俺が恋をした相手は

秋元智也

文字の大きさ
7 / 31

07 乱暴にされて

しおりを挟む
ホテルに着くと地下の駐車場へと入った。
そのまま直接フロントへと行くと部屋の鍵を渡されエレベーター
へと乗り込んだ。

「さぁ、どうぞ。」

部屋のドアを開けると抱き寄せられドアが閉まる音と共に抱き寄せ
られたまま唇を貪る様に吸われた。

頭がぼうっとなるくらい気持ちよくてあきらさんの首に腕を回すと
俺のズボンのチャックを開け留め具を外すと下着の中へと手が入っ
てくる。

あきらさんに触られるのは気持ちいい…いいけど…。

「ちょっと待って…俺、風呂入ってない!」
「いいよ、すぐに君を抱きたいんだ…だめかい?」
「でも…お願い、お風呂行かせて?中も洗いたいし…」
「なら、今日は俺が洗ってあげよう。いいだろう?」

あまりにあきらさんの様子がおかしいので不安ではあったが、一緒
にいられるのが嬉しくて気づかないふりをした。

「うん。」

一言頷くと、俺を抱き上げ風呂場へと向かう。
下着ごと脱がされ、上着も剥ぎ取られると俺もあきらさんを脱がせ、
一緒に風呂場へと入る。

湯を入れながら浴槽に粉を放り込む。
泡が一面に広がりなんとも不思議だった。

壁に手を着くと尻の中にあきらさんの指が入ってくる。
中に埋まったままの玩具を引きずり出すと満足そうに中を掻き回す。

「今日も入れててくれたんだね?友達といる時もずっとかい?」
「はい…あきらさんに貰ったモノだから…そんな俺はイヤでしたか?」

上目遣いに見上げると、あきらさんの嬉しそうな顔が返ってきた。

「稔は可愛いよ。すっごく好きだよ。」
「俺も…あきらさんの事、大好き♪」

抱きつくと足を片方持ち上げられ両手の指が数本ずつ入っていく。

「稔のここはもう、こんなに柔らかいんだね?洗うよ?」
「うん」

お湯を注ぐと徐々にお腹が張っていく。

ちゅぽんっ…バシャァァーーー。

いっぱいまで入ったまま貪る様にキスをされお尻からホースが抜け
ると内容物が容赦なく溢れ出してくる。
気にも留めずキスの余韻を楽しむと床でホースが暴れていた。

角度を変えて何度もすると首筋へとあきらさんの舌が移動し、乳首
を吸い上げる。

ぷっくりと膨らんでいる乳首は綺麗なピンク色をしていて、前より
格段に感度が良くなっているせいか少し触れるとピンッと膨らんで
主張し始める。

「可愛いね?こんなに立ってると、擦れるだけでも感じないのかい?」
「あきらさんに触られた時だけ…だから…」

ぼそっとつぶやいた言葉にあきらさんは驚き、シャワーで俺の身体を
流すと、腕を掴みベッドへと移動した。

まだ拭ききれてない身体は濡れていたが、気にも留めず押し倒された。

「今日は朝まで帰さないけど…いいかい?」
「あきらさん?」

泡のお風呂入りたかったなぁ~。
そんな事を思いながらいると股を左右に割られるとローションの冷たさ
が、ちんこの縁から後ろへと垂れていく。
一筋救いあげられると孔へと吸い込まれる様に指が押し込まれた。

あきらさんのザラザラした舌が乳首を何度も刺激し、両方を交互に吸わ
れる。
俺は気持ちよくてシーツを握り締める様に声を殺した。

「ここは、そんなにいいかい?」
「う、うん…でも、下に…あきらさんのが欲しい…」
「ふふふっ、やっぱり稔は可愛い子だ。じゃ~、ここに他のものをあげ
 ようか?」
「へっ…?あきらさ…ん?」

何を言っているのか分からず、言葉を止めた。
そしてあきらさんの手に握られているモノを見て、息を止めた。

いつも細いバイブだったので、難なく入っていたが、今目の前にあるの
はそんな生優しい物ではなかった。
エグい様な形をしていてまるでサボテンの様にイボイボが沢山付いてい
て、それが何練にも連なっている。
しかも真っ直ぐではないので弓形になっていて入れる時に角度を変えな
がら入れないと入っていかないだろう事も想像できた。

そして、最悪なのはスイッチが付いている事だった。
そう、動くのだ。

「あきらさん…俺…そんなのイヤです…」
「大丈夫だよ。きっと気持ちよくなるよ?」
「そんなの入れたら壊れちゃう…やめてっ…あきらさっ…いやぁっ!」

ガシッと足を掴まれると暴れる俺の太ももあたりに乗り押さえつけにかか
る。
冗談じゃない。あきらさんは何を考えているのだろう。

逃げようとしても力では敵わない。
無防備なお尻の中へと狂気が入ってくる。

最初は小さいが凹凸がエグいので周りのヒダに当たる度にジクジクと中が
疼いていく。

ずぶぶっ…ぐちゅっ…。

「はぁんっ…!いやぁぁっーーー…」
「稔、おとなしくしてくれないか?」
「そんなの嫌だ!入れないでぇーーー!」
「それは無理だな…今日は朝まで付き合ってくれるんだろう?」

