尻尾の蛇に地面に叩き落とされてしまった。
落とされてしまった場所はシオンとソルトの場所のすぐ近くで、シオンが厳つい表情のまま、目を見開いて死んでいて、ソルトも目を開けたまま口をパクパクさせていた。
「ミ、ミー、ツ、、さま、も、もう、し、わ、け、ご、ざ、、いま、せ、ん、で、し、た」
それを声にならない様な声でずっと喋っていて、遂に口が動かなくなった所で、飛んでいたキマイラが降りてきて、俺の身体の上に前足を片方だけ出して動けなくすると、虎の顔が俺に迫って来て、ベロリと味見をするかの様に顔を舐めた。
「もういい、俺達の負けだ。
大和に行けなかったのは残念だが、もういい諦めるさっさと俺を食えよ」
そんな俺の言葉に虎の頭は、またもニヤリと笑い、もて遊ぶかの様に俺の耳、足、手とジワジワと食って行き、最後に俺の頭となった所で、遠くの方で声が聞こえてきたが、もうどうでもよくなった。
「キュイーーーーーーーーン」
何かがぶつかったのか、キマイラが俺の上から離れていき、離れた場所で土煙が上がり、首を土煙の方角に向けるとキマイラが何かに威嚇しているのか、こちらに向かわずにガウガウ言っているだけだった。
そして、俺の腹にポスッと何かが乗っている感触があって首を腹に向けると、ピンク色で耳がダランと垂れ下がった生き物が乗っている。
「まさかロップか?」
「キュンキュン」
やっぱりロップだった。
でも、もう姐さんもシオンもソルトも居なくて、どうでも良いと考えていた俺はロップでも助かって欲しいと考えて「逃げろ」と言った。
そんなロップが首を振り、軽く俺の頰を耳でペチペチと叩くと、キマイラを睨んで聞いた事ない唸りを上げ、キマイラの方に跳んで行った。
首をキマイラの方に向けていると、ロップが素早い動きと垂れ下がった耳でキマイラを叩いたりして戦っている姿があったが、ロップも無事では済まない様子でピンク色の身体が赤く染まって行った。
小さなウサギのロップ一匹に大きな身体のキマイラと戦わせているのを、参戦せずに見ている俺を姐さんが知ったら、きっと姐さんは凄く怒るだろうな。
そう、フッと笑ってしまった。
仕方ない、最後にロップと一緒に戦って死ぬか。
そう考えた俺は想像魔法で傷ついて手足がない自分の再生を想像して、回復を図って再生して、近くに落ちているであろう刀と炎熱剣を拾い、ロップに加勢するべくキマイラに再度戦いを挑んだ。
近くで戦っていたロップを見ると、かなり無理をしていたのが分かった。
それは、ロップの内臓が飛び出していたからだ。
いつ死んでもおかしくない程の致命傷なのに、俺を助ける為に戦い続けている。
そんなロップに申し訳ないと思いながら、俺も最後に死ぬつもりで戦おう。
刀と炎熱剣を握りしめて、キマイラの後方に回り込んで3本ある尻尾を斬りかかろうとしたその時、ロップの断末魔を聞いた。
キマイラの虎の頭がロップを食ったのだ。
そんなロップの断末魔に動きが一瞬停止したところで、キマイラの尻尾の1本のウナギに気づかれてしまい、ウナギが口から液体を吐いて、それをモロにかかってしまい、大火傷みたいに手足が一瞬で水ぶくれみたいな症状になって痛みで気が狂いそうになった。
そんな俺に再度キマイラは俺を再度倒して上に乗り、動けなくして先程と同じく嬉しそうにゆっくりと足を齧りだした。
火傷の痛みと食われている足の痛みに耐えながら、ここでタダで死んではロップに申し訳ない、そう考えた俺はキマイラと心中する事に決めた。
先ず最初に始めたのは、俺とキマイラを拘束する事で、俺とキマイラを車のタイヤ用のチューブでグルグル巻きにするよう想像魔法で想像すると、一瞬で一緒に拘束した。
キマイラは驚いて、チューブを噛み付いたり尻尾の蠍や蛇にウナギを使ってチューブを千切ろうとしたり、溶かそうとしたりしたが、俺は更にチューブを出して拘束を強めた後、想像魔法でゴミ処理の異空間をキマイラの身体の上に出してキマイラごと自分自身を飲み込んだ。
自分が入ると思ってなかったけど、入ると宇宙空間みたいに何も無くフワフワと浮いていて、キマイラと一緒に拘束したチューブがチリチリとシュレッダーにかけた紙みたいに細切れになったのち、キマイラも同様に細切れになっていく、キマイラは断末魔を上げながら、最後に俺を食おうとしたが食われる前に身体と頭が細切れになった。
俺も次第に細切れになっていくんだろうなと考えていると、この宇宙空間みたいな何もない空間に小さな光が見え、まだ無事であった手を伸ばして光を触ると、光が身体全体を包み込んで俺の身体は霧のように一瞬で霧散した。
シオン達と別れて王都の前に転移をしたら、ゴーレムはやられたのか、スライムがウゾウゾと王都の大きな壁を飲み込もうとしている場面で、俺もスライムの一部となりそうな状況だった為に、転移で王都の上空に転移してしまった。
上空から見ているとスライムは王都の壁を難なく破壊し、城下町に入り込み逃げ惑う人々を喰らって行き、王都を丸ごと呑み込もうと王都内で鎮座した。
「あ、あ、あ、ああああああ!
ね、姐さんを死なせてしまった。
俺が姐さんを王都なんかに送った所為で姐さんを死なせてしまった!」
【ミ、ミーツ様、も、申し訳ございません。
魔物により、こ、こちらも全滅しま、した】
気が狂いそうな状況で更に追い討ちを掛けるようにソルトから心話が届いた。
【はあ?な、なんだって?
シオンは死んだのか?】
心話でソルトの声に呼びかけるも返事が無く、先程の転移した場所に戻ると、荷車はグシャグシャに壊れていて、辺りを見回るがシオン達が見当たらない為、飛び上がって辺りを見渡すと、既に何人かの子供が魔物に食われていた。
そんな傍にシオンとソルトが横たわって、あの時に見た大きなキマイラがいて、虎の頭に飛行している俺と目があった。
すると、キマイラの身体からトンボのような羽が生えて飛び上がった。
「おい、お前か?シオンとソルトを殺ったのは?」
キマイラは俺の言う言葉が分かっているのか、虎の顔を持った頭がニヤリと笑ったように見えた。
そんな表情をしたキマイラに怒りを覚え、片手づつに刀と炎熱剣を握り斬りかかったが、キマイラの尻尾の蛇に地面に叩き落とされてしまった。
落とされてしまった場所はシオンとソルトの場所のすぐ近くで、シオンが厳つい表情のまま、目を見開いて死んでいて、ソルトも目を開けたまま口をパクパクさせていた。
「ミ、ミー、ツ、、さま、も、もう、し、わ、け、ご、ざ、、いま、せ、ん、で、し、た」
それを声にならない様な声でずっと喋っていて、遂に口が動かなくなった所で、飛んでいたキマイラが降りてきて、俺の身体の上に前足を片方だけ出して動けなくすると、虎の顔が俺に迫って来て、ベロリと味見をするかの様に顔を舐めた。
「もういい、俺達の負けだ。
大和に行けなかったのは残念だが、もういい諦めるさっさと俺を食えよ」
そんな俺の言葉に虎の頭は、またもニヤリと笑い、もて遊ぶかの様に俺の耳、足、手とジワジワと食って行き、最後に俺の頭となった所で、遠くの方で声が聞こえてきたが、もうどうでもよくなった。
「キュイーーーーーーーーン」
何かがぶつかったのか、キマイラが俺の上から離れていき、離れた場所で土煙が上がり、首を土煙の方角に向けるとキマイラが何かに威嚇しているのか、こちらに向かわずにガウガウ言っているだけだった。
