93 / 517
キラキラ? 私の夏休みラスト編
第93話 終わる夏休み、足掻くはづき伝説
しおりを挟む
うおおおお!
夏休みが終わる! 終わってしまうううう。
夏休み最終日前日。
私はツブヤキックスでフォロワーに業務連絡した。
『夏休みくんが虫の息なんです!! 私はこのちょっぴり残った夏休みを楽しまなくてはいけないので、今日と明日の配信はお休みします!!』
いつもは、身勝手かな? とか、もっと謙虚にしたほうがいいかな、とかそんな気持ちが働くんだけれど。
今日はそんなことを考える余裕もない。
夏休みはあと48時間も無いのだ!!
幸い、お前らはとても懐が深い。
『はづきっち高校一年生の夏休み終わりか』『あっという間に終わっちゃうもんなあ』『存分に楽しんで来て!』『報告できてえらい』
親目線~!
中には、『俺もこれから宿題! はづきっち一緒にがんばろ!』とか『陰の者としては最終日だからこそ家でクーラーきかせて動画見て過ごしたい……』などなどがあった。
うんうん。
私は宿題を一瞬で終わらせてあるし、夏休みの後半は陽の者に擬態して活動することに決めているのだよ……!!
ということで!
「まだ今年の夏はそうめんを食べてなかった!」
大変なことに気づいた私は、まずそうめんを茹でることにしたのだった。
「あなたずっと配信で忙しくて、お昼はいなかったものねえ。それから冷やし中華大好きでしょ? 家にいる時はずーっと冷やし中華だったわね」
「言われてみればそうでした」
母の言葉に納得する私。
だが、それはそうとそうめんを食べたい。
「今日のお昼は私が作るから!」
「あら本当!? ありがとう! 楽しみだわー」
こうして、マイバッグをぶら下げてスーパーに自転車を走らせる私なのだった。
中級、上級、特級、ブランドもの。
そうめんはランクが上がるとめちゃくちゃ味が良くなる。
やはり記念にはブランドものを……。
私は緊張に震える手で、そうめんを掴んだ。
上級を。
「くう、貧乏性……」
お金はあるが、高いものを買おうと思うと躊躇してしまうのだ!
配信中はそうでもないのに。
リアルな私は小市民。
そうめんと具材を買って外に出ると、近くの家電量販店で夏の電化製品売りつくしみたいなセールをしてた。
あ、わ、私の等身大POPがある……!
エアコンフェアかあ……!
覚えがあり過ぎる。
兄がバリバリと企業コラボ案件を受注してるみたいなのだ。
私にもちゃんと連絡は来るし、合間を縫って素材を撮影したりしてるんだけど……。
こうして実物を見ると気恥ずかしい……。
ジャージ姿の女がエアコンを地面において仁王立ちしているPOP……。
どこにニーズがあるんだ。
「あっ、はづきっちだ!」
「等身大POP超かわいくない?」
「かーわーいーいー!」
なんか陽の者オーラを放つ女子高生グループが通りかかり、私の等身大POPと一緒に自撮りを始めてしまった。
ニ、ニーズがある!!
はー、世の中の流行りは分かりませんわ……。
女子高生たちが立ち去った後、私も一応自分とPOPで自撮りしてから帰った。
後で加工してアップしよう……。
さて、帰宅したら既に茹でるためのお湯が沸いており、バッチリな環境が整っていた。
「仕事の気晴らしに準備しちゃった。あなたが道草しながら帰ってくる時間を逆算たけどバッチリだったわね」
「私の行動が読まれてる……! でもありがたいー」
さっと手洗いなどをして、お料理に取り掛かった。
そうめんを、茹でる!!
お野菜と卵焼きを細かく切る!
私のそうめんは、基本的に冷やし中華と具材が一緒なのだ。
ハム、きゅうり、玉子焼き、これだけは冷やし中華に使わないネギ。
完璧じゃないか……。
山盛りのそうめんが完成した。
母と二人で、お昼のバラエティなどを垂れ流しながらひたすら食べる。
美味しい美味しい。
どんどん入る。
母が4割、私が6割食べた。
親戚からもよく食べる親子と言われています。
ご飯を食べたら眠くなったので、ソファにもたれてぐうぐうと寝た。
後片付けは母にやってもらってしまったので大変申し訳無い。
夕飯の後片付けはやるから……。
むにゃむにゃ。
目覚めたら午後三時である。
「あひー」と私は発した。
「い、い、一日が終わる、終わってしまうぅ」
そうめん買いに行って、等身大POPと自撮りして、そうめん食べて昼寝しただけ!!
貴重な最後の二日間が!
