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私、ざまぁ系ヒロインに転生してしまったかも……!?
イレギュラーは勘弁して下さい!
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さて、ブートキャンプは無事無くなったけど。
そのブートキャンプがあやうく開催されそうになった原因である夜会練習会なお茶会は無くならない。
無我の境地へ至る為の修行の様な衣装選びや、悪役令嬢3人組のパートナー3人組の取り扱い注意点の確認やらは必須で。
体力は使わないけど精神力はガッツリ削られた気がする。
そしてブートキャンプこそなくなったけど、ダンスの練習は定期的に行われ、その度にミヒャエルが侯爵家を訪ねて来る様になった。
義父である侯爵家当主は基本屋敷には帰って来ないが、れっきとしたセイントランド聖国の貴族である義父が、フライハイト王国の貴族の縁者が屋敷に出入りしていると聞けば良い顔をしないのは間違いなく、ミヒャエルは二度目からは図書館裏口を利用して屋敷に出入りする様になり、使用人には厳しい箝口令が出た。
「あはは、フライハイト王国にしてみれば、セイントランド聖国と敵対しようとは全く思ってないんだけどね……。
そういう国だと知って来ているんだから特に気にしなくて良いよ」
そんな扱いをされるミヒャエルはと言えば、
「……にしてもこのケーキ? 美味しいよ。その気になれば店が出せるんじゃない?」
と、手製のレアチーズケーキタルトケーキに表情をほころばせている。
勿論ここは図書館の管理人専用のダイニング。
流石に侯爵家の坊ちゃまをここに通す訳にはいかなくて、閲覧室で食べてもらったけど。
「で、いよいよ明日だっけ、その茶会は」
「……そうね」
私はと言えば、私の明日の事で一杯一杯で、とてもスイーツを食べる余裕なんかない。
トビアスだけは覗き見た事があるものの、他二人は明日が初対面だ。
一応第二王子は王族の肖像として飾られた絵画で顔は知っているし、顔だけならゲームのジャケット絵をネットで見たことがあるから知っている、と言えば知っているんだけど。
でもね、本来なら学園入学まで顔を合わせないはずの攻略対象全員と早々に顔合わせしなくちゃならなくなるとか……。
乙女ゲームというからには隠しキャラとか居そうなものだけど、ちゃちいゲームだけあって、本当に攻略対象はこの三人しか居ない。
そしてその男共が全員ダメンズとか……。
ここが元ネタゲームではなく二次小説の世界なのがどう関係してくるかも分からない中のイレギュラーとか。
マジで勘弁して欲しい。
だって、話を聞いただけで興味持った第二王子とか……、さわ強制力の仕業かと肝が冷えたし。
まぁ、第二王子は女好きチャラ男キャラ枠だから、単に女漁りがしたいだけという線もあるけど。
「当日は僕も侯爵家からフィリーネと同じ馬車で公爵家に向かえば良いんだよな?」
「うん、お義姉様からはそう聞いてるよ」
「それじゃあ僕は明日のドレスアップしたフィリーネを楽しみに、今日はもう帰るとするよ」
と、その格好に相応しくない使用人出入り口に向かいながらも、ミヒャエルは何だかんだ格好良い。
……何せ孤児だと思ってたあの頃ですら、あの界隈の子にしてはイケメンだと思っていたからなぁ。
それが貴公子の格好して微笑んでるのよ?
……元日本人のアラサー干物女としてはさ、うっかりドキドキしちゃうワケよ。
あぁもう、既に茶会の事でドキドキしてるのに、これ以上心臓に負担かけてくれるな……!
直接の原因は薬の飲み間違いとはいえ生活習慣病で死んでるんだから、今世では身体に優しく生きたい。若い頃から心臓に負担はかけたくない……!
そのブートキャンプがあやうく開催されそうになった原因である夜会練習会なお茶会は無くならない。
無我の境地へ至る為の修行の様な衣装選びや、悪役令嬢3人組のパートナー3人組の取り扱い注意点の確認やらは必須で。
体力は使わないけど精神力はガッツリ削られた気がする。
そしてブートキャンプこそなくなったけど、ダンスの練習は定期的に行われ、その度にミヒャエルが侯爵家を訪ねて来る様になった。
義父である侯爵家当主は基本屋敷には帰って来ないが、れっきとしたセイントランド聖国の貴族である義父が、フライハイト王国の貴族の縁者が屋敷に出入りしていると聞けば良い顔をしないのは間違いなく、ミヒャエルは二度目からは図書館裏口を利用して屋敷に出入りする様になり、使用人には厳しい箝口令が出た。
「あはは、フライハイト王国にしてみれば、セイントランド聖国と敵対しようとは全く思ってないんだけどね……。
そういう国だと知って来ているんだから特に気にしなくて良いよ」
そんな扱いをされるミヒャエルはと言えば、
「……にしてもこのケーキ? 美味しいよ。その気になれば店が出せるんじゃない?」
と、手製のレアチーズケーキタルトケーキに表情をほころばせている。
勿論ここは図書館の管理人専用のダイニング。
流石に侯爵家の坊ちゃまをここに通す訳にはいかなくて、閲覧室で食べてもらったけど。
「で、いよいよ明日だっけ、その茶会は」
「……そうね」
私はと言えば、私の明日の事で一杯一杯で、とてもスイーツを食べる余裕なんかない。
トビアスだけは覗き見た事があるものの、他二人は明日が初対面だ。
一応第二王子は王族の肖像として飾られた絵画で顔は知っているし、顔だけならゲームのジャケット絵をネットで見たことがあるから知っている、と言えば知っているんだけど。
でもね、本来なら学園入学まで顔を合わせないはずの攻略対象全員と早々に顔合わせしなくちゃならなくなるとか……。
乙女ゲームというからには隠しキャラとか居そうなものだけど、ちゃちいゲームだけあって、本当に攻略対象はこの三人しか居ない。
そしてその男共が全員ダメンズとか……。
ここが元ネタゲームではなく二次小説の世界なのがどう関係してくるかも分からない中のイレギュラーとか。
マジで勘弁して欲しい。
だって、話を聞いただけで興味持った第二王子とか……、さわ強制力の仕業かと肝が冷えたし。
まぁ、第二王子は女好きチャラ男キャラ枠だから、単に女漁りがしたいだけという線もあるけど。
「当日は僕も侯爵家からフィリーネと同じ馬車で公爵家に向かえば良いんだよな?」
「うん、お義姉様からはそう聞いてるよ」
「それじゃあ僕は明日のドレスアップしたフィリーネを楽しみに、今日はもう帰るとするよ」
と、その格好に相応しくない使用人出入り口に向かいながらも、ミヒャエルは何だかんだ格好良い。
……何せ孤児だと思ってたあの頃ですら、あの界隈の子にしてはイケメンだと思っていたからなぁ。
それが貴公子の格好して微笑んでるのよ?
……元日本人のアラサー干物女としてはさ、うっかりドキドキしちゃうワケよ。
あぁもう、既に茶会の事でドキドキしてるのに、これ以上心臓に負担かけてくれるな……!
直接の原因は薬の飲み間違いとはいえ生活習慣病で死んでるんだから、今世では身体に優しく生きたい。若い頃から心臓に負担はかけたくない……!
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本日78を公開するにあたって気付きましたので、77を正規の内容に変え、78を公開しました。
大変失礼いたしました。77から再度お読みいただくと話がちゃんとつながります。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
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