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王城の廊下は夜の冷気に包まれていた。薄い月の光が、磨かれた床に白い帯を引く。
廊下を歩く足音が、やけに響いた。見回りの兵だけが時折通る中、今日も今日とて殿下の部屋に向かうべく夜の城内を闊歩する。
ま、お喋りに行くだけなんですけど。
角を曲がった瞬間、小さな笑い声が耳に届いた。人の気配。
柱の陰で足を止める。月明かりの下、兵士と女性が抱き合っていた。白い腕が兵士の首に絡まり、唇と唇が近付く。けれど、その女性の横顔を見た瞬間、思わず「あ。」と声が出てしまった。
ピンクブロンドのミディアムヘアーを緩く編み込み、むちむちダイナマイトボディをお持ちのご令嬢。
殿下の妃候補の一人、マリアベル様だ。私の声に振り返ったマリアベル様の瞳が、月の光を反射する。
「……あら、貴女は確か……マナカ様?」
私に逢引きを目撃された動揺など微塵も感じられない、軽い声だった。
なんでも無い風に微笑んだ表情は、艶やかで美しい。
「こんばんは、夜のお散歩かしら?」
「いえ、その……」
もごもご口ごもっていると、マリアベル様は「ああ、」と言うと、彼女は兵士の肩から手を離し、こちらへ近付いて来た。
「殿下のお部屋へのお渡りね」
「いやー、まぁ、そんな感じです」
何となく居た堪れなくて、ポリポリと頭を掻いて相槌を打つ。
マリアベル様と会話をするの、最初の夕食会以来だから、全然お人柄が読めない。
というか、なんでこんな時間に衛兵といちゃこらしていたのか。
ちら、と傍の兵士を見やると至極気まずそうに、私と視線が合わないよう明後日の方向を向いている。そりゃそうか。密告されでもしたら、お暇ものかもしれない。だって殿下の妃候補だし。
私の視線に気付いたのか、マリアベル様は傍の兵士を見上げると、ふふ、と笑みを溢した。
「彼を責めないで頂戴ね。私が退屈そうにしてたのを見兼ねて、お散歩に付き合ってくれていただけだから」
「はぁ……」
お散歩、の距離感ではなかったけど。
「だって殿下ってば、貴女へばかりお声を掛けて、他にはさっぱりでしょう? 毎日退屈で退屈で」
「あ、それはなんていうか……すみません」
「あら、ごめんなさい。嫌味を言いたかった訳じゃないの」
慌てた様子で両手を振ると、愛らしく小首を傾げてマリアベル様は続けた。
「そもそも酷なことなのよね。うら若き乙女達を、こんな王城に閉じ込めるなんて。娯楽もたかが知れてるじゃない? そこまでしてお世継ぎを急がれているのかしら」
「マリアベル様は、そもそもここへ連れてこられたこと自体が不服であったと」
「そう言うこと」
べ、と可愛らしく舌を出すと、彼女は困ったように腕を組んだ。お胸がたわわに腕に乗っている。
「フェンデルンに貸しができるとは言え、ね。高貴な家柄とは言え、欲を言えば私一人を愛してくれれるお家に嫁ぎたかったものだわ」
ナターシャ嬢と同じく、彼女もこのハーレム政策には不満があるらしい。
喜んでこの場へやってきた人間なんて、もしかしたら私だけなのかもしれないな。
「さっさと殿下にはお世継ぎを沢山作ってもらって、お役御免になりたいところなんだけど……」
ちら、とマリアベル様に視線を向けられ、全身が硬直する。そりゃお世継ぎ錬成第一号になりそうなのは、順当にいけば私なのだろうけど……実際には殿下とは手も繋いだことがない間柄な訳で。
居た堪れなくて視線を逸らすと、マリアベル様がそれを追うようにして私の顔を覗き込んできた。
「でも……あなた、まだキルベルト様とは、関係を持っていないのでしょう?」
心臓が跳ねた。
「え、な、……」
「あ、図星だった?」
「カマかけたんですか!?」
「ええ。でも8割りそうかしら~って」
口をぱくぱくさせる私に、面白そうに笑うマリアベル様。
「……何で分かったんですか」
「勘かしら。あと、貴女のような純朴そうな少女が殿下に抱かれて、ここまで平然としていることはないだろうなって」
「はぁ……」
少女という歳でもないけど、まぁ、そうなのかも知れない。
殿下に抱かれでもしたら、蒸かした芋をそのまま人間にしたような芋臭い私でも、何かしらの色香が出るに違いないだろうから。
「あ、あの、このことは他言無用でお願いできますか……」
「勿論よ。貸しひとつね? 貴方もよ?」
ウインクすると、マリアベル様は傍の兵士の胸をトン、と叩いた。
「あ、でも貴女、お付きの騎士の彼とは、何かしらあるわよね?」
「へ!?」
「ふふふ、可愛い人。良い夜を」
