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72話
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首輪を突っ張られるように見ず知らずの男の前に
出ると、恥ずかしそうにしながら顔を逸らした。
「アリスちゃん、ちゃんとご挨拶しないとダメ
だろ?」
「あぁっ………やっぁ……まって…」
男の前で尻を向けさせるとそこに指を突っ込ん
で広げてやる。
嫌がる仕草が色っぽく見える。
細身もあってか、ちんこさえ見なければ女性と
変わらないのだ。
「そいつ男だろ?」
「知らないんですか?男のココって女よりもず
っといい具合ですよ?試してみませんか?そ
れともまずは口でってのもいかがですか?」
「男はな~…女ならまだしも…」
「では、この子の口で5分でいかがですか?お
代は取りません。ただし5分でイったら…」
矢崎の言葉に載った男は陰にあるベンチに腰掛
けた。
この場所はいろんな人が青姦に使っていると聞
いている。
なのでそれが目的で来ている人も多いと聞く。
「さぁ~タイムを測るからしっかり働いてくれ
よ」
「まぁ~フェラって言ってもな~顔は可愛いが、
男だしな~俺、勃たないよ?」
「イったら料金、5分間イかなかったらイクまで
無料、行きまーす!」
矢崎のスタートの合図を聞いて優は目の前の男の
性器を口に含んだ。
何度も教えられた通りに勢いよく吸い上げる。
もちろん同時に舌で大きく裏筋を撫で上げるよう
に動かす。
矢崎に何度もされたように、練習通りにやってみ
たのだった。
練習相手はもっぱら矢崎だったせいか、なかなか
イってはくれなかった。
が、いざ見知らぬ男に始めてヤったが、すぐに口
の中に熱い飛沫が広がって来た。
口を離すと矢崎に大きく口を開けて中が見れるよ
うに広げる。
「お客さん、早かったですね?」
「こんな早くイったのは初めてだ…あんた尻も使
えるのか?」
「もちろんですよ。ただし…今からは料金を取り
ます」
「分かった、先か?それとも後か?」
「もちろん先に…アリス後ろを向きなさい」
黙って見上げたが、すぐの後ろを向いて尻を両手
で掴むと左右に広げて見せる。
「どうですか?ここは綺麗になってるので、何の
躊躇いも必要としませんよ?ただし、ゴムはし
っかりしてください」
「あぁ、始めてだからなっ…俺も病気はごめんだ
からな…」
男は最初は遠慮がちにアリスの腰を掴むとゆっく
り挿入を始めた。
内壁が吸い付くように絡み、入るごとにキツすぎ
ず、緩やかな締め付けが広がった。
そして全部入ると急に奥から手前にかけて畝るよ
うに引き締まる。
「うほほっ………なんだよ、これっ!…マジかよ」
本当なら挿入を繰り返したかったが、内壁が押し
寄せるように何度か刺激したせいか再び中に熱い
ものが出ていた。
「くっ………ぁっ………こりゃどーなってるんだ…
入れただけでイクなんて聞いてねーぞ…」
「もうイったんですか?」
いきなり問いかけられ流石に恥ずかしくなったのか、
男は財布を出すともう一回と強請った。
「いいですよ。まずはゴムを変えましょう」
「あぁ、そうだな…」
何度も練習させた甲斐はあった。
ただされるがままにイカされていては体力が持たない。
が、優はイカず、相手だけ先にイカせて仕舞えば何度
でもできるし、身体の負担も少ない。
そして、その分夢中になって腰を振りたくなるらしい。
次こそはと入れた瞬間一気に引き抜かれた。
再び入れただけで呆気なくイったようだったが、まぁ、
こっちにとってはいいカモだ。
「お客さん、またイっちゃった?」
「あぁ、流石にこんなはずではなかったんだがな…」
「みんなそういうもんですよ?気持ちよかったでしょ?
