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第一部『ベッティオル皇国編』
不穏な事件と、密やかな防衛線(1)
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リタが動くたび、紫色のタフタ生地が光を反射して濃淡を変え、シャリシャリと軽やかな衣擦れの音を立てる。
リタが「ど、どうですかね?」と尋ねると、ステファニアはにっこり微笑み、頷いた。
「本当に愛らしいわ。リタ。まるで花が咲いたようね。お父様が送ってくれた品を、こんなにも着こなしてくれる人がいて、私も嬉しいわ」
想像以上の賛辞に、リタの頬が照れたように赤く染まる。
「あ、ありがとうございます。……でも、本当に私がもらっていいんですか?」
「ええ、もちろんよ。あいにく私には少し若すぎるデザインだから……リタが着てくれたら助かるわ。私の元にあっても、そのドレスを着る日はこないでしょうから」
リタは己のドレスを見下ろし、『その気持ちはわかる気がする』と思った。ステファニアは長身のスレンダーで、どちらかというと大人っぽいデザインのものが似合う。対してリタの身長はステファニアよりも五センチ以上も小さく、胸も尻も出るところは出ている健康的な体型。童顔なので、どちらかというとかわいらしいデザインが似合う。まさに今着ているドレスのように。リタはありがたくドレスを譲ってもらうことにした。針子たちがすぐに最後のサイズ調整に入る。
ステファニアはリタから視線を逸らし、バレないように開いた扇の内側で安堵の吐息をもらした。――よかった。もらってくれて、と。
最近のダニエーレは露骨だ。どう見てもステファニアではなくリタに似合いそうなプレゼントの数々。しかも、靴のようなサイズを変更できないようなものはいっさい送ってこない。まあ、ステファニアはそんなことでいちいち傷つくような性格ではないが。大変なのは『リタをどうやって納得させ、受け取らせるか』だ。ダニエーレの魂胆を伝えたらリタは決して受け取ってはくれないだろう。それではステファニアも困る。ダニエーレになにを言われるかわからない。
結果、こうして物がある程度溜まってからリタを呼び寄せ、渡すことにした。
ステファニアとしてはリタに会う理由ができ、周りにも仲の良さをアピールすることができるので一石二鳥。皇女で次期王太子妃のステファニアの庇護下にリタがいるとわかれば、ある程度けん制にはなるだろう。リタを元平民だと侮っている者たちへの。
そんなことをステファニアが考え、動いてくれていることなど知らないリタは、宝石箱の中身を見ながら考え込んでいた。
「どうしたのリタ?」
「あの……この宝石なんですけど、売るのはダメですかね?」
「リタにあげたものだから、好きに使ってもらって結構だけれど……お金が入用なの?」
「いえ、なんというか……もし、ステファニア様がいいと言ってくださるなら、これを売って、得たお金は薬を入れる容器代に回そうかなと。それができるんであれば、今以上に薬の納品ができるので」
「そうなのね。だったら、いっそのこと容器を作る工房を一つ買い取ってしまうのはどうかしら? 宝石類は今後もお父様が送ってくるでしょうから、その分も全て資金に回せばいいわ」
「え?! いや、それはさすがにっ」
「いいのよ。正直、宝石もドレスもこれ以上必要ないもの。それよりもリタに投資した方がよっぽどこの国のためになるわ。その素晴らしいアイデアに私が協力するのは、王太子の婚約者として当然のことよ」
ステファニアの言葉にリタは感動したように目を輝かせる。
「さすがですステファニア様!」
「リタこそ。すでに薬師として国に貢献しているというのに、さらに尽くそうとするなんて。本当に立派だわ」
ステファニアの認識では、貴族というものは十人いたとしたら半数以上は今みたいな状況になれば、宝石を己の懐にしまうもの、だと思っている。
だが、リタは「そんなことは……」と謙遜する。ステファニアが眩しい者をみるようなまなざしをリタに向けていると、リタはいいことを思いついたとでもいうように「あ!」と声を上げた。