そう言い残すと、彼女は兵士の腕を軽く取って、まるで何事もなかったかのように闇の中へ消えていった。
く、食えない女性だ……そしてなんでカインのことまで……。
私はどっと疲労感を感じながら、ヨロヨロと殿下の部屋へ向かった。
* * *
「え? バレた?」
「はい……マリアベル様に」
殿下に先ほどのマリアベル様とのやり取りを報告した私に、殿下は表情を曇らせた。
「すみません……私が芋なばかりに……」
「え、芋? ……いや、気にしなくていいよ。遅かれ早かれ、誰かにはバレていただろうし」
そうして再びベッドの上で胡座を掻いて、何か思案する様子の殿下。
マリアベルが言外する様子はなかったけど、でも、それも口約束でしかない。
「マナカ」
「え? わっ!?」
殿下に声をかけられたかと思うと、突然視界が反転し、気付くと目の前には殿下の御尊顔と天井が広がっていた。
透き通ったアイスブルーの瞳には、真っ赤に染まった情けない私の顔が写し出されており、ようやく殿下にベッドへ押し倒されたことを自覚した。
「え、え、あの、キルベルト、様……?」
「……」
こちらを見下ろす殿下のお顔もまた美しいなぁ、なんて思っている暇も無く、突然の出来事に私の脳内は沸騰寸前で。
至極真面目な表情でこちらを見下ろす殿下のお顔がゆっくりと近付き、私は思わず瞼を力強く閉じた。
「……」
しかしいくら待っても唇に柔らかい感触は降って来ず。代わりに「……ごめん」と、小さな声が聞こえ、体に乗っていた温もりが消えたのを感じた。
瞳を開けると殿下は仰向けに横たわる私の傍に座り、視線を落としていた。
私も上体を起こし、恐る恐る声をかけてみる。
「殿下……? あの……」
「ごめん、マナカ」
「え、いやいや、そんな」
「本当にごめん。僕……」
何に対して謝っているのか分からず、私も困惑する。
額を押さえる殿下の言葉を傍で待っていると、漸くこちらを向いてくれた殿下は、泣きそうな表情をしていた。
「マナカ。僕、好きな人がいるんだ。……その人以外と、そういうことは、できない」
少なからず彼の言葉にショックを受けた私は、殿下のことを好ましく思っていたからなのか、恐らく一瞬でもその人を想いながら私を抱こうとされたからなのか、最早よく分からず。
「ああ、またか」と、心の奥の冷め切った私は小さく息を吐いたのだった。
廊下を歩く足音が、やけに響いた。見回りの兵だけが時折通る中、今日も今日とて殿下の部屋に向かうべく夜の城内を闊歩する。
ま、お喋りに行くだけなんですけど。
角を曲がった瞬間、小さな笑い声が耳に届いた。人の気配。
柱の陰で足を止める。月明かりの下、兵士と女性が抱き合っていた。白い腕が兵士の首に絡まり、唇と唇が近付く。けれど、その女性の横顔を見た瞬間、思わず「あ。」と声が出てしまった。
ピンクブロンドのミディアムヘアーを緩く編み込み、むちむちダイナマイトボディをお持ちのご令嬢。
殿下の妃候補の一人、マリアベル様だ。私の声に振り返ったマリアベル様の瞳が、月の光を反射する。
「……あら、貴女は確か……マナカ様?」
私に逢引きを目撃された動揺など微塵も感じられない、軽い声だった。
なんでも無い風に微笑んだ表情は、艶やかで美しい。
「こんばんは、夜のお散歩かしら?」
「いえ、その……」
もごもご口ごもっていると、マリアベル様は「ああ、」と言うと、彼女は兵士の肩から手を離し、こちらへ近付いて来た。
「殿下のお部屋へのお渡りね」
「いやー、まぁ、そんな感じです」
何となく居た堪れなくて、ポリポリと頭を掻いて相槌を打つ。
マリアベル様と会話をするの、最初の夕食会以来だから、全然お人柄が読めない。
というか、なんでこんな時間に衛兵といちゃこらしていたのか。
ちら、と傍の兵士を見やると至極気まずそうに、私と視線が合わないよう明後日の方向を向いている。そりゃそうか。密告されでもしたら、お暇ものかもしれない。だって殿下の妃候補だし。
私の視線に気付いたのか、マリアベル様は傍の兵士を見上げると、ふふ、と笑みを溢した。
「彼を責めないで頂戴ね。私が退屈そうにしてたのを見兼ねて、お散歩に付き合ってくれていただけだから」
「はぁ……」
お散歩、の距離感ではなかったけど。
「だって殿下ってば、貴女へばかりお声を掛けて、他にはさっぱりでしょう? 毎日退屈で退屈で」
「あ、それはなんていうか……すみません」
「あら、ごめんなさい。嫌味を言いたかった訳じゃないの」
慌てた様子で両手を振ると、愛らしく小首を傾げてマリアベル様は続けた。
