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乙女ゲームからエスケープ! 留学します!
魔法学
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「私は必修科目の魔法学、その総括をするジルケだ」
そう担当の教員が最初に自己紹介するのは、他の必修科目でも変わらなかった。
しかし、その担当の教員の他にも教員らしい大人が六人も並んでいる。
教室は他の授業で使っているのと変わらない、小教室の人部屋だから、妙に圧迫感がある。
特に前に並ぶ教員の一人が、昭和時代のスポ根漫画にでも登場しそうなマッチョ体育教師みたいな見た目なせいも相まって、何と言うか暑苦しい。
「私は地属性を担当する、ゲルト=アーレだ、よろしく」
……うん、よくいるサラリーマン風の男性、としか。
「水属性担当のクヌート=ベレントです。」
こちらは一瞬性別がどちらか迷う中性的な美形さん。名前もそうだし、声が低いから男性なんだろうな。
「火属性を担当致す、オスヴィン=ファーナーでこざる。基本どの属性にも言える事ではあるが、特に火は扱いを間違えると大事になりやすい。
故に、巫山戯ることなく真面目に授業に取り組む様、心掛けて欲しい」
……おお、マッチョはやっぱり火属性……だけど口調はまるでサムライ。見た目はちょんまげでも裃でもなく、刀も下げてないからサムライ要素はゼロなんだけど。
「風属性を担当するアウレール=フライ。今年教師になったばかりで慣れない事もあるけど、頑張るんで、よろしくね~♪」
これは……また。なんか軟派なチャラ男臭のする男だな……。
「光属性を担当するヘルミーナよ。光属性の子は珍しいから、お仕事があるのは久しぶりなの。よろしくね」
こちらはおっとり天然系。光属性持ちって天然さんが多いとは聞くけど。
「闇属性担当だ。……私も生徒を持つのは久々だな。今回も一人だと聞く。まぁ、仲良くやっていこうや」
こちらは……姐さん、と思わず呼びたくなるような。そんな女性教師だ。
「魔法学の基礎座学は基本私、ジルケが行う。これは全員共通で受けてもらうが、実技は属性の適性がなければ意味がない。
よって、持っている属性と、その適性を見てどの教師にどれだけ時間を割くか。
各個人、そして教師と相談しつつ決めていく。
一応事前に属性については書類を提出して貰ってはいるが、担当教師の前で改めて測らせてもらう。
これはあくまで今後の授業の進め方の参考にする為のもので、成績等には一切影響する事はない。
あんまり気負わず、気を楽にして受けて欲しい」
「よろしくお願いします。本日の鑑定を行います、ハッセ=ミュラーと申します。この学園都市の教会の司教をしております。
エーテル石の売買のみならず、神や精霊に感謝申し上げたい際など、ご遠慮なくお気軽に教会に足を運んでいただけると幸いですが……。
本日は授業の為の鑑定が優先でございますのでね、では前の席にお座りの方から順にどうぞ」
最後の一人は……どうも衣装が……と思ったら神職の方だった。
しかも、この国の六候爵の姓を名乗っている。
セイントランド聖国では考えられない程に神職らしい穏やかな笑みを浮かべる丸メガネのおじさんは、見覚えのある玉を取り出し、教壇の上に置く。
「では、まずはヘレナ=エーデンさん、どうぞ」
一番前の、私と同じ列の私と逆の端に座っていた子の名が呼ばれる。
「はい!」
そして玉の上に手をかざす。
「……はい、風属性、魔力量は中ですね」
同じ様に順にクラスメイトの名が呼ばれ、鑑定結果を告げられている。
基本、既知の結果が告げられている様で、自分の結果に驚く様な子は居ない。
ただ、大半が一属性かニ属性持ちで、魔力量も多くて中と告げられている。
その属性も大半が地水火風の四属性のどれかが大半。
「フィリーネ=コルネリウスさん。……ああ、貴女はこちらの道具での鑑定をお願いします」
そして、教壇の上の物とは別に、私の机の上にそれより少しサイズの大きな物を置いた。
……うん、セイントランド聖国のフライハイト大使館の教会で、普通の道具じゃ壊れるって言われたしな。
こうなるのは覚悟していたけど、ロジーネ義姉さん達以外のクラスメイトからの視線が痛い……!
