淫魔の花嫁(ただし8人目)

無芸百逹

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ふたりきりの甘いヒトトキ①【ふたなり画像あります、閲覧要注意!】

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 りなとあかねが砂浜で出会う少し前。
奏も目覚めた。むにゃむにゃと目を擦りたいのだが、手が動かない。と、いうより身動きひとつできなかった。急に意識がハッキリしてきた。
「ん……あれ? あれ? どうなって……」
それもその筈、何故かシーツでぐるぐると簀巻すまきにされていたのだ。
「な、なによこれ……」

 奏は辺りを見渡した。
どうやら舞の部屋のようだ。全員まだ寝ている……と思ったが、あかねとりなの姿だけなかった。恐らく、舞の隣のシーツがあかねが居た場所だろう。
両脇を見ると、サラとヒトミも同じく巻き寿司のようになっていた。
……なんでこれでスヤスヤ眠れるのよ……と思ったが、あまり他人の事を言える立場でもなさそうだった。
とにかくこの情け無い姿から解放されたいのだが、右に転がればヒトミにぶつかるし、左にはサラがいる。
「……」
背に腹はかえられない。恥ずかしいが、奏は毛虫のように伸びたり縮んだりしながら、前方へ進んだ。

 まったく、あかねとりなったら。
お姉ちゃんをこんなにみっともない姿のままでほったらかしにするなんて。
奏はちょびっとだけ憤慨した。
モソモソとなんとか舞の側に辿りついた。
「舞……舞……」
背を向けて眠る舞に、ヒソヒソと呼びかける。
「んー……むにゃ……」
舞が寝返りをうつと、丁度舞の手が奏のシーツに当たった。その衝撃で目が覚めたようである。目をショボショボとさせていたが、奏が簀巻きになっているのに気が付いた。
「んー? かなで? それ、なにしてんの……?」
奏は赤面した。
「わ……わかんないんだけど……これ、ほどいてくれる?」

 「うふ、うふふふふ♡なに、それ♡」
舞が珍しく大声で笑った。奏はまだ顔が赤い。
とりあえずから救出してもらえたので、二人でバルコニーに出た。バルコニーと言っても、凄まじい面積で、ウッドデッキにプール、それに屋根もある。その屋根の上が屋上の一部なのだ。
二人はプールサイドに腰掛けた。

 「……それで、踊り場で、三人でセックスしてたんでしょ?」
「そうなのよ……私の上にヒトミが乗っかったトコまでは覚えてるんだけどね……」
「じゃあ……きっとママのイタズラね♡」
そう言うと、思い出してぷぷ、と笑った。
「あーもー、ひどい♡そんなに笑わなくてもいーじゃない♡」
舞の肩にこつんと肩をぶつけた。結局、奏も釣られて笑ってしまう。二人は少しの間、空を見上げながら笑い合った。

 「ね、覚えてる? プールの授業」
舞が突然言い出した。
ーー多分、の事だ。
奏は顔を再び赤らめた。
「お、覚えてるわよ……当たり前でしょ♡……えっち♡」
ーーそれは、あかねが入学する一年前の話。
水泳の授業中の事だった。
プールに皆が飛び込んだ直後、体育の先生が呼び出された。そこで授業が中断されてしまったのである。
ザブリと水から上がった奏は、なんとプールサイドで舞に押し倒されてしまった。
勿論、舞と奏のカップルは校内でも有名だった。だが、クラスの皆の前でセックスを始めるとは誰も思っていなかった。

 ーー今思えば、あの辺りから、舞は淫魔としての記憶を取り戻し始めたのかもしれない。


 「じゃあ」
舞が顔を赤らめた。
「あの時の水着、奏に着て欲しいな♡」
そう言って、勃起を見せつけてくる。
「舞……♡」
「あの時はさ、チンポなかったから……奏を本当に……満足させてあげられたか、気になってたの……♡」
あの時、二人揃ってイきまくったセックスの激しさに、クラスの殆どの子がオナニー始めたと思うんだけど……。
奏はそう記憶してはいたが、口には出さずに腕輪に触れた。
薄くてテラテラしていた、あの新スクール水着に、奏は着替えた。

 「うわ、えろ……♡」
舞が唾を飲む音が聞こえた。
二人とも、あの時より外見が大人びた。全く同じという訳にはいかない。何より、今は愛する人をぐちゃぐちゃにする為の肉棒モノがある。
ただ、それでも、今の二人はあの日に戻っていた。