「では、共同出資ということにしましょう。それで、売り上げの幾分かをステファニア様にお渡しします!」
「あら、別にその必要は……」
「だめです。こういうことはちゃんとしておかないと。ただ私、お金周りのことは苦手なので……アルに頼んでもいいですか? 工房の買い取りとかも、アルの方が詳しいと思うんで」
「ええ。もちろんよ」
「ありがとうございます。では、この宝石はありがたく頂戴しますね」
大金を抱えるように宝石箱を持ち上げたリタに、「ええ」とほほ笑み、頷き返すステファニア。
そして、側に控えていた者たちは皆、自分たちが到底手に入れることはできない宝石を簡単に手放し、国のために使おうとする二人へ尊敬のまなざしを向けるのだった。
宝石の使い道が決まり、一息ついたリタ。不意に脳内にネロの声が響いた。
『誰かくるわよ。なにかあったみたい』
リタは警戒心を扉へと向ける。突然雰囲気の変わったリタに、ステファニアはどうしたのかと尋ねようとした。が、次の瞬間誰かが速足で近づいてくる音が部屋の外から聞こえ、止めた。
焦った様子でやってきたのは、アレッサンドロから言伝を頼まれた伝令係。
内容は『皇帝からの依頼でステファニア宛のプレゼントを運んでいた商会の者たちが途中で奇襲を受けた』というものだった。
ステファニアの表情が変わる。
「ごめんなさいリタ。今日はこの辺でいいかしら」
「もちろんです。ステファニア様、私も行きます」
「いいえ、リタ。この件にあなたは関係ないから……」
「いえ、負傷者がいる可能性があるのであれば、私も行きます。『薬師』としてできることがあるかもしれませんから。それに、今後のことも考えれば、完全に関係ないとは言えないかと……」
商会の人たちには今後もプレゼントを持ってきてもらわないと困る。そのためにも商会の人たちには元気になって帰ってもらわないと! と、力説するリタ。リタの強いまなざしに、ステファニアは折れた。
「わかったわ。ただし、アレッサンドロから注意されたらおとなしく出ていくのよ?」
「はい!」
ステファニアは仕方ないと立ち上がる。リタも宝石箱をアンナに預け、後でトランクを持ってくるように言い含めてから、ステファニアの後に続いた。
伝令係が案内した先は、貴賓用の小応接室だった。
伝令役がリタとステファニアの到着を告げ、中から入室許可が下りる。
部屋の中に入ってまず感じたのは鼻につく血の匂い。ステファニアの表情が一瞬強張る。一方、リタは冷静だった。今すぐケガの状態を把握したいところだったが、勝手に動いてはいけないことくらいリタも理解している。そこで、室内にいたアルフレードの横にしれっと並んだ。アルフレードの「なんでリタまでここに?」という視線を無視して、ケガ人へと視線を向ける。負傷者は三名。酷い怪我を負っているのは一名で、残りの二名は軽傷。全員商会が雇っている護衛のようだ。命の危険はないようでホッとした――のもつかの間、商会の代表らしき小太りの男が喚いている声が耳に障り、思わず眉間に皺を寄せた。
「ですから! 境界を越えた、と思ったら狙われたんです! 犯人は私が皇室御用達商会の代表であることや、私がステファニア皇女殿下へのプレゼントを運んでいると知った上で狙ってきたに違いありません。ああ! 皇帝陛下になんとご報告をすればいいのか! まさかボナパルト王国でこのようなことが起きるとは!」
小太りの男は、大げさなくらいに嘆いている。
「アレッサンドロ王太子殿下」
アレッサンドロの名を呼んだステファニアの声色に、普段の親しみはない。
「詳細をお聞きしても?」
「ああ。ピッチニーニ商会会長、説明をもう一度ステファニア皇女殿下にしてもらえるか?」
「ええ! もちろんですとも!」
興奮した様子でピッチニーニ商会会長フランコは話し始めた。
今回の皇帝からのプレゼントは大変珍しく、市場価値の高い宝石だったという。その宝石を運んでいる途中に――フランコ曰く、ボナパルト王国に入ってから――襲われ、奪われたらしい。しつこいくらいに『ボナパルト王国に入ってから』を強調している。ただ、ボナパルト王国に責を負わせたいからなのか。それとも、なにか知っている上で、隠そうとしているのか。どちらなのだろうかと皆はじっとフランコを見つめる。