うちの子のココは最高でしょ?」
「あぁ、よかったな。今度も頼みたいくらいだ」
「またのお越しを」
矢崎の話術でそれほど疲れることもなく5500円を
稼いでみせたのだった。
一回千円、フェラに五百円と値段も安くお買得だ。
出ると、恥ずかしそうにしながら顔を逸らした。
「アリスちゃん、ちゃんとご挨拶しないとダメ
だろ?」
「あぁっ………やっぁ……まって…」
男の前で尻を向けさせるとそこに指を突っ込ん
で広げてやる。
嫌がる仕草が色っぽく見える。
細身もあってか、ちんこさえ見なければ女性と
変わらないのだ。
「そいつ男だろ?」
「知らないんですか?男のココって女よりもず
っといい具合ですよ?試してみませんか?そ
れともまずは口でってのもいかがですか?」
「男はな~…女ならまだしも…」
「では、この子の口で5分でいかがですか?お
代は取りません。ただし5分でイったら…」
矢崎の言葉に載った男は陰にあるベンチに腰掛
けた。
この場所はいろんな人が青姦に使っていると聞
いている。
なのでそれが目的で来ている人も多いと聞く。
「さぁ~タイムを測るからしっかり働いてくれ
よ」
「まぁ~フェラって言ってもな~顔は可愛いが、
男だしな~俺、勃たないよ?」
「イったら料金、5分間イかなかったらイクまで
無料、行きまーす!」
矢崎のスタートの合図を聞いて優は目の前の男の
性器を口に含んだ。
何度も教えられた通りに勢いよく吸い上げる。
もちろん同時に舌で大きく裏筋を撫で上げるよう
に動かす。
矢崎に何度もされたように、練習通りにやってみ
たのだった。
練習相手はもっぱら矢崎だったせいか、なかなか
イってはくれなかった。
が、いざ見知らぬ男に始めてヤったが、すぐに口
の中に熱い飛沫が広がって来た。
口を離すと矢崎に大きく口を開けて中が見れるよ
うに広げる。
「お客さん、早かったですね?」
「こんな早くイったのは初めてだ…あんた尻も使
えるのか?」
「もちろんですよ。ただし…今からは料金を取り
ます」
「分かった、先か?それとも後か?」
「もちろん先に…アリス後ろを向きなさい」
黙って見上げたが、すぐの後ろを向いて尻を両手
で掴むと左右に広げて見せる。
「どうですか?ここは綺麗になってるので、何の
躊躇いも必要としませんよ?ただし、ゴムはし
っかりしてください」
「あぁ、始めてだからなっ…俺も病気はごめんだ
からな…」
男は最初は遠慮がちにアリスの腰を掴むとゆっく
り挿入を始めた。
内壁が吸い付くように絡み、入るごとにキツすぎ
ず、緩やかな締め付けが広がった。
そして全部入ると急に奥から手前にかけて畝るよ
うに引き締まる。
「うほほっ………なんだよ、これっ!…マジかよ」
本当なら挿入を繰り返したかったが、内壁が押し
寄せるように何度か刺激したせいか再び中に熱い
ものが出ていた。
「くっ………ぁっ………こりゃどーなってるんだ…
入れただけでイクなんて聞いてねーぞ…」
「もうイったんですか?」
いきなり問いかけられ流石に恥ずかしくなったのか、
男は財布を出すともう一回と強請った。
「いいですよ。まずはゴムを変えましょう」
「あぁ、そうだな…」
何度も練習させた甲斐はあった。
ただされるがままにイカされていては体力が持たない。
が、優はイカず、相手だけ先にイカせて仕舞えば何度
でもできるし、身体の負担も少ない。
そして、その分夢中になって腰を振りたくなるらしい。
次こそはと入れた瞬間一気に引き抜かれた。
再び入れただけで呆気なくイったようだったが、まぁ、
こっちにとってはいいカモだ。
「お客さん、またイっちゃった?」
「あぁ、流石にこんなはずではなかったんだがな…」
「みんなそういうもんですよ?気持ちよかったでしょ?
うちの子のココは最高でしょ?」
「あぁ、よかったな。今度も頼みたいくらいだ」
「またのお越しを」
矢崎の話術でそれほど疲れることもなく5500円を
稼いでみせたのだった。
一回千円、フェラに五百円と値段も安くお買得だ。
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