「そもそも酷なことなのよね。うら若き乙女達を、こんな王城に閉じ込めるなんて。娯楽もたかが知れてるじゃない? そこまでしてお世継ぎを急がれているのかしら」
「マリアベル様は、そもそもここへ連れてこられたこと自体が不服であったと」
「そう言うこと」
べ、と可愛らしく舌を出すと、彼女は困ったように腕を組んだ。お胸がたわわに腕に乗っている。
「フェンデルンに貸しができるとは言え、ね。高貴な家柄とは言え、欲を言えば私一人を愛してくれれるお家に嫁ぎたかったものだわ」
ナターシャ嬢と同じく、彼女もこのハーレム政策には不満があるらしい。
喜んでこの場へやってきた人間なんて、もしかしたら私だけなのかもしれないな。
「さっさと殿下にはお世継ぎを沢山作ってもらって、お役御免になりたいところなんだけど……」
ちら、とマリアベル様に視線を向けられ、全身が硬直する。そりゃお世継ぎ錬成第一号になりそうなのは、順当にいけば私なのだろうけど……実際には殿下とは手も繋いだことがない間柄な訳で。
居た堪れなくて視線を逸らすと、マリアベル様がそれを追うようにして私の顔を覗き込んできた。
「でも……あなた、まだキルベルト様とは、関係を持っていないのでしょう?」
心臓が跳ねた。
「え、な、……」
「あ、図星だった?」
「カマかけたんですか!?」
「ええ。でも8割りそうかしら~って」
口をぱくぱくさせる私に、面白そうに笑うマリアベル様。
「……何で分かったんですか」
「勘かしら。あと、貴女のような純朴そうな少女が殿下に抱かれて、ここまで平然としていることはないだろうなって」
「はぁ……」
少女という歳でもないけど、まぁ、そうなのかも知れない。
殿下に抱かれでもしたら、蒸かした芋をそのまま人間にしたような芋臭い私でも、何かしらの色香が出るに違いないだろうから。
「あ、あの、このことは他言無用でお願いできますか……」
「勿論よ。貸しひとつね? 貴方もよ?」
ウインクすると、マリアベル様は傍の兵士の胸をトン、と叩いた。
「あ、でも貴女、お付きの騎士の彼とは、何かしらあるわよね?」
「へ!?」
「ふふふ、可愛い人。良い夜を」
そう言い残すと、彼女は兵士の腕を軽く取って、まるで何事もなかったかのように闇の中へ消えていった。
く、食えない女性だ……そしてなんでカインのことまで……。
私はどっと疲労感を感じながら、ヨロヨロと殿下の部屋へ向かった。
* * *
「え? バレた?」
「はい……マリアベル様に」
殿下に先ほどのマリアベル様とのやり取りを報告した私に、殿下は表情を曇らせた。
「すみません……私が芋なばかりに……」
「え、芋? ……いや、気にしなくていいよ。遅かれ早かれ、誰かにはバレていただろうし」
そうして再びベッドの上で胡座を掻いて、何か思案する様子の殿下。
マリアベルが言外する様子はなかったけど、でも、それも口約束でしかない。
「マナカ」
「え? わっ!?」
殿下に声をかけられたかと思うと、突然視界が反転し、気付くと目の前には殿下の御尊顔と天井が広がっていた。
透き通ったアイスブルーの瞳には、真っ赤に染まった情けない私の顔が写し出されており、ようやく殿下にベッドへ押し倒されたことを自覚した。
「え、え、あの、キルベルト、様……?」
「……」
こちらを見下ろす殿下のお顔もまた美しいなぁ、なんて思っている暇も無く、突然の出来事に私の脳内は沸騰寸前で。
至極真面目な表情でこちらを見下ろす殿下のお顔がゆっくりと近付き、私は思わず瞼を力強く閉じた。
「……」
しかしいくら待っても唇に柔らかい感触は降って来ず。代わりに「……ごめん」と、小さな声が聞こえ、体に乗っていた温もりが消えたのを感じた。
瞳を開けると殿下は仰向けに横たわる私の傍に座り、視線を落としていた。
私も上体を起こし、恐る恐る声をかけてみる。
「殿下……? あの……」
「ごめん、マナカ」
「え、いやいや、そんな」
「本当にごめん。僕……」
何に対して謝っているのか分からず、私も困惑する。
額を押さえる殿下の言葉を傍で待っていると、漸くこちらを向いてくれた殿下は、泣きそうな表情をしていた。
「マナカ。僕、好きな人がいるんだ。……その人以外と、そういうことは、できない」
少なからず彼の言葉にショックを受けた私は、殿下のことを好ましく思っていたからなのか、恐らく一瞬でもその人を想いながら私を抱こうとされたからなのか、最早よく分からず。
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