「恐ろしい恐ろしい……。時間が一瞬で溶けていく……。夏休みは儚い……」
震えながら、自撮りを加工してアバターを被せ、きら星はづきにしてツブヤキックスに流した。
ワーッとコメントが集まってくる。
※『ダブルはづきっちじゃん!』『私もPOP撮りにいこ!』『うちの電気店でも見つけたよー!!』
みんなに話題を提供できたみたいだ。
よしよし。
コメントを確認していいねを押していたら、気づくと午後四時半である。
「あひー」と私は発した。
「い、いち、一日が終わる、終わるところだ!」
外からはひぐらしの鳴き声も聞こえてきて、夏の終わりを感じさせてくれる。
これでまた焦るんだ。
「そ、外に出なくちゃ」
「ランニング? もう少し日が傾いてからの方がいいわよ」
「あ、それもそうか」
母に言われて納得し、仕事をする母の横でスマホをポチポチした。
そろそろ夕方だろう。
午後五時半。
「あひー、一日が終わるぅ」
「そうやって一日が終わる終わるって嘆いているから、時間が経つのが早く感じられるのよ? もっとどーんと構えてたほうがいいわ。案外時間がゆっくり過ぎるかも」
「な、なるほど……」
母の含蓄ある言葉に、私はふんふん頷いたのだった。
そして、やや涼しめになった頃合いで外に出る。
完全に日が落ちるまで、近所を走るのだ。
日々の元気な配信活動は、こういう体作りから始まる……。
同じ時間にランニングしてるおじさんやおばさんに挨拶され、会釈を返す。
一時間くらい近所や公園を走り回り、スポーツドリンクを買って水分補給をし、帰宅してシャワーで汗を流し、母が用意してくれた夕食を食べて、歯を磨いてまったりしていたら……。
──朝だった。
な、何が起こったのか私にも分からない。
時間が……時間が飛ばされた!?
何らかの攻撃を受けている!?
「あらおはよう。今日は早いのね。夏休み最終日でしょう? でも、あなたは宿題全部終わっているから安心よね」
い、一日経過している!
ただただ、健康的に過ごして早い時間に爆睡しただけだった!
私の夏休み、残り一日……!!
夏休みが終わる! 終わってしまうううう。
夏休み最終日前日。
私はツブヤキックスでフォロワーに業務連絡した。
『夏休みくんが虫の息なんです!! 私はこのちょっぴり残った夏休みを楽しまなくてはいけないので、今日と明日の配信はお休みします!!』
いつもは、身勝手かな? とか、もっと謙虚にしたほうがいいかな、とかそんな気持ちが働くんだけれど。
今日はそんなことを考える余裕もない。
夏休みはあと48時間も無いのだ!!
幸い、お前らはとても懐が深い。
『はづきっち高校一年生の夏休み終わりか』『あっという間に終わっちゃうもんなあ』『存分に楽しんで来て!』『報告できてえらい』
親目線~!
中には、『俺もこれから宿題! はづきっち一緒にがんばろ!』とか『陰の者としては最終日だからこそ家でクーラーきかせて動画見て過ごしたい……』などなどがあった。
うんうん。
私は宿題を一瞬で終わらせてあるし、夏休みの後半は陽の者に擬態して活動することに決めているのだよ……!!
ということで!
「まだ今年の夏はそうめんを食べてなかった!」
大変なことに気づいた私は、まずそうめんを茹でることにしたのだった。
「あなたずっと配信で忙しくて、お昼はいなかったものねえ。それから冷やし中華大好きでしょ? 家にいる時はずーっと冷やし中華だったわね」
「言われてみればそうでした」
母の言葉に納得する私。
だが、それはそうとそうめんを食べたい。
「今日のお昼は私が作るから!」
「あら本当!? ありがとう! 楽しみだわー」
こうして、マイバッグをぶら下げてスーパーに自転車を走らせる私なのだった。
中級、上級、特級、ブランドもの。
そうめんはランクが上がるとめちゃくちゃ味が良くなる。
やはり記念にはブランドものを……。
私は緊張に震える手で、そうめんを掴んだ。
上級を。
「くう、貧乏性……」
お金はあるが、高いものを買おうと思うと躊躇してしまうのだ!
配信中はそうでもないのに。
リアルな私は小市民。
そうめんと具材を買って外に出ると、近くの家電量販店で夏の電化製品売りつくしみたいなセールをしてた。
あ、わ、私の等身大POPがある……!
エアコンフェアかあ……!
覚えがあり過ぎる。
兄がバリバリと企業コラボ案件を受注してるみたいなのだ。
私にもちゃんと連絡は来るし、合間を縫って素材を撮影したりしてるんだけど……。
こうして実物を見ると気恥ずかしい……。
ジャージ姿の女がエアコンを地面において仁王立ちしているPOP……。
どこにニーズがあるんだ。
「あっ、はづきっちだ!」
「等身大POP超かわいくない?」
「かーわーいーいー!」
なんか陽の者オーラを放つ女子高生グループが通りかかり、私の等身大POPと一緒に自撮りを始めてしまった。
ニ、ニーズがある!!
はー、世の中の流行りは分かりませんわ……。
女子高生たちが立ち去った後、私も一応自分とPOPで自撮りしてから帰った。
後で加工してアップしよう……。
さて、帰宅したら既に茹でるためのお湯が沸いており、バッチリな環境が整っていた。
「仕事の気晴らしに準備しちゃった。あなたが道草しながら帰ってくる時間を逆算たけどバッチリだったわね」
「私の行動が読まれてる……! でもありがたいー」
さっと手洗いなどをして、お料理に取り掛かった。
そうめんを、茹でる!!
