朝が来るまでキスをして。

35 条件反射

・


「んん・・・っ」



ヒカルちゃんの腕を俺の肩に回させ、身体を密着させながら後ろから手を入れる。

尻の割れ目を開いていくと小さく、声が上がった。



「スるわけじゃねんだから、気持ちヨくなっちゃダメだよ？」



ついさっきまで俺のが入っていたアナはまだ柔らかいままで、クニュッと挿し入れた俺の人差し指と中指をなんなく飲み込んでいく。

中は俺の吐き出した精液で濡れていて、それを掻き出すように少し広げた指でぐるっと掻き回すと耳元でふんふんと小さな啼き声が聞こえてきた。



「なにヤラシイ声出してんの(笑)」



「んや・・・はや、っく！終わってよ・・・っ」



んな事言われても(笑)

だったらちゃんとそう出来るように協力してもらわないとさあ。



「もうちょっと脚開けって。このままじゃこれ以上入んね」



恥ずかしいのかほんの少ししか開いてない脚の間じゃ、ケツの肉が邪魔をして進められない。

ま、あんまやり過ぎても大変だろうけどさ(笑)



「こ、う・・・？」



「そだね。そんくらいでイケるかな」



ゆっくり、肩幅より少し広いくらいまで脚を広げて俺を見つめる瞳は深く繋がっていたさっきまでの熱を取り戻したかのように揺れていて。



「あぁー・・・っんん」



動くようになった指を奥まで入れると、どうしたって気持ちヨさそうにしか聞こえない声が上がった。

そのまま更に指を開くと、トロリと、伝って来るものがある。



「出てきたよ、いっぱい(笑)」



「んんっ・・・ヘンな、感じ・・・ナガレく・・ごめ」



「なにが(笑)別に、コレ俺んだし。・・・それよか」



密着したカラダ。

反応があればすぐ分かる。



「あたってんだけど(笑) 後処理で勃たせんなよ。またされたいの？」



「条件、反射だよ・・・っそん、なトコ、触られたら」



「そ？じゃ、ほっといていいんだ？」



仕上げとばかりに絡み付いてくる内壁に沿ってグリッと指を回し、絡み付く滑った液を外に出した。



「ああっ」



俺の指がイイトコロに当たったのだろう。

バスルームにヒカルちゃんの喘ぎ声が響き、ぶるっとそのカラダが震えると俺の腹にあたるソレの先からヌメッとした滴りが落ちていた。

でもさ。



「こんなもんじゃない？ 結構出たよ(笑)」



なんかしてっても言われてないし。

俺はソレを放置することにした。




さあ、どうすんだろね？(笑)



・