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乙女ゲームからエスケープ! 留学します!
寮での一夜
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皆での協議の結果。
「治安的には問題ないはずだけど、一応風紀的な問題の防止にね」
と、カイとミヒャエルが一階のそれぞれ両端の部屋を使うことに。
間の四部屋を私達の侍女が使い。
上階の部屋を私、ロジーネお義姉様、ジークリンデ様、マルグリット様、ジョゼフィーネさんが使う事になった。
あ。ジョゼフィーネさんをジョゼフィーネ様呼びしてたら「私元はお嬢様じゃないからさ、様とか呼ばれると何か痒くなるから。
いっその事呼び捨てでも良いよ」
と言われたものの、流石にいきなり呼び捨てにはしづらく、さん呼びする事になった。
ついでに私もじゃぁ、と様呼びをやめて貰った。
「そうねぇ、国も出たし私達も様呼びされているのもちょっと……ねぇ?」
「ああ、私達もさん呼びで頼むよ」
と、マルグリット様――改めマルグリットさん達が言うので、カイやデリア、ギーゼラにリーゼロッテの使用人ズは恐れ多いと最初は戸惑っていたけれど、そこはお嬢様方がらしい我儘を発動し、押し通していた。
私に割り当てられた二階の一番西側の部屋。
南はベランダに出られる掃き出し窓、西は小さなはめ殺しの窓が付いている。
家具はシンプルにベッドと勉強机に本棚やクローゼット等の収納が備え付けられ、手洗い場とシャワーの扉が出入り口側にある。
寛ぐのは居間でやれと言う事なのだろう、ソファ等の類は見当たらない。
代わりに勉強机はとても広々とした大きな天板の物が置かれ、ベッドもシングルサイズながら十分な大きさのある物が配置されている。
ベッドサイドにある小机に置かれた灯りの傘には可愛らしい絵が描かれたお洒落な物。
よく見れば机の引き出しなどにも飾り彫りが施されていたりして、とても素敵な部屋だ。
私は早速荷解きを始めた。
私はあまり荷物は持ってこなかったから、いくらかの本と洋服を収納に詰め、日用品をささっと配置すれば片付けはすぐに終わる。
そうなれば手持ち無沙汰になって、居間へと移動する。
「おや、随分とお早い」
居間ではカイが一人寛いでいた。
荷物の多いお嬢様方と、それを手伝う侍女達はまだ部屋で片付けの真っ最中。
「流石に男の私がお嬢様の荷物の片付けを手伝う訳にはいきませんからね……。本やら日用品ならばまだしも、お着替えなどもありますから……」
それでもジークリンデさんやロジーネ義姉さんに比べれば荷物の少なかったマルグリットさんは、ミヒャエルとジョゼフィーネさんに次いで出てきたけれど。
「それじゃ夕飯を食べに行こうか」
皆が居間に出てくるのを待って、一緒に家の施錠をし、共同棟へ向かう。
夕飯時だけあって、共同棟へ向かう人が多く居る。
既に食べ終え戻ってくる人も。
「今日のメニューは何だった?」
「日替わりメニューはAセットがチキンソテー、Bセットが肉野菜炒めだったぞ」
「あ~、そりゃ早く行かないとチキンソテーが売り切れそうだな。
野菜炒めも美味いんだけどやっぱりちょっと物足りないよな」
寮の食堂はカフェテリア形式で、2種類あるメインのおかずから好きな方を選び、副菜は基本一緒、汁物と主食を自分の好きなだけ盛り付けられるというシステム。
水とお茶はテーブル各所に置かれ、セルフで注ぐ仕様だ。
因みに今日の副菜は卵サラダとキャベツのおひたし、デザートにリンゴ。
スープはトマトスープ。
パンは丸パンと食パン、白米。
どれも美味しく頂き、私達の寮生活の初日はそうして過ぎていった。
「治安的には問題ないはずだけど、一応風紀的な問題の防止にね」
と、カイとミヒャエルが一階のそれぞれ両端の部屋を使うことに。