お野菜と卵焼きを細かく切る!
私のそうめんは、基本的に冷やし中華と具材が一緒なのだ。
ハム、きゅうり、玉子焼き、これだけは冷やし中華に使わないネギ。
完璧じゃないか……。
山盛りのそうめんが完成した。
母と二人で、お昼のバラエティなどを垂れ流しながらひたすら食べる。
美味しい美味しい。
どんどん入る。
母が4割、私が6割食べた。
親戚からもよく食べる親子と言われています。
ご飯を食べたら眠くなったので、ソファにもたれてぐうぐうと寝た。
後片付けは母にやってもらってしまったので大変申し訳無い。
夕飯の後片付けはやるから……。
むにゃむにゃ。
目覚めたら午後三時である。
「あひー」と私は発した。
「い、い、一日が終わる、終わってしまうぅ」
そうめん買いに行って、等身大POPと自撮りして、そうめん食べて昼寝しただけ!!
貴重な最後の二日間が!
「恐ろしい恐ろしい……。時間が一瞬で溶けていく……。夏休みは儚い……」
震えながら、自撮りを加工してアバターを被せ、きら星はづきにしてツブヤキックスに流した。
ワーッとコメントが集まってくる。
※『ダブルはづきっちじゃん!』『私もPOP撮りにいこ!』『うちの電気店でも見つけたよー!!』
みんなに話題を提供できたみたいだ。
よしよし。
コメントを確認していいねを押していたら、気づくと午後四時半である。
「あひー」と私は発した。
「い、いち、一日が終わる、終わるところだ!」
外からはひぐらしの鳴き声も聞こえてきて、夏の終わりを感じさせてくれる。
これでまた焦るんだ。
「そ、外に出なくちゃ」
「ランニング? もう少し日が傾いてからの方がいいわよ」
「あ、それもそうか」
母に言われて納得し、仕事をする母の横でスマホをポチポチした。
そろそろ夕方だろう。
午後五時半。
「あひー、一日が終わるぅ」
「そうやって一日が終わる終わるって嘆いているから、時間が経つのが早く感じられるのよ? もっとどーんと構えてたほうがいいわ。案外時間がゆっくり過ぎるかも」
「な、なるほど……」
母の含蓄ある言葉に、私はふんふん頷いたのだった。
そして、やや涼しめになった頃合いで外に出る。
完全に日が落ちるまで、近所を走るのだ。
日々の元気な配信活動は、こういう体作りから始まる……。
同じ時間にランニングしてるおじさんやおばさんに挨拶され、会釈を返す。
一時間くらい近所や公園を走り回り、スポーツドリンクを買って水分補給をし、帰宅してシャワーで汗を流し、母が用意してくれた夕食を食べて、歯を磨いてまったりしていたら……。
──朝だった。
な、何が起こったのか私にも分からない。
時間が……時間が飛ばされた!?
何らかの攻撃を受けている!?
「あらおはよう。今日は早いのね。夏休み最終日でしょう? でも、あなたは宿題全部終わっているから安心よね」
い、一日経過している!
ただただ、健康的に過ごして早い時間に爆睡しただけだった!
私の夏休み、残り一日……!!
20
あなたにおすすめの小説
能力『ゴミ箱』と言われ追放された僕はゴミ捨て町から自由に暮らすことにしました
御峰。
ファンタジー
十歳の時、貰えるギフトで能力『ゴミ箱』を授かったので、名門ハイリンス家から追放された僕は、ゴミの集まる町、ヴァレンに捨てられる。
でも本当に良かった!毎日勉強ばっかだった家より、このヴァレン町で僕は自由に生きるんだ!
これは、ゴミ扱いされる能力を授かった僕が、ゴミ捨て町から幸せを掴む為、成り上がる物語だ――――。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
召喚されたら無能力だと追放されたが、俺の力はヘルプ機能とチュートリアルモードだった。世界の全てを事前に予習してイージーモードで活躍します
あけちともあき
ファンタジー
異世界召喚されたコトマエ・マナビ。
異世界パルメディアは、大魔法文明時代。
だが、その時代は崩壊寸前だった。
なのに人類同志は争いをやめず、異世界召喚した特殊能力を持つ人間同士を戦わせて覇を競っている。
マナビは魔力も闘気もゼロということで無能と断じられ、彼を召喚したハーフエルフ巫女のルミイとともに追放される。
追放先は、魔法文明人の娯楽にして公開処刑装置、滅びの塔。
ここで命運尽きるかと思われたが、マナビの能力、ヘルプ機能とチュートリアルシステムが発動する。
世界のすべてを事前に調べ、起こる出来事を予習する。
無理ゲーだって軽々くぐり抜け、デスゲームもヌルゲーに変わる。
化け物だって天変地異だって、事前の予習でサクサククリア。
そして自分を舐めてきた相手を、さんざん煽り倒す。
当座の目的は、ハーフエルフ巫女のルミイを実家に帰すこと。
ディストピアから、ポストアポカリプスへと崩壊していくこの世界で、マナビとルミイのどこか呑気な旅が続く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる