6 / 9
最奥の寵愛
しおりを挟む
「警備が遠いと文句が出るほど遠くまで人払いしてある。声は殺さずともよい」
「ひああんっ!」
こりりと前立腺を押し潰すようにしながら擦りあげられ、たまらず高い声がもれる。
蕾の奥、指が襞肉を擦る感覚しか追えない。全ての服と下穿きを脱がされ、あられもない姿で乱れている恥ずかしさももうどこにも残っていない。
「あっ、あぅうっ、ひっあ、あんっ」
うつ伏せにされ、お尻を高く掲げるようにしていたが今はぺたりとベッドに倒れ伏してしまっている。
「ああ、よく解れたな」
「あ…っ」
「昨日は手加減したが、今夜は奥の初めてももらうぞ」
奥の初めて…。座学で無理やり教えられた閨教育にあった結腸責めというものの事かな?指が引き抜かれた蕾が、期待に早くとねだるようにひくひくしてしまう。
「どれ、今一度しっかり腰を浮かせよ」
ぐいっと腰を改めて高く掲げられると、くぱくぱとひくつく蕾に陛下の剛直が当てられる。
う、そ?!昨日より大きい?!
「ひっああぁああ?!!」
ゆっくりと優しく、だが痛みと恐怖と微かな擦られる心地よさの混ざった感覚。それから腰が逃げるのだが、陛下は逃さないとばかりに腰をしっかりと捉えて離してはくれない。
男性に抱かれるのは気持ち悪いけど、体は気持ち良かったと正直に打ち明けて事に及んだのだけど…。早まったかもしれないと後悔が頭を掠める。
解された蕾を潜り、どんどん奥まで穿かれる。まだ、奥まで入るの?結腸ってどこ?ああ、もう狂いそうなほどの熱と質量を受け入れているよ?!
「ひう?!」
「…っ、ふッふう。キツいな。結腸を抜けたらさらにキツそうだ」
コツコツと、何かに陛下の先端が当たっている。そこが結腸?
「首に腕を回していても、背中に腕を回していてもかまわん。爪を立ててもかまわんぞ」
さらりと乳首を撫で、僕が一息つくと陛下は腰を進めるのを再開なさった。
「…ひ!?ひぁあああん!??」
そこは解された蕾の時とまるで違う。意識が刈り取られそうになるような、痛みと圧迫感が全身を襲う。
「……っっ」
ぬっちゅっ。くぽっ。ぐちゅっ。くぽっ。ずちゅちゅっ、ずぼっ、ぐぷん、ずちゅっ。
ばちゅばちゅばちゅ…っ。
ゆっくり奥へ侵入した先が、結腸を潜るのを味わうようにゆっくり押し挿れらる。そしてゆっくり手前まで引き抜かれたかと思うと、改めて結腸を潜るのを繰り返すと激しく最奥を犯される。
僕は陛下の逞しい体にすがりつき、細切れになる喘ぎ声を上げてその激しく猛々しい欲望に飲まれる。
中でさらに太くなったペニスは、快感を覚え始めた前立腺まで良い具合に擦り始める。
「っひ、っあ、っあ、っふ、ぁっ」
「ん、くっ、ふっ、はっ」
「ぁああ…っ、イ…く…ッ、イくぅ…っ」
「とことん、気持ち、良くなれっ」
「っひあ………ッ」
ぐっ。陛下の先が当たる辺りの腹を手のひらで押されたかと思うと、精を放ちながら気を失うようにイってしまった。
僕の陛下の愛人としての生活はある日突然、陛下に組み敷かれて始まった。初めは気持ち悪かった体に寵愛を受ける事は、肌を重ねる毎に気持ち良くてたまらなくなった。
優しい方でもあったから、もしかしたら初めから陛下を慕っていたのかも知れない。
明け方前に目覚めると、陛下の腕に抱かれて眠っていた。とても満ち足りた、満足そうなお顔をなさっている。
仄かな明かりの中、そっと陛下の顔を伺うと何とも言えない幸福感が胸に満ちて来る。
◇◇◆
「ひゃっ?!」
身じろぎもせず陛下の寝顔を見つめていたつもりだが、気配でお起こししてしまったようだ。やわやわと臀肉を揉まれて驚きの声を上げてしまった。
「満足できなんだか?まだ朝まで時間はある。もう一度交わるか?」
「ひああんっ!」
こりりと前立腺を押し潰すようにしながら擦りあげられ、たまらず高い声がもれる。
蕾の奥、指が襞肉を擦る感覚しか追えない。全ての服と下穿きを脱がされ、あられもない姿で乱れている恥ずかしさももうどこにも残っていない。
「あっ、あぅうっ、ひっあ、あんっ」
うつ伏せにされ、お尻を高く掲げるようにしていたが今はぺたりとベッドに倒れ伏してしまっている。
「ああ、よく解れたな」
「あ…っ」
「昨日は手加減したが、今夜は奥の初めてももらうぞ」
奥の初めて…。座学で無理やり教えられた閨教育にあった結腸責めというものの事かな?指が引き抜かれた蕾が、期待に早くとねだるようにひくひくしてしまう。
「どれ、今一度しっかり腰を浮かせよ」
ぐいっと腰を改めて高く掲げられると、くぱくぱとひくつく蕾に陛下の剛直が当てられる。
う、そ?!昨日より大きい?!
「ひっああぁああ?!!」
ゆっくりと優しく、だが痛みと恐怖と微かな擦られる心地よさの混ざった感覚。それから腰が逃げるのだが、陛下は逃さないとばかりに腰をしっかりと捉えて離してはくれない。
男性に抱かれるのは気持ち悪いけど、体は気持ち良かったと正直に打ち明けて事に及んだのだけど…。早まったかもしれないと後悔が頭を掠める。
解された蕾を潜り、どんどん奥まで穿かれる。まだ、奥まで入るの?結腸ってどこ?ああ、もう狂いそうなほどの熱と質量を受け入れているよ?!
「ひう?!」
「…っ、ふッふう。キツいな。結腸を抜けたらさらにキツそうだ」
コツコツと、何かに陛下の先端が当たっている。そこが結腸?
「首に腕を回していても、背中に腕を回していてもかまわん。爪を立ててもかまわんぞ」
さらりと乳首を撫で、僕が一息つくと陛下は腰を進めるのを再開なさった。
「…ひ!?ひぁあああん!??」
そこは解された蕾の時とまるで違う。意識が刈り取られそうになるような、痛みと圧迫感が全身を襲う。
「……っっ」
ぬっちゅっ。くぽっ。ぐちゅっ。くぽっ。ずちゅちゅっ、ずぼっ、ぐぷん、ずちゅっ。
ばちゅばちゅばちゅ…っ。
ゆっくり奥へ侵入した先が、結腸を潜るのを味わうようにゆっくり押し挿れらる。そしてゆっくり手前まで引き抜かれたかと思うと、改めて結腸を潜るのを繰り返すと激しく最奥を犯される。
僕は陛下の逞しい体にすがりつき、細切れになる喘ぎ声を上げてその激しく猛々しい欲望に飲まれる。
中でさらに太くなったペニスは、快感を覚え始めた前立腺まで良い具合に擦り始める。
「っひ、っあ、っあ、っふ、ぁっ」
「ん、くっ、ふっ、はっ」
「ぁああ…っ、イ…く…ッ、イくぅ…っ」
「とことん、気持ち、良くなれっ」
「っひあ………ッ」
ぐっ。陛下の先が当たる辺りの腹を手のひらで押されたかと思うと、精を放ちながら気を失うようにイってしまった。
僕の陛下の愛人としての生活はある日突然、陛下に組み敷かれて始まった。初めは気持ち悪かった体に寵愛を受ける事は、肌を重ねる毎に気持ち良くてたまらなくなった。
優しい方でもあったから、もしかしたら初めから陛下を慕っていたのかも知れない。
明け方前に目覚めると、陛下の腕に抱かれて眠っていた。とても満ち足りた、満足そうなお顔をなさっている。
仄かな明かりの中、そっと陛下の顔を伺うと何とも言えない幸福感が胸に満ちて来る。
◇◇◆
「ひゃっ?!」
身じろぎもせず陛下の寝顔を見つめていたつもりだが、気配でお起こししてしまったようだ。やわやわと臀肉を揉まれて驚きの声を上げてしまった。
「満足できなんだか?まだ朝まで時間はある。もう一度交わるか?」
66
あなたにおすすめの小説
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった
cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。
一途なシオンと、皇帝のお話。
※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。
BLゲームの展開を無視した結果、悪役令息は主人公に溺愛される。
佐倉海斗
BL
この世界が前世の世界で存在したBLゲームに酷似していることをレイド・アクロイドだけが知っている。レイドは主人公の恋を邪魔する敵役であり、通称悪役令息と呼ばれていた。そして破滅する運命にある。……運命のとおりに生きるつもりはなく、主人公や主人公の恋人候補を避けて学園生活を生き抜き、無事に卒業を迎えた。これで、自由な日々が手に入ると思っていたのに。突然、主人公に告白をされてしまう。
普通の男の子がヤンデレや変態に愛されるだけの短編集、はじめました。
山田ハメ太郎
BL
タイトル通りです。
お話ごとに章分けしており、ひとつの章が大体1万文字以下のショート詰め合わせです。
サクッと読めますので、お好きなお話からどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる