《完》男前な男装皇女は小動物な悪役令息をお望みです

桐生桜月姫

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35 開戦の時

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「お父様!お話がございますわ!!」

 セレスティアが仮面を被り直してすぐ、案の定アリスティアが予想通りの動きを見せた。ガイセルに腰を抱かれた状態で、皇帝の元に歩みを進めたのだ。

「ミシェル、行くぞ」

 セレスティアも小声でミシェルに声をかけ、皇帝の元に歩みを進めた。ミシェルの手は、小刻みに震えていた。

「話とはなんだ、アリスティア」
「わたくしの婚約者についてですわ!!先日、わたくしミシェル・ライバードと婚約破棄いたしましたの」
「………………」
「ですが、皇太子であるわたくしに婚約者が不在というのもあんまりよろしくないでしょう?ですから、わたくし、自分で新しい婚約者を用意いたしましたの。紹介いたします。彼がわたくしの新しい婚約者、ガイセル・グートハイルですわ」

 アリスティアの高らかな声に、会場内の貴族や皇帝が眉を歪めた。

「皇帝陛下、わたしからもお話がございます」
「お前からはなんだ、セレスティア」
「わたしの婚約者についてです」
「ミシェル・ライバード、か………」

 今知って頭を抱えているかのような皇帝の迫真の演技に、セレスティアは舌を巻いた。

(本当に、父上は知っていてなおこのような反応をするのだから、意地の悪い人だ)

 父親にも引けを取らない演技力を持つセレスティアは、心苦しそうに表向きの皇帝への説得を始めた。

「わたしは、彼と一生を共にしたいと思っています。陛下、次期皇帝を脅かさんとしてしまっているように見えてしまうわたしの行動に、どうかお慈悲をください」
「………よかろう。そなたを次期皇帝とする」

*******************

読んでいただきありがとうございます😊😊😊

新作を始めました♪

題名は

『本好き元地味令嬢~婚約破棄に浮かれていたら王太子妃になりました~』

です。
紹介文は

 シャーロット侯爵令嬢は地味で大人しいが、勉強・魔法がパーフェクトでいつも1番、それが婚約破棄されるまでの彼女の周りからの評価だった。
 だが、婚約破棄されて現れた本来の彼女は輝かんばかりの銀髪にアメジストの瞳を持つ超絶美人な行動過激派だった⁉︎
 本が大好きな彼女は婚約破棄後に国立図書館の司書になるがそこで待っていたのは幼馴染である王太子からの溺愛⁉︎

~これはシャーロットの婚約破棄から始まる波瀾万丈の人生を綴った物語である~

です!
よろしくお願いします!!




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感想 3

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