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102R-18
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熱帯夜。
クーラーなんてない安アパートの一室で、俺は硝に組み敷かれていた。
「気持ちいい?海。ねえ、いい?」
「うるせえ、とっとと腰動かせ」
俺が踵で奴の尻を蹴ると、その振動で更に奥深くまで硝を受け入れる羽目になった。
「あっ、うあ」
俺は焼けつくような快感をもっと味わうため、下唇を舐めると、自分の股間に手を伸ばした。
その手を硝が叩く。
「何すんだよ」
「待って。もうちょっと我慢して。絶対にその方がイイから」
硝はそう言うと、俺の性器の根元をグッと握った。
「馬っ…やめろ」
怒鳴る俺を無視して、硝が腰を動かし始める。
「やあっ…んっ、ああ、もうダメだ」
気持ちのイイ部分を強く抉られ、俺は目を閉じるとシーツを握った。
女のように嬌声を上げながら、大きく股を開く自分を恥ずかしいと思う余裕などない。腰の奥に燻る重ったるい熱を開放したくて堪らなかった。
「な、なあ、本当に無理、もうイキたい。あっああ」
「海、目を開けて」
俺が言われた通りにすると、透きとおった緑の瞳がまつげが触れそうな距離にあった。
「俺の背中に両手回して。イカせてっておねだりして」
俺の顔は瞬時に真っ赤に染まった。
「はっ、はあ?何で俺がそんなこと…」
硝が前立腺を小刻みに叩くように腰を打ちつける。
「あっ、あっ」
俺の体がびくりとしなる。
俺は恨みの籠った視線を硝に向けた。硝はそんな俺に微笑むと、耳元に口を寄せ囁いた。
「ねえ、良くなりたいんでしょ?なら、言ってよ。俺のこと欲しがって」
俺は唇を噛むと、硝の首に両手を絡め、腰を押し付けた。
「イキたい、お前のでイカせてくれっ…あっ、あああっ」
硝が俺の性器を戒めていた手を外し、奥までグリっと差し入れた。
目がチカチカとし、快楽のあまり体がぶるぶると震えた。押し出されるようにどろりと種をまく。
「可愛かった…海」
掠れた声で硝はそう言うと、俺が吐いた白濁を指に絡め、俺の下の柔らかい茂みを梳かし始める。
「あっ、ん」
絶頂に達したばかりの俺の体は触れている硝の指先から簡単に熱を拾う。
クーラーなんてない安アパートの一室で、俺は硝に組み敷かれていた。
「気持ちいい?海。ねえ、いい?」
「うるせえ、とっとと腰動かせ」
俺が踵で奴の尻を蹴ると、その振動で更に奥深くまで硝を受け入れる羽目になった。
「あっ、うあ」
俺は焼けつくような快感をもっと味わうため、下唇を舐めると、自分の股間に手を伸ばした。
その手を硝が叩く。
「何すんだよ」
「待って。もうちょっと我慢して。絶対にその方がイイから」
硝はそう言うと、俺の性器の根元をグッと握った。
「馬っ…やめろ」
怒鳴る俺を無視して、硝が腰を動かし始める。
「やあっ…んっ、ああ、もうダメだ」
気持ちのイイ部分を強く抉られ、俺は目を閉じるとシーツを握った。
女のように嬌声を上げながら、大きく股を開く自分を恥ずかしいと思う余裕などない。腰の奥に燻る重ったるい熱を開放したくて堪らなかった。
「な、なあ、本当に無理、もうイキたい。あっああ」
「海、目を開けて」
俺が言われた通りにすると、透きとおった緑の瞳がまつげが触れそうな距離にあった。
「俺の背中に両手回して。イカせてっておねだりして」
俺の顔は瞬時に真っ赤に染まった。
「はっ、はあ?何で俺がそんなこと…」
硝が前立腺を小刻みに叩くように腰を打ちつける。
「あっ、あっ」
俺の体がびくりとしなる。
俺は恨みの籠った視線を硝に向けた。硝はそんな俺に微笑むと、耳元に口を寄せ囁いた。
「ねえ、良くなりたいんでしょ?なら、言ってよ。俺のこと欲しがって」
俺は唇を噛むと、硝の首に両手を絡め、腰を押し付けた。
「イキたい、お前のでイカせてくれっ…あっ、あああっ」
硝が俺の性器を戒めていた手を外し、奥までグリっと差し入れた。
目がチカチカとし、快楽のあまり体がぶるぶると震えた。押し出されるようにどろりと種をまく。
「可愛かった…海」
掠れた声で硝はそう言うと、俺が吐いた白濁を指に絡め、俺の下の柔らかい茂みを梳かし始める。
「あっ、ん」
絶頂に達したばかりの俺の体は触れている硝の指先から簡単に熱を拾う。
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