リタが「ど、どうですかね?」と尋ねると、ステファニアはにっこり微笑み、頷いた。
「本当に愛らしいわ。リタ。まるで花が咲いたようね。お父様が送ってくれた品を、こんなにも着こなしてくれる人がいて、私も嬉しいわ」
想像以上の賛辞に、リタの頬が照れたように赤く染まる。
「あ、ありがとうございます。……でも、本当に私がもらっていいんですか?」
「ええ、もちろんよ。あいにく私には少し若すぎるデザインだから……リタが着てくれたら助かるわ。私の元にあっても、そのドレスを着る日はこないでしょうから」
リタは己のドレスを見下ろし、『その気持ちはわかる気がする』と思った。ステファニアは長身のスレンダーで、どちらかというと大人っぽいデザインのものが似合う。対してリタの身長はステファニアよりも五センチ以上も小さく、胸も尻も出るところは出ている健康的な体型。童顔なので、どちらかというとかわいらしいデザインが似合う。まさに今着ているドレスのように。リタはありがたくドレスを譲ってもらうことにした。針子たちがすぐに最後のサイズ調整に入る。
ステファニアはリタから視線を逸らし、バレないように開いた扇の内側で安堵の吐息をもらした。――よかった。もらってくれて、と。
最近のダニエーレは露骨だ。どう見てもステファニアではなくリタに似合いそうなプレゼントの数々。しかも、靴のようなサイズを変更できないようなものはいっさい送ってこない。まあ、ステファニアはそんなことでいちいち傷つくような性格ではないが。大変なのは『リタをどうやって納得させ、受け取らせるか』だ。ダニエーレの魂胆を伝えたらリタは決して受け取ってはくれないだろう。それではステファニアも困る。ダニエーレになにを言われるかわからない。
結果、こうして物がある程度溜まってからリタを呼び寄せ、渡すことにした。
ステファニアとしてはリタに会う理由ができ、周りにも仲の良さをアピールすることができるので一石二鳥。皇女で次期王太子妃のステファニアの庇護下にリタがいるとわかれば、ある程度けん制にはなるだろう。リタを元平民だと侮っている者たちへの。
そんなことをステファニアが考え、動いてくれていることなど知らないリタは、宝石箱の中身を見ながら考え込んでいた。
「どうしたのリタ?」
「あの……この宝石なんですけど、売るのはダメですかね?」
「リタにあげたものだから、好きに使ってもらって結構だけれど……お金が入用なの?」
「いえ、なんというか……もし、ステファニア様がいいと言ってくださるなら、これを売って、得たお金は薬を入れる容器代に回そうかなと。それができるんであれば、今以上に薬の納品ができるので」
「そうなのね。だったら、いっそのこと容器を作る工房を一つ買い取ってしまうのはどうかしら? 宝石類は今後もお父様が送ってくるでしょうから、その分も全て資金に回せばいいわ」
「え?! いや、それはさすがにっ」
「いいのよ。正直、宝石もドレスもこれ以上必要ないもの。それよりもリタに投資した方がよっぽどこの国のためになるわ。その素晴らしいアイデアに私が協力するのは、王太子の婚約者として当然のことよ」
ステファニアの言葉にリタは感動したように目を輝かせる。
「さすがですステファニア様!」
「リタこそ。すでに薬師として国に貢献しているというのに、さらに尽くそうとするなんて。本当に立派だわ」
ステファニアの認識では、貴族というものは十人いたとしたら半数以上は今みたいな状況になれば、宝石を己の懐にしまうもの、だと思っている。
だが、リタは「そんなことは……」と謙遜する。ステファニアが眩しい者をみるようなまなざしをリタに向けていると、リタはいいことを思いついたとでもいうように「あ!」と声を上げた。
「では、共同出資ということにしましょう。それで、売り上げの幾分かをステファニア様にお渡しします!」
「あら、別にその必要は……」