 「ふふ♡チンポかたーくしちゃって♡水着が凄い形になってる♡」
水着をギチギチに押し上げる肉棒。亀頭から竿まで、クッキリと形が浮いていた。舞が嬉しそうに指先で触れる。
竿の付け根を、短い爪の先で優しくコショコショと引っ掻いてきた。
「ん♡くすぐったい……♡」
奏の中で小さな記憶がフラッシュバックした。あの日、プールから上がって押し倒された時。クラスの皆がざわつく中、最初に乳首を引っ掻かれたのだ。……今みたいに。
水着の先端が濡れた。

 「思い出した……? 奏♡」
舞はゆっくり股間に顔を近づけた。
「うん♡思い出した……♡みんなが……見てる前で……んっ♡」
じゅる、ぐぢゅっ
水着ごしにフェラが始まる。
ーーそう、皆の前で、クンニされた。
「んっ♡ふっ、舞……っ♡」
過去の自分とシンクロしていくようだ。
じゅぼ、ずっじゅぼ、ぶぼっ
「らひて♡いっかい♡のまへてっ♡」
舞の淫靡な表情に射精感が込み上げてくる。
水着ごしのフェラも、捨てがたい快感があった。水着がまるで皮膚のように感じる程、舞の唇が吸い付いてくる。
「舞……まいっ♡でる♡でるでるっ♡」
じゅうぅぅぅぅるるっ!
鼻の下を伸ばして、下品な顔で吸い上げる。舞の美しい顔が歪む。奏は我慢できなくなった。
ぶび! ぶびゅ! びゅしゅっ!
「お゛っほ♡ぎもぢ……い゛っ♡」
「んぶ♡じゅ……じゅるっ! んぐ、んぐっ♡じゅるるるっ!」
水着の中に放たれる熱い濁流。舞は一滴もこぼさないように懸命に嚥下えんかする。

 恍惚とした表情で、ぐちゃぐちゃと口に残した精液を咀嚼する。声は出さない。だが、奏には美味しいと聞こえる。
「舞♡私にも♡」
舞の唇を奪う。唾液も舌も精液も、全てが混ぜこぜになっていく。
蕩ける口づけ。舞は奏を抱きしめた。
「ん♡ちゅる……じゅる♡」
奏も舞の腰に手を回す。より深く舌を絡めた時、舞がグラリと体重を傾けた。

 プールに大きな水柱が立った。
大きな泡は次々と水面に向かい、細かな泡と二人が水中に残る。抱き合って口づけたまま、互いの体温を確かめ合うように、身体をより密着させる。
舞の細い指が、水中で奏の股布をずらした。奏は口づけたまま、目を細める。

 ザブリと奏が水面から顔を出し、少し遅れて舞が正面に浮いてきた。
ぐぢゅ……ぬぢっ
「んっ♡チ……ンポ♡舞、舞……私っ♡」
「奏……♡私ね……あの時……こうしたかったの……♡」
腰をがっしり抑えて、ゆっくりゆっくり突き上げる。
「お゛っ♡ ……ん♡うん♡舞、まい……っ♡」
「みんなの……前でっ♡奏をっ♡んひ♡」
水中だと激しくは動かせない。
だが、それを補って余りある程、奏の膣はうねった。舞の肉棒は膨らんだ。
「だい……じょぶ♡つたわってた♡……つた……わってたっ♡」
奏の思い込みではなかった。

ーーあの日、私は皆の前で宣言されたのだ。『』と。
色鮮やかなまま残る、幸せな記憶。

 「奏♡かなでっ♡あいしてるっ♡」
舞らしくもない。本人に自覚はまだないが、奏の膣内で既に精液が漏れ始めていた。
「んほ♡まいっ♡わらし……もっ♡んひ♡イグ♡イグイグあいしてるっ♡」
水面で、奏の乳房がバチャバチャと波紋を起こしながら上下に暴れた。
精一杯膣を絞る。本格的に射精が始まった。
「お゛っ♡かなでっ♡チンポっ♡イグ♡でるでる゛っ♡い゛っ♡ ん゛んんんんんっ♡」
ぶびゅるるる! びゅびゅ、びゅーっ!
「んひぃぃぃぃっ♡マンコっ♡しあわせしあわせ♡イグイグ……イグん゛ああああっ!」
びゅびっ! ぶじゅ
水中に白く濁ったモヤが撒き散らされた。
「ふ♡ふひ♡……んん♡」
奏は必死で舞にしがみつく。舞も奏を離さない。そのまま、少しずつ身体を沈めていく。二人は少しの間、水中で余韻に浸っていた。

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