「……はぁ、書類で事前に知らされていたのですけれど。
この結果はやはり驚きますね」
全属性、魔力量は特大と。
告げたハッセさんの言葉に、クラスがどよめいた。
そう担当の教員が最初に自己紹介するのは、他の必修科目でも変わらなかった。
しかし、その担当の教員の他にも教員らしい大人が六人も並んでいる。
教室は他の授業で使っているのと変わらない、小教室の人部屋だから、妙に圧迫感がある。
特に前に並ぶ教員の一人が、昭和時代のスポ根漫画にでも登場しそうなマッチョ体育教師みたいな見た目なせいも相まって、何と言うか暑苦しい。
「私は地属性を担当する、ゲルト=アーレだ、よろしく」
……うん、よくいるサラリーマン風の男性、としか。
「水属性担当のクヌート=ベレントです。」
こちらは一瞬性別がどちらか迷う中性的な美形さん。名前もそうだし、声が低いから男性なんだろうな。
「火属性を担当致す、オスヴィン=ファーナーでこざる。基本どの属性にも言える事ではあるが、特に火は扱いを間違えると大事になりやすい。
故に、巫山戯ることなく真面目に授業に取り組む様、心掛けて欲しい」
……おお、マッチョはやっぱり火属性……だけど口調はまるでサムライ。見た目はちょんまげでも裃でもなく、刀も下げてないからサムライ要素はゼロなんだけど。
「風属性を担当するアウレール=フライ。今年教師になったばかりで慣れない事もあるけど、頑張るんで、よろしくね~♪」
これは……また。なんか軟派なチャラ男臭のする男だな……。
「光属性を担当するヘルミーナよ。光属性の子は珍しいから、お仕事があるのは久しぶりなの。よろしくね」
こちらはおっとり天然系。光属性持ちって天然さんが多いとは聞くけど。
「闇属性担当だ。……私も生徒を持つのは久々だな。今回も一人だと聞く。まぁ、仲良くやっていこうや」
こちらは……姐さん、と思わず呼びたくなるような。そんな女性教師だ。
「魔法学の基礎座学は基本私、ジルケが行う。これは全員共通で受けてもらうが、実技は属性の適性がなければ意味がない。
よって、持っている属性と、その適性を見てどの教師にどれだけ時間を割くか。
各個人、そして教師と相談しつつ決めていく。
一応事前に属性については書類を提出して貰ってはいるが、担当教師の前で改めて測らせてもらう。
これはあくまで今後の授業の進め方の参考にする為のもので、成績等には一切影響する事はない。
あんまり気負わず、気を楽にして受けて欲しい」
「よろしくお願いします。本日の鑑定を行います、ハッセ=ミュラーと申します。この学園都市の教会の司教をしております。
エーテル石の売買のみならず、神や精霊に感謝申し上げたい際など、ご遠慮なくお気軽に教会に足を運んでいただけると幸いですが……。
本日は授業の為の鑑定が優先でございますのでね、では前の席にお座りの方から順にどうぞ」
最後の一人は……どうも衣装が……と思ったら神職の方だった。
しかも、この国の六候爵の姓を名乗っている。
セイントランド聖国では考えられない程に神職らしい穏やかな笑みを浮かべる丸メガネのおじさんは、見覚えのある玉を取り出し、教壇の上に置く。
「では、まずはヘレナ=エーデンさん、どうぞ」
一番前の、私と同じ列の私と逆の端に座っていた子の名が呼ばれる。
「はい!」
そして玉の上に手をかざす。
「……はい、風属性、魔力量は中ですね」
同じ様に順にクラスメイトの名が呼ばれ、鑑定結果を告げられている。
基本、既知の結果が告げられている様で、自分の結果に驚く様な子は居ない。
ただ、大半が一属性かニ属性持ちで、魔力量も多くて中と告げられている。
その属性も大半が地水火風の四属性のどれかが大半。
「フィリーネ=コルネリウスさん。……ああ、貴女はこちらの道具での鑑定をお願いします」
そして、教壇の上の物とは別に、私の机の上にそれより少しサイズの大きな物を置いた。
……うん、セイントランド聖国のフライハイト大使館の教会で、普通の道具じゃ壊れるって言われたしな。
こうなるのは覚悟していたけど、ロジーネ義姉さん達以外のクラスメイトからの視線が痛い……!
「……はぁ、書類で事前に知らされていたのですけれど。
この結果はやはり驚きますね」
全属性、魔力量は特大と。
告げたハッセさんの言葉に、クラスがどよめいた。
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本日78を公開するにあたって気付きましたので、77を正規の内容に変え、78を公開しました。
大変失礼いたしました。77から再度お読みいただくと話がちゃんとつながります。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
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