「だめです。こういうことはちゃんとしておかないと。ただ私、お金周りのことは苦手なので……アルに頼んでもいいですか? 工房の買い取りとかも、アルの方が詳しいと思うんで」
「ええ。もちろんよ」
「ありがとうございます。では、この宝石はありがたく頂戴しますね」
大金を抱えるように宝石箱を持ち上げたリタに、「ええ」とほほ笑み、頷き返すステファニア。
そして、側に控えていた者たちは皆、自分たちが到底手に入れることはできない宝石を簡単に手放し、国のために使おうとする二人へ尊敬のまなざしを向けるのだった。
宝石の使い道が決まり、一息ついたリタ。不意に脳内にネロの声が響いた。
『誰かくるわよ。なにかあったみたい』
リタは警戒心を扉へと向ける。突然雰囲気の変わったリタに、ステファニアはどうしたのかと尋ねようとした。が、次の瞬間誰かが速足で近づいてくる音が部屋の外から聞こえ、止めた。
焦った様子でやってきたのは、アレッサンドロから言伝を頼まれた伝令係。
内容は『皇帝からの依頼でステファニア宛のプレゼントを運んでいた商会の者たちが途中で奇襲を受けた』というものだった。
ステファニアの表情が変わる。
「ごめんなさいリタ。今日はこの辺でいいかしら」
「もちろんです。ステファニア様、私も行きます」
「いいえ、リタ。この件にあなたは関係ないから……」
「いえ、負傷者がいる可能性があるのであれば、私も行きます。『薬師』としてできることがあるかもしれませんから。それに、今後のことも考えれば、完全に関係ないとは言えないかと……」
商会の人たちには今後もプレゼントを持ってきてもらわないと困る。そのためにも商会の人たちには元気になって帰ってもらわないと! と、力説するリタ。リタの強いまなざしに、ステファニアは折れた。
「わかったわ。ただし、アレッサンドロから注意されたらおとなしく出ていくのよ?」
「はい!」
ステファニアは仕方ないと立ち上がる。リタも宝石箱をアンナに預け、後でトランクを持ってくるように言い含めてから、ステファニアの後に続いた。
伝令係が案内した先は、貴賓用の小応接室だった。
伝令役がリタとステファニアの到着を告げ、中から入室許可が下りる。
部屋の中に入ってまず感じたのは鼻につく血の匂い。ステファニアの表情が一瞬強張る。一方、リタは冷静だった。今すぐケガの状態を把握したいところだったが、勝手に動いてはいけないことくらいリタも理解している。そこで、室内にいたアルフレードの横にしれっと並んだ。アルフレードの「なんでリタまでここに?」という視線を無視して、ケガ人へと視線を向ける。負傷者は三名。酷い怪我を負っているのは一名で、残りの二名は軽傷。全員商会が雇っている護衛のようだ。命の危険はないようでホッとした――のもつかの間、商会の代表らしき小太りの男が喚いている声が耳に障り、思わず眉間に皺を寄せた。
「ですから! 境界を越えた、と思ったら狙われたんです! 犯人は私が皇室御用達商会の代表であることや、私がステファニア皇女殿下へのプレゼントを運んでいると知った上で狙ってきたに違いありません。ああ! 皇帝陛下になんとご報告をすればいいのか! まさかボナパルト王国でこのようなことが起きるとは!」
小太りの男は、大げさなくらいに嘆いている。
「アレッサンドロ王太子殿下」
アレッサンドロの名を呼んだステファニアの声色に、普段の親しみはない。
「詳細をお聞きしても?」
「ああ。ピッチニーニ商会会長、説明をもう一度ステファニア皇女殿下にしてもらえるか?」
「ええ! もちろんですとも!」
興奮した様子でピッチニーニ商会会長フランコは話し始めた。
今回の皇帝からのプレゼントは大変珍しく、市場価値の高い宝石だったという。その宝石を運んでいる途中に――フランコ曰く、ボナパルト王国に入ってから――襲われ、奪われたらしい。しつこいくらいに『ボナパルト王国に入ってから』を強調している。ただ、ボナパルト王国に責を負わせたいからなのか。それとも、なにか知っている上で、隠そうとしているのか。どちらなのだろうかと皆はじっとフランコを見つめる。
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