あきらさんの狂気じみた声に言葉を失った。

ぐちゅっ、ぐちゅっ、ずちゃぁっ…。

奥へと沈んでいくソレは奥へ行けば行くほど痛みを伴った。

「痛い、痛いから、抜いて!あきらさんってば!」
「おとなしくしてれば気持ちいいから…ほらっ、力を抜いて?」
「抜いて…もういれない?」
「それは…」

ぐちゅっ…ズズズッ…。

「ひゃぁぁぁっーーー!!」
「ほらっ、全部入ったよ?大事なのはこれからだよ。」

手元にあるスイッチを入れる音がすると、中に収まっていた凶器が顔を
もたげて俺の中を暴れ出していた。

腕を掴まれうつ伏せにされると、自分では取り出す事も出来ず、涎を垂
らしながら声が枯れるほど叫んでいた。

腰が止まらない!
中で動くのに合わせて自分の意思とは反対に勝手に動き出す。
いや、動いていないと耐えられなかったのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

俺にだけ厳しい幼馴染とストーカー事件を調査した結果、結果、とんでもない事実が判明した

あと
BL
「また物が置かれてる!」 最近ポストやバイト先に物が贈られるなどストーカー行為に悩まされている主人公。物理的被害はないため、警察は動かないだろうから、自分にだけ厳しいチャラ男幼馴染を味方につけ、自分たちだけで調査することに。なんとかストーカーを捕まえるが、違和感は残り、物語は意外な方向に…? ⚠️ヤンデレ、ストーカー要素が含まれています。 攻めが重度のヤンデレです。自衛してください。 ちょっと怖い場面が含まれています。 ミステリー要素があります。 一応ハピエンです。 主人公:七瀬明 幼馴染:月城颯 ストーカー:不明 ひよったら消します。 誤字脱字はサイレント修正します。 内容も時々サイレント修正するかもです。 定期的にタグ整理します。 批判・中傷コメントはお控えください。 見つけ次第削除いたします。

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】

彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』 高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。 その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。 そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

姫ポジ幼馴染の貞操を全力で守っていたのに、いつの間にか立場が逆転して伸し掛かられた件

イセヤ レキ
BL
タイトル通りのお話しです。 ※全七話、完結済。

【完結】I adore you

ひつじのめい
BL
幼馴染みの蒼はルックスはモテる要素しかないのに、性格まで良くて羨ましく思いながらも夏樹は蒼の事を1番の友達だと思っていた。 そんな時、夏樹に彼女が出来た事が引き金となり2人の関係に変化が訪れる。 ※小説家になろうさんでも公開しているものを修正しています。

人気者の幼馴染が俺の番

蒸しケーキ
BL
佐伯淳太は、中学生の時、自分がオメガだと判明するが、ある日幼馴染である成瀬恭弥はオメガが苦手という事実を耳にしてしまう。そこから淳太は恭弥と距離を置き始めるが、実は恭弥は淳太のことがずっと好きで、、、 ※「二人で過ごす発情期の話」の二人が高校生のときのお話です。どちらから読んでも問題なくお読みいただけます。二人のことが書きたくなったのでだらだらと書いていきます。お付き合い頂けましたら幸いです。

お酒に酔って、うっかり幼馴染に告白したら

夏芽玉
BL
タイトルそのまんまのお話です。 テーマは『二行で結合』。三行目からずっとインしてます。 Twitterのお題で『お酒に酔ってうっかり告白しちゃった片想いくんの小説を書いて下さい』と出たので、勢いで書きました。 執着攻め(19大学生)×鈍感受け(20大学生)

【本編完結】黒歴史の初恋から逃げられない

ゆきりんご
BL
同性の幼馴染である美也に「僕とケッコンしよう」と告げた過去を持つ志悠。しかし小学生の時に「男が男を好きになるなんておかしい」と言われ、いじめにあう。美也に迷惑をかけないように距離を置くことにした。高校は別々になるように家から離れたところを選んだが、同じ高校に進学してしまった。それでもどうにか距離を置こうとする志悠だったが、美也の所属するバレーボール部のマネージャーになってしまう。 部員とマネージャーの、すれ違いじれじれラブ。

陰キャな俺、人気者の幼馴染に溺愛されてます。

陽七 葵
BL
 主人公である佐倉 晴翔(さくら はると)は、顔がコンプレックスで、何をやらせてもダメダメな高校二年生。前髪で顔を隠し、目立たず平穏な高校ライフを望んでいる。  しかし、そんな晴翔の平穏な生活を脅かすのはこの男。幼馴染の葉山 蓮(はやま れん)。  蓮は、イケメンな上に人当たりも良く、勉強、スポーツ何でも出来る学校一の人気者。蓮と一緒にいれば、自ずと目立つ。  だから、晴翔は学校では極力蓮に近付きたくないのだが、避けているはずの蓮が晴翔にベッタリ構ってくる。  そして、ひょんなことから『恋人のフリ』を始める二人。  そこから物語は始まるのだが——。  実はこの二人、最初から両想いだったのにそれを拗らせまくり。蓮に新たな恋敵も現れ、蓮の執着心は過剰なモノへと変わっていく。  素直になれない主人公と人気者な幼馴染の恋の物語。どうぞお楽しみ下さい♪

処理中です...