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第10章 新たなる街への旅路編
第152話 終結
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「ピュー!!」
俺の剣は魔力を失いほとんど攻撃力がなくなってしまったが、これもまだ終わりではない。リーンはほんの一種運のアザゼラの隙をついて突風を巻き起こした。
「ぐう!?」
いつもの状態であればリーンのこの魔法もある程度対応できたのかかもしれないがさすがにここまで戦闘が長引いてきているため隙が生まれてきている。
「はあ!!」
そこで突風によって動きが奪われているアザゼラに俺が剣に最大限に魔力をつぎ込んで一発でケリをつける。これが俺たちの作戦だ。
「これで、終わりだ!!」
俺は魔力を剣先に込めて、突風に翻弄されているアザゼラの胸元に突き刺す。
はずだった、
「何度でも言うぞ!俺は魔王幹部の一角だ!!『呪怨なる一撃』」
「なっ!?」
あの状態でまだ動けるのか?いや動けるどころかこの魔力反応、今までの技のどれよりも強く、邪悪。この一撃だけは絶対に食らっちゃダメな奴だ。
「よけようとしても無駄だ、この一撃は一度ロックオンすれば必ずお前に当たるまで消えることはない!!」
その場で倒れていながらもアザゼラは叫ぶ。いくら走ってもずっと魔弾が追いかけてくる。
「くそ!」
俺は前に魔法の障壁を作り出す。
「無駄だ!!その程度の障壁でこの一撃を防ぎきれるわけない」
く、あいつの言う通り俺の障壁は徐々に亀裂が入ってきている。
「(なぜあれだけ時間がかかっても障壁を割れずにいるんだ。何か変だ)」
「くそーーとまれーー!!」
バシュン!と音だけが響いてアザゼラの放った魔弾は消えた。
「な、なぜだ!!」
アザゼラは立ち上がろうとするも、体が限界なのかすぐにまた倒れこんだ。さすがにあれだけの一撃を放てばそりゃ動けなくなるか。しかし今の一撃...
「悪いな、こいつは回収させてもらうよ」
安堵した直後、アザゼラの後ろに誰かわからないが1人の女性が現れた。全く気付かなかったが。
「おい、ビーゼ!離せ」
「ここは一旦引いたほうがいいよ。あいつはもう勇者としての覚醒が始まっている。現にさっきのお前の攻撃を防げるのは勇者しかいない。お前ならわかるだろ」
「...く、おい!次はこうはいかないからな!!首洗って待っとけ!!」
「な、待て!!『フレアバースト!!』」
火属性魔法を放つがまたしても突然奴らは消えた。
「逃げられたか」
しかしこれ以上なにかをやる気力は出てこない。それだけ今回の戦闘は精神的に、肉体的にもつらかった。
「キュー!!」「ピュー!!」「きゅー」
「アクア、リーン、テイロ、マロも!ごめんな、心配かけた」
マロはそういえばどこにいたんだ。それにあいつ、ユールはどこに行ったんだ。結局何も解決することはなく、なぞばかりが残った。
「今は体を休めるしかない...。か」
俺はそのまま前かがみに倒れた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「魔王様、ただいま帰還しました」
一方の魔王城、ビーゼと担がれているアザゼラが魔王の玉座の前に姿を現した。
「うむ、ご苦労だった、アザゼラ、ビーゼ」
「魔王様申し訳ありませんでした、勇者を討伐することはおろか覚醒をおこさせてしまうことになりました」
「覚醒は想定外であったが、大体の能力やその他の情報に比べればさして問題はない。幹部を一人失った今お前をなくすのはよくないと思いビーゼに回収を頼んだ」
「魔王様の慈悲に感服いたします」
「それでは2人はしばしの休息を取れ」
アザゼラとビーゼは言われる通りに玉座の間から離れていく。
「それで、どうだった?魔王軍幹部の一角さん?」
「うるせ!確かに魔力量は常人離れ、それだけならうちの幹部の中でも勝てる奴は多くない。スピードもあるし奴の戦闘スタイルにはあっていた。だけど」
「だけど?」
「戦闘に関しては素人に毛が生えた程度。奴の能力をまるで生かせてない。結局戦闘が長引けば奴はじり貧になりながらだった」