間の四部屋を私達の侍女が使い。
上階の部屋を私、ロジーネお義姉様、ジークリンデ様、マルグリット様、ジョゼフィーネさんが使う事になった。
あ。ジョゼフィーネさんをジョゼフィーネ様呼びしてたら「私元はお嬢様じゃないからさ、様とか呼ばれると何か痒くなるから。
いっその事呼び捨てでも良いよ」
と言われたものの、流石にいきなり呼び捨てにはしづらく、さん呼びする事になった。
ついでに私もじゃぁ、と様呼びをやめて貰った。
「そうねぇ、国も出たし私達も様呼びされているのもちょっと……ねぇ?」
「ああ、私達もさん呼びで頼むよ」
と、マルグリット様――改めマルグリットさん達が言うので、カイやデリア、ギーゼラにリーゼロッテの使用人ズは恐れ多いと最初は戸惑っていたけれど、そこはお嬢様方がらしい我儘を発動し、押し通していた。
私に割り当てられた二階の一番西側の部屋。
南はベランダに出られる掃き出し窓、西は小さなはめ殺しの窓が付いている。
家具はシンプルにベッドと勉強机に本棚やクローゼット等の収納が備え付けられ、手洗い場とシャワーの扉が出入り口側にある。
寛ぐのは居間でやれと言う事なのだろう、ソファ等の類は見当たらない。
代わりに勉強机はとても広々とした大きな天板の物が置かれ、ベッドもシングルサイズながら十分な大きさのある物が配置されている。
ベッドサイドにある小机に置かれた灯りの傘には可愛らしい絵が描かれたお洒落な物。
よく見れば机の引き出しなどにも飾り彫りが施されていたりして、とても素敵な部屋だ。
私は早速荷解きを始めた。
私はあまり荷物は持ってこなかったから、いくらかの本と洋服を収納に詰め、日用品をささっと配置すれば片付けはすぐに終わる。
そうなれば手持ち無沙汰になって、居間へと移動する。
「おや、随分とお早い」
居間ではカイが一人寛いでいた。
荷物の多いお嬢様方と、それを手伝う侍女達はまだ部屋で片付けの真っ最中。
「流石に男の私がお嬢様の荷物の片付けを手伝う訳にはいきませんからね……。本やら日用品ならばまだしも、お着替えなどもありますから……」
それでもジークリンデさんやロジーネ義姉さんに比べれば荷物の少なかったマルグリットさんは、ミヒャエルとジョゼフィーネさんに次いで出てきたけれど。
「それじゃ夕飯を食べに行こうか」
皆が居間に出てくるのを待って、一緒に家の施錠をし、共同棟へ向かう。
夕飯時だけあって、共同棟へ向かう人が多く居る。
既に食べ終え戻ってくる人も。
「今日のメニューは何だった?」
「日替わりメニューはAセットがチキンソテー、Bセットが肉野菜炒めだったぞ」
「あ~、そりゃ早く行かないとチキンソテーが売り切れそうだな。
野菜炒めも美味いんだけどやっぱりちょっと物足りないよな」
寮の食堂はカフェテリア形式で、2種類あるメインのおかずから好きな方を選び、副菜は基本一緒、汁物と主食を自分の好きなだけ盛り付けられるというシステム。
水とお茶はテーブル各所に置かれ、セルフで注ぐ仕様だ。
因みに今日の副菜は卵サラダとキャベツのおひたし、デザートにリンゴ。
スープはトマトスープ。
パンは丸パンと食パン、白米。
どれも美味しく頂き、私達の寮生活の初日はそうして過ぎていった。
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本日78を公開するにあたって気付きましたので、77を正規の内容に変え、78を公開しました。
大変失礼いたしました。77から再度お読みいただくと話がちゃんとつながります。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
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