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乙女ゲームからエスケープ! 留学します!
オリエンテーション - その1 -〈学校編〉
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昇降口入ってすぐに職員室が目の前。
他に小会議室と用務室が玄関ホールを囲い、職員室の奥には校長室と理事長室が並び、用務室の奥には事務室と警備室が並ぶ。
小会議室の隣は大教室。扉が開いていてちらりと中を見た限り、大学の大教室の様にずらりと段状に机が並ぶ様子が伺い知れた。
私達が誘導されたのは、理事長室の更に奥。
一学年から三学年まで、それぞれAクラスからEクラスの三部屋✕五部屋。
手前から一年Aクラス、一番奥が三年Eクラスの並びだ。
こちらの教室は、学校と聞いて大半の人が思い浮かべるだろう、前に黒板と教壇があり、個々人の机が整然と並ぶ。教室の後ろには縦長タイプの鍵付きのロッカーが、机の数と同じだけ用意されている。
まぁ、黒板と言ってもチョークで板書する濃緑の板ではなくホワイトボードにペンで書くタイプだとか。
机がパイプ足に天板がついただけの物ではなく。
かと言って入学シーズン前に家具屋に並ぶ子供用学習机タイプでもなく。
強いて言えばオフィスにありそうな事務机タイプの物で、天板は広く、小なりとはいえ引き出しも付いた机。
その分、机を移動しようとすれば大人が男性でも二人がかりの仕事なのでは? と、そう思う。
席順は前のボードに名が記してある。
それぞれ視力や座高なども考慮された席順らしく、名前の順や成績順ではなさそうだ。
故に、同じクラスになったとはいえ流石に私達も教室内でまで固まってはいさせて貰えないようで。
「さぁ、皆さん席に着いて!
早速オリエンテーションを始めていくわよ!
まずは基本中の基本、自己紹介から始めましょうか!」
ポッチャリ系のおばちゃんは、どうやらおっとり系……ではなく中々パワフルな方……らしい。
私の右隣の女の子は、
「ヘレナ=エーデンです。見て分かる通り、兎獣人で、リオン帝国の出身です。
私の実家の本家はリオン帝国ではそこそこの商家で、リオン帝国各国に支店があります。
本店はラットリア王国にあるのですが、私の実家はその分家の分家。
リオン帝国内を転々としていまして……、どこ出身、って言われたらリオン帝国としか言えないんですが……」
と自己紹介をした。
私の左隣りの男の子は、
「ファビアン=アンカー、人族だ。
ペロー公国大公の三男坊。
言っておくが、俺は余計なお家騒動を起こすつもりはサラサラない。
俺の役に立つ者なら男女関係なく歓迎するが、寄生するだけが目的の奴には容赦はしないから、先に言っておく」
と、まるで周囲を威嚇するかの如く威圧しつつの自己紹介を。
私の真後ろの女の子は、
「イェニー=ドナート。ドワーフ族、ウィルスミス王国出身。以上」
……と、こちらは言葉少なに。その口調はファビアン君の様に威圧的ではないのだけれど、どこか不機嫌そう。
この世界のドワーフ族の女性に共通した特徴として、背は低め、ポッチャリ系の外観なのだけど、しかめっ面をしているせいで……どうも悪役女子プロレスラーの様な……。
しかも何故か私、睨まれてる……?
いや、私だけじゃないな、チラチラとロジーネ義姉さんやジークリンデさん達にもあまり好意的ではない視線を向けている。
私達、彼女を怒らせるような事を何かしたっけ……?
思いつく限りではないけれど、何せここは国際学校。
そして私達セイントランド聖国が見事なまでの井の中の蛙と知れた今、他では常識でも私達だけ知らずに何か失礼に当たる事をしてしまったかもしれない。
後で本人に聞くか、無理そうならミヒャエルあたりにでも聞いてみるか……。
他に小会議室と用務室が玄関ホールを囲い、職員室の奥には校長室と理事長室が並び、用務室の奥には事務室と警備室が並ぶ。
小会議室の隣は大教室。扉が開いていてちらりと中を見た限り、大学の大教室の様にずらりと段状に机が並ぶ様子が伺い知れた。
私達が誘導されたのは、理事長室の更に奥。
一学年から三学年まで、それぞれAクラスからEクラスの三部屋✕五部屋。
手前から一年Aクラス、一番奥が三年Eクラスの並びだ。
こちらの教室は、学校と聞いて大半の人が思い浮かべるだろう、前に黒板と教壇があり、個々人の机が整然と並ぶ。教室の後ろには縦長タイプの鍵付きのロッカーが、机の数と同じだけ用意されている。
まぁ、黒板と言ってもチョークで板書する濃緑の板ではなくホワイトボードにペンで書くタイプだとか。
机がパイプ足に天板がついただけの物ではなく。
かと言って入学シーズン前に家具屋に並ぶ子供用学習机タイプでもなく。
強いて言えばオフィスにありそうな事務机タイプの物で、天板は広く、小なりとはいえ引き出しも付いた机。
その分、机を移動しようとすれば大人が男性でも二人がかりの仕事なのでは? と、そう思う。
席順は前のボードに名が記してある。
それぞれ視力や座高なども考慮された席順らしく、名前の順や成績順ではなさそうだ。
故に、同じクラスになったとはいえ流石に私達も教室内でまで固まってはいさせて貰えないようで。
「さぁ、皆さん席に着いて!
早速オリエンテーションを始めていくわよ!
まずは基本中の基本、自己紹介から始めましょうか!」
ポッチャリ系のおばちゃんは、どうやらおっとり系……ではなく中々パワフルな方……らしい。
私の右隣の女の子は、
「ヘレナ=エーデンです。見て分かる通り、兎獣人で、リオン帝国の出身です。
私の実家の本家はリオン帝国ではそこそこの商家で、リオン帝国各国に支店があります。
本店はラットリア王国にあるのですが、私の実家はその分家の分家。
リオン帝国内を転々としていまして……、どこ出身、って言われたらリオン帝国としか言えないんですが……」
と自己紹介をした。
私の左隣りの男の子は、
「ファビアン=アンカー、人族だ。
ペロー公国大公の三男坊。
言っておくが、俺は余計なお家騒動を起こすつもりはサラサラない。
俺の役に立つ者なら男女関係なく歓迎するが、寄生するだけが目的の奴には容赦はしないから、先に言っておく」
と、まるで周囲を威嚇するかの如く威圧しつつの自己紹介を。
私の真後ろの女の子は、
「イェニー=ドナート。ドワーフ族、ウィルスミス王国出身。以上」
……と、こちらは言葉少なに。その口調はファビアン君の様に威圧的ではないのだけれど、どこか不機嫌そう。
この世界のドワーフ族の女性に共通した特徴として、背は低め、ポッチャリ系の外観なのだけど、しかめっ面をしているせいで……どうも悪役女子プロレスラーの様な……。
しかも何故か私、睨まれてる……?
いや、私だけじゃないな、チラチラとロジーネ義姉さんやジークリンデさん達にもあまり好意的ではない視線を向けている。
私達、彼女を怒らせるような事を何かしたっけ……?
思いつく限りではないけれど、何せここは国際学校。
そして私達セイントランド聖国が見事なまでの井の中の蛙と知れた今、他では常識でも私達だけ知らずに何か失礼に当たる事をしてしまったかもしれない。
後で本人に聞くか、無理そうならミヒャエルあたりにでも聞いてみるか……。
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本日78を公開するにあたって気付きましたので、77を正規の内容に変え、78を公開しました。
大変失礼いたしました。77から再度お読みいただくと話がちゃんとつながります。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
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