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「……。これである程度納得してもらえたかしら?」
雅楽は感傷に浸っているかのような揺尾に対して平坦な感情の感じられない冷たい声音で話しかけた。手を重ねて真っ直ぐに姿勢良く立つ姿は育ちの良さを強調していた。
「あぁ、だが我はそなたに対しては好意的だが、未だにニンゲンが嫌いだ。それは変わらない。だが、初めから攻撃的な態度で接しないないということだけは、説得してくれたそなたに免じて約束するとしよう。」
揺尾は不機嫌を隠さない表情でだけれど、堂々と宣言した。
「誓約書でも書きます?」
「はぁー!?…ーーか、書かんわー!!というか、そもそも誓約書なんかそんなもの要らんわー!!」
名案と言わんばかりにポンと手を叩きながら雅楽が提案したこと揺尾は怒鳴りながら一蹴した。
「あら、酷い。」
「そなた全く酷いと思っておらぬだろー!!」
キーン、クラクラとするような凄い叫び声に雅楽は思いっきりぎゅぅっと顔を顰めた。
「……うるさいわね。その無駄口しか叩けない能無しのお口を縫い付けて差し上げましょうか?」
「結構だ!!」
「………ふふふ、はは、あはははあ………!!」
雅楽はついに耐えきれなくなったと言わんばかりに爆笑し始めた。口元にてを当てて笑い転げる姿はとても可愛らしかった。
「そなた、こ、この、この知を司る賢き我を図ったな!?」
「……あなた賢い?」
「はぁー!?あまりにそれは酷くないか?」
揺尾の悲痛な声が『あやかし書堂』にこだまして響き渡った。
ビクッと本が怖がるように震えて、揺尾から逃げるためか雅楽の後ろにみんな隠れた。ふわふわビクビクと不安気にふりぇたり、揺れたりする本達は何故かとても庇護欲をそそる光景だった。
「……うるさいからいい加減に叫び倒すのをやめてくれるかしら?不愉快だし、何よりあなたの部下たる本達が相当に怯えているわ。あー、あと、私の会話の意図と裏について気が付けなかった時点で私にとってあなたはお馬鹿さんよ。」
手をパッと広げて本を庇いながら雅楽は美しい眉を顰めて揺尾を見やった。
「な!!我は感情の機敏に疎いだけだ!決して馬鹿ではない。」
少し落ち着きを取り戻した揺尾は、動揺を隠せない様子ながらも叫ぶことはやめた。
「あ、そ……。」
「……そなたは本当に我に興味が無いのだな……。」
「……それが何?
……ーーー……ーーーーーーー……。」
雅楽の後半の言葉は、全て本の立てた雑音と、不可思議なモヤによって揺尾には一切聞き取れなかった。
*******************
読んでいただきありがとうございます♪♪♪
雅楽は感傷に浸っているかのような揺尾に対して平坦な感情の感じられない冷たい声音で話しかけた。手を重ねて真っ直ぐに姿勢良く立つ姿は育ちの良さを強調していた。
「あぁ、だが我はそなたに対しては好意的だが、未だにニンゲンが嫌いだ。それは変わらない。だが、初めから攻撃的な態度で接しないないということだけは、説得してくれたそなたに免じて約束するとしよう。」
揺尾は不機嫌を隠さない表情でだけれど、堂々と宣言した。
「誓約書でも書きます?」
「はぁー!?…ーーか、書かんわー!!というか、そもそも誓約書なんかそんなもの要らんわー!!」
名案と言わんばかりにポンと手を叩きながら雅楽が提案したこと揺尾は怒鳴りながら一蹴した。
「あら、酷い。」
「そなた全く酷いと思っておらぬだろー!!」
キーン、クラクラとするような凄い叫び声に雅楽は思いっきりぎゅぅっと顔を顰めた。
「……うるさいわね。その無駄口しか叩けない能無しのお口を縫い付けて差し上げましょうか?」
「結構だ!!」
「………ふふふ、はは、あはははあ………!!」
雅楽はついに耐えきれなくなったと言わんばかりに爆笑し始めた。口元にてを当てて笑い転げる姿はとても可愛らしかった。
「そなた、こ、この、この知を司る賢き我を図ったな!?」
「……あなた賢い?」
「はぁー!?あまりにそれは酷くないか?」
揺尾の悲痛な声が『あやかし書堂』にこだまして響き渡った。
ビクッと本が怖がるように震えて、揺尾から逃げるためか雅楽の後ろにみんな隠れた。ふわふわビクビクと不安気にふりぇたり、揺れたりする本達は何故かとても庇護欲をそそる光景だった。
「……うるさいからいい加減に叫び倒すのをやめてくれるかしら?不愉快だし、何よりあなたの部下たる本達が相当に怯えているわ。あー、あと、私の会話の意図と裏について気が付けなかった時点で私にとってあなたはお馬鹿さんよ。」
手をパッと広げて本を庇いながら雅楽は美しい眉を顰めて揺尾を見やった。
「な!!我は感情の機敏に疎いだけだ!決して馬鹿ではない。」
少し落ち着きを取り戻した揺尾は、動揺を隠せない様子ながらも叫ぶことはやめた。
「あ、そ……。」
「……そなたは本当に我に興味が無いのだな……。」
「……それが何?
……ーーー……ーーーーーーー……。」
雅楽の後半の言葉は、全て本の立てた雑音と、不可思議なモヤによって揺尾には一切聞き取れなかった。
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読んでいただきありがとうございます♪♪♪
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