そして、俺の腹にポスッと何かが乗っている感触があって首を腹に向けると、ピンク色で耳がダランと垂れ下がった生き物が乗っている。
「まさかロップか?」
「キュンキュン」
やっぱりロップだった。
でも、もう姐さんもシオンもソルトも居なくて、どうでも良いと考えていた俺はロップでも助かって欲しいと考えて「逃げろ」と言った。
そんなロップが首を振り、軽く俺の頰を耳でペチペチと叩くと、キマイラを睨んで聞いた事ない唸りを上げ、キマイラの方に跳んで行った。
首をキマイラの方に向けていると、ロップが素早い動きと垂れ下がった耳でキマイラを叩いたりして戦っている姿があったが、ロップも無事では済まない様子でピンク色の身体が赤く染まって行った。
小さなウサギのロップ一匹に大きな身体のキマイラと戦わせているのを、参戦せずに見ている俺を姐さんが知ったら、きっと姐さんは凄く怒るだろうな。
そう、フッと笑ってしまった。
仕方ない、最後にロップと一緒に戦って死ぬか。
そう考えた俺は想像魔法で傷ついて手足がない自分の再生を想像して、回復を図って再生して、近くに落ちているであろう刀と炎熱剣を拾い、ロップに加勢するべくキマイラに再度戦いを挑んだ。
近くで戦っていたロップを見ると、かなり無理をしていたのが分かった。
それは、ロップの内臓が飛び出していたからだ。
いつ死んでもおかしくない程の致命傷なのに、俺を助ける為に戦い続けている。
そんなロップに申し訳ないと思いながら、俺も最後に死ぬつもりで戦おう。
刀と炎熱剣を握りしめて、キマイラの後方に回り込んで3本ある尻尾を斬りかかろうとしたその時、ロップの断末魔を聞いた。
キマイラの虎の頭がロップを食ったのだ。
そんなロップの断末魔に動きが一瞬停止したところで、キマイラの尻尾の1本のウナギに気づかれてしまい、ウナギが口から液体を吐いて、それをモロにかかってしまい、大火傷みたいに手足が一瞬で水ぶくれみたいな症状になって痛みで気が狂いそうになった。
そんな俺に再度キマイラは俺を再度倒して上に乗り、動けなくして先程と同じく嬉しそうにゆっくりと足を齧りだした。
火傷の痛みと食われている足の痛みに耐えながら、ここでタダで死んではロップに申し訳ない、そう考えた俺はキマイラと心中する事に決めた。
先ず最初に始めたのは、俺とキマイラを拘束する事で、俺とキマイラを車のタイヤ用のチューブでグルグル巻きにするよう想像魔法で想像すると、一瞬で一緒に拘束した。
キマイラは驚いて、チューブを噛み付いたり尻尾の蠍や蛇にウナギを使ってチューブを千切ろうとしたり、溶かそうとしたりしたが、俺は更にチューブを出して拘束を強めた後、想像魔法でゴミ処理の異空間をキマイラの身体の上に出してキマイラごと自分自身を飲み込んだ。
自分が入ると思ってなかったけど、入ると宇宙空間みたいに何も無くフワフワと浮いていて、キマイラと一緒に拘束したチューブがチリチリとシュレッダーにかけた紙みたいに細切れになったのち、キマイラも同様に細切れになっていく、キマイラは断末魔を上げながら、最後に俺を食おうとしたが食われる前に身体と頭が細切れになった。
俺も次第に細切れになっていくんだろうなと考えていると、この宇宙空間みたいな何もない空間に小さな光が見え、まだ無事であった手を伸ばして光を触ると、光が身体全体を包み込んで俺の身体は霧のように一瞬で霧散した。
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