「ふーん。ま、つぶせなかったのは残念だね」
「次の機会まで取っておくさ」
俺の剣は魔力を失いほとんど攻撃力がなくなってしまったが、これもまだ終わりではない。リーンはほんの一種運のアザゼラの隙をついて突風を巻き起こした。
「ぐう!?」
いつもの状態であればリーンのこの魔法もある程度対応できたのかかもしれないがさすがにここまで戦闘が長引いてきているため隙が生まれてきている。
「はあ!!」
そこで突風によって動きが奪われているアザゼラに俺が剣に最大限に魔力をつぎ込んで一発でケリをつける。これが俺たちの作戦だ。
「これで、終わりだ!!」
俺は魔力を剣先に込めて、突風に翻弄されているアザゼラの胸元に突き刺す。
はずだった、
「何度でも言うぞ!俺は魔王幹部の一角だ!!『呪怨なる一撃』」
「なっ!?」
あの状態でまだ動けるのか?いや動けるどころかこの魔力反応、今までの技のどれよりも強く、邪悪。この一撃だけは絶対に食らっちゃダメな奴だ。
「よけようとしても無駄だ、この一撃は一度ロックオンすれば必ずお前に当たるまで消えることはない!!」
その場で倒れていながらもアザゼラは叫ぶ。いくら走ってもずっと魔弾が追いかけてくる。
「くそ!」
俺は前に魔法の障壁を作り出す。
「無駄だ!!その程度の障壁でこの一撃を防ぎきれるわけない」
く、あいつの言う通り俺の障壁は徐々に亀裂が入ってきている。
「(なぜあれだけ時間がかかっても障壁を割れずにいるんだ。何か変だ)」
「くそーーとまれーー!!」
バシュン!と音だけが響いてアザゼラの放った魔弾は消えた。
「な、なぜだ!!」
アザゼラは立ち上がろうとするも、体が限界なのかすぐにまた倒れこんだ。さすがにあれだけの一撃を放てばそりゃ動けなくなるか。しかし今の一撃...
「悪いな、こいつは回収させてもらうよ」
安堵した直後、アザゼラの後ろに誰かわからないが1人の女性が現れた。全く気付かなかったが。
「おい、ビーゼ!離せ」
「ここは一旦引いたほうがいいよ。あいつはもう勇者としての覚醒が始まっている。現にさっきのお前の攻撃を防げるのは勇者しかいない。お前ならわかるだろ」
「...く、おい!次はこうはいかないからな!!首洗って待っとけ!!」
「な、待て!!『フレアバースト!!』」
火属性魔法を放つがまたしても突然奴らは消えた。
「逃げられたか」
しかしこれ以上なにかをやる気力は出てこない。それだけ今回の戦闘は精神的に、肉体的にもつらかった。
「キュー!!」「ピュー!!」「きゅー」
「アクア、リーン、テイロ、マロも!ごめんな、心配かけた」
マロはそういえばどこにいたんだ。それにあいつ、ユールはどこに行ったんだ。結局何も解決することはなく、なぞばかりが残った。
「今は体を休めるしかない...。か」
俺はそのまま前かがみに倒れた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「魔王様、ただいま帰還しました」
一方の魔王城、ビーゼと担がれているアザゼラが魔王の玉座の前に姿を現した。
「うむ、ご苦労だった、アザゼラ、ビーゼ」
「魔王様申し訳ありませんでした、勇者を討伐することはおろか覚醒をおこさせてしまうことになりました」
「覚醒は想定外であったが、大体の能力やその他の情報に比べればさして問題はない。幹部を一人失った今お前をなくすのはよくないと思いビーゼに回収を頼んだ」
「魔王様の慈悲に感服いたします」
「それでは2人はしばしの休息を取れ」
アザゼラとビーゼは言われる通りに玉座の間から離れていく。
「それで、どうだった?魔王軍幹部の一角さん?」
「うるせ!確かに魔力量は常人離れ、それだけならうちの幹部の中でも勝てる奴は多くない。スピードもあるし奴の戦闘スタイルにはあっていた。だけど」
「だけど?」
「戦闘に関しては素人に毛が生えた程度。奴の能力をまるで生かせてない。結局戦闘が長引けば奴はじり貧になりながらだった」
「ふーん。ま、つぶせなかったのは残念だね」
「次の機会まで取っておくさ」
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